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2008年4月の11件の記事

2008/04/29

夜の歌声

ここ数日、夕方から朝方にかけて『ボボーッ、ボボーッ』と低く響く鳥の鳴き声が聞こえるようになった。暗くてその姿は確認できないが、家にあった野鳥観察図鑑からすると、おそらくフクロウかアオバズクか、と言った所らしい。繁殖期のようで結構頻繁に鳴いていて、静かな夜の心地よいBGMとなっている。東京のど真ん中で暮らしていた20代の頃は何とも思わなかったが、年喰ったせいか、こうした自然が身近に感じられる住環境というのはやはりいいものだとしみじみ感じる。

私の住んでいる町は、もともと山だった所を切り崩して造成した住宅地だ。家の裏には畑が広がり、その先の下りの斜面には山だった頃の名残の雑木林がある。いずれも我が家の猫連中の格好の遊び場になっていて、困った事にしょっちゅう野ネズミを捕まえてくるので、フクロウにとっても格好の狩り場になっているのだろう。雑木林を下れば田んぼに囲まれた印旛沼に出るので水場にも困らない。

町の真ん中には、地元の氏神を祀った大きな御神木が残されていて、子供の頃にはそこを寝蔵にしているフクロウを見た事もある。夜中に犬のワンの散歩に出た際に、飼猫のミーコが一緒についてきたのだが、御神木の下を通りかかった時、暗い樹上からそのフクロウが真っ黒い影になってミーコに襲いかかってきたのだ。どうやら獲物と思ったらしい。幸い(?)間一髪でミーコは難を逃れたが、なかなか面白い経験だった。

しかし、その御神木も近年、目に見えて痛みがひどくなってきた。何百年も山の中に居たのに、廻りの森を切り出されて孤立し、日常的に排気ガスに曝されるようになったせいだろう。数百年の樹齢からしたらわずかとも言える30年程の間の事なのだが、老木にとっては過酷すぎる環境の変化だったようだ。自然とはかくもデリケートなものなのか。

また、町の周辺の雑木林も荒廃が進んでいる。遠目に見ても、昔に比べて木の密度が減っているし、中に入れば下草は生え放題。台風などで倒れた倒木や土砂崩れの跡なども放置されたままで、だれも手入れを行っていない。雑木林を下りきった所には細い農道があるのだが、ここ数年は台風が過ぎると決まって押し流された倒木や枯葉などの土砂で通行できなくなっている。山の持ち主も高齢化しているし、人を雇ってまでして手入れをしても儲かる訳でもないから放置してしまう事情もわかるのだが、なんとかならんもんかね。

裏の畑も耕作するのはじいちゃんばあちゃんだけで、十年前には一部が駐車場に変わってしまった。このままいくと、今夜も恋の歌を歌っているフクロウの孫の孫の世代には、ここいら一帯も暮らしづらい場所になっているのかもしれない。それはやはり、寂しい話だよね。

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2008/04/27

色々確認

最近KING Cobraのカーボンサイレンサーのリベットが緩んで、サイレンサー自体がかなり揺れるようになってきた。自分でリベットを打ち直すことも考えたが、使われているリベットが特殊で、市販の工具とリベットでは何ともできない事が判明。これ以上状態が悪くなるのも困るし、ちょうどノーマルチャンバーで確認したい事もあったので、少々時間がかかってしまうが忠男レーシングにメンテナンスを頼む事にした。

ノーマルチャンバーで確認したい事というのは二つあって、一つはノーマルSDRのエンジンが何回転まで回るのか、という事。せっかくタコメーターつけても、基準となる基本の状態が判らなければ活用しきれないからね。ノーマルチャンバーを取り付けて、近所の広域農道を低いギアで全開走行してみる。デイトナのデンタコの表示では11,000回転まで回った。意外と回っているんだなぁ。10,000回転位で頭打ちかと思っていた。パワー自体も10,000回転前後まで良く出ている。やはり10,000回転からレッドゾーンてトコか。

確認したい事のもう一つはエンジンの音だ。実は先日のトミンでもその前のトミンでも、一緒に走っていた人からエンジン音がおかしくないか? と言われて気になっていたのだ。特に先日の走行では、クランクシャフトベアリングが逝ったようなシャーシャーいう音がかなり離れていても聞こえる、とまで言われた。

しかし、昨年エンジンをOHした際にクランクシャフトベアリングは交換している。慣らしは丁寧にやったつもりだし、トミンを二回走った以外でエンジンに高い負荷がかかるような走行もしていない。ましてやクランクケースに異物が落ちるようなトラブルも無い。ミッション回りのベアリングについても、普段からオイルに浸かっているベアリングがダメになるような要因は見当たらない。

