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2008/05/31

SDR用ステアリング・ダンパー考

現在、SDR用としてラインナップされているステアリング・ダンパーキットは、RCエンジニアリングの『ODM-3000』と『ODM-2000』くらいしかない。今回『OMD-3000』をつけた訳だが、『ODM-2000』も4年前に取り付けた事がある。

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SDRの左側についている銀色のヤツが『ODM-2000』。当時はまだサーキット走行はしておらず、もっぱら講習会と峠を走るだけだったが、房総半島を走っていてデカいギャップにフロントを取られ、死ぬかと思った事から購入してみた。

しかし、取り付けたら取り付けたで、死ぬかと思う事になった使われている銀色のNHK製汎用ダンパーが固すぎて、SDRにまったく合わなかったのだ。固さはアジャスタで5段階の調節ができたが、最弱にしても固すぎたので何の意味も無かった。ギャップを越えた時や、高速道路走行では確かにスゴく楽だったけれど、それ以外全ての場所でハンドルの動きを妨げまくって、町中ではかえってアブナい(レースパーツを町中で使う方が悪いんだけどね)。6速全開で走れるサーキットでは有効なのかもしれないが、正直、SDRでの使用が前提であれば、あの銀ダンパーはないと思う。乗っててとにかく疲れたので、結局、わずか4ヶ月で外して、Yahooオークションで売ってしまった。

ODM-3000に使われている金色ダンパーも汎用品で、特にSDR用に調節されている訳ではない。それでも、7段階の調節アジャスターの3段階くらいは使える。某レッドバロンで、ドリーム50に3000と同じ金ダンパーが付いるのを見つけ、こんな華奢な車体にあんな固いダンパー(2000の銀の事ね)じゃ全然使えないだろう、とハンドルを切ってみて、その軽さに驚いた事から購入する気になったのだが、銀とくらべて格段に柔らかいのだ。町中での低速走行では多少扱い辛いところもあるが、最弱にしておけば概ね気にならない。2000より少々値が張るが、その価格差以上の性能差がある。SDR用のステダンを購入しようとしている人には声を大にして言おう、『買うなら3000だ』と。立てよ国民

取り付ける際の注意事項としては、車体左側よりは右側につけた方が良いと思う。左だと、プラグの交換やフューエルコックを操作する時にステダンが邪魔になる。また停車時にハンドルロックをかけるためにハンドルを切ると、ステダンのロッドが斜めに飛び出す形になり危ない。右なら車体に沿ってステダンが伸びた状態になるので、何かが引っかかったりする事故を防ぐ事ができる。

車体フレームに取り付けるアルミ製のブラケットは、斜め下に少し傾けて取り付けると、ハンドルを切った時に後ろに伸びたロッドが膝に当たるのを避ける事ができる。ハンドルを左右にフルロックできて、ロッドが足に当たらない取り付け位置は限られているので、この辺は試行錯誤して良いポイントを見つけてください。でも一度ブラケットのネジを締め付けると、フレームやフォークに必ずキズが付くので、事前に良く取り付け位置を検討しましょう。

最後になんですが、ステダンは基本的にハンドルの動きを妨げる物です。無闇やたらと取り付ければ良いと言う物でもありません。もし今、ハンドルのブレに悩まされているのであれば、まずは車体に異常がないか確認しましょう。タイヤの偏摩耗や空気圧、フォークの曲がり、ホイールの変形、ハンドルベアリングの異常、フレームの歪みなどなど、原因は色々考えられます。本来きちんと整備されているSDRなら、そのままの軽いハンドリングのほうが、町中でもツーリングでもワインディングでも、軽快な走りが楽しめるはずですよ。

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