カテゴリー「スポーツ」の51件の記事

2009/09/21

心身ともにキレイになって帰ってきました

一昨日、ドック入りしていた愛機SDRが帰ってきましたhappy02

今回のドック入りは、エンジンの振動が大きくなってきたことからフルOHをしようと思ったことがきっかけです。前回はお世話になっていた近所のバイク屋に頼みましたが、ここしばらくはサーキット走行の比重が大きくなってきたこともあって、今回はレースをやっているショップやSDRに強いショップにお願いすることにしました。

最初にお願いしようかと思っていたのは忠男レーシングさんです。なんといっても試乗させてもらった忠男レーシングSDRのエンジンのなめらかな吹け上がりには感動しましたから。しかし、二点ほど問題が。一つは私が引っ越しをしまして、これまでよりも忠男レーシングに行きづらくなったこと。もう一つは、忠男レーシングでOHをお願いした場合、あるとても重要なパーツが社外品になってしまうことです。もちろん社外品を使ってもちゃんと走るバイクにはなるのですが、あくまでツーリングや街乗りでの話で、サーキット走行にはちょっと不向きな仕様になってしまいます。

それでも問題の純正品は廃盤で取れない状況なので、とりあえずその社外品を調達したのですが、ふと引っ越し先の近所に普段頼れそうなバイク屋がないかと探してみたところ、なんとSDRユーザーにはとてもお馴染みのOXレーシングさん(※江戸川区南篠崎町2-14-6 Tel: 03-5666-3351)がすぐそばにあるではないですかsign01 早速電話してOHについて問い合わせたら、お値段もお手頃で、なによりも問題の純正部品がストックされているsign03 それが決め手となりお願いすることにしたのです。

今回依頼した作業はエンジンのフルOHと一速のクロスミッション化とウエットブラスト、リア周りおよびF&Rホイールのベアリングの交換、フロントフォークのOH、外装の換装、シートの張り替え、などです。OXレーシングのTさんといろいろお話をしている内に、あれもしたい、これもしたいと話が弾んでいき、もともと車体全体もいろいろメンテナンスしてもらうつもりでいたので、せっかくの機会だからとドーンとお願いしてしまいました。おかげで請求書もドーンと帰ってきましたが…shock

帰ってきた愛機について、まずOH後のエンジン。今回はクランクも交換したので、振動が格段に少なくなりました。OH前は洗濯物が偏った時の脱水槽みたいな回転の感覚があったのですが、さすがにスムーズです。しかしそれでも忠男レーシングSDRほどの軽さは感じられないなぁ。ここまでくると、もうエンジンの個体差なんでしょうかね?。クロスミッション化は、どんな風に変わるのか多少心配していたのですが、まったくの杞憂でした。むしろ、なんで純正でこうじゃないのか、不思議な位乗りやすいです。もっとも、まだ慣らしの街乗り程度なので、今後検証していきますが、ファーストインプレッションとしては上々でした。

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交換したエンジンパーツ。

エンジンマウントはTOSH-TECさんのものを再度挑戦してみたのですが、やはり6000回転からの振動がキツイ。昨日一日この状態で乗ってみましたが、慣らしで上は回せない状態であるにもかかわらず、ちょっと走っただけで手が鈍く痺れてしまいます。OHで状況が変わるかと期待していたのですが、あまり大差はありません。こうなるともうエンジンとの相性なのでしょうか? これでサーキットのタイムが1秒縮まるならまだ話は別ですが、この振動では乗っていて疲れてしまうし、車体にもかえって悪い影響があると考えて、使用を諦めて純正のエンジンマウントに戻しました。

Toshtec
TOSH-TECエンジンマウント装着時。期待したんだけれどねぇ…。

また、なにかと中で当たっている音がしていたフロントフォークインナーロッドは、今回から使用することをやめました。代わりにフォークオイルを、フロントブレーキや後ろの忠男レーシングオーリンズキットサスとのバランスを考えて、エルフの20番に変更です。

そして最後に、やはり外装です。airplants謹製塗装の外装、ようやく取り付けました。もう、予想以上の美しさです。もとの純正色よりビビットな色合いはまさに求めていたアップルレッドapple。個人的には特にアンダーフレームがお気に入りです。ウエットブラストかけたエンジンと相まって、そこだけみればまるで新車のようになりました。美しーhappy02

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やはりすべての色味がそろっているのは素敵です。

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ヘッドライトケースもキレイ!

でもこうなると、逆に汚いところが目立つんだよね…。ウエットブラストしたエンジンカバーに対して、白錆の浮いてるステップの汚いこと汚いこと。今度磨こうっと。

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あと、以前赤色に塗装したエンジンのYAMAHAロゴもキレイに戻ってしまいました。こちらもまた今度塗り直します。

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シート革はYahooオークションによく出ているやつです。悪くはありませんが、ちょっと成形があってないかなぁ。
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エンジンの慣らしは前の記事のコメント欄に書いたように意外と短い距離で済みそうなので、季節が良い内に走り込んでおこうと思います。早速来月の筑波サーキットでの走行会を申し込みましたbleahgood。久しぶりにトミンにも行きたいですし、しばらくは楽しめそうです。

<おまけ>
前回の筑波サーキットでの走行会にて、ゲストで来ていた94、98年WGP125ccクラスチャンピオン、坂田和人選手に、私の坂田レプリカヘルメットにサインをしていただきました。こちらもairplantsさんでクリアコーティングしていただきました。こすげさん、どうもありがとうございました。
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2009/09/05

続き〜違いのワカラナイ男

今更ながら、サスペンションのお話の続きをば。と言っても書いてる本人がすでに記憶がアヤフヤですcoldsweats01

前回は忠男レーシングにサスペンションのスプリング交換をお願いしたところで終わりましたね。はい、その後交換してもらって、自分で車体に取り付けてツーリングに行ってきました。

忠男レーシングさんでは85、90、95ニュートンといったラインナップのスプリングを揃えていて、交換してもらったスプリングは95ニュートンの物です。当初は私の体重や乗り方などから90ニュートンの物を勧められましたが、試乗した忠男レーシングSDRと同じものと指定してそうなりました。SDR純正だと75ニュートン位だったかな? SDRのヤマハ想定ライダー体重が55㎏だそうですから、そこに加算すること十ン㎏の私の場合(しかもこれからは増える可能性の方が減る可能性より圧倒的に高いpig)このくらいの差はあって当然ですね。

あと、スプリング長も変わっています。ノーマルのスプリングは外してみるとわかりますが、実はサスペンションのストローク幅よりも1.2㎝ほど長いんです。つまり、まったくイニシャルをかけていない状態であっても既にイニシャルがかけられているということになります。そのため、またがった時は問題なくても、実際に走り出して荷重がかかりだすと、スコッとサスが入ってしまう、と忠男レーシングのSさんに教わったように記憶しています(あやふやですいません)。交換したオーリンズのスプリングは長さを合わせてあるので、荷重のかかり初めから終わりまで、ちゃんとスプリングとしての機能を果たしているとのこと。

と、うんちくはこの辺にして、実際に走ってみての感想です。…実はツーリングではよくわかんなかったんだよねcoldsweats01

まぁ、ほとんど高速道路のツーリングでしたし、ワインディングに遭遇しても時期が時期だったから混んでいたし、行った場所が北の方だったので、時期的にまだ雪が残ってたりして、あまり攻めた走りもしませんでしたしね。ただ、やはりふわふわした感じはなくなりました。

で、さらにその後で、今度は筑波サーキットでの走行会に参加したのですが、こん時も初めての筑波だったので舞い上がってしまってコースに慣れるので精一杯で、あまり大した走行もできませんでした。サスを確かめるなんて余裕、正直あんまりなかったです。腰砕け感はなくなったと思いますが、やはり違いのワカラナイ男ですね。とほほ。あ、でもオーバースペックかと思っていたフロントブレーキはばっちりでした。変えて大正解。まぁ、サスも、これからじっくりと味わって行きたいと思いますhappy01

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筑波のピットにて。

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SDRだと軽ワゴンで十分です。

と、書いたところで、一つ前の記事の写真に言及すると…、

ただいまMy SDRは某ショップにてバラバラです。そのこともあって、この夏は全然乗れませんでした。ようやく秋らしくなってきて、絶好のバイク日和の季節到来ですが、戻ってきてもしばらくはおとなしく慣らしをしないといけなさそうなので、本格的に走り込めるのって、来春?…shock

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2009/05/22

黄色い螺旋

今年のGWは、友人を訪ねて群馬と日光にSDRで行ってきました。ツーリングなんて久しぶりです。

今回はほとんど高速道路走行なので、まずTOSH-TECのエンジンマウントはいったん外してノーマルに戻しました。長時間同じアクセル開度で走る高速の場合、振動も長時間発生することになるので、車体も人間もキツかろうと考えたのです。予想通り、ノーマルマウントの方が多少は振動を逃がしてくれて、ずいぶん楽にはなりましたが、やはりTOSH-TECのエンジンマウントが悪いというわけではなく、諸悪の根源はエンジンそのものにあるんだなぁ、と改めて感じられました。アクセル開けるたびにぶるんぶるん言ってるんだもん。そう遠くないうちに、もう一度腰下まで開けてOHした方が良さそうですsad

まぁ、自分でなんともできないエンジンはともかく、今回、せっかく長距離を走るのだから、と出発直前まで無理して取り付けたパーツがこちら。

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じゃじゃーん、おーりんずのさすぺんしょんでー、、、、はないですよsmile

下の画像を良くごらんください。右の黒いスプリングのサスは、2XVの型番の、SDR用純正リアサスです。で、左の黄色いスプリングのサスは、スプリングこそオーリンズですが、中身は同じ2XV型番のSDR純正リアサスです。

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これは現在忠男レーシングで取り扱いされている、スプリング交換Kitを使ったサスです。

4年ほど前に2XVの新品リアサスに交換しているのですが、さすがにそろそろOHしたいと思い、社外品でのリプレイスも含めて色々検討してみました。

まず社外品。SDR用のサスで入手可能な製品は、現在ではナイトロンとクァンタムになります。ナイトロンなんか一番上のグレードはいろいろ調整するパーツもついていて偉そうなのでcoldsweats01ずいぶん心惹かれましたが、SDRでそんなにセッティングに拘れるのか、よくわからないし、お値段もケッコーしますし、なにより取り付けに際してフレームやサス本体を削らないといけないようなので、残念ながらパス。

次に純正サスのOH。ネットで検索して、大手チューニングSHOPから聞いた事のない小さなバイク屋さんまで、いくつかサービスを行っているところに問い合わせてみた所、どこも長年の経験を売りにしていて、オーナーに合わせたセッティングを施すとうたってはいます。しかし、実際問題としてSDRのリアサスの中のデータは公表されていないわけで、オーナーに合わせる以前にメーカー規定の水準に戻す事ができるのか?と疑問に感じてしまいました。それに実際に走行しながらチューニングできるわけではなく、チューニングの元になるのはこんなあやふやで頼りないオーナー(私)の話でしょ? なんか思いっきりセッティング外しそう…coldsweats01。OHの代金と新品サス購入代金がさほど変わらないこと、チューニングやスプリングのリプレイスなどを含めると社外品の一番下のグレードとも値段がかわらないこと、などもちょっとひっかかりました。

そこで忠男レーシングです。こちらは基本的にはスプリングの交換のみでOHはしてくれません。ですが、新しい純正サスを使えばOHの必要はないし、トータルコストも安く押さえられます。さらに決め手となったのは、忠男レーシングの方が実際にこのサスをSDRにつけて、普段走行しているという事です。実体験からの製品へのフィードバックがあるというのは、他のOHのみのSHOPにくらべて安心感があるというか、信頼もできます。納期も比較的に早かったので、お願いすることにしました。

続きはまた今度。

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2009/04/11

ちとやりすぎた…かな?

所持しているだけで、メンテナンスという名の底なし沼、現状維持努力が続くSDRですがcoldsweats01、オイルポンプに続いていくつかパーツを交換しました。

まずは消耗品のスプロケ&チェーンと前後タイヤです。チェーンはDIDのシルバーチェーン、スプロケは純正を選びました。社外品に比べて多少値が張りますが、前回、前側だけAFAMにしたら、チェーンやリアスプロケに比べて格段に摩耗が激しかったので、ま、長い目で見た場合お得かなと。

タイヤは知人メカニックの、『値引きするから在庫処理お手伝いお願いしまーす』の言葉に負けて、久しぶりのTT900GPに。ちなみにそれまで履いていたBT-39SSは珍しく一年保ちましたが、リアタイヤの走行距離はわずか2,000kmwobbly。トミンを二回走っているから仕方有りませんが、減るのが早いと嘆くべきか、それでも一年なんとか使ったんだからと納得するべきなのか。それとついでに、今回はリアホイールのダンパーゴムも交換しました。

そしてグリップも交換。グリップだけは純正のTZグリップに勝る製品を見た事がありません。SDRの純正品番だとアクセルカラーもついてきてしまい余計な出費がかかるので、TZ125の型番で発注しました。やはり良い握り心地ですgood

そしてさらにwink

今回は、前後ブレーキディスクとフロントのブレーキパッドの交換も行いました。ディスク厚自体はまだ摩耗限界に達していなかったのですが、だいぶ前に使っていた安物のブレーキパッドのせいで、前後ともに円周に沿って無数の溝ができてしまっていて、触るとまるでレコード盤のようになっていたので、かねがね交換したいと考えていたところでした。フロントブレーキのキャリパーをブレンボに交換してから、確かにタッチは良くなったし、しっかりと止まるのですが、このデコボコのディスクのせいなのか、それともブレンボキャリパーに元々ついてきているブレーキパッドのせいなのか、どうもブレーキを握っている時にブレーキが効いている感触に乏しいように感じたので、これを機会にまとめて交換することにしたのです。ホントはこういう交換の仕方は、結局どっちに原因があったのか判らなくなるから、やっちゃいけないんですけれどねcoldsweats01

で、こちらが交換直後のリアの画像です。

R_b_disk

こうしてみると、ホントに一枚の金属板ですねぇ。

そしてフロント。…ん? なんか違和感が?happy01

F_b_disk_up

そうです、勢いでディスクを大径化してしまいましたscissors。直径267mmが282mmにsign03 使用したディスクの品番は1WG-25830-00、FZR400(1WG)の初期型用です。

SDRのフロントブレーキディスク大径化には、3XVのアルミインナータイプディスクが使われる事が多いのですが、そのディスクはオフセットされていて、SDRに装着するとフロントフォークとのクリアランスがほとんどなくなってしまいます。もちろん、接触はしていないし、使用中に形が歪む物でもないので、問題はないはずなのですが、気分的にちょっと不安感があって躊躇していました。また、大径化することでのフロントホイール全体のジャイロ効果やバネ下加重増の影響、実際にどの程度ブレーキの効き具合が向上するのか、それらの費用対効果はどうなのか、考えだすと切りがなく、ま、クリアランスがないのなら止めておこう、と半ば思考停止状態で今までは検討をやめていたのでしたcat

そんな時に、ふと見てしまったこちらのWeb Site。

Ki-man's Garage SDR Parts

一部で話題のFRPフューエルタンクを製造されている職人さんのサイトです。こちらに今回使用したキャリパーサポートが掲載されていました。オフセットについての記載がなかったので、掲示板で質問してみると、『1WGなら5mm以上クリアランスがある』とのお返事。この一言で、上記に掲げたような諸々の心配事はまたしても思考停止に陥りましてcoldsweats01、1WG化に一直線upwardrightsign03。おかげさまでクリアランスはバッチリ稼げました。

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ブレーキパッドはZCOOのセラミックシンタードTYPE-Cをチョイス。評判が良いので一度使ってみたいと思っていたんです。でも高いなぁ。

さて、ここまでやればさぞ満足かと思いきや、一つだけ懸念が。実はこれらのパーツを発注したのは、3/22の日記のエンジンマウントの試走に行く前でした。昨年、ブレンボキャリパーをつけてから、まともに攻める走りをしたのって、考えてみたらその3/22の時が初めてで、それまでブレンボの性能をきちんと確認しきれてなかったんですね。で、走ってみたら、ノーマルガタガタディスクでもさすがブレンボ、ブレーキ効く効くsmilesweat01。ちょっとパニックブレーキしようものなら、すぐに握りゴケしそうなくらいです。走り終わってから思った事は、「ノーマルのディスクで良かったんじゃね?」「ブレーキパッド、このままでよくね?」と言う事。やっぱ何事も勢いでやってはいけませんねwobblyimpact

でも発注しちゃったものはしょーがない、と交換した訳ですが、少しこの状態で走った感じでは、確かに制動力は上がりました。一般公道では多少オーバースペックなくらい。サーキットなら丁度いい感じになりそうです。ハンドリングも思ったほど悪くありません。なにより、懸案だったブレーキ操作時の効いている感じが判りやすくなりました。これはディスクのせいなのか、はたまたパッドのせいなのか、この検証は今後暇な時にやってみようかと思いますpig

そんなこんなで、まぁ、ちょっとやりすぎちゃったかなぁー、と思いつつも、ニヤニヤしている今日この頃なのでした。

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2009/03/22

エンジンマウントパーツ装着インプレッション

前回に引き続き、SDRエンジンマウントネタ。

昨日、ツーリングも兼ねて房総半島を試走してきました。以下、インプレッションです。

ok良かった点good
エンジンがきっちり固定されていることで、車体の剛性が上がったような感じです。乗っていて重心というか、重い物が一点に集中している感覚がすごく判りやすい。またリアタイヤが、アクセルワークにダイレクトに応えてくれるようになった気がします。

ng悪かった点down
やはり、エンジンがしっかりと固定されたために車体の振動がキツく、手足がジンジン痺れます。私のSDRの場合、ちょうど町中を流している時とか、車の流れに沿って走っている時によく使う、6,000から7,000回転くらいの所が一番痺れます。