実は異音の元はある程度想像がついていた。KING Cobraそのものだ。このチャンバー、とにかく振動による共振音がスゴい。アクセルを開けるとビビーン!シャシャーン!と本当にケタタマしい。このシャシャーン!って音が、エンジンの異音と間違えられたんじゃないかなぁ。少なくともこの音より大きく外に聞こえるようなエンジントラブル音があったらマジでオオゴトだ。

ノーマルチャンバーでのエンジン音を聞いてみる。やはり特に問題になるような音は聞こえない。走行時も気になる音はない。念のため、いつものバイク屋のメカさんにも事情を話して音を聞いてもらう。特に問題はない、とのこと。やれやれ、とりあえずは一安心だな。このメカさんはKING Cobraのウルサさも知っているので、やっぱそれが原因じゃないの? となった。実際ノーマルチャンバーは排気音も含めて本当に静かだ。おまけに中低速の加速がすごく良くて乗り易い。つくづくメーカーが考えるノーマルって偉大だなぁ。

純正パーツをいくつか発注して帰宅。チャンバーをつけるために予備のガスケットなどを探していてわかったのだが、いつどうして発注したのか良く覚えていない純正パーツが結構でてきたcoldsweats01。リアサスのカラーとかキャリパーピストンとか、なんであるんだsign02 もったいない。

それと、今回は当座の用が足せればいいので、キャブのセッティングはそのまま。だいぶ濃いけど焼付く心配は皆無だからまぁいいでしょうsmile。おまけに結構ちゃんと走るよ、これsmile

<08.05.17追記>
キャブのセッティングもノーマルにして、エンジン回転数を再確認してみました。10,500回転で頭打ちでした。

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2008/04/23

またトミン、だが進歩無し(T_T)

全身筋肉痛です…wobbly。昨日、またまたトミンに行ってきた。

前週の木曜に予約状況を聞いた時には「まだ一台も入っていない」との事だったので、今日は空いているだろうなぁ、と期待しつつ現地に到着したら、パドックにエライ数のバイクとトランポが! 今日はイベントか何かの貸切で、俺、日にち間違えたか? と一瞬不安になったcoldsweats01

結局、ほとんどが午前走行組だったらしく、しばらくしてぞろぞろと撤収。残ったのは私を含めて5台だけ。こんなの初めてトミンを走ったとき以来だ(そん時は6台)。ほぼ貸切状態ラッキー! 私以外の4台の内、3台がGSX-R1000。もう一台はGSF1200。

GSX-Rの一人が梨本塾の常連さんでかなり速いが、他は私を含め大体似たような感じ。走行開始後も5台が一緒に走る事はほとんど無く、適当にばらけたおかげでかなりゆったりと走る事ができた。そのせいか、今更ながら気がついた事がある。トミンの路面って結構荒れてんのねcoldsweats01。ホームストレートエンドのブレーキングポイントがうねっていて、タイミングによってはフロントがかなり暴れる。1ヘアの立ち上がりもバンピーで、フロントが弾かれて転びそうになった。最終コーナーの立ち上がりも同じ。これまでは走る事に舞い上がっていたのか、ラインがぜんぜん外れていたのか…。

前半は久しぶりの走行と運動不足が祟ってか、かなりギクシャクしていたが、中盤以降、そこそこスムーズに乗れるようになって来た。せっかくの貸切状態なので、ライポジを変え、ラインを変えと、色々試してみる。おかげで1ヘア進入から左コーナーを立ち上がるまでのラインがずいぶん改善された。初めて走った時の1ヘアは思いっきりアウト-イン-アウトだったが、ずいぶんコンパクトなラインになったし、左コーナーも、立ち上がり重視のラインに変えたらバックストレートの加速がだいぶ良くなった。

また、タコメーターのおかげで安心してアクセルを開けられるようになった。ストレートの加速など、これまではシフトアップのタイミングが少々早かったようだ。KING Cobraだと2速で結構引っ張って行けるので、最終コーナーへのアプローチなどは先のラインの変更とも相まってシフトアップのタイミングがずいぶん変わった。場合によっては2速のまま行けてしまうが、これはこれでちょっとやりづらい。今後の研究課題だね。

