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2007年12月の10件の記事

2007/12/20

『飲酒運転』の定義を変えよう

3児死亡で危険運転罪見送り 福岡地裁、業過致死適用か
2007年12月18日13時32分

 福岡市東区で06年8月、幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死傷などの罪に問われた元同市職員今林大(ふとし)被告(23)について、福岡地裁は18日、予備的訴因として業務上過失致死傷罪と道路交通法違反(酒気帯び運転)を追加するよう検察側に命じた。検察側は危険運転致死傷罪と道交法違反(ひき逃げ)の併合罪で最高刑の懲役25年を求刑していたが、地裁は危険運転致死傷罪の適用は困難と判断したとみられる。

 危険運転致死傷罪(最高刑懲役20年)とひき逃げとの併合罪は最高刑が懲役25年。これに対し、業務上過失致死傷(同5年)と酒気帯び運転、ひき逃げの併合罪は同7年6カ月(今年6月の法改正で15年に引き上げ)。適用できる最高刑に3倍以上の開きがある。

 変更命令について、検察側は「適切に対応したい」としているが、応じない場合、地裁は危険運転致死傷罪については無罪を言い渡すとみられる。検察側は予備的訴因の追加に応じるか、それとも危険運転致死傷罪について補充して立証できるかを検討する。

 事故直後の飲酒検知で今林被告から検出されたアルコールの濃度は、酒気帯び運転の水準にとどまる呼気1リットル当たり0.25ミリグラムだった。

 このため、公判では今林被告が事故当時、危険運転致死傷罪の適用要件である「アルコールなどの影響で正常な運転が困難な状態」だったかどうかが争点になった。

 検察側は、今林被告は事故前に多量の酒を飲んで泥酔状態だったと指摘。事故直前まで急ブレーキなど衝突を避ける措置もとっておらず、「飲酒の影響で正常な運転ができない状態だったことは明らかだ」と主張していた。

 被告、弁護側は事故前に酒を飲んだことは認めながら、「正常な運転ができないほどではなかった」と反論していた。

 起訴状によると、今林被告は06年8月25日夜、酒を飲んで乗用車を運転し、福岡市東区の海の中道大橋で、大上哲央さん(34)のRVに追突。海に転落させて逃走し、大上さんの長男紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4)、次男倫彬(ともあき)ちゃん(同3)、長女紗彬(さあや)ちゃん(同1)を水死させ、大上さん夫妻に軽傷を負わせたとされる。

    ◇

 訴因変更 検察官が公判の途中で、起訴状に記載した事実の範囲内で該当する罪名を変更したり追加したりすること。裁判所は訴因に対してしか判断できないが、刑事訴訟法は、審理の経過をみて適当と認めたときには検察官に訴因変更を命じられると定めている。例えば、ほかの訴因に変更すれば明らかに有罪なのに、検察官の主張する訴因のままだと無罪になると判断した場合などに変更を命じるケースなどが想定されている。ただし、検察官は命令に従わなくても構わないとされる。

asahi.com

また飲酒に関わる交通事故の裁判。事故当時の加害者の心身の状態が争点になっているわけだが、

被告、弁護側は事故前に酒を飲んだことは認めながら、「正常な運転ができないほどではなかった」と反論していた。

ってのは、ロジックとしてどうなんだろうと思う。

確かに、この事故の加害者は事故直後、被害者救助を放棄して現場から逃げ出しただけでなく、自分が飲酒運転である事から知人に携帯電話で身代わりを頼んだり、水を持ってきてもらってアルコール検査の前にそれを飲み、証拠隠滅を計ったりした事が報じられている。あえて皮肉を言わせてもらえば、それだけ色々と自己保身を画策できたのだから、弁護側が言うように「正常な運転ができないほど」酔っぱらってはいなかったのかもしれない。

しかし基本的に、お酒を飲んだら人間の身体は何らかの影響を受ける。その状態では正常な運転をすることができないからこそ、飲酒運転というのは罰せられるのではないか?