ただし、エンジンがきちんと暖まってスムーズに回るようになると、この振動は軽減します。また、5,000回転以下ではほとんど振動がなく快適ですし、8,000回転以上も許容範囲内です。振動が辛いのは、渋滞などで問題の回転域をキープして走っている時で、例えば峠のワインディングを攻めている時のように、アクセルのオンオフを繰り返している間は、ライダーズハイも手伝ってか、ほとんど振動は気になりません。乗っている人間も、最初は手が痺れまくりましたが、乗っているうちに身体の方が慣れました。

昨日も、はじめのうちは、バイクを降りてもビンビンに痺れている手に辟易しましたが、エンジンがきちんと回るようになって、こちらも慣れてくるうちに気にならなくなり、なんだかんだと200km以上山道をくねくね走っていました。正直、車体に由来する走りの質は向上していると思います。さんざん楽しんできましたし、個人的にはこれならOKです。

こすげさんのリアエンジンマウントと、TOSH-TECさんのエンジンマウントKit、同時に装着してしまったので、どちらがどうと具体的には言えないのですが、まったく個人的に勝手な感想としては、おそらくこすげさんのリアマウントは皆さんにお勧めできると思います。もともとノーマルに近い形状ですし、ノーマルがもうグダグダになっている事が多いですから、むしろ積極的に交換した方が吉でしょう。

TOSH-TECさんのエンジンマウントKitは、現時点では装着する人を選ぶと思います。サーキット走行やワインディング走行がメインの方には絶対にお勧めです。

また振動が多いという事は、ネジのゆるみや脱落、各部ステーの折損などの可能性がこれまで以上に増している事になります。なので、あまりメンテナンスが得意でないという方(まぁ、20年選手のSDRユーザーには少ないと思いますが)は使用を控えた方が無難かもしれませんね。

ちなみに、今回の作業でサブフレームがこんなんなっているのが判明。

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これまで二回折れているホーンステーに業を煮やし、肉厚の汎用ステーを使ったら、今度はフレーム側にダメージがたまってヒビがはいってました。SDRの振動問題はほんとにやっかいですsad

あと、今回一番困ったのは、KingCobraの共振音。エンジンが動かなくなった分、全部チャンバーに来たようで、アクセル開けるたびにジャジャーンと、うるさいことこの上ない。取り付ける際にフランジ部分にタップリ液状ガスケット塗っておいたのにまるで関係ありません。振動よりもこの音の方が走ってて気になりました。なんとかならんかなぁ。

<09.04.12追記>
上記色々好きな事を書いていますが、この振動問題は多分に個別車両のエンジンの状態に大きく左右されるようです。どうも私のSDRのエンジンは、だいぶガタが来ているのではないかとの疑惑が出てきました。きちんとOHして丁寧に組んだエンジンだったらこんな事はないらしいです。
<追記ここまで。>

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2008/12/21

明日はきっとガニ股

今日は風が強いものの、暖かい良い天気sunだったので、少しだけSDRで真面目に走ってみた。距離にしてわずか70kmほど、走行時間も1時間あるかないかくらいだったけれど、すでに全身筋肉痛。走り始めて10分で股関節が悲鳴をあげましたcoldsweats01。考えてみたら、まともにSDRで走ったのって、5月のトミン以来か? 体が全然動きません。だめだこりゃ。

乗っている間中、なんかフロントが上がっている気がしてしょうがなかった。オイル量間違えたかと不安にもなったが、多分、また太ったんだろうなpig。SDRからの痩せろ!というメッセージですね。

よし、ここは一発奮起して、リアサスを高級なものに…。

..。.:**:.。..。.:**:.。.ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛)`Д゚)・;。.。.:**:.。..。.:**:.。

でも忠男レーシングのサススプリング交換サービスはちょっと魅力ですね。あとはナイトロンかなぁ。

いや、まずは痩せろってねcoldsweats01
目指せYAMAHA想定体重55kgsign03

それにしても、ガソリン安くなりましたね。こちらでもレギュラー100円、ハイオク110円です。チャンバーのせいでハイオク仕様なので助かります。久しぶりに給油が500円で済みました。

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2008/09/24

もっと作ってくださいよ

先日、バイク用のブーツを新調した。

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画像の左側が新しいブーツ。XPDのXP-3です。右は今まで8年間使ってきたディアドラのブーツ。どちらもイタリアのメーカー品。

ブーツを試着する度に思うのだが、なんでレーシングブーツはイタリア製品ばかりなのだろう? 正直いつも悩まされる。まず足の形が確実に日本人向きではない。縦に細長くて、みんなよくこんな窮屈なブーツを履けるものだ。痛くないですか? しかもかかとが何故か深く取ってあって、かかととブーツの間に隙間が空いてしまう。転倒でかかとを打った時にこの方が衝撃を減らせるとか、理由があるのかもしれないが、これだとバイクを降りた時にかなり歩き辛い。レーシングブーツはバイクに乗っている時に履く物だから、歩く事はあまり深く考えられていないのかもしれないが、私は日常生活の町乗りでもブーツを履かないと安心できないし、ブーツを履く事で足の内側全体をバイクに密着させてホールドする乗り方なので、普通の靴としての最低限の機能がないと困るのだ。

おまけに同じモデルの同じサイズなのに、個体毎に形や大きさが違う事が良くある。ある店で履いてみてこれなら大丈夫と思ったブーツを、後日他の店で購入しようとしたらぜんぜん足に合わない、なんてことがしょっちゅうある。ほんとにイタリア人は大まかすぎる。つーか、なんで日本のメーカーはレーシングブーツを作らないんだろう。日本人の足に合わせた動きやすいのを作ってくれれば良いのに。今作っているのはクシタニくらいらしいが、そのクシタニのブーツは2りんかんやライコランドでは通常置かれていないので、試す事ができないのだ。ブーツなんて、試着しないで買う物ではないと思うのだが、試着だけの取り寄せは断わられてしまった。なんだかなぁ。

今まで使っていたディアドラのブーツは、以前コミネが取り扱っていた時のモデル。本当はふくらはぎの辺りにディアドラマークの付いたスライダーがあったんだけれど、いつの間にか取れてなくなっていた。某メーカー主催のサーキット体験走行会に参加する為に購入したのだが、当時ディアドラのブーツは非常にマイナーで(実際これまで、他にこのブーツを履いている人を見た事がない)、聞いた事の無いメーカー名に多少不安を感じた事を覚えている。それでもこのブーツを選んだのは、他のイタリア製ブーツに比べ格段に履き心地が良かったから。靴幅が広くて両脇の締め付け感がなく、つま先に余裕があり、なおかつかかとをしっかりホールドしてくれるという、靴を買う時に当たり前の条件がキチンとそろったブーツだった。昨年からクシタニが新たにディアドラの取り扱いを始めたので、随分と期待していたんだが、最近のモデルにはこの昔のモデルの良さがなくなっていた。とても残念。

XP-3もドンピシャでフィットしている、というわけではなく、色々試してみた結果、一番これがBetterだという理由で選びました。値段も手頃だったしね。まぁ、これでしばらくはブーツで頭を悩ます必要はなくなったんだけれど、もうちょっとなんとかならないかね。Made in JAPANの質の高いブーツが出たら絶対に買うんだがなぁ。

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2008/09/01

あきらめました

実は今年、ブログで一つやり遂げようと思っていた事があった。それは、

MotoGP全戦について、なんかしらの記事を書くsign01

ここ数年、日本人ライダーは減ってくるし、海外の選手は若手が入れ替わり立ち替わりでなかなか覚えられないし、何より小排気量クラスは昔のようなベテランの駆け引きの醍醐味を味わえないしで、レースを見てもなんか記憶に残らない。だから自分の備忘録としても活用したい、と思っていたのだが…。

正直、結構時間かかるのよねcoldsweats01

三クラスのレース見るだけで4時間はかかるし、それをまた記事に起すのも数時間かかる。コメント付けやすいレースならまだしも、淡々と終わったりされると何をどう書こうかとホントに悩まされるワケで…。おまけに最近、急に忙しくなってきたりしたこともありまして、まぁ別に、商売でやってるわけでも、誰かに期待されている訳でもないからと、あきらめる事にしました。

とりあえず、書きかけのドイツGPについての記事を載せときますcoldsweats01。貧乏性なもんで。

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勝つのはドイツだ!?(寒)【MotoGP第10戦ドイツGP】
7月20日

次戦アメリカGPも終わって、MotoGPが夏休みに入った頃になって寒いタイトルでなんですがcoldsweats01、7月13日に旧東ドイツ領のザクセンリンクで開催されたドイツGP雑感。もはやうろ覚えbombannoy

曇り空でコースの所々にウェットパッチが残るがドライ宣言で始まった125ccクラス。小山選手が今期最上位の予選グリッド7番手から表彰台を狙う。前戦優勝の勢いを維持したチャンピオン、タルマクシが今季初のP.Pをゲットするも、スタートで一瞬フロント浮かせる大失敗。セカンドグループに落ちてしまう。3番グリッドスタートのステファン・ブラドル18歳が調子いい。解説の坂田和人選手によると、『安定したレース展開をみせ、転倒も少ない将来有望な選手』とのこと。

スタート出遅れたタルマクシがセカンドグループをひっぱってトップ集段に追い付いた辺りから、テレビカメラに雨粒がつくようになる。9周目にブラッドリー・スミスとシモーネ・コルシが自己ベストを更新しながらトップグループを抜け出し始め、やがてスミスがコルシを引き離す。しかし、今期はレース後半に強いポイントリーダー、マイク・デ・メッディオがファーステストラップを叩き出しながら後方から追い上げてきて、16周目に一気にスミスを捕らえ、次の周にはついにトップに。また将来有望ブラドルと上り調子のタルマクシもスミスをかわしてデ・メッディオを追撃。残り2周はこの四人の表彰台をかけた攻防に。そしてデ・メッディオ、ブラドル、タルマクシ、スミスの順にフィニッシュ。スミスはまたしても最後に詰め切れない。

2位表彰台の18歳、ステファン・ブラドル。
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今期ここまでノーポイントレースのないポイントリーダー、デ・メッディオ。実況アナウンサーにライバルはタルマクシか?と問われた坂田選手が『マシントラブルがライバル』と答えるくらい安定感がある。休み明けにチャンピオンと若手がどこまで食らいついて行けるか?

小山選手は11番手走行中にクラッシュしてリタイア。中上選手は19位完走。残念。

完全にウェットレースとなった250ccクラス。昨年は青山選手,一昨年は高橋選手と連続して日本人が優勝しているゲンの良いサーキット。だがしかし、今回から08年モデルのワークスアプリリアに乗ったマルコ・シモンチェリが予選2番手のミカ・カリオに0.5秒もの差をつけてP.P獲得。コースが短く、コース幅も狭いザクセンでは、0.5秒の差は茂木や鈴鹿での2、3秒に相当するという。恐るべし、新型アプリリアsign03

スタートは濡れた路面を気にしてか、全体に非常に慎重なスローな展開。KTMのフリアン・シモンとシモンチェリが抜け出し、一周目最終コーナーでシモンチェリがトップに立つ。そこからはまさに独壇場。濡れた路面もなんのその、ファーステストラップで独走。追われる立場のポイントリーダー、ミカ・カリオが2番手に浮上した頃にはすでに7秒先を走っていた。

途中から雨が強くなり、17周目に青山がリアをすべらせ転倒。カウルを大破させるもレースには復帰。なんとか8位で完走した。調子良く2位集団を追いかけていた時だったのでホントに残念。

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レース終盤、カリオ、バルベラ、シモンの2位集団にパシーニと、オープニングラップで17番手まで順位を落としたバウティスタが追い付く。そしてバルベラとバウティスタが抜け出して2位争いを。ポイントリーダーのカリオがこの争いに加われないまま、この順位でレースは終了。シモンチェリは初のポール to ウィン。ポイントランキングでもカリオに11ポイント差をつけてトップに。

暴れん坊モップ頭のシモンチェリ。
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ここに来てシモンチェリを全面的に支援する事になったアプリリアとジレラを統括するピアジオグループと、125でもチャンピオンまであと一歩だったし今度こそカリオでゼッケン1番が欲しいKTM。このメーカー同士の対決が激しくなってきて、レースは一段と面白くなっている。でもシモンチェリもカリオも苦労人同士だから、どっちも勝たせてやりたいなぁ。

チャンピオンのストーナー絶好調のMotoGP。4戦連続のポール獲得。昨年ペドロサが記録したサーキットレコードから2秒も速い予選タイム。しかし決勝は結構な雨のウエットに。これがはたしてどう影響するか?

ホールショットは二番手のペドロサ。

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とまあ、こんな中途半端な所で筆が止まってます。レース見ながら取ったメモ見ても、もうレースの詳細が思い出せないのよねぇ。年のせいかなぁbearing。またレース見るのも時間無いし。とりあえずざっと書いとくと、ペドロサが呆気なく転倒してがっくり。ロレンソの転倒も残念。ギュントーリの6位獲得にびっくり。さすが雨のバーミュレン、といったとこかな。ざっとしすぎかcoldsweats01

あと、アメリカGPはほんとに面白かった。やっぱガチンコのロッシはしぶとい。あれは今年のベストレースだね。レース後のケーシーのロッシに対する物言いについては、モータージャーナリストの遠藤智さんがライディングスポーツ10月号の『GPサーカス2』で非常に的確なコメント寄せてますね。

チェコGPも一昨日やっと見られました。エリアスは毎年、忘れた頃に急浮上してくるなぁ。カピロッシはさすがベテラン。中野選手もHONDAに移籍して以来、ようやく納得のいく走りができたんじゃなかろうか。今後に大いに期待です。あと、ウエストも首がつながり始めたかな。チャンピオンシップもそうですが、来年のシート獲得競争も眼が離せなくなってきてます。う〜ん、せめてオンタイムでレースを見たいよぉ〜crying。昨日のサンマリノGPは一体いつ見る事ができるのやら。

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2008/07/06

アッセンは今年も雨だった?【MotoGP第9戦オランダGP】

シーズンの折り返しとなるMotoGP第9戦の舞台は、GP史上唯一の毎年開催皆勤賞、オランダは伝統のアッセン、ファン・ドレンデ・サーキット。最長ストレートは560mと短いのだが、キツ目の路面カントのおかげでコーナリングスピードをかなり高くキープできるそうで、テクニカルでアベレージスピードが高いことと、『ダッチ・ウェザー』と呼ばれる崩れやすい気まぐれな天気が特徴となっている。宗教上の理由で土曜日に決勝が行われるのもここだけで、おかげで毎年ビデオ録画を忘れてしまうcoldsweats01

125ccクラスは2番グリッドのブラッドリー・スミスがホールショットを決め、早々に集団から抜け出す。そのままトップをキープして、自身の初優勝に向け3秒以上のアドバンテージで独走中の10周目、いきなり転倒。またしてもやっちゃったか、と思ったら、雨が降ってきたせいだった。この周、2位走行のエフレン・バスケスやマルク・マルケス、他2名も転倒していて赤旗中断。規定周回数に満たなかったため、2ヒート制になった。

2ヒート目は、フランスの時と同じく残り5周のスプリントレースに。ウェット宣言が出されたものの、ダッチウェザーらしく降り出した雨は結局上がってしまい、みんなスリックタイヤを装着している。転倒者のうち、4番グリッドのバスケスと6番グリッドのマルケスは、それぞれ代車がないことと、転倒後に自分のバイクでピットボックスに戻れなかったために2レース目の参戦資格を失ったことから出走できず。二人とも勢いがあったので残念だった。

聞いたことのない名前の10代ライダー達が元気だった1ヒート目にくらべ、2ヒート目は駆け引きに長けた経験豊富なライダーの走りが光った。特に1ヒートで調子の上がらなかったP.Pのシモーネ・コルシとチャンピオンのガボール・タルマクシには恵みの雨だったね。ホアン・オリベ、コルシ、タルマクシ、エステベ・ラバトの順で入ったラストラップ、スリップを使ってオリベをかわすコルシをさらにタルマクシがかわし、さらにその三人をラバトがかわす。だがラバトはまたかわされてその後にコースアウト。タルマクシ、オリベ、コルシの順でチェッカー。タルマクシは今季初優勝。ランキングも3位のオリベに1ポイント差の93で4位に浮上した。今回調子があがらなかったランキングトップのデ・メッリオは141ポイントだから、まだ狙える位置にいる。前戦に復調かと思われた小山選手は13位、中上選手はクラッシュ。う〜ん、まだだめか。

250ccクラスはスタート直前に雨が降り、ウェット宣言が出るが、ウォームアップ走行では路面はドライ。グリッド上はみなスリックタイヤを装着している。

ホールショットかとおもわれたシモンチェリがルティと接触し遅れてしまう。そしてそれを見ていたP.Pのバウティスタも同じタイミングで後退。抜け出したルティが初優勝目指して独走する。

今回、特筆すべきはその出遅れたバウティスタだろう。ファーステストラップを叩き出しながら次々にライバルをかわして5周目には2位に浮上、12周目にはルティを抜いてTopにでる。そのまま引き離すかと思われたが、何度か雨がパラつく度にバウティスタは無理をしない走りを心がけ、ルティの先行をゆるしてしまう。しかし、これは自分とライバルの力の差を見極めた上での作戦であり、雨が上がればまたきっちりポジションを回復するという、自分の掌の上でレースをコントロールする横綱相撲を見せてくれた。そして今期5度目のポールポジションにして初めてのポール to ウィン。バウティスタの実力と、ワークスアプリリアの性能がようやくかみ合ったレースだった。変なジンクスも断ち切れたし、後半戦は今まで以上に強くなりそうだ。

また、同じく出遅れたシモンチェリも怒濤の追い上げを見せ、最終的に3位入賞。乗れているシモンチェリに、08年型のマシンが貸与される話がでているらしい。シモンチェリ自身は当初、データのある07年型の継続使用にこだわっていたが、08年型のエンジン性能を目の当たりにしてテストする気になったとの事。これもうまくハマれば強力なパッケージになりそう。後半戦は白熱しそうだ。

青山選手はカリオの前の6位、高橋選手はその後ろの8位でフィニッシュ。二人とも堅実にポイントを稼ぐ。逆にこれまで堅実だったパシーニは前戦に引き続き転倒リタイア。ルーキーらしくなってきたのかな?