休憩中にGSX-Rの方お二人と話をする。梨本塾常連の方が、SDRのリアサスを見て、フルストロークしちゃっている、と教えてくれた。前回smile?さんたちと走行した時も結構固めにしてあったので、そのまま走っていたのだが、まだ足りないか。いや、太ったかな?coldsweats01 なので、残り時間30分の所でリアサスのイニシャルを最強に、フロントもOXのイニシャルアジャスターを二目盛り強くしてみた。またがっただけでも違いがわかるくらいの変化だ。

コースに出てみると、リアは突っ張っている感じがよくわかる。多少落ち着きの無い印象があるが、その分、切り返しなどは軽快になった。なにより立ち上がりで荷重が移った時の腰砕け感がない。これはいい感じだ。だがフロントが強いのはブレーキしても沈まない感じがしてちょっと嫌かな。次に走る時は一目盛り弱くしてみよう。つーか、久しぶりの走行とはいえ、それまでセッティングにまったく気が回ってなかったって一体…。のびのびし過ぎて、それはそれで舞い上がっていたようだ。気がついたら走行距離も結構行っていて、ガス欠になりかかっていた。やれやれ。

そんなこんなで、色々収穫はあったと思うのだが、だがしかーし、いろいろやっているのにタイムが以前とほとんど変わってないwobbly。タイム計測とはいっても、P-LAPなどを使っている訳ではなく、トップブリッジにつけてある100円ショップデジタル腕時計の秒数表示なので、細かい所まではわからないのだが、大体32秒前後。情けない事に、軽く流してみても、気合い入れてみてもさほど変わらない。ブレーキの突っ込みと、立ち上がり加速が足りないようだ。半年に一度とか、一年に一度しか来てないんだから仕方ないのかもしれないが、せめてもう少し目に見える進歩が欲しいモノよのうcrying。めんどくさがらずに練習しろってか。

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2008/04/16

三十六計逃げるに如かず

女子高生アイドルが痴漢撃退、巨漢を得意の○○で…
通学途中のJR山手線内

 現役女子高生アイドルの倉持結香(16)が14日朝、通学途中のJR山手線内で痴漢を捕まえていたことが分かった。毎朝のように電車内で被害に遭っていた倉持は、「極真黒帯」のマネジャーから必殺技を伝授され、この日に備えていたという。逃走を試みる体重100キロ前後の巨漢を、「正拳突きからの下段回し蹴り」で渋谷駅のホームに沈めた。倉持は「本気で練習してきてよかった」と、夕刊フジの取材に安堵の胸の内を語った。

ZAKZAK 2008/04/15

語った安堵の胸の内は、リンク先をみてください。

勇ましい話ではあるが、練習をしていたとはいえ、体格差のある男を相手に格闘するのは少々軽率とも言える。空手を教えたというマネージャーも何を考えていたのやら。もし相手が刃物などの武器を持っていたり、逆上して体格差を生かして襲ってきたりしていたら、付け焼き刃の空手なんか役に立たない。間違いなく返り討ちにあっていただろう。今回は、運がよかった。

空手punchなどの打撃系の技で人を倒すには、正直かなりの修練が必要となる。全身の力と体重を打撃点に集約し、正確にピンポイントで相手の急所を打たなければならないからだ。相手が興奮していたりすればなおさらで、下手な突きではいくら叩いても意外と耐えられたりする。

※注)実は私、大学時代に空手部に所属していた事がありまして、そこでの経験を元に述べています。決して若い頃にケンカに明け暮れていたとか、イヂメで誰かをボコっていたとか言うわけではありません。誤解されませんようにcoldsweats01

それに、当たり前だが、攻撃する際には間合いを詰めて相手と接触しなければならず、この時に相手が刃物を持っていれば逆に刺されてしまう。まれに柔道の心得のある人が泥棒を捕まえようとして刺殺される事件を聞くが、これは柔道が相手と組まないと技がかけられないからだ。

そういう観点から見た場合、護身術として一番堅実な武道は、実は剣道や薙刀なんだそうだ。竹刀や薙刀があれば遠くから相手を攻撃できるし、なければハナから戦わないで、広い間合いを生かして逃げることができる。身を守るには結局の所『逃げるが勝ち』runということか。昔の人は良く言ったもんだ。

もちろん、痴漢にあっても何もしないで逃げろ、と言ってる訳ではありません。痴漢は立派な犯罪です。恥ずかしかったり、怖かったりするかもしれませんが、一人で痴漢を捕まえようとはしないで、回りの人に助けや協力を求めましょう。世知辛い世の中とは言え、そんな時に一肌脱ぐ位の男気がある人は、きっとまだ沢山いる、はず、と思う、んだよね。どうだろう?coldsweats01