危険運転致死傷罪の適用に必要な要件の「アルコールなどの影響で正常な運転が困難な状態」とは、道路交通法でいうところの酒酔い運転にあたる。道路交通法において飲酒運転は『酒酔い運転』と『酒気帯び運転』の2段階に分類され、酒気帯び運転はさらに呼気中アルコール濃度が『呼気1リットル当たり0.25ミリグラム』以上か以下かで違反点数が変わる。どういう理由でこのようなランク分けがあるのかは知らないが、今回のような裁判の報道を見ると、やはり飲酒運転の定義そのものを変えるべきではないかと思う。

飲酒運転は程度の差があっても酒酔い運転で、これすなわち危険運転である。

これくらい単純、厳格にやっていいんじゃないか?

上記記事では事故直後に警察がアルコール検査を行ったことになっているが、事故発生から30分以上経ってからという報道もある(追記:08/01/09の朝日新聞朝刊社説によると『事故から1時間近くたってから』との事)。事故後の加害者の行動を考えると、後者の方が信憑性が高く、当然アルコール濃度も事故時はもっと高かった事が予想できる。飲酒運転事故が厳罰化されてから、アルコール濃度を下げる時間稼ぎの為のひき逃げが増えたそうだが、やはりそういった意味からも、飲酒運転の定義は単純化するべきではないだろうか。このままだとこれからも、今回のような被害者遺族にとって辛い裁判が起きるに違いない。

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2007/12/14

もったいない人材

昨日の朝日新聞の夕刊に、『ワンクリック詐欺、巧妙化』という記事が載っていた。オレオレ詐欺、架空請求、ワンクリック詐欺と、この手の犯罪報道を見る度に、不謹慎かもしれないがいつも思う事がある。それは、

なんでこれらの犯罪者たちは、その発想力、行動力、大胆さ、勤勉さを、真っ当な事業を興すことに向けられないのかなぁ。

という事だ。別に犯罪に手を染めなくても十分にやっていけると思うのだが。そうすれば日陰の身として逮捕におびえる事もなく、お天道様の下、大手を振って歩ける訳だし、場合に寄っては世間から賞賛されるような事もやってのけるかもしれない。その方が絶対に人生有意義だろうに。そう考えると、社会的に見ていろんな意味で大きな損失だといえなくもない。悪の組織の皆さん、その才能の使い方、考え直しては如何でしょうか? 

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2007/12/13

不可解な不起訴

娘の無念晴らしたい 岡山女性死亡事故 検審3度申し立て
父親懸命の訴え 21日公訴時効

 岡山市で2002年、同市横井上、短大生中桐裕子さん=当時(19)=が飲酒運転の車にはねられ、死亡した事故で、運転者に対する3回の不起訴処分に対し、中桐さんの両親が岡山検察審査会へ異例の3度目の申し立てをしている。業務上過失致死罪の公訴時効(5年)が21日に迫る中、「娘の無念が晴らせるよう、最後までやれるだけのことをしたい」と、懸命の訴えを続けている。

 「どうか公平公正な審査をお願いします」。両親からの申し立てを受け5日、岡山市で開かれた同審査会。父親の裕訓さん(56)は切実な思いを述べた。

 事故が起きたのは2002年12月21日午後10時45分。岡山市横井上の市道で、裕子さんはアルバイト先から自転車で帰宅中、後方から来た軽乗用車にはねられた。運転者は当時18歳の女子高生。飲酒運転だった上、制限速度40キロを70キロ近い速度で走っていたとされる。

 女子高生は道交法違反罪(酒気帯び運転)で、罰金20万円の略式命令を受けたが、岡山地検は「被害者が斜めに飛び出したのが原因」などとして業務上過失致死罪については不起訴(嫌疑不十分)に。納得できない裕訓さんは、自転車の鑑定を民間調査会社に依頼。衝突実験を繰り返し、後ろから衝突されたとの鑑定結果をもらった。

 鑑定結果を根拠に検察審査会に審査を申し立て、異例ともいえる2度の不起訴不当の議決を得た。だが、地検の見解は変わらないままだ。

 公訴時効まで残り2週間余り。「厳しいかもしれないが、やれるだけのことはやったよって、裕子には報告したいんです」。最後まで裕訓さんは戦い続けるつもりだ。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年12月6日掲載)