MotoGPクラスのフロントロウには、ランキングトップ3が逆の順位で並んだ。予選のタイム差もわずかで、三つ巴のガチンコ勝負になるかと思った一周目。ランキングトップの3番グリッド、ロッシがスタートで出遅れ、あろうことかド・ピュニエを巻き込んで転倒してしまう。

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シフトレバーの頭が取れた状態にも関わらずレースに復帰し、3番目のラップタイムを刻んで追上げた結果、5pt獲得の11位で完走したのはさすがロッシ。もともと出走台数の少ないMotoGPクラスで、今回はカピロッシとホプキンスが負傷欠場している上に、巻き込んだド・ピュニエ、その後で単独転倒したデ・アンジェリスとウエストと、最終的に5人がレースから抜けていたのもラッキーだった。ランキングこそペドロサに抜かれたが、被害は最小限に抑えたと言えるだろう。まだなんとか、運はロッシに味方している、のかな?

そのロッシの運を吸い取ったかのようなチャンピオンのケーシー・ストーナー。ちょうどこのレースの直前に発売されたライディング・スポーツ8月号を読むと、皆が口を揃えて『ケーシーが問題を抱えていて大変』『強いロッシが復活』『今年はロッシVSペドロサ』と書いていて、もちろんちょっと前まで私もそう思っていた訳だが、いったいこの記事に書かれているケーシー・ストーナーとは誰の事だ?と言いたくなるくらい、今のストーナーは完全復活絶好調。レースでもポールから飛び出したまま、2位のペドロサが付け入るわずかな隙も見せずに独走で圧勝。レース後のインタビューで、『ロッシの転倒が残念、こういう形で(年間ランキングのポイント)差を縮めたくない。』なんて余裕の発言も。後半戦は去年みたいな退屈なレース展開にならないといいなぁ。

レースの大半を単独3位で走行していたのに、ラストラップの最終コーナーで電気系のトラブルが出て、目の前の表彰台を逃したニッキーはほんとに残念だった。ニューマチックバルブエンジンの選択が間違いでなかったことは証明できたから、気落ちし過ぎないで次もがんばってほしい。いい走りといえば、序盤に本当に久しぶりの上位、4番手につけていた中野選手。

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結局、ずるずると落っこっちゃったけれど、調子が上向いているのならいいね。

その中野選手をかわすバーミュレンの切り返しがとても素早くてきれいだった。

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バーミュレンと93年世界王者シュワンツ。シュワンツ監督によるMotoGPチームの来年の参戦は流れたらしい。残念。しかし老けたな、ケビン。

で、早くもその来年にむけたストーブリーグが始まっているという。中心にいるのは今回も全くいいところがなかったドゥカティワークスのメランドリィ。シーズン途中でKawasakiに乗り換える話も出ていたというから驚き。昔、ルカ・カダローラが、1シーズンで3メーカーくらいバイク乗り換えた事があったけれど、ワークスからワークスってのは、前代未聞ではないか? 結局Kawasakiの話はなくなったらしいが、メランドリィ自身、自分より速いライダーがいればシートを譲る、とまで言っているらしい。しかし、何がストーナーとメランドリィのここまでの差を作っているんだろう? ドゥカティは来年、ニッキーを獲得するつもりらしいとの報道もあるが、これは面白そうだ。

さらに話しかわって、2011年から現在の2st250ccクラスを4st600ccクラスに変更すると発表があった。うーん、600ccはでか過ぎないかぁ? World Super Sportで行われている市販車600ccのレースとかち合わないように、もうちょっと下げるかと思っていたんだが。個人的には、2気筒400ccくらいまで行ってほしかった。で、125ccの代わりは200cc単気筒ね。やっぱGPは倍々の排気量でないと。プロトタイプのエンジンなんだから、パワーもなんとかなるでしょ? まぁ、MotoGPも990ccからスタートしているから、600ccもやってく内に下がるかもね。

ともかく、時代の趨勢とはいえ、どんどん2stの活躍の場が無くなっていくのは寂しい限りだ。125ccはいつまで続くのかなぁ。

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2008/06/27

天気晴朗なれど風強し【MotoGP第8戦イギリスGP】

霧のロンドンならぬ雨のドニントン、という印象が強いドニントンパークサーキットでのイギリスGP。しかし今年の決勝日は、雲は多いもののその合間からは爽やかな青空が見られる晴れのドライコンディション。ただし風が強かったtyphoon。125ccクラス開始時点で秒速7.2m。テレビのマイクが風の音を拾いまくり、グリッド上ではパラソルガールが広げる傘を数人のチームスタッフが周りで押さえる姿も(←だったら閉じれば良いのにcoldsweats01)。

125ccクラスは、今度こそドライで勝ちたい18歳のイアンノーネが5番グリッドから飛び出し、その後を自国GPで気合いが入る9番グリッドスタートのスコット・レディング15歳が追いかける展開に。今期ここまで、結構10代のライダーが活躍しているように感じていたが、意外にも実際に勝ったのは中国でのイアンノーネだけ。やはり勢いだけでは簡単に勝てないんだね。しかし酸いも甘いも噛み分けたハズの年長組は、パブロ・ニエトがオープニングラップで、チャンピオンのタルマクシも2周目で早々にリタイア。パッとしませんな。

お互いにファーステストラップを出しながらのイアンノーネとレディングの争いは、残り6周、イアンノーネの転倒で呆気なく片がついた。またしてもドライで勝てなかったイアンノーネ。着実に速さは身につけてきてるんだけれどね。結局、レディングがそのままトップでゴールし、GP優勝の史上最年少記録を更新した。さらにこれまた意外だったのだが、イギリス人ライダーの125ccクラス優勝は、実に35年ぶりだったという。どうりでイアンノーネが転けた時、歓声がスゴかったワケだ。

坂田選手が乗れていると言うポイントランキングトップの前戦優勝者、マイク・デ・メッリオが予選20番手から残り16周で一気に3位まで浮上、イアンノーネの転倒もあって2位表彰台獲得。3位にはこれまた15歳の体重30kgちょっとライダー(ちっちぇー)マルク・マルケスが入賞。未成年者が二人も表彰台に立ったせいで、用意されたシャンパンは一本だけ。最初、シャンパンガールから瓶を手渡された勝者レディングは、『え、俺? やっていいの? でもマズいんぢゃね?』といった表情で隣のデ・メッリオに手渡していた。デ・メッリオも優勝してたらまだ絵になったが、2位で一人でシャンパンファイトはやりづらかったろうなぁ。

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今回からニューシャシーが投入され、電気系とエンジンも少し改善されたという小山選手は、予選で今期最高の9番グリッドを獲得。トップグループには及ばなかったものの、中段グループでしっかりバトルして6位入賞。中上選手は予選こそ21番グリッドだったが、レースでは後半に抜群の追い上げを見せて初のシングル8位フィニッシュ。さぁここから巻き返しだ!

250ccクラスは5番グリッドからスタートの高橋選手が、もう少しでホールショットを取りそうな出足を見せてくれたので序盤大いに期待するも、またエンジンの調子が悪くなったそうでずるずると後退。完走を目標になんとか9位で走りきったが、マシンの性能差が出にくいここでポイント稼げなかったのは残念。

レースはまたしてもバウティスタとシモンチェリの争いに。ただ今回は、レース後半までシモンチェリが前でバウティスタが後ろといういつもと逆のパターンに。

今回、KTM勢はカリオとシモンにニューフレームを投入したらしい。そのせいかこの二人の調子がいい。カリオは予選こそ14番手と出遅れたが、6周目には6位に浮上。最終シケインやメルボルンヘアピンに、リアを大きくスライドさせながら進入する姿はとてもカッコいい。そしてタンクが軽くなるレース残り7周でサーキットレコードを叩き出し、一気にトップの二人に追いついた。

カリオが二人に追い付く少し前の残り8周、バウティスタがトップに出る。バウティスタ、シモンチェリ、少し遅れてカリオとなってレース残り2周、バウティスタとシモンチェリが1分32秒台のファーステストラップでカリオを引き離しにかかる。この二人の一騎打ちになるかと思われたその周の最終コーナー、シモンチェリが強引にバウティスタのインに進入、停まりきれずにラインを外してしまう。衝突を避けるためにバウティスタもアウトにはらみ、その隙にカリオがトップに躍り出て、カリオ、シモンチェリ、バウティスタの順に。結果的にバウティスタはこの時点で3位が決まってしまった。シモンチェリは必死にカリオを追いかけたが及ばず、そのままの順位でフィニッシュ。カリオはヘレスの再現のような漁夫の利だった。

収まらないのはバウティスタ。いつもは温厚なイメージのある選手だが、パルクフェルメでもインタビューでもシモンチェリに苦言を呈していた。まぁ、あの抜き方じゃそりゃ怒るよね。シモンチェリは今シーズン、何度か物議を醸すライディングをしていることもあってか、今回はかなり神妙な顔をしていた。絡んで転ばなかっただけでもラッキーだったと言うべきか。しかしバウティスタは、P.P取ると勝てない、という変なジンクスを抱えちゃった。かわいそうに。

MotoGPクラスはランキングトップのロッシにとって、GP参戦200戦目の区切りとなる記念のレース。こういう時のロッシは強運に恵まれているのだが、今回は予選、決勝を通じてチャンピオン、ストーナーが絶好調。レースの行方や如何にsign02

レース前のウォームアップ走行でストーナーがいつも最後にグリッドにつくのは、暖めたタイヤをスタートまでに冷やさない為という辻本さんの解説には感心させられた。やはりチャンピオンになる人は細かい事にも神経を使うモンなんだなぁ。

レース開始とともに、そのストーナーが飛び出して行く。ロッシはスタートのタイミングこそ良かったが、その後マシンが伸びなかったように見えた。それでも2番手でストーナーを追いかけるが、早くもこの時点でストーナーとの差がつき始めていた。

そんな1コーナーで、地元の期待を背負ったトーズランドがスタート早々に転倒。

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今回、3クラス通じて一番かわいそうだったのはこの人だろう。右のステップを無くしながらも、地元ファンの声援に応える為に最後まで走り切ったが、ドンケツ単独走行で当然ポイント圏外のイイトコ無し。レース後に落ち込む彼を暖かく称えるファンの姿が素敵でした。

レースはストーナーがどんどん先行し、2番手以降の順位が激しく変動する展開に。序盤はドビィジオーゾの調子がいい。今回からニューマチックバルブエンジンを実戦に投入したヘイデンも、珍しく序盤から上位につけている。予選9番グリッドだったペドロサもヘイデンの後ろにつけている。

やがてロッシが三番手以降を引き離し始め、それに合わせてペドロサがドビィジオーゾ、ヘイデンをかわして追撃に入る。中盤でペドロサはロッシに追い付き、しばらく抜きつ抜かれつの2位争いが。今回、YAMAHAが調子悪いのかHONDAが調子いいのか、RC212Vの方がYZR-M1より直線での加速に優れていたようだ。ペドロサのエンジンは旧来のバルブスプリングだから、余計にYZR-M1の伸びの悪さが気になった。しかし、ペドロサのミスをキッカケにこの勝負は決着がつく。どうもペドロサは競り合いに弱い。

予選3番手フロントローを獲得したバーミュレンは、レースが進むにつれ徐々に順位を下げる事に。やはり雨が降らないと勝負にならないか。怪我を抱えながらも順当に走っていたホプキンスは、今期三度目のマシントラブル。以前、『三度目(のメカトラブル)は許さない』と言っていたけれど、今回は今週末のアッセンでの挽回に集中するとの事。しかし、SUZUKIとKawasakiは昨年の好調さが完全に影を潜めてしまった。一応ワークスなんだし、もう少し上位をかき回してほしいなぁ。カピロッシの代役のベン・スピーズが初MotoGP初サーキットで14位完走ポイント獲得できたことと、ここまで全くいい所がなかったアンソニー・ウエストが10位に入れた事は今後の明るい材料になっただろうけれど。

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2年連続AMAチャンピオン。なんかスゴいライディングフォームだcoldsweats01

序盤は元気のよかったヘイデンだが、やはりまだエンジンが完全ではないようで、順位が上がったり下がったりしているウチに、結局ずるずる下がって行ってしまった。でも新しいエンジンは彼のライディングには合っているようなので信頼性さえ上がれば面白い事になるかな。たまにはペドロサのハナをあかしてやろう。

結局、ストーナーが昨年のような強さを見せつけ、2位のロッシを6秒近く引き離して優勝。ロッシは200戦目を優勝で飾れなかった。ペドロサは3位に。ここにきて完全復活を遂げたストーナーはポイントランキングでも3位に浮上。ポイント差も45ポイントと、まだまだ挽回可能な位置にいる。これでますますチャンピオン争いが読めなくなってきた。

あと今回、怪我の影響から予選は17番手とふるわなかったロレンソが、レース後半にまたしてもすさまじい追い上げをみせて6位になっている。今回の上位三名にロレンソを足したこの4人を、2000年代の『四強』と呼んでもいいだろう。ミック・ドゥーハンがチャンピオンになってからこれまで『一人の強いライダー VS その他大勢』の図式が長く続いたGPだが、このままいけば少なくともロッシが引退するまでは、毎戦激しいレース展開を楽しめそうだ。ワクワクするね。

それと、ストーナーの復活はいいのだが、ドゥカティ自体はあまり状態良くなってないよね。サテライトの二人はともかく、メランドリがなぁ。今回ポイント圏外だもんね。なんとかしてやってよ。

おまけ。今回気に入ったパラソルガールlovely

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足細っsign03

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2008/06/10

スペインは今日もお祭り【MotoGP第7戦カタルーニャGP】

情熱の国に再来のMotoGP。第7戦はバルセロナから20キロのカタルーニャサーキットで行われるカタルーニャGP。相変わらずの観客数と盛大な爆竹。そりゃライダーのモチベーションも上がるだろう。

125ccクラスの解説に、いつもは250ccクラスを担当している青木琢磨が登場。坂田選手はどうしたのか、と思ってたら国際映像に映ってた。カタルーニャにいました。そういえば昨年もカタルーニャに出向いて、小山選手にアドバイスをしていなかったけか? 確かそれがキッカケになって、小山選手の調子も上向いていたはず。今回も同じような事が起きる事を期待しつつレースを観る。

ここもストレートが1047mもあるせいか、序盤はムジェロと同様に10台前後の集団に。地元スペイン勢が元気に前に飛び出してくる。青木琢磨曰く『レースの展開が若い』。そうこうするうちに、スペイン勢はハッチャケ過ぎたか、勝手にどんどんレースから脱落。まずセルヒオ・ガデアがニコラス・テロルに接触されてコースアウト。でも最終的に9位まで順位を回復できたからまだよかったが、そのテロルはレース中盤にマイク・デ・メッリオ(仏)と集団を抜け出し、レースをひっぱるも残り2周で転倒。トップ集団にいたホアン・オリベも残り3周で変な転け方でリタイヤ。結局最後までの残ったスペイン人選手は16歳でP.Pを獲ったポール・エスパルガロだけ。チャンピオンのガボール・タルマクシにラストラップにブレーキングで仕掛けられるもなんとか押さえて、前戦ムジェロの雪辱を晴らす2位獲得。ディ・メッリオと共にスペインのメーカー、デルビ(中身はイタリアのアプリリアだけどね)の1-2フィニッシュを飾った。

優勝の63番マイク・デ・メッリオと、
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2位の44番、地元ポール・エスパルガロ。
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同じデルビで、チームは違うのにカラーリングが似てるから紛らわしいことこの上ない。今回は、エスパルガロのチームメイト、ホアン・オリベも終盤まで一緒にトップ集団にいたから尚更ややこしかった。

昨年のカタルーニャGP優勝者、小山選手は、坂田効果の期待も空しく13位フィニッシュ。なんとかポイントは獲得したものの、昨年のランキング3位が今年は7戦終わった時点でわずか9ポイントのランキング23位。サスのフィーリングは良くなっているそうだが、相変わらずエンジンが厳しいとの事。中上選手も未だに1ポイント獲得のみで、ランキング28位。今回はエンジントラブルがあって、22位完走が精一杯だったようだ。日本勢には頑張ってほしいね。なんといっても軽量級は十八番だったんだから。

250ccクラスのP.Pは今期3度目の獲得となる地元スペインのエース、アルバロ・バウティスタ。来年はSUZUKIではなくドゥカティでMotoGPか、と噂されている。予選の速さがなかなか結果に結びつかず、タイトル争いから大きく遅れている分、ここらで良い所を見せておきたいだろう。

前戦ムジェロでの接触が物議をかもしたシモンチェリとバルベラだが、今回のレース前に仲直りしたようだ。仲良き事は美しき哉。よかったよかった。

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レースはこの三人が序盤から抜け出す。シモンチェリがかなり好調だが、バウティスタのアプリリアは直線が格段に速い。シモンチェリは自身の予選タイムを越えて追いかけるも、スリップ使ってもバウティスタを抜けない。マシンの性能差だけでなく、この二人は体格差もありすぎるからね。残り10周でバルベラが遅れ始め、単独三位に。ここからのバウティスタとシモンチェリのバトルはヘレスの再現となって面白かった。残り4周でスパートをかけるバウティスタ、食らいつくシモンチェリ。コース前半はバウティスタ、後半はシモンチェリが速い。しかし、マシンの性能やらなにやら考えると、バウティスタが有利だなぁ、と思っていたらラストラップのバックストレートの突っ込みでバウティスタが痛恨のブレーキミス。乗り方もそうだが、こういう所もかつてのビアッジに似ている。爆発頭の大男シモンチェリが2連勝を飾り、ランキングも2位に浮上した。またパルクフェルメで妹さん(?)が映っていたが、今回は泣いてなかったね。良い笑顔でした。