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2008/04/15

左腕に銃を持つ男の30周年

「コブラ」30周年 新作TVアニメとOVA「COBRA THE ANIMATION」

COBRA THE ANIMATION

年甲斐もなく、久しぶりにアニメでワクワクするニュース。コブラかぁ、すっごい好きなマンガだったのに、最後に読んだのはいつだろう。

今回のアニメ化では、以前のテレビ放送や映画では使われなかったエピソードを映像化するという事なので、ちょっと残念だけど『不死身の男と刺青の女編』や『ラグボール』といった話は外されるのだろう。だけど、クリスタル・ボーイは出てくるよね? 原作者の寺沢武一もお気に入りのキャラだったハズだし、なんといっても最新の映像技術を使えば、あの特殊偏光ガラスの身体を、驚くような表現で描くことができるハズだ。アニメ制作会社には是非とも度肝を抜くようなクリスタル・ボーイを用意してもらいたい。でも『不死身の男と刺青の女編』の話が無いと、コブラとの確執がぼやけそうだな。

他にも"ウサギ"を追いかけて異世界を巡る『異次元レース編』や、電気(エレキ)使いのミスティーthunderが登場する『6人の勇士編』、金で機関車作ってダイヤモンド燃やして逃げる話など、原作は豊かで突拍子も無い想像力に満ち溢れている。昔からのファンを失望させないレベルの映像に起すのは難しいだろうが、期待しちゃおうhappy02

コブラの声優は、以前のテレビ版でも声を勤めた野沢那智が担当するとの事。私は野沢コブラも映画版の松崎しげるコブラも結構好きなのだが、原作者の寺沢は、松崎はもとより野沢のコブラもイメージではなかったそうだ。寺沢自身のコブラの声のイメージは、吹き替えでクリント・イーストウッドを演じている時の故山田康雄で、後に山田コブラはゲームで実現している。You Tubeにいくつか映像があったので見てみたが、確かに軽妙でキザな台詞回しはぴったりハマってるね。まぁ、慣れるまでは、ちらちらルパンが見え隠れしちゃうけれどsmile

あー、なんか無性にコブラを読みたくなってきた。マンガ喫茶にでも行ってくるか。それとも大人買いしちゃうsign02

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2008/04/14

ロレンソ…、恐ろしい子!【MotoGP第3戦ポルトガルGP】

MotoGP第三戦、ポルトガルGP。現地のテレビ放送の都合か、今回はいつもとレースの順番が異なり、125ccクラスが最後に行われていた。レース順にそれぞれの感想をば。

250ccクラスは今回も高橋裕紀選手が頑張っていた。HONDA RSでの予選5位・決勝6位は、現状ではほとんどベストと言っても良い成績だろう。パワーと最高速で上を行くアプリリア&KTM勢に勝つには、よほどの条件と運がそろわないと難しい。高橋選手自身の調子の良さもさることながら、舞台となったエストリルサーキットが986mものロングストレートを持ちながらも、元125ccクラス世界チャンピオンの坂田和人選手の言葉を借りれば『低速型のサーキット』だったことが幸いしたようだ。今後も表彰台に手が届きそうで届かない展開が続くと思うが、シーズンを通してこの調子を維持して行ってほしい。

予選6位・決勝5位の青山博一選手も頑張ったが、同じKTMワークスのチームメイト、ミカ・カリオの調子がいいからちょっと残念に感じてしまう。もう少しハッチャケてもいいんじゃないかなぁ。まぁ、世界はそんなに甘くないんだろうけどね。

カリオとシモンチェリのチェッカーライン直前の接触を見て、いつだったかは忘れたが、テクニカルスポーツのAC29Mに乗っていた頃のマクウィリアムスを思い出した。同じようにストレートで前走車両の後部に接触、その時に運悪くブレーキレバーを押されてしまってフロントタイヤがロックし、激しく前方に宙返りで放り出されていたっけ。映像を見ていて一体何が起きたのか判らず、かなりびっくりした事を覚えている。

転倒と言えば、パシーニは今回ついてなかった。青山選手と接触する前にはもうブレーキに不具合があったのではないだろうか? 接触直前のコーナー進入は、止まりきれずにラインをオーバーした感じだったし。その接触転倒からレースに復帰してすぐ、本格的にブレーキが壊れたせいで、まったく減速できずにコーナーに突っ込んで行った時はさぞかし怖かったろうshock。仕方なく自分から転んで行ったとはいえ、結構派手にとっちらかっていたから、怪我がなくてなによりだった。