これまた不可解なニュースだ。

加害者の女性は当時高校生だったそうだから、おそらく免許取ったばかりの若葉マーク初心者だろう。未成年で飲酒した上に飲酒運転を行い、30km/h近い速度超過で後方から人をはね死亡させた。仮に被害者が飛び出したのだとしても、自転車の方が交通弱者だし、通常は加害者の前方不注意になるだろう。なにより未成年で酒気帯び運転とは極めて悪質だ。死亡という重大な結果を招いている以上、執行猶予刑ならまだしも、不起訴ってのはあり得るのか? 嫌疑不十分とのことだが、どう見ても十分すぎると思うのだが。

この事故が起きたほぼ一年前に危険運転致死傷罪が施行されている。この事故にはこの罪の適用は難しいかもしれないが、それでも飲酒運転に対する社会の目が厳しくなっていく最中にこのような事がおきていたとは正直驚きだ。ご遺族が納得できない気持ちはよくわかる。この件について、ご遺族の想いが通じたのか、2度の不起訴不当議決を経ても見解を変えない地検に対して、3度目の不起訴不当決議が議決された。

3度目「不起訴不当」 岡山・短大生死亡事故、時効間近
2007年12月13日06時24分

 5年前、岡山市内の女子短大生(当時19)が車にはねられて死亡した。岡山地検は「被害者が急に進路変更した」などとして、飲酒運転の女性を業務上過失致死の罪では不起訴処分にした。再捜査を求める遺族の訴えを受けた岡山検察審査会がこれまで2度も不起訴不当と議決したが、検察は判断を変えなかった。同審査会は12日、異例の3度目となる不起訴不当を議決した。公訴時効が今月下旬、成立する。

 亡くなったのは、当時短大生だった中桐裕子さん。02年12月21日夜、アルバイト先から自転車で帰宅途中に、当時高校生だった女性(23)が運転する軽乗用車に後方からはねられ死亡した。女性の呼気からはアルコールが検出された。地検は03年8月に女性を道交法違反(酒気帯び運転)で家裁送致、業務上過失致死罪は「過失を示す十分な証拠がない」として不起訴処分にした。

 遺族は民間の鑑定機関に事故鑑定を依頼して、中桐さんが真後ろから追突されたことを裏付け、同審査会に審査を申し立てた。同審査会はこれを受け、05年4月と07年4月の2度、不起訴不当を議決。再捜査した地検はいずれも不起訴処分としていた。

 今回は、11月19日に申し立てがあり、同審査会は公訴時効が近いとして優先的に審査してきた。今回の議決理由を「女性は飲酒で注意力が散漫となり、状況判断能力などが減退していた。飲酒運転していなければ、衝突を回避できたのではないかと考えられる」としている。

 岡山地検の村瀬正明次席検事は「議決内容を至急検討し、必要な対応を迅速にとり、結論を出したいと思います」とコメントを出した。

asahi.com

もちろん、日本は『疑わしきは罰せず』の法治国家なのだから、本当に嫌疑不十分なら三度目の不起訴も当然あり得るだろう。だがそうなった場合でも、ちゃんと遺族と世間が納得できるような捜査と説明をしてもらいたいものだ。

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2007/12/12

残念だけれど、今年は食べません

前回に引き続いて、問題噴出の食の問題。

昨日になってはじめて『ケンタッキーとゴキブリ』問題を知って、いろいろネット検索をしてみた。事件の詳細はここでは述べないので、興味がある方は検索してみてください。

結局の所、はじめにmixiに書き込みをしたバイトの高校生が、保護者と学校の関係者を伴ってKFC本社に謝罪に行き、責任を取って(?)学校を自主退学、KFC側は当人が未成年で反省していることと、書き込みがウケ狙いの嘘だったということで、将来を考えた対応を行う、としている。

この事件はこれにて一件落着、と言えそうなのだが、ここで一つ、KFCの対応に引っかかる事がある。それは、KFCが書き込んだ高校生の『嘘でした』という発言だけでもって、事件そのものが事実無根である、と決めつけている事だ。独自に調査をしたとか、念のため当該店の設備をすべて消毒したとか、そういった対応をしたという情報がないのだ。