ランキングトップのミカ・カリオは、残り5周でマシントラブルのリタイヤ。失意のピットインの際に縁石で突起に乗り上げて派手にロデオする一幕も。ランキングはかろうじてトップをキープしたが、2位シモンチェリとの差はわずか3pt。カリオと一緒にいつも確実にポイントを稼ぐマティア・パシーニは、今回も完走し6位入賞。ランキングこそ3位に落ちたが、カリオとのポイント差は8ptとしっかり詰めてきた。タイトル争いが白熱して参りました。

残念だったのは、レース前に好調と伝えられた高橋裕紀選手が、1周目でロカテリと接触してコースアウトし、大きく順位を落としてしまったことだ。もっとも、高橋選手が無理矢理ロカテリのインに入った事が原因らしいので、最終的に12位でポイント獲得できただけでも良かったと言うべきか。ロカテリはそこでリタイヤになっちゃったからね。ちなみに、ロカテリはスタート時に青山博一選手ともぶつかっていたらしい。ロカテリにとっては日本人ライダーが鬼門となった散々な日。KTMの車体ポジションが変わって苦労している青山選手は7位フィニッシュ。タイのラタパー・ウィライロー選手が11位だった。

MotoGPクラスは、スペインの暴れん坊、Mr.チュッパチャプスのロレンソ君が、予選での転倒で頭部を打った為に欠場することに。地元レースの上に、今回、サーキットに記念碑まで立ててもらってたから、さぞかし悔しい事だろう。

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予選の前に、中国GPで両足を骨折したことで、デビューシーズンでのタイトル獲得の可能性が消滅したと発言していて、何を弱気な事を、と思っていたのだが、これでホントに厳しくなったかな。カタルーニャGP終了後でもまだ48pt差の3位なんだから、普通だったら全然狙って行けるんだが、怪我の具合がそれだけヒドいと言う事か。

ロレンソが欠場した上に、125、250とスペイン人ライダーが優勝できなかった分、期待を一身に背負う形になった『スペインの至宝』ダニー・ペドロサ。でもレース前の表情はいつもより柔和だった気がする。この人は地元だからプレッシャーがかかるというより、リラックスできるのだろうか? まぁそれだけセットアップが上手くいったということでもあるんだろう。レースではスタートと同時に飛び出し、一時2位以下を8秒引き離す先行逃げ切りで完勝。表彰台でも珍しく満面の笑顔だった。

今回、レプソルHONDAは車体こそバージョンアップしたらしいが、ムジェロで岡田選手が使ったニューマチックエンジンの投入は結局見送ったそうだ。好調のペドロサがリスクを避けるのはわかるけれど、使用を希望していたという調子の上がらないヘイデンには使わせてやりゃあいいのに。もうタイトルは無理だろうし、先行開発も兼ねて、冒険してみてもいいんじゃないか? ひょっとしたら吉と出るかもしれないしね。意外とレプソルHONDAは来年ヘイデンを切る腹づもりで、新しい技術を見せたくないとかだったりね。

三連勝と調子のいいロッシがまたやってくれました。

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イタリアのサッカーチームの応援らしい。確かに一瞬、サッカーのユニフォーム着てるようにも見えるよ。しかし肌色の部分といい、腰紐の柄といい、ヘルメットといい、相変わらず徹底してんなぁ。YZR-M1のカラーリングは落ち着いていて悪くないんだけれどね。フロントのゼッケンナンバーが笑っているみたいだ。

そのロッシは予選ふるわず9番手。スタートで前に出る事ができず、ペドロサを逃がす事になったが、いつものパターンで徐々に順位をあげると、9周目に先行するアンドレア・ドビィジオーゾとケーシー・ストーナーを次々にかわして2位浮上。ここら辺はさすがにロッシ。中盤以降は久しぶりにロッシとストーナーのガチ勝負に。直線の加速ではやはりドゥカティが圧倒的で、スリップを出てYZR-M1をかわしてからの伸びがスゴい。でもコーナー進入時にリアが抜けてブレーキが厳しかったと言うストーナーに対して、ロッシのM1は安定した車体の挙動をみせ、残り2周でストーナーをかわし、後はきっちり押さえて2位獲得。ロッシとストーナーは完全に去年と立場が逆転してます。レース後のインタビューで『3位でも満足するべきなのかな』と複雑な表情を見せるチャンピオンの苦悩は深いね。

さて毎度のヨタ余談。またまたチームスコットはパラソルガールのレベルが高かった。2007年のミス・イタリアだそうです。今回久しぶりに好調だったドビィジオーゾの元気の源か? 

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250ccクラスの高橋選手の時についたパラソルガール。こちらはナイスバディーです。

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個人的な好みとしてはこっちのナイスバデーがいいなぁdelicious

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2008/06/03

追いかけぇて♪追いかけぇて♫すがりつきたいの♬

YouTubeにてたまたま発見。

こんな事が実際に起きるんだねぇhappy01。おもしれー。

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2008/06/02

年の事は言うまい【MotoGP第6戦イタリアGP】

1141mものロングストレートを持つ高速サーキット、ムジェロが舞台のイタリアGP。予選の天候が今一つrainで、ドライのセッティングが詰めきれていないライダーも多かったそうだが、決勝当日は久しぶりに三クラスとも晴天ドライsun

ストレートが長いとなると、スリップストリームの使い合いで混戦になりやすい125ccクラス。ここムジェロでは、レース序盤は10台くらいの集団になるのが当たり前、と解説の坂田和人選手。序盤はその言葉通り、ストレートエンドでめまぐるしく順位が入れ替わる展開に。いくらコース幅が広いからって、お前ら横に並び過ぎだよ。あんな中で一緒に走ってたら怖いだろうなぁ(天文学的な数字の確率であり得ないが)。改めて、自分が未だに今シーズンの125ライダーの名前とゼッケンナンバーとカラーリングを把握しきれていない事が判明したcoldsweats01

混戦になれば、当然駆け引き合戦になる。そうなると一段と冴え渡るのが、坂田選手の解説good。『デ・メッリオは逃げたがっている。』『でもシモーネ・コルシは頭を押さえたがっている。』などなど、ライダーの気持ちが手に取るように判って面白い。でもそんな坂田選手でも、最終LAPの最終コーナーをトップで立ち上がったコルシが、スリップに捕まらずにフィニッシュラインまで逃げ切ったのは予想外だったとか。何が起こるのか判らないのがレースだねbleah

序盤は元気だった雨には強いイアンノーネ君。ドライでも行けるかと思いきや、中盤以降は脱落。まだまだ勢いだけみたい。でも速さはあるから、レース全体を組み立てられるようになれば強いかも。

3位表彰台のエスパルガロがコルシのスリップに付くのに失敗したおかげで2位表彰台獲得のチャンピオン、タルマクシ(左)。なんか疲れた顔してんな。125クラスの年長組の一人とは言え、それでも干支一回り分も自分よりは年下のはずなのに、激しくおっさん顔だsmile

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この日は250クラスから少々荒れたレースになってきた。今回もバウティスタはトップ走行中に転けるし、予選6番手と、前戦の久しぶりの好調をキープしたポッジャーリもコースアウト、250にステップアップしてからようやく良いとこ見せられたルーカス・ペセックやエクトル・ファウベルもリタイア。なにより、今回もいい所を走っていた高橋裕紀選手が転けちゃったのが残念。青山博一選手も最終コーナーでコースアウトして順位落とすし。もったいない。

しかし、ポイントリーダーのミカ・カリオとランキング2位のマティア・パッシーニは粘りの走りで着実に上位でポイントを稼いでいる。取りこぼしのないライダーがチャンピオンになるとは言うが、今年はこの二人がその候補だね。パッシーニがもう少し、レース序盤に前に来られるようになると面白いんだが…。

トップ争いをしていたシモンチェリとバルベラの、ラストラップに入った時の接触事故は、前を行くシモンチェリのテールカウルに、バルベラのフロントブレーキレバーが接触して押されてしまい、フロントブレーキが急激にロックしたことでジャックナイフになって放り出されたというもの。まさにポルトガルGPの記事でも書いた、かつてジェレミー・マクウィリアムスがやったクラッシュのまんま再現。見た目に派手なクラッシュだったが、バルベラ自身は転がってくる自分のマシンに巻き込まれる事も無く、大きな怪我がなかったようなのは何より。

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ジャックナイフになった後、バルベラのフロントタイヤがシモンチェリのリアタイヤを横に払うようにヒットしていたので、巻き込んで多重クラッシュにならなくて良かった。だって、レース後のパルクフェルメで、初優勝したシモンチェリに抱きついて泣きじゃくる女の子見た? 妹さんだと思うけれど、巻き込んでたらバルベラはあんなカワイイ少女に恨まれてたんだよsign02coldsweats01 体痛いわ、表彰台逃してリタイヤだわ、女の子にうらまれるわじゃキツいよねsmile。可愛らしい女の子だったけれど、将来、お兄ちゃんには似ないようにねsmile

しかし、上海GPでシモンチェリとバトルしていた高橋選手は、ストレートで勝てずに苦労していたが、今回はそのシモンチェリがストレートでバルベラに苦戦。高橋選手の状況の厳しさがよくわかるsad

トーマス・ルティがようやく250クラス初表彰台。これがいいキッカケになって、表彰台の常連になれるといいね。

MotoGPクラスはもうロッシの為のムジェロだった。P.Pも久しぶりなら三連勝も久しぶり。ムジェロではこれでミック・ドゥーハンの記録を抜いて七連勝。スタートで出遅れるものの、早々にトップに躍り出るとあとは一人旅。ここまで強さを見せつけられると、このヘルメット持ってこられても何も言えない。

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なんともロッシらしい、ふざけたデザインで…happy01。ロッシ曰く、最終コーナーでブレーキングする時の顔らしい。ロッシだからこそだけれど、これ被ったライダーにコーナーで抜かれたら、ちょっと気分は複雑かも。

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こんな彼も、来年は三十路ですhappy02

ロレンソは転倒リタイアと、ようやくルーキーらしい(?)レース展開に。でもこれで調子を崩すような事にならなければいいが。まだランキングではタイトル争いに十分絡んでいけるんだし、もっと引っ掻き回してくれないと面白くない。

41歳でのMotoGPデビューとなった岡田忠之選手、グリッド上では良い笑顔でした。スポット参戦を聞いた時にはどうなる事かと思ったが、予選ではロッシから1.699秒差の15番手。レースでも周りの転倒に助けられたとは言え、14位ポイント獲得はさすがでした。しかし、岡田選手には失礼だが、HONDAには他に人材がいないのか? 宇川選手とかどうしたの?

個人的にはHONDAは日本人ライダーの起用・育成が意外と下手クソなメーカーな気がする。契約だとかスポンサーだとか各チームの力関係とか、いろいろややこしい事があるんだろうけれど、現役でMotoGPを走る中野選手をもっと有効活用できれば良いのになぁ。チャンピオンマシンになったYZR250や、MotoGPマシンのZX-RRを開発した経験があるんだから。もったいないよなぁ。

ともあれ、今回、チームメイトのアレックス・デ・アンジェリスが4位入賞で、先を越された中野選手だが、本人の調子も悪くないようなので、今度は中野選手に魅せてもらいたい。勝つ為にHONDAのサテライトを捨て、ドゥカティワークスに移籍したストーナーに対し、勝つ為にKawasakiワークスからサテライトでもHONDAを選んだ中野選手。その決断が正しかった事を早く証明してほしい。

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2008/05/31

SDR用ステアリング・ダンパー考

現在、SDR用としてラインナップされているステアリング・ダンパーキットは、RCエンジニアリングの『ODM-3000』と『ODM-2000』くらいしかない。今回『OMD-3000』をつけた訳だが、『ODM-2000』も4年前に取り付けた事がある。

0402_2

SDRの左側についている銀色のヤツが『ODM-2000』。当時はまだサーキット走行はしておらず、もっぱら講習会と峠を走るだけだったが、房総半島を走っていてデカいギャップにフロントを取られ、死ぬかと思った事から購入してみた。

しかし、取り付けたら取り付けたで、死ぬかと思う事になったcoldsweats02使われている銀色のNHK製汎用ダンパーが固すぎて、SDRにまったく合わなかったのだ。固さはアジャスタで5段階の調節ができたが、最弱にしても固すぎたので何の意味も無かった。ギャップを越えた時や、高速道路走行では確かにスゴく楽だったけれど、それ以外全ての場所でハンドルの動きを妨げまくって、町中ではかえってアブナいbombannoy(レースパーツを町中で使う方が悪いんだけどねcoldsweats01)。6速全開で走れるサーキットでは有効なのかもしれないが、正直、SDRでの使用が前提であれば、あの銀ダンパーはないと思う。乗っててとにかく疲れたので、結局、わずか4ヶ月で外して、Yahooオークションで売ってしまった。

ODM-3000に使われている金色ダンパーも汎用品で、特にSDR用に調節されている訳ではない。それでも、7段階の調節アジャスターの3段階くらいは使えるcoldsweats01。某レッドバロンで、ドリーム50に3000と同じ金ダンパーが付いるのを見つけ、こんな華奢な車体にあんな固いダンパー(2000の銀の事ね)じゃ全然使えないだろう、とハンドルを切ってみて、その軽さに驚いた事から購入する気になったのだが、銀とくらべて格段に柔らかいのだ。町中での低速走行では多少扱い辛いところもあるが、最弱にしておけば概ね気にならない。2000より少々値が張るが、その価格差以上の性能差がある。SDR用のステダンを購入しようとしている人には声を大にして言おう、『買うなら3000だsign03』と。立てよ国民rock

取り付ける際の注意事項としては、車体左側よりは右側につけた方が良いと思う。左だと、プラグの交換やフューエルコックを操作する時にステダンが邪魔になる。また停車時にハンドルロックをかけるためにハンドルを切ると、ステダンのロッドが斜めに飛び出す形になり危ない。右なら車体に沿ってステダンが伸びた状態になるので、何かが引っかかったりする事故を防ぐ事ができる。

車体フレームに取り付けるアルミ製のブラケットは、斜め下に少し傾けて取り付けると、ハンドルを切った時に後ろに伸びたロッドが膝に当たるのを避ける事ができる。ハンドルを左右にフルロックできて、ロッドが足に当たらない取り付け位置は限られているので、この辺は試行錯誤して良いポイントを見つけてください。でも一度ブラケットのネジを締め付けると、フレームやフォークに必ずキズが付くので、事前に良く取り付け位置を検討しましょう。

最後になんですが、ステダンは基本的にハンドルの動きを妨げる物です。無闇やたらと取り付ければ良いと言う物でもありません。もし今、ハンドルのブレに悩まされているのであれば、まずは車体に異常がないか確認しましょう。タイヤの偏摩耗や空気圧、フォークの曲がり、ホイールの変形、ハンドルベアリングの異常、フレームの歪みなどなど、原因は色々考えられます。本来きちんと整備されているSDRなら、そのままの軽いハンドリングのほうが、町中でもツーリングでもワインディングでも、軽快な走りが楽しめるはずですよ。

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2008/05/27

おニューパーツ投入とちょいドレスアップ

トミンモーターランドのWeb Siteがリニューアルし、ネットから走行予約が取れるようになった。だからと言う訳ではないのだが、まもなく梅雨rainだし、そうなればもう秋mapleまでは革ツナギを着たいとも思わないだろうし(ヘタレ)、ちょうど試したいnewパーツも取り付けちゃったし、なにより今後、平日にノンキにサーキット走行できる身でいられるかどーか、怪しいのでcoldsweats01、気晴らしがてらまたトミンに行ってきた。

少し暑いくらいの五月晴れの午後sun。リアサスのアジャスタを最強、フロントサスのOXアジャスタを上から三段目に設定。テーピングなど準備万端整えて、いざ走行開始! …と思ったら、リアタイヤになにやら白く光る点が…。

釘刺さっとるやないかぁぁぁぁぁsign02coldsweats02

大丈夫!パンク修理セットはタンクバックに常備している。ちゃちゃっと直しちまおうwrench

…接着剤のチューブに穴が開いてて中身が揮発してました…(しかも二本あったのに二本とも空shock)。

仕方ないので、せっかく準備したテーピングを剥がし、ミラーも取り付け直して近所のコメリまで修理セット買いに行きました。まぁなんだ、焦ってタイヤから釘抜かなくてよかったよsaddash。残っていた午前走行組の方が空気入れとエアゲージ貸してくれました。本当にありがとうございましたconfident

そんなこんなで。少々時間を無駄にしたが、気を取り直して走行開始。今回の走行は全部で8台。以前一緒に走った事のあるNSR50の方が飛び抜けて速いが、他は似たり寄ったり。さらにこの日のみなさんは、あまりシャカリキになって走るという感じではなかったので、結構ゆとりをもって走行できた。今回もラッキー! やっぱ日頃の行いが良いのかなwink

で、試してみたかったnewパーツとは、これ。真ん中の金色。
Photo

RCエンジニアリングのSDR用ステアリング・ダンパーキット『ODM-3000』です。ハンドルベアリングをテーパーローラーベアリングに交換して、確かにノーマルの時の軽々しいハンドルではなくなったのだが、それでもやはりSDRのフロント周りは軽く、立ち上がりで荷重が抜けた時のハンドル操作にはかなり神経を使う。高速走行時にギャップを越えた時も結構暴れるので、その辺をどうにか解決したくてYahooオークションにて落札。