あと、後半に追い上げて4位入賞のトーマス・ルティ。2005年の125クラスチャンピオンは、250ではまだ表彰台すら無い。今年はマシンもワークス待遇らしいし、わりと好きで応援しているので、早く一皮剥けてもらいたいもんだ。

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今回の250の表彰台。2位シモンセリ、優勝のバウティスタ、3位カリオ。シモンセリでかっ! 髪型もスゴいが、実は眉毛もスゴい。

MotoGPクラスは何はさておき、
shineスペインの暴れん坊、チュッパチャプス・ロレンソ君shineでしょ。

最高峰クラスルーキーが、開幕から三戦連続でポールを取って、決勝では3位、2位と来て、今回はポール to ウィンで優勝しちゃったんだから恐れ入った。しかもサーキットレコードのおまけ付き。暫定ではあるがランキングもトップ。ロッシでさえ、ルーキー時代はこんな成績残せていない。

正直、250時代のロレンソは、彼にだけ貸与された最新型アプリリアの性能で勝っている、と思っていた。もちろん、今もセカンドとは言えワークスYAMAHAのライダーで、待遇面では最も恵まれているライダーの一人だ。しかしこの成績は、待遇が良ければ成し遂げられるというものでもない。明らかに私のこれまでの評価が間違っていました。脱帽です、ごめんなさい。この調子でいくと、MotoGP参戦初年度でチャンピオンもあり得るかもsign02。まだ20歳だし、全く末恐ろしい才能だcoldsweats01

そういや、今回は金色のヘルメットかぶらなかったけど、願掛けかね?

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レースとは全然関係ないのですが、このロレンソ君の隣の美女は誰なんでしょう?lovelyheart04 "V.Romero"と紹介されていましたが、検索してもひっかからなくて。知っている人いたら教えてください。

ここまでの三戦のチームメイトの活躍に、ワークスYAMAHAのエースライダー、ロッシの心中や如何に? 今回3位に入ったとはいえ、開幕戦のカタールと同様にタイヤが最後まで保たなかったようだし。

気温が低めだったり、勝ち星の無い苦手なサーキットだったりということもあってか、全体としてブリヂストン勢は今ひとつだった。Kawasakiに移籍したホプキンスの5位入賞は、多少明るいニュースではあるが、肝心のチャンピオン、ケーシー・ストーナーとドゥカティー勢の低迷ぶりはどうしたことか。それでもケーシーは6位だからまだ良いが、他の三人の状況は深刻だ。SUZUKIも昨年までの好調ぶりはまだ鳴りを潜めている。早く調子を取り戻してもらいたい。

125ccクラスは確実に主役交代が進んでいってる。若手、新入りがホントに元気だ。ブラッドリー・スミスは残念ながら転倒しちゃったけれど。それとチーム・アスパーどうした!? 小山選手もなかなか調子が上がってこない。まだチームが上手く機能していないのだろう。厳しいシーズンになっちゃっているなぁ。bearing

話変わって。MotoGP決勝日の前日、同じエストリルサーキットで『レッドブル・MotoGP・ル−キーズカップ』の第3戦が行われ、13歳の日浦大治朗選手が初優勝を飾った。日浦選手は、元WGP125ライダーの上田昇選手が主催するチームのライダーで、今年は全日本ロードレース選手権125ccクラスにも参戦している。先日のもてぎの開幕戦では3位表彰台を獲得した。また、今回14位で初ポイントゲットとなった14歳の篠崎佐助選手も、99年全日本250ccクラスチャンピオンの松戸直樹選手が監督を務めるチームに所属している。昨年、不慮の事故で亡くなった阿部ノリック選手も、後進育成のためのチームを運営していたが、そういった努力が少しづつ形になってきているようだ。黄金期の90年代のように、数年後にはまた多くの日本人ライダーが世界の舞台を席巻しているかもしれない。楽しみである。

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2008/04/13

いざとなったら…

最近の気になったニュースについて、つらつらと。

まず例の、東京都立川市の防衛庁宿舎ビラ配りの裁判。やはり有罪確定。

最高裁の言う通り、官舎は一般人が自由に出入りできる場所ではない(この判断もどうかと思うが)としても、相手に直接注意や要請をする前に、一足飛びに警察沙汰にして75日も勾留するのは、やはりちょっとやりすぎたと思うんだが。どうしても一部の思想、主張に対する意図的なモノを感じざるを得ない。