KFC側の思惑もわからないではない。おそらく一年でもっともフライドチキンが売れるクリスマス前の掻き込み時に、降ってわいたようなこの迷惑な騒動、KFCとしてはこれで早々に鎮静化してもらいたい所なのだろう。現時点では事実であろうと嘘であろうと、どちらも証明することは困難で、調査で問題の幕引きが長引けば売上げに響くだろうし、念のためでも消毒などしたら、本当に事実無根であったとしてもやはり事実であったかと勘ぐられる。客として考えれば、いくら消毒したと言われても、ゴキブリを調理したかもしれない器材で作られた食べ物なんて、気持ち悪くて私だって購入したくない。ここは高校生の『嘘でした』の一言で押し切りたいということか。

しかし、問題の書き込みを見てみると、内容が結構具体的で、全部が創作であるとは残念ながら信じがたいのだ。加えてこの高校生、どうやら模範的青少年とは言えないようで、そんな彼の証言も当然ながら信じがたい。

本当にこの高校生の作り話ならいいのだが、違った場合、被害を被るのは消費者だ。まぁ、おそらく、すぐに健康被害につながるような事はないだろうけれど、食品の衛生に関する事なのだから、目先の利益に捕われず腰を据えた対応をしてもらいたい。その結果生じた損害は当の高校生相手に民事裁判でもやるべきもので、毎年クリスマスにフライドチキンを楽しみにしている事件に関係のない消費者に向けるものではない。

もちろんこんなアホな事がKFC全店で起きている筈も無く、問題の舞台になった当該店の他の従業員や他のKFC店の従業員の皆さんは、お客様の笑顔の為に日夜頑張っている事だろうとは思う。今回の事に関してはホント、KFCに激しく同情する。だけれど、食を取り巻く問題が頻発しているこのご時世に、このような対応しかできない会社の商品を信用しろ、と言われても正直難しい。少なくとも今年のクリスマスはケンタッキーはやめておこう。白鳥麗子で有名になる前の宮沢りえが、とてもうまそうにフライドチキンをほおばるクリスマスバーレルのCMを見て以来、毎年必ず食べていたのでとても残念ではあるが(^_^;。

1986年のKFCのクリスマスCM。
この時宮沢りえ13歳。どえりゃぁカワイイ。

余談ながら、今回のことでこのバイト君は本名から住所から通っている学校名から、友人、彼女、また自分と彼らの問題素行に至るまで、ネット上に曝される羽目になってしまったそうだ。内輪性の高いmixiとはいえ、自分でプロフィールを公開しているネット上に迂闊な発言を行った当人の粗忽さも問題ではあるが(ツーかその前に、日常の素行が問題なんだろうが)、こうまでも短期間に個人情報が流出してしまう人権無視状態の現実も問題だし恐ろしい。

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2007/12/11

まぁ、たぶん、縁はないだろうけれど

最近、あっちでもこっちでもそっちでも続々噴出の食の問題。

賞味期限の改ざんやら産地偽装やら、後から後から問題発覚の大阪の船場吉兆が、事件発覚から一月以上経った12月10日、ようやく自らの責任を認め謝罪会見を行った。

正直な事を言えば、こんな高級老舗料亭なんてのは、これまでもこれからも、おそらく私の人生にはトンと縁の無いモノだろうから、まぁ、乱暴な言い方をすればどーでもいいのだが、それでもここを許す事ができないのは、問題発覚からこれまで、老舗の威光を嵩に取引先業者や従業員などを悪者にして、さんざん責任逃れに汲々としてきたこと。特に非常に立場の弱いパート従業員に責任をなすり付けようとした行為は卑劣卑怯極まりない。性根が腐っているとしか言いようがない。

湯木佐知子取締役(70)は会見で「(創業者で文化功労者の)父に、ホンマに申し訳ない。父から『何てことをしてくれたんや』としかられる」と涙ぐんだそうだが、まず真っ先に謝らないといけないのはパートのおばちゃん達に対してではなかろうか。この期に及んでも老舗のプライド意識が抜けないようなら、再起してもどうせロクな店にはならんだろう。