実際に走行を開始すると、すぐにその効果を実感できた。なんというか、これまではコーナリング中に『バイクを走らせる為のハンドル操作』と『ハンドルの軽さを補う為のハンドル操作』の二つの異なる操作を同時にこなさなければならなかったのだが、軽さを補う部分をステダンが引き受けてくれるので、走らせる為のハンドル操作だけに専念できるようになった。ギャップを越えても極端に大きく暴れないですぐに収束するし、高速走行時の直進安定性もいい。おかげで走行終了後の腕の疲労がいつもよりだいぶ軽かった位だ。とても良好な感触で満足のいく結果です。良い買い物でしたhappy01

<08.05.31追記>
RCエンジニアリングのSDR用ステアリング・ダンパーキットは二種類あって、その比較記事を上げました。
SDR用ステアリング・ダンパー考
<追記ここまで>

それと今回の走行では、KING Cobraの特性をもっと生かせるよう、これまでよりもエンジンの回転数に注意して走る事を心掛けた。その為、全体的に引っ張って走る感じになり、各コーナーでのギア選択を改めて試行錯誤するハメになったのだが、それがかえって良い練習になった。一つのコーナーでのギア選択が変わるとその後のコーナーの走りにも影響が出るので、コース全体のつながりで走る、と言う事を考え直すきっかけになったからだ。

さらにKING Cobraはキチンと回すと本当に伸びが良く、伸びた分だけブレーキングもより頑張らないといけなくなる。なので、一人で走行している時などは、あえて各コーナーでブレーキ練習をしながら走ってみたりした。ギアの選択によってはシフトダウンのタイミングがなかなか上手く合わず、リアがバタバタと暴れることも何度かあって、周りのみなさんにはちょっと迷惑だったかもしれないが…coldsweats01

そんな練習の成果か、この日の走行の最後の数周はかなり気持ちよく走る事ができた。それまで上手くライポジがとれなかった唯一の左コーナーも、ピタリと決まって走れるようになったし、全体でみてもかなり良いリズムでスムーズに走れたと思う。やっぱサーキット走行って楽しいねhappy02

もっとも、残念ながら今回もタイムはそんなに上がっていない。走っていて気がついたのは、使うギアを変えたりラインを変えたりしてみても、コーナリングにかかる時間自体はそう大して変わっていないと言う事。部分部分の細かい手直しを続けるよりも、ここらで一度、とにかく走り込んで自分の感覚のレベルをぐいっと押し上げる練習をしないとダメな気がする。講習会の時もそうだったが、ある程度技術レベルが煮詰まってくると、あとはそのレベルをブレイクスルーするまで練習を繰り返すしかない。今のように、忘れた頃に思い出したようにサーキット走行しているようでは、なかなかここから抜け出せないんだろうな。

ま、そうは言っても、ヘタレな理由だけでなく諸般の事情weepで、現状ではしばらくサーキット走行をお休みにせざるを得ないんだけどね。今後も趣味としてのバイクを心置きなく楽しめるように、今はいろいろ真面目に考えて行動しないとな。がんばろっと。

話変わって。ステダン付けるついでに、前からやりたかったエンジンのYAMAHAロゴの塗装をしました。見た目が引き締まってかなり満足。

Yamaha_logo

塗料が完全に乾く前にペーパー掛けとかしたから大変なことになって、結局三回くらいやり直す羽目になりました。アルミ地の磨きも中途半端ですが、まぁ、パッと見キレイになったからヨシとします。

それと、このBlogを良く覗いてくれているかえぅすきさんへのサービスショット。私の家からトミンへ行く道の途中でこんなの発見。

Photo

国道408号線沿い、千葉と茨城の県境近くです。『新利根町』とありますが、2005年3月に合併して現在は茨城県稲敷市新利根になってます。ツーリング先候補にいかがですか? ホントに道ばたの、何にも無い所でしたけれどねcoldsweats01

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2008/05/24

ライスポの表紙はどちらになるか?【MotoGP第5戦フランスGP】

ケーブルテレビの工事の都合で見るのが遅れたMotoGP第5戦、フランスGP。前回の上海に続き、今回も少々不安定な天候でのレース。

125ccクラスはその天候不順をモロに被ってしまい、残り9周と言う所で雨で赤旗、2ヒート制に。2ヒート目はたった5周のスプリントレース。赤旗前にあと2km走れていればレース成立で優勝していたホアン・オリベにはアンラッキーだった。2レース目はポールポジションなるもスタートに失敗。取り返せぬままに結局7位。逆に4戦連続フロントロー獲得のブラッドリー・スミスは、最初のスタートでは思いっきり失敗して一時19位まで落ちていたのに、9番グリットからスタートした再レースではトップグループに浮上して2位表彰台獲得。こちらには恵みの雨だったか。

前戦上海GP優勝のイアンノーネが5位フィニッシュ。これも悪コンディションのおかげなのか、それとも勝ちを知った事で開花した本人の実力によるものなのか。ドライレースでどうなるか楽しみ。

今回、他の選手の転倒に巻き込まれてリタイアした小山選手、エンジンを07年式に戻してだいぶ良い感じになってきているとの事。今後の巻き返しに期待。

頑張れ小山選手!
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そんで今更ながらかもしれないが、何台かのアプリリアのアンダーカウルに小さい羽みたいなのが付いている事に気がついた。あれもダウン・フォースの為なのかな?

ポルトガルGPの時の写真。"Exact"と書かれた赤いラインの下に、小さい羽が見られます。
Photo

250ccクラスはサーキット前半がウェットで後半がドライという難しいコンディションの中、ウェット宣言でレーススタート。レース中盤まで、前半部分をおっかなびっくり走り、路面が乾いている後半部分で慌ててアクセルを開け、また前半部分にもどってしどろもどろ、の繰り返し。そしてスリックかカットスリックかというタイヤ選択が明暗を分ける結果に。カットスリックを選んだKTMワークスの青山選手とミカ・カリオ、レプソルKTMのフリアン・シモン、さらにアプリリアのエース、バウティスタは貧乏くじを引いた。しかし、チャンピオン候補のアルバロ・バウティスタ、ここまでほとんど良い所がないが、大丈夫か?

そしてまたしても高橋裕紀選手、あと一歩というところで表彰台獲得ならず。とても悔しいし残念。レース中盤過ぎまで結構な差で2位をキープしていたのだが、路面状況が回復してきたレース後半にまたエンジンに問題がでたとの事。今回のようなサーキット状況では、HONDA RS250RWの方がアプリリアやKTMに比べてパワーデリバリーや操縦安定性の面で多少は有利だったのかもしれないが、それ以上に今年の高橋選手は乗れている。年間タイトルはさすがに無理でも、サーキットと展開しだいでは勝ち星も上げられるかもしれない。というより、絶対に勝ち星をあげてほしい。応援してます。

レース直前、グリッド上の高橋選手。チームスコットのキャンギャル、笑顔が癒し系でカワイイlovely
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毎度の事ながら、マティア・パシーニはまたしても最後に帳尻を合わせてきた。今回は2位目前の最終コーナーで大男シモンチェリに抜かされて3位だったが、相変わらず後半の追い上げは勢いがある。はじめからペース上げられるようになったら怖いね。

かつての125、250クラスチャンピオン、ポッジャーリが久しぶりに3位集団を走行し6位入賞。03年に21歳で参戦初年度の250ccクラスチャンピオンを獲得したものの、その後は成績が低迷し、125と250を行ったり来たりすれ違い、昨年はついにどこからも声がかからなかったのか一年間GPを離れて浪人していた。その低迷ぶりは、元チャンピオンの3位争いにも関わらず、解説の青木琢磨に『(珍しく)この位置走ってますよ。』とまで言われるほどcoldsweats01。今年は関口太郎選手を押し出す形でカンペテッラレーシングのシートを得たのだから、もっと頑張ってもらわないと。

75番パシーニと54番ポッジャーリ。
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MotoGPクラスはドライ宣言でスタート。3番手グリッドのチャンピオン、ケーシー・ストーナーがホールショットを決め、久々にトップを快走。レース序盤はストーナーとロッシ、ペドロサの本命が激しくやり合う展開に。だが今回もロッシが帝王の地力をみせ、8週目にトップを奪うと、一気にリードを広げて今季2勝目。やっぱ強いロッシ復活はいいね。

ストーナーは残り8周目にまさかのエンジントラブルで、マシン乗り換えまでして頑張ったけれどポイント獲得すらならず。タイトル争いが早くも厳しくなってきたか? メランドリもスタート直後からエンジンの調子が悪かったとの事で、途中雨を期待してレインタイヤのマシンに乗り換える賭けに出たものの、周回遅れの15位獲得がやっと。ドゥカティワークスは踏んだり蹴ったり。

前戦上海のレース後に、実は両足骨折だったことが判明したロレンソ君。それで予選5番グリッドを獲得しただけでも驚きなのに、レースではスタートに失敗して序盤10番手辺りに沈むも、そこから怒濤の追い上げを見せて今回も2位表彰台を獲得。表彰式に両手松葉杖付いて登場し、表彰台の上に椅子置いて座っているなど痛々しい姿だったが、ホントにコイツは両足骨折しているのか? チームは今年のタイトル獲得は考えていない、なんてコメントを出しているけれど、怪我が治ったらどうなることやら。末恐ろしい。

レース中盤にホプキンスのZX-RRにチェーンが切れて外れるトラブルが発生。切れたチェーンが暴れながらバイクから飛び出し、コース上を這って行く様はまるで生きている蛇のよう。幸いにもホプキンスにも周りのライダーにも絡まなかったからよかったが、危ないね。

今季初の3位表彰台を獲得して、MotoGPになってから初めてのYAMAHAの表彰台独占の一角を占めたコーリン・エドワーズは、レース後に『彼ら(ケーシーやペドロサ)は今世界タイトルをかけて戦っている・・・一方今の自分はランキング5位だし、あんまり馬鹿な事はできないと思った(だからトップ争いに加わらなかった)』というコメントを残したそうだが、おいおいおい、そんな弱気なこと言ってちゃダメだろー。まだシーズン序盤だよ!? あんたも世界タイトルかけて戦ってんだからさ。こういうところが実力があるのに勝てない理由なのかな、と思ったりして。

MotoGPになって初めてのYAMAHAの表彰台独占。
02

今回のレースでロッシはGP歴代2位タイとなる通算90勝を達成した。96年に125でデビューして、その年のチェコGPで初優勝してからここまで12年、毎年7勝以上しないといけない計算だ。ロッシならそれくらい、なんてことないような気にさせられてしまうが、この日の250ccクラスで優勝したアレックス・デボン選手は、自身112回目のレースで初めての勝利だったし、先述のコーリン・エドワーズ選手は2回もWSBチャンピオンを獲得していて、鈴鹿8耐では3度勝利しているのに、MotoGPでは未だ勝ち星がない。日本人ライダーで世界GP最多勝利者は原田哲也選手と故加藤大治郎選手だが、通算で17勝だ。当たり前の事だが、本来世界GPで勝つのは本当にとても大変なことなのだ。改めてロッシの才能には脱帽する。

250ccクラス、32歳での初優勝をポール to ウィンで決めたアレックス・デボン選手。
Alex_debon01

Alex_debon02

レース後、これまで単独歴代2位だった往年の小排気量クラスの帝王、アンヘル・ニエトと記念のタンデムウィニングランをしたロッシは、『今回はかなりのプレッシャーだった。なぜなら、アンヘルが特別なレザー・スーツを着込んで自分のバイクに加わるのを最初から待ち構えていたからね。』とコメントしたらしいが、ロッシらしいというか、一つ間違えば嫌みに聞こえる余裕のコメントだ。ちなみにWGP通算勝利数歴代1位は122勝のジャコモ・アゴスチーニだが、残り32勝、果たしてロッシは辿り着けるかsign02 普通に考えればかなり難しいけれど、ロッシならやり遂げそうだなぁ。

往年の名ライダー、アンヘル・ニエト(前)とタンデムするロッシ(後)。走行中、大先輩のヘルメットをペシペシ叩いていた。
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この『ロッシ90勝記念のタンデム走行』か『MotoGPで初のYAMAHA独占の表彰台』のどちらかが、非常に高い確率で今月のライスポの表紙を飾るだろうと予想しているのですが、どうでしょう。個人的には、90勝記念タンデムの方が好きなんだけれどな。

あと、どーでもいことですが、毎度ネタ的な扱いのアンドレア・ドビィジオーゾ君。

Photo_3

このグラサン姿が北海道出身のこの人に似てる、と思ったのは私だけ? 

Photo
ご存知! 大泉洋でございます! 小林製薬の糸よーじhappy01

<08.05.25追記>
うっかりしてましたが、Blog更新した日がライスポ7月号の発売日でしたねcoldsweats01。表紙は上海の表彰台のロッシでした。レース後5業務日じゃ、速報のカラーページは入れられてもさすがに表紙は無理か。って、まだ買ってないからどんな速報ページかも知らないんだけれどさsmile。原田哲也のインタビューってなんだ。気になる。

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2008/05/17

いつもより多めに回っております

GWが絡んだせいで多少時間はかかったが、先月末に忠男レーシングにメンテに出したKING Cobraのサイレンサーが返ってきた。緩んだリベットがしっかり打ち直されて、カーボンの筒はがっちり固定されている。天気もいいので、早速取り付けることにした。

だがその前に。先日はKING Cobra用のキャブセッティングのままで、ノーマルチャンバーでどこまでエンジンが回るのかを試してみたが、キャブもチャンバーも完全にノーマル状態だったら回転数はどうなるのか、試してみたくなった。この間の試走では、頭打ちの11,000回転でもエンジンは結構パワフルに回っていたけれど、以前ノーマル状態での走行で頭打ちになった時は、もっとエンジンが苦しそうで、伸びない感が強く出ていたからだ。

と言う事で、キャブのセッティングをノーマルにして、今回も近所の広域農道へ。三度ほど低いギアで全開走行を試してみる。エンジン回転数は10,500回転で頭打ちになった。前回KING Cobra仕様キャブでは11,000回転だったから、500回転ほど落ちている。なるほど、あっという間に頭打ちする訳だ。やはりノーマルSDRは中低速よりのセッティングなんだね。

一旦帰宅し、KING Cobraの取り付けへ。今回は取り外してから時間が開いた事もあって、フランジにかぶさるエキパイの内側に液体耐熱ガスケットを盛って固化させてあった。その為かなりしっかりと固定され、サイレンサーのメンテと併せて、全体から出ていた振動音がずいぶん改善された。ノーマルに比べればまだうるさいが、あの『シャシャーン』と言う音はしなくなった。これだけでもずいぶん違うもんだ。固定度が増した事で、ジャッカルの時※のようにエキパイ部分が振動で割れないか多少心配ではあるが、今後はこまめに液体ガスケット塗ろう。

(※ジャッカルの時はフランジの受け側にシールテープを巻いてエキパイの遊びを無くしていた。排気漏れはほとんどなく快適ではあったが、エンジンの振動がモロにエキパイに伝わって、割れる原因になったと思われる。)

再び広域農道へ。タコメーターつけた時にKING Cobraで10,000回転までは確認しているが、実際どこまで回るのか? 少なくとも11,000回転は問題なく回るはずだ。とりあえずそこまではきっちり回すか、と低いギアで全開走行開始。メーターの針は10,000を越え11,000へ。だがエンジンはまだ回り、車体も加速していく。安全を確認し、タコメーターに目配せしながらアクセルを開け続けると、針はさらに回って行った。11,500、12,000、12,500!! えええ、こんなに回っちゃうのォsign02 針の動きが止まった事を確認し、すぐにアクセルを戻した。

ノーマルに比べて2000回転も上乗せされているのか。これはスゴい。これでもまだ完全に頭打ち、と言う感じではなかったので13,000回転まで行くのかもしれない。さすがにそこまでは怖くてやれないが。だがこれだけ回ると言う事は、10,000回転くらいでアクセルを戻していると一番おいしい所が上手く使えない事になる。今度トミンにでも行った時は、タコメーターに注意してもう少し上を使うようにしてみよう。

しかしKING Cobraつけた当初、浮かれてガンガンに回していたが、そりゃあエンジンが壊れるワケだよね。気をつけよう。

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2008/05/05

そんな殺生なァ…【MotoGP第4戦中国GP】

上海の『上』の字を元にデザインしたという上海サーキット。しかしそのコース図はどうしてもしりあがり寿のマンガに見えてしまうcoldsweats01

こちらは上海サーキットのコース図
Shanghai

しりあがり寿の『地球防衛家のヒトビト』。何となく判ってもらえます? 言いたい事…coldsweats01
Photo

長い直線が二本あるせいでパワーサーキットと言われる事が多いが、MotoGPクラスの解説に来ていたSUZUKIのテストライダー、青木宣篤選手によると、意外とレースを見せることを考えて設計してあるサーキットとの事。

125ccクラスは完全なウェットからスタートして終盤にはラインが乾きはじめるという微妙なコンディションでのレース。こういう時は普段マシンの性能差で前に来られないライダーがひょっこりと出てくるもので、優勝したアンドレア・イアンノーネがまさにそれ。この選手もまだ十代。これが良いキッカケになるといいね。やっと表彰台を獲得した昨年のチャンピオン、タルマクシにしてみたら、またやっかいな若いのが出てきた、という所かもしれないけれど。

三度目のPPのB・スミス選手、また転倒。なかなか予選の速さが決勝に結びつかないが、ポラリスチームの呪いか? ガデアもまたマシントラブルで、チームアスパーも今ひとつ乗り切れない。

乗り切れないといえば小山選手。13位でポイント獲得なるも、厳しい状況が続いてます。今年のこのクラスはKTM自体にも競争力がなさそうで、復調するのは難しそうだ。250では結構好調なんだから、KTMには気張ってもらいたい。

久しぶりにかつての125、250クラス万年ランキング2位ライダー(という印象が強いんですcoldsweats01)、R・ワルドマンの満面の笑顔を見られた。ホントにこの人の笑顔は邪気がない。解説の坂田選手もひょうきんだと言っていたが、でも『ドイツ人なのに明るい。冗談も言うし。』ツー解説は、ドイツ人からクレーム来ますよcoldsweats01。『レースになると目が三角になる』は納得しますが。あとワルディー、自分とこのチームのライダーが転けまくってんのにその笑顔はどうかと思うぞ。

250ccクラスはねぇsadそんなのありかよぉぉぉぉぉぉsign02って展開でしたね。表彰台獲得目前だった高橋選手、まさかラストラップの最終コーナーでマシントラブルなんて。悔しすぎるよねぇ。レース中盤、ずっとシモンチェリと3位争いをしていた時、コーナリングもブレーキングもライン取りも、明らかに高橋選手が上なのに、苦労して前に出ても直線であっけない程簡単にシモンチェリのジレラ(中身はアプリリア)にかわされていたから、後半にシモンを引き離して3位表題が見えてきた時はホントに嬉しかったと思うんだよね。心底残念でした。次に期待します。

<追記08.05.06>
レース後の高橋選手によると『ストレートで余裕がなく、他のライダーと競っていたら、エンジンに厳しくなり、最後に止まってしまいました。悔しい結果です』との事。やはりシモンチェリとのバトルは目一杯の状態だったんだね。厳しいね。
<追記ここまで>

青山選手は2位表彰台獲得おめでとう! 次こそは打倒カリオだ!