次にその上映についてゴタゴタしている映画『靖国』。

「靖国」刀匠 議員「本人が削除希望」監督「なぜ変心」
2008年04月11日01時40分

 上映中止が問題となった映画「靖国」の中心的な登場人物で高知県内に住む刀匠の出演をめぐり、有村治子参院議員(自民)が国会で「刀匠本人が出演場面を外してほしいと希望している」と取り上げた。これに対し、制作した李纓(リ・イン)監督は10日、「刀匠は納得してくれていた。変心した理由がわからない」と語った。

 刀匠は映画の冒頭から登場し、作業場で刀を制作する様子などが描かれている。

 有村議員は3月27日、参院内閣委員会で「刀匠は作品から(自分の)映像を一切外して欲しいと希望している」と取り上げた。有村議員はその前々日に刀匠本人に確認を取ったという。

 10日、朝日新聞の取材に応じた刀匠(90)とその妻(83)によると、05年に李監督側から出演依頼の手紙が届いた。戦後、伝承されなくなった靖国刀の最後の刀匠として取り上げたいとの内容だった。刀匠は承諾し、李監督は靖国刀を制作している場面などを撮影した。

 その後、李監督らが自宅に来て映像を見せたが、靖国神社に参拝する小泉首相(当時)とそれに反対する人たちに交じって刀を作る映像が流れていたため、「撮影を受けた趣旨と違う」と出演場面と名前の削除を頼んだという。

 3月末と今月9日に、有村議員から「国会で映画を審議しているからどう考えているのか意見を聞きたい」という内容の電話を受けた。刀匠は「出演は本意ではない。名前と映像を省いてほしいし、完成品を見たいと思っている」と伝えたという。

 刀匠は「靖国刀の伝統技術や価値を後世に伝えてくれるものと思っていた。『靖国問題』と結びつけるとは思っていなかった。違う趣旨で映画が作られ、『靖国問題』に巻き込まれた」と話した。

 有村議員は9日、自身のサイトに「刀匠ご夫妻を変心させる意図も働きかけも一切ない」とする文書を載せた。

 李監督は10日、東京都内で記者会見し、刀匠との交渉経緯を説明。昨春、ビデオを刀匠夫婦に見せ、作品の意義、監督が考える靖国問題の意義などを伝えた。今年2月に刀匠を訪ねた際、夫婦は上映に不安を感じている様子だったが、じっくり話し合った。最後は、刀匠がチラシに自身の写真と登場人物に名前があるのを見て、「上映頑張ってください」と言ったという。

 3月上旬にも公開パンフレット用に刀匠からメッセージとして誠心誠意という言葉をもらったと言い、「刀匠の場面がないとこの映画は成立しない。国会議員がどんな話を(刀匠に)したのか。出演者を変心させていいのか」と話した。

asahi.com

実際、刀匠が変心したのかどうかは判らない。ただ、もともと出演が本意ではなかったとしても、一宗教施設に関する一映画の一出演者個人の要望を、国会で云々するのは果たして国会議員の仕事なのかとまず問いたい。

さらに、この事に絡んで有村議員は「刀匠ご夫妻を変心させる意図も働きかけも一切ない」と言っているが、これはあまりにも配慮と想像力に欠けた対応だと思う。自分が関わった映画がいろいろ問題になって騒がれている所に、参院議員から「国会で審議しているから意見を聞かせろ」なんて電話がかかってきたら、それだけで十分圧力になるだろう。高齢の老夫妻が、これ以上面倒な事に関わりたくないと思ったとしても不思議ではない。刀匠本人が実際に本心からそう希望していたとしても、問題のあるアプローチだったと思う。

こういった事ごとは、民主主義の根幹に関わる大事なことなので、ちゃんと自分の中で言語化しないといけないのだけれど、最近いろいろあって頭が良く回らないから困ったもんだ。でもイヤァ〜な雰囲気だけはヒシヒシと感じている今日この頃。いろんな意味でしっかりしないといけないんだがな。ホントにこの国の社会の将来はどうなる事やら。

いざとなったら、PNGに逃げるかなぁdash。そんなこと言ってちゃいけないんだけれどね。

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2008/04/12

数値化される愛なんて

子どもの道徳心を偏差値化 各地の小中学校でテスト
2008年04月10日14時19分

 子どもの道徳心を検査し、偏差値や5段階評価を示す業者テストが全国の小中学校で実施されている。テスト結果を受けて教師に渡される各児童・生徒の個人診断票には「重点指導項目」として「愛国心」「郷土愛」などが記される。今年3月に文部科学省が公表した改訂学習指導要領には道徳教育の目標に「我が国と郷土を愛し」という文言が加わったが、道徳の数値評価は「行わない」とされている。それだけに、保護者からは「先生がテスト結果をうのみにして生徒を色眼鏡で見るようになってしまうのではないか」などと不安視する声も上がっている。