ま、なんにせよ、たぶん縁はないだろうから、いーんだけれどね。

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2007/12/07

意外と器用

先日、母親が作ったもの。

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なんか、その辺から拾ってきた物やあり物で作ったらしい。なので、よく見るとクリスマスとは関係ないのがついているが、パッと見なかなかのモンだ。意外と器用なんだなぁ、と見直した。

これ作る時に裏の雑木林の道に松ボックリを拾いに行ったら、この前までたくさん転がっていた松ボックリが残らず無くなっていたそうだ。クリスマスに向けて、どこのご家庭も準備に余念がないとみえる。ここ数年流行の電飾家屋も出てきたし、年の瀬ですなぁ。

そういや昔、アメリカのシットコムドラマで、街一番の電飾家屋を競い合う家族の話があったなぁ。やりすぎて片方が容量オーバーで燃えちゃうって話だったっけ。そのうち実際に日本でも起こりそうだよね。

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2007/12/06

クラスター爆弾の禁止を目指して

クラスター爆弾の禁止を目指す国際会議がウィーンで開幕
2007年12月06日 13:14 発信地:ウィーン/オーストリア

【12月6日 AFP】不発弾による民間人への被害が問題視されているクラスター(収束)爆弾の製造・使用禁止を目指す国際会議が5日、オーストリアのウィーン(Vienna)で3日間の日程で開幕した。

 会議には130か国以上が参加。オーストリアのウルスラ・プラスニク(Ursula Plassnik)外相は会議冒頭で、「世界の3分の2以上の国の出席を得たのは非常に心強く、問題意識の高揚に大きく寄与するものだ」と述べた。

 この会議は、NGOのクラスター爆弾連合(Cluster Munition Coalition、CMC)によって2月に始動した「オスロ・プロセス」の一環として行われている。2月の「オスロ・プロセス」では2008年末までにクラスター爆弾禁止条約を制定することで合意し、これまでに83か国が支持を表明している。しかし、クラスター爆弾大国である中、露、米の3か国は全面的な禁止条約に反対の姿勢を崩していない。

 プラスニク外相は、禁止条約案について「明白なで疑いようのないメッセージだ」と語り、あらためてクラスター爆弾の禁止を訴えた。

 クラスター爆弾は多数の小型爆弾を拡散させるタイプの爆弾で、不発弾が多く、世界各地で民間人の被害が問題視されている。(c)AFP

このニュース、今朝の朝日新聞で知ったのだが、何故かasahi.comには該当する記事がアップされていない。

その朝日新聞の記事によると、日本は『「大国抜きでは効果に疑問」だとオブザーバー的な立場』を取っているそうだ。アメリカが反対している事に加えて、日本自身がクラスター爆弾の製造国であり、自衛隊もこれを多数保有しているからなのだろうが、なんともぬらりひょんな中途半端な態度だ。どちらに転んでも良いように、着かず離れずと言った所か。個人的にはこんな時こそ、平和国家として率先してイニシアチブを取り、クラスター爆弾の廃棄廃絶を米、露、中に働きかけて欲しいのだが。その方が、インド洋での給油活動なんかよりも何倍も国際貢献度は高いし、世界中から感謝されるだろうに。

クラスター爆弾は戦争中も戦争後も、民間人への被害が多いという事だけでなく(一説には被害者の98%が民間人)、ばらまかれた不発弾が戦後の復興を妨げるという点でも地雷と同じ性質を持つ。その処理が危険かつ消耗する作業であることも同じだ。世界にはまだ一億を超えるとも言われる多くの未処理弾が残っていて、その処理に今後何年かかるのか判らない。対人地雷がオタワ条約で禁止されたように、今回も、世界の良識と良心で、大国のエゴがくじかれる日が、そう遠くないうちに来てほしい。そしてその日、条約締結の足を引っ張った国として、日本が蚊帳の外に置かれていないといいんだけれどねぇ。

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2007/12/04

一年半近くも…orz

昨日、とある忘年会に出席したときの事。

マイミクのI氏と久しぶりに再会して話をしていたら「Qさん、mixiの人の日記読むばかりで、自分は書かないのかよ。」と言われた。

え? ええ?? えええ???