パシーニは相変わらず、後半に帳尻を合わせてくる。今回も序盤はかなり出遅れていたのに、気がつけば棚ぼたの3位入賞。ポイントを確実に稼いでいます。

それと上海だからか、日本人選手以外のアジア勢も頑張っていた。タイのラタパー・ウィライロー選手が8位入賞。2006年の全日本250クラス年間ランキング2位の実力を見せてくれました。インドネシアのドニ・タタ・プラディタ選手も15位ポイント獲得。こっちはYAMAHA TZでの成績だから上々の出来です。

ウェット宣言されたけれど完全にドライレースとなったMotoGPクラス。PP獲得のコーリン・エドワースには、なんか悪いモンでもついているんじゃないか? 正直、なんでこの人がここまで勝てないのか不思議である。今回もコースアウトで自滅。なにやってんのよもう。

予選でハイサイドして派手に宙を舞ったロレンソ君は、左足首の骨折にもめげず、予選も決勝も4位と大健闘。予選中はメカニックに体を抱きかかえられてマシンに乗せてもらわないといけないくらいだったのに、レース後半の追い上げのスゴい事。やっぱり末恐ろしい。

フリープラクティス3の時。お姫様だっこされてます。
Chn08050307

<追記08.05.06>
その後の精密検査で、右足首も骨折していたことと、左足首内側靭帯切断が判明したそうだ。この状態でよく走れたもんだ。
<追記ここまで>

チャンピオンのケーシーは3位獲得もむっつり顔。でも今回、これまでの低迷していたチームメイトのメランドリも5位と健闘し、サテライトのエリアスも8位シングルフィニッシュ、ギュントーリも15位ポイント獲得と、ドゥカティ勢は復調の兆しがみえてきたのでは? ヨーロッパラウンドで巻き返しなるか!?

で、今回とりあげるべきはやはりロッシでしょう。レース中盤、2位のペドロサにじりじりと差をつめられているように見えて、これまでのような横綱相撲はもうできなくなっているのかなぁ、と思っていたら、残り5周で一気にスパート。そのまま大差で8戦ぶりの優勝。なんか、ようやく『強いロッシ』が帰ってきたって感じ。久しぶりにウィニングランも長かったし、ロッシにしても感無量だったんだろうなぁ。やっぱロッシは憎らしいくらい当たり前に強くないとね。

レース後に各ライダーのトップスピードが表示されていた。ストーナーが343km/hでトップ。他のドゥカ勢もみな340km/hを越えている。やはり速いが、これで成績に結びつかないとは、どんだけ乗りづらいのやら。その次にくるのはYAMAHAで、ロッシが340km/h、他のYAMAHA勢も上位にきている。意外だったのがHONDA勢。12位のドヴィジオーゾが332km/hでトップであとはみんな下位に埋もれている。エンジンパワーのHONDAはどこに行ったのか? まぁ、それでもペドロサは2位だから、単純に最高速があればいいというわけではないのだろうが。

HONDAでの最高速トップのアンドレア・ドヴィツィオーゾ。
自分の名前の中国語表記をみてご満悦?
Photo

しかし、スピードが出過ぎて危ないからと排気量を800cc下げたはずなのに、たった1年ちょっとでもう990cc時代にひけをとらないスピードとタイムを出しているMotoGPって一体…。どうすんだこの後。また排気量下げるか? 数年後にはまた500ccクラスに戻っていたりして。

最高速といえば、青木宣篤選手によると、クリス・バーミュレンは伏せ方が下手で、同じバイクに乗ってみてもいつも青木選手よりトップスピードが数キロ落ちるそうだ。また他にも、カピとは意見が良く合う、08年型のカウルの方が最高速は出るがダウンフォースが落ちる、ホプキンスは大雑把に見えて実は繊細などなど、結構面白い事を言っていた。やはり現場に近い所に居るライダーの解説は違うね。

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2008/04/23

またトミン、だが進歩無し(T_T)

全身筋肉痛です…wobbly。昨日、またまたトミンに行ってきた。

前週の木曜に予約状況を聞いた時には「まだ一台も入っていない」との事だったので、今日は空いているだろうなぁ、と期待しつつ現地に到着したら、パドックにエライ数のバイクとトランポが! 今日はイベントか何かの貸切で、俺、日にち間違えたか? と一瞬不安になったcoldsweats01

結局、ほとんどが午前走行組だったらしく、しばらくしてぞろぞろと撤収。残ったのは私を含めて5台だけ。こんなの初めてトミンを走ったとき以来だ(そん時は6台)。ほぼ貸切状態ラッキー! 私以外の4台の内、3台がGSX-R1000。もう一台はGSF1200。

GSX-Rの一人が梨本塾の常連さんでかなり速いが、他は私を含め大体似たような感じ。走行開始後も5台が一緒に走る事はほとんど無く、適当にばらけたおかげでかなりゆったりと走る事ができた。そのせいか、今更ながら気がついた事がある。トミンの路面って結構荒れてんのねcoldsweats01。ホームストレートエンドのブレーキングポイントがうねっていて、タイミングによってはフロントがかなり暴れる。1ヘアの立ち上がりもバンピーで、フロントが弾かれて転びそうになった。最終コーナーの立ち上がりも同じ。これまでは走る事に舞い上がっていたのか、ラインがぜんぜん外れていたのか…。

前半は久しぶりの走行と運動不足が祟ってか、かなりギクシャクしていたが、中盤以降、そこそこスムーズに乗れるようになって来た。せっかくの貸切状態なので、ライポジを変え、ラインを変えと、色々試してみる。おかげで1ヘア進入から左コーナーを立ち上がるまでのラインがずいぶん改善された。初めて走った時の1ヘアは思いっきりアウト-イン-アウトだったが、ずいぶんコンパクトなラインになったし、左コーナーも、立ち上がり重視のラインに変えたらバックストレートの加速がだいぶ良くなった。

また、タコメーターのおかげで安心してアクセルを開けられるようになった。ストレートの加速など、これまではシフトアップのタイミングが少々早かったようだ。KING Cobraだと2速で結構引っ張って行けるので、最終コーナーへのアプローチなどは先のラインの変更とも相まってシフトアップのタイミングがずいぶん変わった。場合によっては2速のまま行けてしまうが、これはこれでちょっとやりづらい。今後の研究課題だね。

休憩中にGSX-Rの方お二人と話をする。梨本塾常連の方が、SDRのリアサスを見て、フルストロークしちゃっている、と教えてくれた。前回smile?さんたちと走行した時も結構固めにしてあったので、そのまま走っていたのだが、まだ足りないか。いや、太ったかな?coldsweats01 なので、残り時間30分の所でリアサスのイニシャルを最強に、フロントもOXのイニシャルアジャスターを二目盛り強くしてみた。またがっただけでも違いがわかるくらいの変化だ。

コースに出てみると、リアは突っ張っている感じがよくわかる。多少落ち着きの無い印象があるが、その分、切り返しなどは軽快になった。なにより立ち上がりで荷重が移った時の腰砕け感がない。これはいい感じだ。だがフロントが強いのはブレーキしても沈まない感じがしてちょっと嫌かな。次に走る時は一目盛り弱くしてみよう。つーか、久しぶりの走行とはいえ、それまでセッティングにまったく気が回ってなかったって一体…。のびのびし過ぎて、それはそれで舞い上がっていたようだ。気がついたら走行距離も結構行っていて、ガス欠になりかかっていた。やれやれ。

そんなこんなで、色々収穫はあったと思うのだが、だがしかーし、いろいろやっているのにタイムが以前とほとんど変わってないwobbly。タイム計測とはいっても、P-LAPなどを使っている訳ではなく、トップブリッジにつけてある100円ショップデジタル腕時計の秒数表示なので、細かい所まではわからないのだが、大体32秒前後。情けない事に、軽く流してみても、気合い入れてみてもさほど変わらない。ブレーキの突っ込みと、立ち上がり加速が足りないようだ。半年に一度とか、一年に一度しか来てないんだから仕方ないのかもしれないが、せめてもう少し目に見える進歩が欲しいモノよのうcrying。めんどくさがらずに練習しろってか。

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2008/04/16

三十六計逃げるに如かず

女子高生アイドルが痴漢撃退、巨漢を得意の○○で…
通学途中のJR山手線内

 現役女子高生アイドルの倉持結香(16)が14日朝、通学途中のJR山手線内で痴漢を捕まえていたことが分かった。毎朝のように電車内で被害に遭っていた倉持は、「極真黒帯」のマネジャーから必殺技を伝授され、この日に備えていたという。逃走を試みる体重100キロ前後の巨漢を、「正拳突きからの下段回し蹴り」で渋谷駅のホームに沈めた。倉持は「本気で練習してきてよかった」と、夕刊フジの取材に安堵の胸の内を語った。

ZAKZAK 2008/04/15

語った安堵の胸の内は、リンク先をみてください。

勇ましい話ではあるが、練習をしていたとはいえ、体格差のある男を相手に格闘するのは少々軽率とも言える。空手を教えたというマネージャーも何を考えていたのやら。もし相手が刃物などの武器を持っていたり、逆上して体格差を生かして襲ってきたりしていたら、付け焼き刃の空手なんか役に立たない。間違いなく返り討ちにあっていただろう。今回は、運がよかった。

空手punchなどの打撃系の技で人を倒すには、正直かなりの修練が必要となる。全身の力と体重を打撃点に集約し、正確にピンポイントで相手の急所を打たなければならないからだ。相手が興奮していたりすればなおさらで、下手な突きではいくら叩いても意外と耐えられたりする。

※注)実は私、大学時代に空手部に所属していた事がありまして、そこでの経験を元に述べています。決して若い頃にケンカに明け暮れていたとか、イヂメで誰かをボコっていたとか言うわけではありません。誤解されませんようにcoldsweats01

それに、当たり前だが、攻撃する際には間合いを詰めて相手と接触しなければならず、この時に相手が刃物を持っていれば逆に刺されてしまう。まれに柔道の心得のある人が泥棒を捕まえようとして刺殺される事件を聞くが、これは柔道が相手と組まないと技がかけられないからだ。

そういう観点から見た場合、護身術として一番堅実な武道は、実は剣道や薙刀なんだそうだ。竹刀や薙刀があれば遠くから相手を攻撃できるし、なければハナから戦わないで、広い間合いを生かして逃げることができる。身を守るには結局の所『逃げるが勝ち』runということか。昔の人は良く言ったもんだ。

もちろん、痴漢にあっても何もしないで逃げろ、と言ってる訳ではありません。痴漢は立派な犯罪です。恥ずかしかったり、怖かったりするかもしれませんが、一人で痴漢を捕まえようとはしないで、回りの人に助けや協力を求めましょう。世知辛い世の中とは言え、そんな時に一肌脱ぐ位の男気がある人は、きっとまだ沢山いる、はず、と思う、んだよね。どうだろう?coldsweats01

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2008/04/14

ロレンソ…、恐ろしい子!【MotoGP第3戦ポルトガルGP】

MotoGP第三戦、ポルトガルGP。現地のテレビ放送の都合か、今回はいつもとレースの順番が異なり、125ccクラスが最後に行われていた。レース順にそれぞれの感想をば。

250ccクラスは今回も高橋裕紀選手が頑張っていた。HONDA RSでの予選5位・決勝6位は、現状ではほとんどベストと言っても良い成績だろう。パワーと最高速で上を行くアプリリア&KTM勢に勝つには、よほどの条件と運がそろわないと難しい。高橋選手自身の調子の良さもさることながら、舞台となったエストリルサーキットが986mものロングストレートを持ちながらも、元125ccクラス世界チャンピオンの坂田和人選手の言葉を借りれば『低速型のサーキット』だったことが幸いしたようだ。今後も表彰台に手が届きそうで届かない展開が続くと思うが、シーズンを通してこの調子を維持して行ってほしい。

予選6位・決勝5位の青山博一選手も頑張ったが、同じKTMワークスのチームメイト、ミカ・カリオの調子がいいからちょっと残念に感じてしまう。もう少しハッチャケてもいいんじゃないかなぁ。まぁ、世界はそんなに甘くないんだろうけどね。

カリオとシモンチェリのチェッカーライン直前の接触を見て、いつだったかは忘れたが、テクニカルスポーツのAC29Mに乗っていた頃のマクウィリアムスを思い出した。同じようにストレートで前走車両の後部に接触、その時に運悪くブレーキレバーを押されてしまってフロントタイヤがロックし、激しく前方に宙返りで放り出されていたっけ。映像を見ていて一体何が起きたのか判らず、かなりびっくりした事を覚えている。

転倒と言えば、パシーニは今回ついてなかった。青山選手と接触する前にはもうブレーキに不具合があったのではないだろうか? 接触直前のコーナー進入は、止まりきれずにラインをオーバーした感じだったし。その接触転倒からレースに復帰してすぐ、本格的にブレーキが壊れたせいで、まったく減速できずにコーナーに突っ込んで行った時はさぞかし怖かったろうshock。仕方なく自分から転んで行ったとはいえ、結構派手にとっちらかっていたから、怪我がなくてなによりだった。

あと、後半に追い上げて4位入賞のトーマス・ルティ。2005年の125クラスチャンピオンは、250ではまだ表彰台すら無い。今年はマシンもワークス待遇らしいし、わりと好きで応援しているので、早く一皮剥けてもらいたいもんだ。

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今回の250の表彰台。2位シモンセリ、優勝のバウティスタ、3位カリオ。シモンセリでかっ! 髪型もスゴいが、実は眉毛もスゴい。

MotoGPクラスは何はさておき、
shineスペインの暴れん坊、チュッパチャプス・ロレンソ君shineでしょ。

最高峰クラスルーキーが、開幕から三戦連続でポールを取って、決勝では3位、2位と来て、今回はポール to ウィンで優勝しちゃったんだから恐れ入った。しかもサーキットレコードのおまけ付き。暫定ではあるがランキングもトップ。ロッシでさえ、ルーキー時代はこんな成績残せていない。

正直、250時代のロレンソは、彼にだけ貸与された最新型アプリリアの性能で勝っている、と思っていた。もちろん、今もセカンドとは言えワークスYAMAHAのライダーで、待遇面では最も恵まれているライダーの一人だ。しかしこの成績は、待遇が良ければ成し遂げられるというものでもない。明らかに私のこれまでの評価が間違っていました。脱帽です、ごめんなさい。この調子でいくと、MotoGP参戦初年度でチャンピオンもあり得るかもsign02。まだ20歳だし、全く末恐ろしい才能だcoldsweats01

そういや、今回は金色のヘルメットかぶらなかったけど、願掛けかね?

V_romero
レースとは全然関係ないのですが、このロレンソ君の隣の美女は誰なんでしょう?lovelyheart04 "V.Romero"と紹介されていましたが、検索してもひっかからなくて。知っている人いたら教えてください。

ここまでの三戦のチームメイトの活躍に、ワークスYAMAHAのエースライダー、ロッシの心中や如何に? 今回3位に入ったとはいえ、開幕戦のカタールと同様にタイヤが最後まで保たなかったようだし。

気温が低めだったり、勝ち星の無い苦手なサーキットだったりということもあってか、全体としてブリヂストン勢は今ひとつだった。Kawasakiに移籍したホプキンスの5位入賞は、多少明るいニュースではあるが、肝心のチャンピオン、ケーシー・ストーナーとドゥカティー勢の低迷ぶりはどうしたことか。それでもケーシーは6位だからまだ良いが、他の三人の状況は深刻だ。SUZUKIも昨年までの好調ぶりはまだ鳴りを潜めている。早く調子を取り戻してもらいたい。

125ccクラスは確実に主役交代が進んでいってる。若手、新入りがホントに元気だ。ブラッドリー・スミスは残念ながら転倒しちゃったけれど。それとチーム・アスパーどうした!? 小山選手もなかなか調子が上がってこない。まだチームが上手く機能していないのだろう。厳しいシーズンになっちゃっているなぁ。bearing

話変わって。MotoGP決勝日の前日、同じエストリルサーキットで『レッドブル・MotoGP・ル−キーズカップ』の第3戦が行われ、13歳の日浦大治朗選手が初優勝を飾った。日浦選手は、元WGP125ライダーの上田昇選手が主催するチームのライダーで、今年は全日本ロードレース選手権125ccクラスにも参戦している。先日のもてぎの開幕戦では3位表彰台を獲得した。また、今回14位で初ポイントゲットとなった14歳の篠崎佐助選手も、99年全日本250ccクラスチャンピオンの松戸直樹選手が監督を務めるチームに所属している。昨年、不慮の事故で亡くなった阿部ノリック選手も、後進育成のためのチームを運営していたが、そういった努力が少しづつ形になってきているようだ。黄金期の90年代のように、数年後にはまた多くの日本人ライダーが世界の舞台を席巻しているかもしれない。楽しみである。

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2008/04/09

インディアン走る!

