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2008/03/31

王様と赤い帽子と【MotoGP第2戦スペインGP】

昨日、MotoGPの第2戦スペインGPがヘレスサーキットにて行われた。GPの本場ヨーロッパ、コンチネンタル・サーカスの第一戦だmotorsports

スペインにおけるMotoGP人気はヨーロッパでも突出していて、ここ数年はヘレス、カタルニア、バレンシアと年間3回のGPレースが同国内で開催されている。一国三開催はスペインだけだ。当然観客も熱狂的で、明るいラテンの太陽の下、派手に爆竹を鳴らして陽気に盛り上がる大観衆は、見ている分にはとても楽しい。たまに熱狂しすぎてコースになだれ込んできたりして、ライダーは大変らしけど。それでも、日本でもこの半分くらいは盛り上がるといいなぁ、と羨ましく思ってしまう。

熱狂的なファンは国民だけでなく、国王陛下crownも大のGPファンときている。今回、スペイン国王ファン・カルロス一世がサーキットを訪れ、レースを観戦していた。さすがラテンというべきか、国王自らがスターティンググリッドやピットを訪れ、とても気さくかつフレンドリーにライダーやチーム関係者と談笑していた。ライダーもしゃっちこばることなく、気楽に応えていたが、スポンサーの絡みがあるとはいえ、帽子を取らないで応対していたのに咎められないとは、お国柄なのか理解があるもんだと感心した。日本じゃまずあり得ないね。

オレンジネクタイのおじいさんが王様。
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そんな熱狂的なスペインGP。125ccクラスは二戦連続ポールポジションのブラッドリー・スミスが面白かった。とてつもなくあどけない顔をした17歳のイギリス人ライダーは、最近の125で主流となっている十代ライダーの一人だが、他のラテン系の連中と違い、追い抜きの際に勢いで無理矢理前に入ることをしない。先行車両をパスした後に、自車との間にかなり余裕ができてから割り込もうとしていた。さすが英国人、紳士的だねdrama。もっとも、その為にブレーキングが深くなり過ぎてラインを外しまくっていたのはご愛嬌だが。

07年チャンピオンのタルマクシがまたしてメカトラブルで今回はリタイア。前戦優勝のチームメイトのガデアも転倒リタイアでチームアスパーは散々だった。名門がどうしたことか。タルマクシにしたら、ガデアを含め前戦の上位者が今回好成績を残せなかったのが唯一の慰めか。

それにしても、解説の坂田和人さんはコメントが一々的確で素晴らしい。言った通りのレース展開になっていく。さすが元世界チャンピオンだ(94年、98年125ccクラス)。

250ccクラスは高橋選手がやってくれました。3位表彰台おめでとう!shine ただ、最後の最後でパッシーニにまくられたのは残念というかなんというか。勝手な事を言わせてもらえば、ストレートが600mと短いヘレスでは、パワーと最高速に劣るHONDA車でもなんとか勝負になったのだから、せめて優勝したカリオと競っての2位くらいは行ってほしかった。シーズンが進んでマシンの熟成が進めばさらに厳しくなるだろうからね。

その高橋選手を最後で追い抜いて2位獲得のパシーニと4位入賞の青山選手にもビックリ。レース中盤まで、二人とも10位前後を走っていたのだから。前を走るライダーの転倒などがあったとはいえ、いつの間にっ!?てな感じだった。青山選手の復調ぶりも嬉しいが、やはり今後も侮れないのはパシーニだな。

また、最終LAPで接触転倒リタイアしてしまったバウティスタとシモンチェリのトップ争いも面白かった。身長差20cmの二人はライディングスタイルがまったく違う。小さい体を小さくたたんでスムーズにラインを通るバウティスタと、長い手足を左右に張り出してマシンを振り回すシモンチェリ。昔のビアッジとロッシみたいだ。絡んで転倒した後、お互いに謝罪し健闘を称え合っていた姿も好印象。ここはビアッジとロッシとは違うかなcoldsweats01。いいことだ。

転倒といえば、ハイサイドで転倒したトーマス・ルティはホントに転び方が上手だった。マシンから投げ出された後、両腕を胸の前に畳んでキレイに体を転がしてダメージを殺していた。参考にしよっと(その前に転ばないようにしろってかcoldsweats01)。

あ、MotoGPクラスのコーリン・エドワーズも予選ですごかったね。倒れそうな車体を肘で支えて起すなんてね。参考にしよっと(できるかっつーのhappy01)。

<2008.7.6追記>
ニッキーもレース中に同じような事してましたね。

ホプキンスやAMAチャンピオンのB・スピーズはいつも肘すりそうなライディングしてるけれど、最近のアメリカンライダーの流行なのか?
<追記ここまで>

MotoGPクラスは250同様、マシンのパワーや最高速のアドバンテージが生きにくいサーキットだからか、ドゥカティーが散々なレースだった。レース後のケーシーの落ち込みようと言ったら…。奥様に慰めてもらいなねcoldsweats01。でも2回もコースアウトしたのに11位でポイント獲得できたのだからまだマシで、そんなとっちらかったレースをしたケーシーにも追いつけなかった他の3人のドゥカライダーはホントにお先真っ暗闇だろう。特にメランドリは辛いだろうなぁ。

そんなケーシーを尻目に、今回はチャンピオンシップのライバル達が順当に上位を占めていた。優勝はできなかったものの、2位を獲得したロッシもとりあえずホッとしたことだろう。周回数間違えてたらしいけれどね。かつてのレイニーみたいだ。チームとしてのYAMAHAが悪いのかな?

レース後、ブリヂストンの赤い帽子をかぶったロッシを初めて見たのだが、正直スッゴい違和感があった。

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今までがずっと青いミシュラン帽子だったから、というより、自分の中で赤という色がロッシのイメージにまったく合ってなかったのだ。これまでどんなに派手でポップなデザインのマシンやツナギやヘルメットでも、すんなり着こなし(?)てきたロッシだけに、この違和感はとても意外だった。今回のレースでは比較的ブリヂストン勢は劣勢で、ロッシもまだ完全にブリヂストンタイヤを把握できたわけではないようだが、今年のYAMAHAは好調のようだから、今後もコンスタントに表彰台に上がってもらって早く見慣れた風景になってほしいね。でないと気持ちが悪くて仕方ないsmile

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