イヤイヤイヤ、俺、このblogをそのままmixiの日記にリンクさせている筈なんだけれど…、表示されてない!?

他にもマイミクの何人かが、mixiの日記ではなく、外部blogをmixiにリンクさせて日記として使っていて、その更新状況が自分の『マイミクシィ最新日記』にいつも表示されていたので、てっきり私のもそんな風に他の人達に表示されているんだろう、と思いこんでいた。自分の所にも日記について何の表示もなかったが、自分の日記は表示されない仕様なんだろうと思っていて、全然気がつかなかった。

家に帰ってからmixiとココログの設定を見直してみる。う〜む、どちらも書かれた通りにやってあるんだけれどなぁ。あっちのヘルプ、こっちの設定、と見ているうちについに原因発見。なんとmixiに登録したココログのURLが足りなかったのだ(T_T)。

正しいのは、http://haraq.cocolog-nifty.com/rabis_tok/
登録してあったのは、http://haraq.cocolog-nifty.com/

後ろのrabis_tok/が足りなかった。でも足りないURLでもちゃんとこのblogにアクセスできてしまう。なので、設定した時はリンクしてるからOKだと思い込んでしまったのだ。判りづらいぞ、@nifty!!

設定しなおして、マイミクの何人かにMailで確認を依頼する。最初は変わっていない、というメッセージだったが、しばらくしてmixiでRSSを読み込んだようで、ちゃんと表示された、と連絡がきた。また、自分のmixiのページにも『●Qさんの最新情報』と日記の事が表示されていた。なんだよ、mixiも、こうなりますよ、ってどっかに書いておいてよ。まったく。

しかし迂闊だったなぁ。ココログのアクセス解析みてればもっと早く気がつきそうなもんだ。考えてみればこれまで、誰一人としてmixiからこのblogに飛んできているやつぁいねぇよ(_ _ ;)。mixiの足あとだって、全然増えてなかったし。mixiに登録したのが去年の7月。一年半近くも気がつかなかったなんて、なにやってんだろうね、俺は…orz。

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2007/12/02

まぁ、授業料ってことで…orz。

今日、愛機SDRのキャブのセッティングを、KING Cobra装着時の忠男レーシング推奨値に戻した。そのトホホな顛末を記しておく。

先日キャブのジェットニードルのクリップ段数を一段上げてからしばらく様子見した結果、もう一度セッティングを見直すことにした。プラグの焼けは結構きれいなキツネ色になっているのだが、今ひとつトルク感がなく、どうも少し薄いように感じたからだ。

また、あの後も色々とキャブのセッティングについて、人に聞いたりネット検索した所、クリップ段数は基本的にあまり変えない方がいい、という話を聞いた。全域にわたって影響が出る上に、段数一段の変化がニードルジェット(NJ)3ランク分にあたるくらい大きいので、セッティングの方向性を見定めるのには有効だが、きちんとしたセッティング出しには向かないのだそうだ。

ノーマルのNJはP-8だが、今はKING Cobra用セッティングでQ−2になっている。クリップ一段でNJ3ランクとなるとP-9相当になり、あまりノーマルのP-8と変わらないことになる。ただでさえ混合気が薄くなる冬場で、これではやはり薄すぎだろう。ジェット廻りを薄くするという方向性は間違っていなさそうなので、クリップ段数は戻して、NJを番手少し下げのQ-0にしてみようと考えた。

ただここで一つ問題が。メインジェットやパイロットジェットはキタコやデイトナやPOSHから各種各番手が出ているが、NJのバラ売りは聞いた事が無い。バイク屋に聞いてみても、ミクニからの取り寄せはできないし、YAMAHAからも純正品番で設定がなければ当たり前だが出ないとのこと。まぁ、レーサーじゃないからね。キャブのセッティングパーツの設定なんかある筈無いよね。

で、困ったときのネット検索。すると、91年のTZR(3XV1)が、外見は多少違うがSDRと同じTM28SSというタイプのキャブを使っていた。右側気筒のキャブのNJはぴったりQ-0だ。さらにYAMAHA-SDR.comの掲示板の過去ログで、3XVのNJの外寸法がSDRの物と同じである事も確認できた。よっしゃ、これいけるだろう、と品番確認して早速発注。YAMAHA純正品番 3XV-14141-50 ノズル、メイン 一個2457円也。発注の際にバイク屋の店長に色々言われたが、後で思えば、ここでもう少し冷静になればよかったのだ。