1月6日の【夏のツーリングでは『もちや二輪車会館』へ!】で現存する日本最古のオートバイ、1910年(明治43年)製のインディアンを紹介したが、それとほぼ同じ1909年製インディアンで、2006年MotoGP世界チャンピオンのニッキー・ヘイデン選手(米)がデモ走行を行ったそうだ。

N.ヘイデン:「問題がある場所は1つもなかった
N.ヘイデン、インディアナポリスを初走行

場所は今年の9月に初めてのMotoGPが開催されるアメリカのインディアナポリス・モーター・スピードウェイ。このサーキットの設立は1909年で、同じ年に初めてのバイクレースが行われている。今回、ニッキーはその時に使われたインディアンでサーキットを周回したとの事。

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手前の1910、4HP(馬力)と書かれたインディアンは、もちや二輪車会館の展示車両に良く似ている。

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再現された1909年当時のバイクレースの格好はレトロ感たっぷり。最高速度は時速65kmを記録。『リアブレーキはまるで僕の自転車のようだ!』とはニッキーのコメントhappy01。にしてもニッキー楽しそう。

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それから100年。となりのHONDA RC212Vは最高速で5倍、馬力は50倍違います。バイクはここまで進化しました。

<08.04.17追記>
こちらのサイトにインディアンで走行するニッキーの映像があります。スピードはともかくエンジン音はとても素敵! でもホントにこんな自転車bicycleみたいなのでレースやってたのか…。

『ニッキー・ヘイデン、インディアナポリス一番乗り』
MotoGP速報ニュースサイト インテリマーク

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2008/04/03

祝・世界一周、分(『地球を二周』改め)

今日、愛機SDRの走行距離が、ついに4万Kmを越えた。

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2000年に購入した時点のメーターは1,040Kmだったので(当時、掘り出しモンの極上中古車だったこのバイクを見つけて売ってくれた友人のS君には本当に感謝!!happy02)、自分の走行はまだ4万には少し足りないのだけれど、このSDR自身は地球を二周回ったのと同じだけ世界一周分に相当する道のりを走って来たことになる。これまで、経年劣化であっちが壊れ、振動からくる金属疲労でこっちが折れ、三回も事故にあったり、回し過ぎでエンジン壊れたりと、何度となく廃車の危機を迎えながら、ここまで良く頑張って走ってくれたもんだ。これからもよろしくな、相棒。

話変わって。そんなに呑気なご身分でもないのだがcoldsweats01、昨日はいい陽気だった事もあって、体慣らしの意味も込めて気晴らしがてら、SDRで軽く走りに行った。行き先はいつも行く鹿野山と県道88号線をメインにその周辺をチョロチョロと。今、房総半島は桜も菜の花も花盛り。満開の桜に見とれて何度か事故りそうになりましたcoldsweats01

久しぶりに走ってみて痛感したのは、やっぱりバイクは乗らないと、どんどんライテクが下手になるという当たり前のこと。ブレーキングは甘いわ寝かせられないわハンドルロックUターンできないわ、ダメダメでしたcrying。せっかくこんな良い季節にウマい具合にガソリンの値段が下がってんだから、安いうちにもう少し精進しておかないとね。

そのガソリン。今回は三回給油したが、一番安くてハイオク1L134円。一番高かったのは、富津の田舎のスタンドgasstationで、1L161円もしたpout。そりゃここはまわりに競合店がないから、普段から相場より少し高めだけれど、今回はちとタイミング外したな。この値段差だと、SDRでも1回の給油で1L分くらい違う。残念。

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古い携帯のカメラで撮ったので画像が悪くてすいません。どこも春爛漫です。

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県道88号沿いにある大草蛙草鞋(わらじ)。房総の風習で、魔除けだかなんだか。

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鹿野山の上の九十九谷公園にて見つけた。この時期に、なんで?

<追記>
タイトルと本文中の二カ所を訂正させていただきます。間抜けな勘違いの顛末はコメント欄を参照してくださいsweat01
かえぅすきさん、dekaさん、ご指摘ありがとうございました。

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2008/03/31

王様と赤い帽子と【MotoGP第2戦スペインGP】

昨日、MotoGPの第2戦スペインGPがヘレスサーキットにて行われた。GPの本場ヨーロッパ、コンチネンタル・サーカスの第一戦だmotorsports

スペインにおけるMotoGP人気はヨーロッパでも突出していて、ここ数年はヘレス、カタルニア、バレンシアと年間3回のGPレースが同国内で開催されている。一国三開催はスペインだけだ。当然観客も熱狂的で、明るいラテンの太陽の下、派手に爆竹を鳴らして陽気に盛り上がる大観衆は、見ている分にはとても楽しい。たまに熱狂しすぎてコースになだれ込んできたりして、ライダーは大変らしけど。それでも、日本でもこの半分くらいは盛り上がるといいなぁ、と羨ましく思ってしまう。

熱狂的なファンは国民だけでなく、国王陛下crownも大のGPファンときている。今回、スペイン国王ファン・カルロス一世がサーキットを訪れ、レースを観戦していた。さすがラテンというべきか、国王自らがスターティンググリッドやピットを訪れ、とても気さくかつフレンドリーにライダーやチーム関係者と談笑していた。ライダーもしゃっちこばることなく、気楽に応えていたが、スポンサーの絡みがあるとはいえ、帽子を取らないで応対していたのに咎められないとは、お国柄なのか理解があるもんだと感心した。日本じゃまずあり得ないね。

オレンジネクタイのおじいさんが王様。
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そんな熱狂的なスペインGP。125ccクラスは二戦連続ポールポジションのブラッドリー・スミスが面白かった。とてつもなくあどけない顔をした17歳のイギリス人ライダーは、最近の125で主流となっている十代ライダーの一人だが、他のラテン系の連中と違い、追い抜きの際に勢いで無理矢理前に入ることをしない。先行車両をパスした後に、自車との間にかなり余裕ができてから割り込もうとしていた。さすが英国人、紳士的だねdrama。もっとも、その為にブレーキングが深くなり過ぎてラインを外しまくっていたのはご愛嬌だが。

07年チャンピオンのタルマクシがまたしてメカトラブルで今回はリタイア。前戦優勝のチームメイトのガデアも転倒リタイアでチームアスパーは散々だった。名門がどうしたことか。タルマクシにしたら、ガデアを含め前戦の上位者が今回好成績を残せなかったのが唯一の慰めか。

それにしても、解説の坂田和人さんはコメントが一々的確で素晴らしい。言った通りのレース展開になっていく。さすが元世界チャンピオンだ(94年、98年125ccクラス)。

250ccクラスは高橋選手がやってくれました。3位表彰台おめでとう!shine ただ、最後の最後でパッシーニにまくられたのは残念というかなんというか。勝手な事を言わせてもらえば、ストレートが600mと短いヘレスでは、パワーと最高速に劣るHONDA車でもなんとか勝負になったのだから、せめて優勝したカリオと競っての2位くらいは行ってほしかった。シーズンが進んでマシンの熟成が進めばさらに厳しくなるだろうからね。

その高橋選手を最後で追い抜いて2位獲得のパシーニと4位入賞の青山選手にもビックリ。レース中盤まで、二人とも10位前後を走っていたのだから。前を走るライダーの転倒などがあったとはいえ、いつの間にっ!?てな感じだった。青山選手の復調ぶりも嬉しいが、やはり今後も侮れないのはパシーニだな。

また、最終LAPで接触転倒リタイアしてしまったバウティスタとシモンチェリのトップ争いも面白かった。身長差20cmの二人はライディングスタイルがまったく違う。小さい体を小さくたたんでスムーズにラインを通るバウティスタと、長い手足を左右に張り出してマシンを振り回すシモンチェリ。昔のビアッジとロッシみたいだ。絡んで転倒した後、お互いに謝罪し健闘を称え合っていた姿も好印象。ここはビアッジとロッシとは違うかなcoldsweats01。いいことだ。

転倒といえば、ハイサイドで転倒したトーマス・ルティはホントに転び方が上手だった。マシンから投げ出された後、両腕を胸の前に畳んでキレイに体を転がしてダメージを殺していた。参考にしよっと(その前に転ばないようにしろってかcoldsweats01)。

あ、MotoGPクラスのコーリン・エドワーズも予選ですごかったね。倒れそうな車体を肘で支えて起すなんてね。参考にしよっと(できるかっつーのhappy01)。

<2008.7.6追記>
ニッキーもレース中に同じような事してましたね。

ホプキンスやAMAチャンピオンのB・スピーズはいつも肘すりそうなライディングしてるけれど、最近のアメリカンライダーの流行なのか?
<追記ここまで>

MotoGPクラスは250同様、マシンのパワーや最高速のアドバンテージが生きにくいサーキットだからか、ドゥカティーが散々なレースだった。レース後のケーシーの落ち込みようと言ったら…。奥様に慰めてもらいなねcoldsweats01。でも2回もコースアウトしたのに11位でポイント獲得できたのだからまだマシで、そんなとっちらかったレースをしたケーシーにも追いつけなかった他の3人のドゥカライダーはホントにお先真っ暗闇だろう。特にメランドリは辛いだろうなぁ。

そんなケーシーを尻目に、今回はチャンピオンシップのライバル達が順当に上位を占めていた。優勝はできなかったものの、2位を獲得したロッシもとりあえずホッとしたことだろう。周回数間違えてたらしいけれどね。かつてのレイニーみたいだ。チームとしてのYAMAHAが悪いのかな?

レース後、ブリヂストンの赤い帽子をかぶったロッシを初めて見たのだが、正直スッゴい違和感があった。

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今までがずっと青いミシュラン帽子だったから、というより、自分の中で赤という色がロッシのイメージにまったく合ってなかったのだ。これまでどんなに派手でポップなデザインのマシンやツナギやヘルメットでも、すんなり着こなし(?)てきたロッシだけに、この違和感はとても意外だった。今回のレースでは比較的ブリヂストン勢は劣勢で、ロッシもまだ完全にブリヂストンタイヤを把握できたわけではないようだが、今年のYAMAHAは好調のようだから、今後もコンスタントに表彰台に上がってもらって早く見慣れた風景になってほしいね。でないと気持ちが悪くて仕方ないsmile

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2008/01/08

殴っちゃいけません、…が。

口論の会社員殴り重傷負わす、プロボクサーを逮捕(読売新聞)

 東京都台東区のJR上野駅で先月21日、北区の男性会社員(41)が若い男に顔を殴られ重傷を負った事件で、警視庁捜査1課は7日、豊島区南長崎、プロボクサー坂本大輔容疑者(26)を傷害の疑いで逮捕したと発表した。

 調べによると、坂本容疑者は先月21日午後11時10分ごろ、上野駅不忍口の改札付近で会社員とぶつかって口論となり、胸ぐらをつかまれて引きずり回されたことに腹を立て、会社員の顔を1回殴って転倒させ、後頭部骨折の重傷を負わせた疑い。

 駅の防犯ビデオの映像から、同駅周辺でアルバイトをしていた坂本容疑者が浮上し、今月5日に逮捕した。調べに対し、「交際相手からもらったジャンパーを破られ、頭にきてやった」と供述しているという。

[読売新聞社:2008年01月07日 12時36分]

まぁねぇ、プロボクサーが人殴っちゃいけないよね、と見出しを見たときは思ったんだけれど、この記事読んでみると、ぶつかったくらいでこのボクサーのジャンパー破くまで胸ぐらつかんで引きずり回したっていう被害者の会社員、41歳にもなって大人げなさすぎだよ。そんなに派手にぶつかったのか?

なーんか最近、このテのツマンナイ事で揉めてる話をよく聞くよなぁ。みんなギスギスしすぎだよ。もっとリラーックス。世の中は、持ちつ持たれつ。お互い様なんだから。

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2007/12/02

まぁ、授業料ってことで…orz。

今日、愛機SDRのキャブのセッティングを、KING Cobra装着時の忠男レーシング推奨値に戻した。そのトホホな顛末を記しておく。

先日キャブのジェットニードルのクリップ段数を一段上げてからしばらく様子見した結果、もう一度セッティングを見直すことにした。プラグの焼けは結構きれいなキツネ色になっているのだが、今ひとつトルク感がなく、どうも少し薄いように感じたからだ。

また、あの後も色々とキャブのセッティングについて、人に聞いたりネット検索した所、クリップ段数は基本的にあまり変えない方がいい、という話を聞いた。全域にわたって影響が出る上に、段数一段の変化がニードルジェット(NJ)3ランク分にあたるくらい大きいので、セッティングの方向性を見定めるのには有効だが、きちんとしたセッティング出しには向かないのだそうだ。

ノーマルのNJはP-8だが、今はKING Cobra用セッティングでQ−2になっている。クリップ一段でNJ3ランクとなるとP-9相当になり、あまりノーマルのP-8と変わらないことになる。ただでさえ混合気が薄くなる冬場で、これではやはり薄すぎだろう。ジェット廻りを薄くするという方向性は間違っていなさそうなので、クリップ段数は戻して、NJを番手少し下げのQ-0にしてみようと考えた。

ただここで一つ問題が。メインジェットやパイロットジェットはキタコやデイトナやPOSHから各種各番手が出ているが、NJのバラ売りは聞いた事が無い。バイク屋に聞いてみても、ミクニからの取り寄せはできないし、YAMAHAからも純正品番で設定がなければ当たり前だが出ないとのこと。まぁ、レーサーじゃないからね。キャブのセッティングパーツの設定なんかある筈無いよね。

で、困ったときのネット検索。すると、91年のTZR(3XV1)が、外見は多少違うがSDRと同じTM28SSというタイプのキャブを使っていた。右側気筒のキャブのNJはぴったりQ-0だ。さらにYAMAHA-SDR.comの掲示板の過去ログで、3XVのNJの外寸法がSDRの物と同じである事も確認できた。よっしゃ、これいけるだろう、と品番確認して早速発注。YAMAHA純正品番 3XV-14141-50 ノズル、メイン 一個2457円也。発注の際にバイク屋の店長に色々言われたが、後で思えば、ここでもう少し冷静になればよかったのだ。

数日後、届いたNJを受け取る。で、早速不安になった(^_^;。外見は一緒なのだが、脇に空いている穴の位置が違うのだ。左の縦に5個穴が並んでいるのがノーマルSDR用。右が3XV用
Nj02_2

ただ、この穴の空き方、以前、どこかで見た事がある。今ついている忠男レーシング供給のNJってこれじゃなかったかなぁ…、と淡い期待を抱いて不安を打ち消してみる。

さらにてっぺんの穴を覗いてみると、う〜む、なんか、ノーマルの方が微妙に大きいような…。並びは上と同じ。
Nj01

とりあえず、現状ついている忠男レーシングNJ外してから考えよう、と作業にとりかかった。で、結果は…。

忠男レーシング供給のNJもノーマルと同じ5縦穴でした(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)(T_T)。

よくよくNJをみてみると、三桁の数字が刻印してある。ノーマルと忠男の物は505、3XVの物は673。これが違いの原因か!?再びネット検索。するとありましたよ、この事書いてあるサイトが。以下の斜字はそこからの引用。

ミクニ曰く
「その数字が同じじゃないと、P6→P8に変えたとしても、濃くなるとは限らない」とのこと。
あくまでも、数字が同じ上で、P6→P8に変えた時に濃くなるということ。

なんですとー!! MJやPJが形と番手だけだったから、てっきりNJも形が同じならOKかと思い込んでいた。ああ、ニセンヨンヒャクゴジュウナナ円が無駄に…なんてもったいない…orz。

で、結局、NJの交換は断念しました。どう燃調が変わるか判らないパーツなんて、さすがに怖くて入れられません。もうエンジン壊せないし。ニセンヨンヒャクゴジュウナナ円は授業料ということで納得することにしました。とほほ。

ここで今更ながら、忠男レーシングにQ-0、505のNJが取れるか、電話して聞いてみた。答えはやはり無理との事。今ついているQ-2は1KTの物を流用しているそうだ。恐る恐る3XVの物が使えるか聞いてみると「3XVはエアのコントローラーがついているから、全然違うハズだよ。」と一発撃沈(^_^;。

あああ、一番最初に忠男レーシングに電話して相談すれば良かったんだよねぇ。仕方ないので気を取り直して、現状の問題点、アクセル開度1/4でのカブリについて聞いてみると、やはりクリップ段数の変更は影響が大きいのでお勧めしない、エンジンいじっていないでそんなに濃いのはあまり無いはず、オイルが濃いのではないか、との事。む〜、実際、濃いめだからなぁ。これからは推奨値の80:1の混合比にしてみるか。お礼をいって電話を切って、すごすごとクリップ段数を3段目に戻しました。

それと今回、MJも#240から忠男レーシング推奨の#230に戻してみる事にした。SDRのキャブの場合、MJが大きすぎると、急激なアクセル操作の際にガソリンの霧化が追いつかず、中開度で不安定になりがちなのだそうだ。と、言う訳で。あれこれいじって、ぐるっと回って一回転。元のセッティングに戻ってしまった。なんだかなぁ。キャブって奥が深い。もう一回顔を洗って出直します。