 「偏差値30」

 今年に入って、福岡県内に住む小学生の息子(10)の母親は、本来教師が持っている道徳テストの個人診断票を偶然知り、驚いた。道徳心の5段階評価は「1」だった。

 テスト結果の評価コメントには、重点的な指導が必要な項目として、順に「愛国心」「勤勉努力」「自立節度」「郷土愛」などが挙げられていたという。母親は「子どもの心を数字で表すことはできないはず」と不信感をあらわにした。

 このテストの発行元は図書文化社(東京都)。同社によると、テストは「道徳教科の理解度をみる」のが目的で、90年度から販売している。偏差値などの数値評価は「子どもの到達水準を知りたいという現場教師の要望で付属資料として出している」が、いつからなのかは「答えられない」という。

 同社のテストは、小学生用や中学生用などがあり、約30〜50問を選択式で回答する。例えば、中学生用では「寺の壁の落書きを見て、どんな気持ちになるか」などの設問がある。ただし、個別の設問と、「愛国心」や「郷土愛」などの指導項目がどう対応しているかは明らかにしていない。日の丸・君が代に関する設問は含まれていない。

 昨年度は全国47都道府県の小学校約1200校、中学校約1100校の児童・生徒約38万人が同社のテストを受けた。各都道府県ごとの児童・生徒数は「企業秘密に属する」として公表していない。

 福岡県内では、小学校46校、中学校5校で実施された。検査価格は1人430円で、自治体が予算を組んで購入することもあるという。このうち、文科省から道徳教育研究授業を委嘱されている大木町では、町立小中学校の全児童生徒約1300人を対象にテストを実施。経費約57万円は町が支出した。「子どもの力がどれだけ伸びたのか、研究授業の成果を判断するデータを取るため」(同町教委)だ。

 同社によると、道徳テストはほかにも複数の業者が作成し、全国で実施されているという。

 文科省教育課程課はこうした状況について「道徳テストが実施されていることは確認しているが、数値評価が行われていることは知らなかった」とコメント。ただし、「道徳は改訂学習指導要領でも『数値などによる評価は行わないものとする』としており、偏差値や5段階評価はなじまない」と指摘した。

 同社は「改訂学習指導要領に基づき、新版をつくる予定」で、「結果(数値評価)の示し方についても検討する」と話している。(白石昌幸)

asahi.com

こんなことまで偏差値に表さないと、最近の先生方は本当に子供達を指導できないのか? こんな、愛する事を競わせるようなやり方で、本当に子供達に愛国心やら郷土愛やらが育まれると本気で思っているのだろうか? いくらなんでもそんな馬鹿げた事は無いと信じたい。

道徳のテストはまさに『愛の数値化』だ。以前『愛も金で買える』と豪語して、さんざん叩かれた某IT企業の社長がいたが、これはその考え方となんら変わりはない。そんな『金の切れ目が縁の切れ目』的な愛国心、郷土愛でいいのなら、なんと安っぽいことか。

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2008/04/09

インディアン走る!

1月6日の【夏のツーリングでは『もちや二輪車会館』へ!】で現存する日本最古のオートバイ、1910年(明治43年)製のインディアンを紹介したが、それとほぼ同じ1909年製インディアンで、2006年MotoGP世界チャンピオンのニッキー・ヘイデン選手(米)がデモ走行を行ったそうだ。

N.ヘイデン:「問題がある場所は1つもなかった
N.ヘイデン、インディアナポリスを初走行

場所は今年の9月に初めてのMotoGPが開催されるアメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。このサーキットの設立は1909年で、同じ年に初めてのバイクレースが行われている。今回、ニッキーはその時に使われたインディアンでサーキットを周回したとの事。

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手前の1910、4HP(馬力)と書かれたインディアンは、もちや二輪車会館の展示車両に良く似ている。

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再現された1909年当時のバイクレースの格好はレトロ感たっぷり。最高速度は時速65kmを記録。『リアブレーキはまるで僕の自転車のようだ!』とはニッキーのコメントhappy01。にしてもニッキー楽しそう。

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それから100年。となりのHONDA RC212Vは最高速で5倍、馬力は50倍違います。バイクはここまで進化しました。