数日後、届いたNJを受け取る。で、早速不安になった(^_^;。外見は一緒なのだが、脇に空いている穴の位置が違うのだ。左の縦に5個穴が並んでいるのがノーマルSDR用。右が3XV用
Nj02_2

ただ、この穴の空き方、以前、どこかで見た事がある。今ついている忠男レーシング供給のNJってこれじゃなかったかなぁ…、と淡い期待を抱いて不安を打ち消してみる。

さらにてっぺんの穴を覗いてみると、う〜む、なんか、ノーマルの方が微妙に大きいような…。並びは上と同じ。
Nj01

とりあえず、現状ついている忠男レーシングNJ外してから考えよう、と作業にとりかかった。で、結果は…。

忠男レーシング供給のNJもノーマルと同じ5縦穴でした(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)。

よくよくNJをみてみると、三桁の数字が刻印してある。ノーマルと忠男の物は505、3XVの物は673。これが違いの原因か!?再びネット検索。するとありましたよ、この事書いてあるサイトが。以下の斜字はそこからの引用。

ミクニ曰く
「その数字が同じじゃないと、P6→P8に変えたとしても、濃くなるとは限らない」とのこと。
あくまでも、数字が同じ上で、P6→P8に変えた時に濃くなるということ。

なんですとー!! MJやPJが形と番手だけだったから、てっきりNJも形が同じならOKかと思い込んでいた。ああ、ニセンヨンヒャクゴジュウナナ円が無駄に…なんてもったいない…orz。

で、結局、NJの交換は断念しました。どう燃調が変わるか判らないパーツなんて、さすがに怖くて入れられません。もうエンジン壊せないし。ニセンヨンヒャクゴジュウナナ円は授業料ということで納得することにしました。とほほ。

ここで今更ながら、忠男レーシングにQ-0、505のNJが取れるか、電話して聞いてみた。答えはやはり無理との事。今ついているQ-2は1KTの物を流用しているそうだ。恐る恐る3XVの物が使えるか聞いてみると「3XVはエアのコントローラーがついているから、全然違うハズだよ。」と一発撃沈(^_^;。

あああ、一番最初に忠男レーシングに電話して相談すれば良かったんだよねぇ。仕方ないので気を取り直して、現状の問題点、アクセル開度1/4でのカブリについて聞いてみると、やはりクリップ段数の変更は影響が大きいのでお勧めしない、エンジンいじっていないでそんなに濃いのはあまり無いはず、オイルが濃いのではないか、との事。む〜、実際、濃いめだからなぁ。これからは推奨値の80:1の混合比にしてみるか。お礼をいって電話を切って、すごすごとクリップ段数を3段目に戻しました。

それと今回、MJも#240から忠男レーシング推奨の#230に戻してみる事にした。SDRのキャブの場合、MJが大きすぎると、急激なアクセル操作の際にガソリンの霧化が追いつかず、中開度で不安定になりがちなのだそうだ。と、言う訳で。あれこれいじって、ぐるっと回って一回転。元のセッティングに戻ってしまった。なんだかなぁ。キャブって奥が深い。もう一回顔を洗って出直します。

現状のキャブのセッティングデータ。KING Cobra装着時の忠男レーシング推奨値です。

 MJ  #230
 PJ  #25
 NJ  Q-2
 JN  3/5
 PWJ メクラ

<追記>
この頃のYAMAHA2st車に定番のお手軽チューン、『エアクリーナーのブタ鼻外し』ですが、特にこれと言った効果が認められなかったので、後日つけ直しました。もともと忠男レーシングからも外せとの指定はされていないし、なによりメーカーが無駄な物をつける筈は無いですからね。ただ、予想以上に取り付けに苦労しましたcoldsweats01
<追記ここまで>
 
