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2007/12/06

クラスター爆弾の禁止を目指して

クラスター爆弾の禁止を目指す国際会議がウィーンで開幕
2007年12月06日 13:14 発信地:ウィーン/オーストリア

【12月6日 AFP】不発弾による民間人への被害が問題視されているクラスター(収束)爆弾の製造・使用禁止を目指す国際会議が5日、オーストリアのウィーン(Vienna)で3日間の日程で開幕した。

 会議には130か国以上が参加。オーストリアのウルスラ・プラスニク(Ursula Plassnik)外相は会議冒頭で、「世界の3分の2以上の国の出席を得たのは非常に心強く、問題意識の高揚に大きく寄与するものだ」と述べた。

 この会議は、NGOのクラスター爆弾連合(Cluster Munition Coalition、CMC)によって2月に始動した「オスロ・プロセス」の一環として行われている。2月の「オスロ・プロセス」では2008年末までにクラスター爆弾禁止条約を制定することで合意し、これまでに83か国が支持を表明している。しかし、クラスター爆弾大国である中、露、米の3か国は全面的な禁止条約に反対の姿勢を崩していない。

 プラスニク外相は、禁止条約案について「明白なで疑いようのないメッセージだ」と語り、あらためてクラスター爆弾の禁止を訴えた。

 クラスター爆弾は多数の小型爆弾を拡散させるタイプの爆弾で、不発弾が多く、世界各地で民間人の被害が問題視されている。(c)AFP

このニュース、今朝の朝日新聞で知ったのだが、何故かasahi.comには該当する記事がアップされていない。

その朝日新聞の記事によると、日本は『「大国抜きでは効果に疑問」だとオブザーバー的な立場』を取っているそうだ。アメリカが反対している事に加えて、日本自身がクラスター爆弾の製造国であり、自衛隊もこれを多数保有しているからなのだろうが、なんともぬらりひょんな中途半端な態度だ。どちらに転んでも良いように、着かず離れずと言った所か。個人的にはこんな時こそ、平和国家として率先してイニシアチブを取り、クラスター爆弾の廃棄廃絶を米、露、中に働きかけて欲しいのだが。その方が、インド洋での給油活動なんかよりも何倍も国際貢献度は高いし、世界中から感謝されるだろうに。

クラスター爆弾は戦争中も戦争後も、民間人への被害が多いという事だけでなく(一説には被害者の98%が民間人)、ばらまかれた不発弾が戦後の復興を妨げるという点でも地雷と同じ性質を持つ。その処理が危険かつ消耗する作業であることも同じだ。世界にはまだ一億を超えるとも言われる多くの未処理弾が残っていて、その処理に今後何年かかるのか判らない。対人地雷がオタワ条約で禁止されたように、今回も、世界の良識と良心で、大国のエゴがくじかれる日が、そう遠くないうちに来てほしい。そしてその日、条約締結の足を引っ張った国として、日本が蚊帳の外に置かれていないといいんだけれどねぇ。

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