<08.04.17追記>
こちらのサイトにインディアンで走行するニッキーの映像があります。スピードはともかくエンジン音はとても素敵! でもホントにこんな自転車bicycleみたいなのでレースやってたのか…。

『ニッキー・ヘイデン、インディアナポリス一番乗り』
MotoGP速報ニュースサイト インテリマーク

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2008/04/05

5番と6番

前回のblogで間抜けな勘違いがセキララになった所で、ついでだからもう一つ長年の勘違い話を…coldsweats01

ベートーベンの『運命』といえば、普段クラッシック音楽にあまり馴染みの無い人でも「じゃ、じゃ、じゃ、じゃーんnotes」と答えるくらい有名な交響曲の通称なのだが、先日、それが5番である事を初めて知った。

というか、私はこれまでずっと、5番は『田園』で、『運命』は6番だと覚えていたのだ。小学生くらいの頃に仕入れた知識のはずなので、かれこれ25年は思い違いしていた事になるshock。いくらなんでもこんな有名な曲でこの間違いは恥ずかしいだろぉ、と調べてみたら、面白い事が判った。この二つの交響曲、1808年の初演時は、私が思いこんでいた通りの順番だったそうだ。ただ、それがいつ頃、どういう理由で現在の5番『運命』6番『田園』に入れ替わったのかについての説明は、色々ネット検索してみても見つけられなかった。

勝手な想像を巡らせば、きっと私が小学生くらいの頃までは5番『田園』で6番『運命』だったんだよ。うん。で、その後、なんかしらんがベートーベンに関する新しい資料だか解釈だかが出てきて、そんでこの二つが入れ替わったんだ、きっと。それから早、幾年の月日が流れて、もう一般常識みたいなもんだから、今更説明するまでもない、ということであまり解説されていないんだ。うん、きっとそうなんだ、フンだdelicious

こんな風に負け惜しみしつつ、いつ、なぜ5番と6番が入れ替わったのかをご存知の方、いらっしゃいましたらぜひ教えてください。それと、同じ勘違いをしていたという人も大募集ですcoldsweats01

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2008/04/03

祝・世界一周、分(『地球を二周』改め)

今日、愛機SDRの走行距離が、ついに4万Kmを越えた。

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2000年に購入した時点のメーターは1,040Kmだったので(当時、掘り出しモンの極上中古車だったこのバイクを見つけて売ってくれた友人のS君には本当に感謝!!happy02)、自分の走行はまだ4万には少し足りないのだけれど、このSDR自身は地球を二周回ったのと同じだけ世界一周分に相当する道のりを走って来たことになる。これまで、経年劣化であっちが壊れ、振動からくる金属疲労でこっちが折れ、三回も事故にあったり、回し過ぎでエンジン壊れたりと、何度となく廃車の危機を迎えながら、ここまで良く頑張って走ってくれたもんだ。これからもよろしくな、相棒。

話変わって。そんなに呑気なご身分でもないのだがcoldsweats01、昨日はいい陽気だった事もあって、体慣らしの意味も込めて気晴らしがてら、SDRで軽く走りに行った。行き先はいつも行く鹿野山と県道88号線をメインにその周辺をチョロチョロと。今、房総半島は桜も菜の花も花盛り。満開の桜に見とれて何度か事故りそうになりましたcoldsweats01

久しぶりに走ってみて痛感したのは、やっぱりバイクは乗らないと、どんどんライテクが下手になるという当たり前のこと。ブレーキングは甘いわ寝かせられないわハンドルロックUターンできないわ、ダメダメでしたcrying。せっかくこんな良い季節にウマい具合にガソリンの値段が下がってんだから、安いうちにもう少し精進しておかないとね。

そのガソリン。今回は三回給油したが、一番安くてハイオク1L134円。一番高かったのは、富津の田舎のスタンドgasstationで、1L161円もしたpout。そりゃここはまわりに競合店がないから、普段から相場より少し高めだけれど、今回はちとタイミング外したな。この値段差だと、SDRでも1回の給油で1L分くらい違う。残念。

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古い携帯のカメラで撮ったので画像が悪くてすいません。どこも春爛漫です。

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県道88号沿いにある大草蛙草鞋(わらじ)。房総の風習で、魔除けだかなんだか。

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鹿野山の上の九十九谷公園にて見つけた。この時期に、なんで?

<追記>
タイトルと本文中の二カ所を訂正させていただきます。間抜けな勘違いの顛末はコメント欄を参照してくださいsweat01
かえぅすきさん、dekaさん、ご指摘ありがとうございました。

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