あ、3XV1ユーザーの方で、YAMAHA純正品番 3XV-14141-50 ノズル、メイン 一個2457円也が欲しい、という方。ご連絡いただければ送料当方持ちで1500円でお譲りいたします。封は開けましたが、確認のみで、未装着、未使用新品です。よろしくおねがいしま〜す(^_^;。

3xv1_nj

<2008年2月17日追記>
おかげさまで買い手が見つかりました。よかったよかった。

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2007/12/01

みっくみくにされてます

ここ最近、初音ミクにはまっている。「初音ミクって、誰?」という方は、説明がめんどくさいので、以下のサイトを見てください。

初音ミク-Wikipedia
DTMブーム再来!?「初音ミク」が掘り起こす“名なしの才能”
「初音ミクでクラシック」の衝撃
初音ミク特集1〜5

初音ミクとは人の名前ではなく、DTM用の音源ソフトの名称だ。音階と歌詞をパソコンに入力するとその通りに歌ってくれる。で、これにはまっていると言っても、私が音楽活動を始めた訳ではない。私には楽器を演奏するという才能が欠落しているようで、過去にもシンセやDTMに手を出してみた事があったが、コテンコテンにやられて尻尾巻いて逃げっちゃった(^_^;。

では何にはまっているのかというと、もっぱらその初音ミクを使った作品の視聴にはまっているのだ。初音ミクの見た目から、アキバ系オタク文化と侮ってはイケナイ。まぁそういう一面も当然あって、ついて行けない部分も多々あるんだけれど、それでも正直、ニコニコ動画を舞台に繰り広げられている、初音ミクを軸にした数々のコラボレーションは見ていてとても面白い。ある人が初音ミクを使って作った曲に、別の人が3D CGのアニメをつけてくれる、なんてことがしょっちゅう起きていて、しかもレベルが非常に高いのだ。作り手の才能に感心するとともに、今時のパソコン環境にも驚いてしまう。どれも一昔前ならどエラい時間と労力がかかってたはずだよ。

どれほどスゴいか、百聞は一見にしかず。まぁ見てご覧な。

これが初めてみた初音ミク作品。たまたまYou Tubeで見つけた。この『【初音ミク】みくみくにしてあげる♪【してやんよ】』という曲は初音ミクの代表的なオリジナル曲になっていて、近々カラオケにもなるそうだ。曲の長さが短めでちょうどいいからか、素材としてもよく使われている。例えばこんな具合で次の作品。


すごいよねぇ。こんなのが自宅で作れる時代なんだねぇ。

次の曲は、初音ミクオリジナルの中でも個人的に一番好きな曲。この曲にはもともと動画はついていなかった(『初音ミクがオリジナル曲を歌ってくれました「Packaged」 Full Ver.』)のだが、ある人が描いた「初音ミクが武道館でLiveをしている絵」を使って、また別の人がこんな風に仕上げている。

 初音ミク 1st Live 「Packaged」

次も好きな曲です。私の携帯では関係ないけれど、着うたになったそうです。

 初音ミクオリジナル曲 ハジメテノオト(Fullバージョン)

最後に、ちょっと毛色の違う曲をご紹介。この作者は「ワンカップP」という名前でニコニコ動画にたくさんの曲を発表している。本格的なものからジョークソングまで幅広く、また初音ミクの前の初代ボーカロイド『MEIKO』を上手に使うことでも有名。ご自身で描かれているイラストもいつもとても可愛らしくてファンも多い。この曲なんか、一部歌詞さえ修正すれば、そのままNHKのみんなのうたで流れてきそうだ。

 【初音ミク】 子猫のパヤパヤ

ここに挙げたのはほんの一部で、これら以外にも好きな曲、素敵な作品はまだまだたくさんあるのだが、なにせ数が多い。ニコニコ動画で『初音ミク』と検索すると、エラい数の投稿がヒットしてしまう。つまらない物やくだらない内容の物も多く、全部見るのはもうとても無理だが、それでもまたどこからかスゴい作品が出て来ているかと思うと、どうしても見てしまう(^_^;。完全にみっくみくにされています。今月末には第2弾となる鏡音リンも発売されるし、また投稿作品が増えるんだろうなぁ。ヤバいなぁ、このままだとまんまニコ廚だよ(^_^;。イカンなぁ…。

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