残念だけれど、今年は食べません
前回に引き続いて、問題噴出の食の問題。
昨日になってはじめて『ケンタッキーとゴキブリ』問題を知って、いろいろネット検索をしてみた。事件の詳細はここでは述べないので、興味がある方は検索してみてください。
結局の所、はじめにmixiに書き込みをしたバイトの高校生が、保護者と学校の関係者を伴ってKFC本社に謝罪に行き、責任を取って(?)学校を自主退学、KFC側は当人が未成年で反省していることと、書き込みがウケ狙いの嘘だったということで、将来を考えた対応を行う、としている。
この事件はこれにて一件落着、と言えそうなのだが、ここで一つ、KFCの対応に引っかかる事がある。それは、KFCが書き込んだ高校生の『嘘でした』という発言だけでもって、事件そのものが事実無根である、と決めつけている事だ。独自に調査をしたとか、念のため当該店の設備をすべて消毒したとか、そういった対応をしたという情報がないのだ。
KFC側の思惑もわからないではない。おそらく一年でもっともフライドチキンが売れるクリスマス前の掻き込み時に、降ってわいたようなこの迷惑な騒動、KFCとしてはこれで早々に鎮静化してもらいたい所なのだろう。現時点では事実であろうと嘘であろうと、どちらも証明することは困難で、調査で問題の幕引きが長引けば売上げに響くだろうし、念のためでも消毒などしたら、本当に事実無根であったとしてもやはり事実であったかと勘ぐられる。客として考えれば、いくら消毒したと言われても、ゴキブリを調理したかもしれない器材で作られた食べ物なんて、気持ち悪くて私だって購入したくない。ここは高校生の『嘘でした』の一言で押し切りたいということか。
しかし、問題の書き込みを見てみると、内容が結構具体的で、全部が創作であるとは残念ながら信じがたいのだ。加えてこの高校生、どうやら模範的青少年とは言えないようで、そんな彼の証言も当然ながら信じがたい。
本当にこの高校生の作り話ならいいのだが、違った場合、被害を被るのは消費者だ。まぁ、おそらく、すぐに健康被害につながるような事はないだろうけれど、食品の衛生に関する事なのだから、目先の利益に捕われず腰を据えた対応をしてもらいたい。その結果生じた損害は当の高校生相手に民事裁判でもやるべきもので、毎年クリスマスにフライドチキンを楽しみにしている事件に関係のない消費者に向けるものではない。
もちろんこんなアホな事がKFC全店で起きている筈も無く、問題の舞台になった当該店の他の従業員や他のKFC店の従業員の皆さんは、お客様の笑顔の為に日夜頑張っている事だろうとは思う。今回の事に関してはホント、KFCに激しく同情する。だけれど、食を取り巻く問題が頻発しているこのご時世に、このような対応しかできない会社の商品を信用しろ、と言われても正直難しい。少なくとも今年のクリスマスはケンタッキーはやめておこう。白鳥麗子で有名になる前の宮沢りえが、とてもうまそうにフライドチキンをほおばるクリスマスバーレルのCMを見て以来、毎年必ず食べていたのでとても残念ではあるが(^_^;。
1986年のKFCのクリスマスCM。
この時宮沢りえ13歳。どえりゃぁカワイイ。
余談ながら、今回のことでこのバイト君は本名から住所から通っている学校名から、友人、彼女、また自分と彼らの問題素行に至るまで、ネット上に曝される羽目になってしまったそうだ。内輪性の高いmixiとはいえ、自分でプロフィールを公開しているネット上に迂闊な発言を行った当人の粗忽さも問題ではあるが(ツーかその前に、日常の素行が問題なんだろうが)、こうまでも短期間に個人情報が流出してしまう人権無視状態の現実も問題だし恐ろしい。
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