現状のキャブのセッティングデータ。KING Cobra装着時の忠男レーシング推奨値です。

 MJ  #230
 PJ  #25
 NJ  Q-2
 JN  3/5
 PWJ メクラ

<追記>
この頃のYAMAHA2st車に定番のお手軽チューン、『エアクリーナーのブタ鼻外し』ですが、特にこれと言った効果が認められなかったので、後日つけ直しました。もともと忠男レーシングからも外せとの指定はされていないし、なによりメーカーが無駄な物をつける筈は無いですからね。ただ、予想以上に取り付けに苦労しましたcoldsweats01
<追記ここまで>
 
あ、3XV1ユーザーの方で、YAMAHA純正品番 3XV-14141-50 ノズル、メイン 一個2457円也が欲しい、という方。ご連絡いただければ送料当方持ちで1500円でお譲りいたします。封は開けましたが、確認のみで、未装着、未使用新品です。よろしくおねがいしま〜す(^_^;。

3xv1_nj

<2008年2月17日追記>
おかげさまで買い手が見つかりました。よかったよかった。

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2007/11/21

KING Cobraとキャブのセッティング

先日、愛機SDRのキャブレターのニードルジェットのクリップ段数を一段上げて、少し絞ったセッティングにしてみた(理由はこちら)。まだそんなに長距離を乗っていないのだが、アクセル中開度でのエンジンの切れとパワー出力が良くなったように感じる。もっとも、ここ数日で急に気温が下がり、冬型の気候になったので、乾燥して空気の密度が濃くなっている事の方が強く影響しているかもしれないが。なんにせよ、もう少し検証が必要という事かな。

せっかくなので、自分の備忘録も兼ねて、現状のセッティングデータを記しておこうと思う。どれくらいKING Cobraを使っているSDRユーザーがいるかは知らないが、何かの参考になれば幸いです。

 エンジン:0.5mmボア・アップの排気量198cc
      (シリンダーヘッド面研-0.5mm)
 エアクリーナー:ノーマルでブタ鼻外し
 プラグ:NGK BR9ES
 ガソリン:ハイオク
 2stOil:YAMAHA オートルーブスーパーRS
     (分離給油+40〜60:1混合ガソリン)

キャブは、基本は忠男レーシング推奨のセッティング(MJ#230、NJ Q-2、PJ#25、PWJメクラ)。ここから、メインジェット(MJ)を焼き付き防止で#240にし、ニードルジェットを上記のようにアクセル中開度でのカブリ防止でクリップ一段上げてある。

忠男レーシングによると、MJは#230でもかなり安全マージンを取っているとのことだが、前回それでエンジン壊れたので…。混合ガソリンの混合比も、忠男レーシング推奨は80:1なのだが、エンジン保護の為に濃いめにしてある(以前は100:1くらいでやっていてエンジン壊した)。

余談だが、そんなにエンジン保護が気になるのなら、マイクロロンやZOILなんかの添加剤は使わないのか、とういう方がいらっしゃるかもしれない。実は以前、物は試しと「エンジン内部にチタン皮膜をつくる」という2stオイル"MAX TITAN"や、
"ZOIL"を使ってみた事があるのだが、現在は基本的に使わない事にしている。理由は以下の二つ。

まず、上記の二種類の添加剤を使ったみた直後にエンジンが壊れたから(^_^;。別にこれらの製品が悪かったというわけではないだろうが、使ってみても結局、壊れる時は壊れる。気休めにもならないと思った事が一つ。

二つ目は、もしそれらの製品が本当にエンジンに対して有効なものであるのなら、真っ先にMotoGPのワークスチームが使っているはずだからだ。0.1秒のタイムを縮める為に多大な出費をも厭わない彼らがそれらを一切使っていない。ということはつまり、『たいした効果がない』ということだ。

そんな感じで、具体的にどの程度効果があるのかわからないのに、値段だけは張る添加剤を使うより、その分のお金を日々のハイオクガソリンや良質のオイルにあてた方が、絶対にエンジンに優しい、と今は考えている。

もっともKING Cobraの場合、エンジンを回しすぎると理屈の上では回転数が13000回転を超えてしまい、ピストンスピードがレーサーエンジン並みになるらしいので、何をどーしても必然的にエンジンは壊れるらしい。基本は『回さない』事だそうだ(ベルーガ氏談)。しかし、回せないレーシングチャンバーって、一体…(^_^;。

<追記>
この10日後、セッティングをまた変更しています。詳細は12/02のblogを見てください。

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2007/11/03

My name on the MotoGP Bike!!

先ほど、あの『キング』こと、ケニー・ロバーツが率いるMotoGPのチーム、Team Robertsから私宛にE-Mailが来た。

Mailの内容は、来期、MotoGPで活動するにあたって有能なスタッフを捜している、ついては君、どーだ、…というような妄想の内容ではない(^_^;。Team Robertsは、この週末にスペインで行われる今シーズンの最終戦、バレンシアGPにおいて、自分たちのマシンKR212Vに、これまでチームを支えてくれたファンの名前を無料で掲示する"Your name on the TeamKR Bike!!"というキャンペーンをやっていて、それに応募したことへの返答だった。

実は、募集のページの英語、さらっと読み流し過ぎてしまって、てっきり抽選だと思い込んでいた。なので、Mailが来て非常にびっくりしたのだが、なんのこっちゃない、応募者全員(16000人分)を掲示したようだ。とはいっても、憧れのMotoGPマシンに自分の名前が乗るなんて、やっぱりスゴい。これが茂木だったら絶対に観に行ってたなぁ。スペインまではさすがにいけないもんなぁ。残念。もっとも、観に行ってもピットウォークかなにかで、KR212Vにこれでもかと近づかないと、名前なんて判別できないけれどね。なんせ16000人分。ものスゴく細かい字で書いてある。

613048_140
見よ、この細かさ。文字なんてほとんど判別できん。

それでも、送られて来たMailには、丁寧に、アナタの名前はここの部分にある、SiteにあるPDF形式のステッカー図で確認してくれ、とのこと。早速確認してみた。

私の名前は"Right panel"にあるとのこと。ちょうど、タンクとエンジンの間に挟まれた部分だ。ソコの部分のサイトを開いて名前で検索をかけてみると…、あった!

絵的には、ちょっと下の方がとんがっているのだが、そのとんがっている所の中程に私の名前が確かにあった。うわ〜、なんかスッゲー小さいけれど、スッゲーうれしい。この週末はこのKR212Vに乗るケニー・ロバーツの次男坊、カーティス・ロバーツを応援しようっと。

昨年はHONDAのエンジンとミシュランタイヤで予想以上の好成績を残したが、今年は逆にその二つが足を引っ張る形となって散々なシーズンとなってしまったTeamKR。エースライダーのはずの元500クラス王者、ケニー・ロバーツJrはやる気をなくしてシーズン途中でマシンを降りてしまい、このまま引退するのではないかと噂されている。チーム自体も来年はMotoGPではなくSBKか、とか、有力なエンジンの供給が見込めなくて活動停止か、となかなか不透明な先行きだが、せめて今度のレースでは来年につながる走りを見せてほしい。そんな16000人分の思いが乗っている。

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2007/10/13

ソコを擦るか!?

10月10日の旧体育の日に、約一年ぶりにトミンサーキットに行ってきた。

今回は、いつもこのBlogにコメントしてくださるsmile?さんと、SDR.comの掲示板をみて来てくれたTださんのお二人と一緒だ。やはり自走でたった一人より、トランポのある人がいてくれる方がとても安心感がある(^_^;。幸いコケなかったけれどね。

一緒に走る他の車両は全部で10台くらい。100cc未満の小排気量車、しかも2stが多く、大排気量車がほとんどいない。珍しい事だ。smile?さんもSDRは入院中とのことで、Nチビでの走行。SDRの走りを見られなかったのは残念だか、さすがにあちこちのサーキットを走っているだけあって、Nチビでもやっぱり速い。コーナリングもキレイでスムーズだ。

Smile01
smile?さん、最終コーナーの進入の図。

Smile02
きっちり寝てますなぁ。

Tださんは今回が初めてのサーキット走行とのこと。自作のBJチャンバーの音高らかにサーキットデビューを果たしていた。TださんのSDRのエンジンはとても気持ちよく回るとのことで、試乗したsmile?さんはどうやって気づかれないように持って帰ろうか、思案してたとかいないとか…(^_^;。

T01
Tださん、最終コーナーにて。

T02
ライポジがキレイ。ラインも丁寧にトレースしてます。

そんでもって私。最初に言い訳しちゃうが(^_^;、SDRにいろいろあったせいで約一年ぶりのサーキット走行に加えて、ここ一月ほど、訳あって非常に運動不足な状態にある。その為か、なんかイメージ通りに身体が動かない。去年やっとこさハングオフスタイルを体得して右の膝を擦って走っていたのに、今回は全然膝と路面の間に余裕の空間がある。思い出があまりにも美しすぎるのか。あっれおっかしいなぁ、もっと寝てたのかなぁ、とやっているうちに、なんか無理膝状態に。
カッコワル〜。

Photo
最終コーナー進入。もっと腰落とさないとダメか?

Photo_2
立ち上がり。実はこの時、とんでもない事が…。

それでも走行を重ねるうちに、だんだん身体がなじんできて、結局膝は擦らなかったが後半はいいペースで走れたようだ。まぁ、無理にバンク深くしなくても走れるってことは、今までの走行に無理があったということで、改善の余地アリっちゅーことやね。

で、最初に休憩に戻った時、smile?さんから『擦ってますよ。』と言われた。イヤイヤ、全然擦れてないですよ、どうも身体が動かなくて、と言い訳してたら、『違う違う、チャンバー。最終コーナーガリガリ言ってたよ』。

えええええええ!? ソコかよ!!

Kingcobra_suri
思いっきり擦ってます(^_^;。気がつけって。

今回、初めて忠男レーシングのKING Cobraをつけて走ったのだが、忠男さ〜ん、これ、レーシングチャンバーでしょ? まだ全然寝てないのにこんなになってどーすんのよ。幸い穴はあかなかったが、今後は補習用のテープ持ってきた方がいいだろうなぁ。

まぁそうは言っても、この日はKING Cobraのおかげで非常に楽に乗る事ができた。まず、さすがにレーシングチャンバー、加速がとてもいい。トミンの短いストレートでもきっちりスピードを上げる事ができ、追い抜きが格段に楽になった。

さらに効果があったのはトミン唯一の左コーナー。ここは一速で進入するのだが、ノーマルマフラーの場合、コーナーの終盤ではもう頭打ちになってしまい、立ち上がりの所で非常に苦しかった。ジャッカルでは多少改善されていたが、KING Cobraの場合はオーバーレブ特性が非常にいいので、立ち上がるまで一速で十分引っ張って行ける。おかげでコーナリングが非常にスムーズになった。立ち上がりから次のストレートへのつながり部分の速度が今までより上がったせいで、最終コーナー突っ込みのところであたふたする事が多くなったくらいだ。ダメじゃん。

そんなこんなの今回の走行で出てきた課題は、追い抜く技術を磨くことだ。今まで追い抜かれてばかりだったせいか、追い抜きがまだまだ全然下手なのだ。前車を安全に抜ける所を探っているうちに後ろに追いつかれ、抜こうと思った同じタイミングで後ろから前車とまとめて追い抜かれて、何度が怖い思いをした。せっかくKING Cobraという強力な武器を手に入れたのだから、今後は安全にスパッと抜けられるように努力しよう。

久々のサーキット走行はやはり楽しく、また仲間がいると無理無く休憩を取るようになるので落ち着いて走る事ができた。smile?さんには最後にガソリンまで分けていただいてありがとうございました。甘い香りに包まれて帰りましたよ(^^)。

smile?さん、Tださん、今回はどうもありがとうございました。これに懲りずにまたご一緒してくださいね。

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2007/10/08

ノリック 阿部典史選手のご冥福をお祈りいたします

今朝、目が覚めると友人から携帯にMailが入っていた。寝ぼけマナコで開いてみると『ノリックが死んだ』の文字が。

一瞬で眠気は吹っ飛び、飛び起きた。

死んだってなんで? 昨日レースあったか? またテストでの事故か? ついこのあいだ沼田選手の事があったばかりだってのに…。混乱しながら何かの間違いであることを祈りつつ新聞を開くと、そこには無情にもそれが事実であることを示す記事が載っていた。

「伝説のライダー」阿部典史さんが事故死 川崎
2007年10月08日00時07分

 7日午後6時20分ごろ、川崎市川崎区大島1丁目の市道で、川崎市幸区、レーシングライダー阿部典史(のりふみ)さん(32)のオートバイと、横浜市鶴見区東寺尾1丁目、運送会社員千野智彦さん(51)のトラックが衝突した。阿部さんは午後8時50分過ぎに死亡した。阿部さんは世界GPで過去3度優勝して「伝説のライダー」と呼ばれ、国内のオートバイファンの間で人気があった。

 川崎署の調べでは、現場は片側2車線の直線道路。千野さんがUターンしようとした際に、右後方から近づいた阿部さんのオートバイ(500cc)と衝突した。千野さんは「道を間違えたので戻ろうとした」と話しているという。現場はUターン禁止だった。

  ◇

 〈阿部典史さん〉本人の公式ホームページなどによると、阿部さんは東京都出身で、オートレーサーの父・光雄氏の影響で5歳からバイクに乗り始め、中学卒業後の91年、15歳で渡米して技術を磨いた。帰国後の93年に全日本選手権500ccクラスを制覇した。その後、世界選手権に参戦。96年の世界選手権日本グランプリ(GP)で、オートバイレースの最高峰500ccで日本人としては14年ぶり3人目の優勝を飾るなど、計3度のGP優勝を果たし、「ノリック」の愛称で親しまれていた。ファッションリーダーとしても人気があった。

asahi.com

そんな馬鹿な。

レースでもテストでもない、一般公道での事故死だなんて。

もちろん、レースやテストでの事故なら納得できるという訳ではないが、まさかこんな事故だったとは。事故については、これ以上の詳細がわからないのでここではあえて言及しない。でもやっぱり、公道でのバイク走行って危ないのかな、なんてぼんやり考えてしまった。

<追記>
いろいろ情報をたどっていくと、事故を起こしたトラックは2車線の歩道側からいきなりUターンをしようとしたらしい。こんな馬鹿な事があるか。こんな運転されたらいくらバイクが安全運転してたってどうしようもない。そもそもUターン禁止の道路なのだから、この運転手には法にのっとって厳罰を処してもらいたい。気分的には危険運転致死傷罪を適用してもらいたいくらいだ(法的に無理だけれど)。
<追記ここまで>

ノリックについては以前、このBlogで少しキツい物言いを書いた事がある。それでも、かつてドゥーハンやシュワンツの前を、長髪をなびかせて走った姿を記憶している者として、いつかまた、あの『意識のほうがマシンより先行する選ばれしGPライダー 世界チャンピオンの告白 富樫ヨーコ)』走りを、世界の頂点を極める舞台で見られると信じていた。こんな形で終わりだなんて、ファンは元より、なにより本人が無念でしかたないだろう。

ノリック、魅了してくれた走りの数々をありがとう。ご冥福をお祈りいたします。

ホントにこんな悲しいニュースは、これっきりにしてくれ。

ノリックWGPデビューレース、94年の鈴鹿。

Homage to Norick Abe
Motogp.comによる阿部典史追悼ビデオ

個人的に、この時のカラーリングが一番好きだ
Norick3

<追記>
ノリックのOfficial Web Siteを見て、9月26日に奥野正雄選手が永眠されたことを知りました。ご冥福をお祈りいたします。

<2008年2月22日追記>
こちら→の欄の、『Nais Buks〜おすすめの本』にある、『RIDING SPORT (ライディングスポーツ) 2007年 12月号 [雑誌]』に、阿部選手の追悼記事が掲載されています。未読の方はぜひご覧になってください。

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2007/09/25

新チャンピオン、ケーシー・ストーナー

23日にツインリンクもてぎで開催されたMotoGP日本グランプリで、ドゥカティマルボロチームのオーストラリア人ライダー、ケーシー・ストーナーが6位入賞を果たし、2007年の年間チャンピオンを獲得した。新チャンピオンの誕生である。

今年はまさにストーナーの為のシーズンだった。ここまで15戦中8勝を挙げ、5年連続最高峰クラスチャンピオンの『王者』バレンティーノ・ロッシに完全に土を付けた。ロッシは昨年も、レプソルHONDAのニッキー・ヘイデンにチャンピオンを穫られているが、ニッキーファンには悪いが、昨年はニッキーが強かったというよりもロッシに運がなかっただけと言う方がぴったりのシーズンだった。チャンピオンを決める最終戦で転倒したのはロッシのミスだが、それ以前のレースで他のライダーに押し出されるアクシデントや、マシントラブルでのリタイアがなければ、余裕でチャンピオンを獲得していた筈だからだ。

それに比べると、今シーズンはストーナーがガチンコでロッシを下したシーズンだった。もちろん一部のレースでは今年もロッシに不運なアクシデントなどがあったが、それを差し引いてもストーナーの強さは変わらない。特にカタールや中国、カタルニアなどでロッシとのバトルになった時、これまでならこの手のバトルは、最後は多少強引でも絶対にロッシが勝っていたのに、三戦ともストーナーが競り勝っている。

また、圧倒的なドゥカティの直線の速さと、ブリヂストンタイヤの性能向上、今年から導入されたタイヤの使用本数制限などがロッシに不利に働いている、という声も聞かれるが、これは言い訳にはならない。マシンやタイヤの性能に差があるのは当たり前の事だし、使用本数の制限も、ミシュランにだけ厳しいという訳ではない。さらに、ドゥカティとブリヂストンの組み合わせなら誰でも速い訳ではなく、ストーナーだけがずば抜けて速いのだから、明らかに彼の才能が高いのだ。

ケーシー・ストーナーについては125を走っている頃から気にはなっていた。確かに速いライダーなのだが、いつもあと一歩足りなくて、ペドロサやドヴィジオーゾといったライバルに負けているという印象があったからだ。そしてその足りない一歩は彼の実力ではなく、マシンやチームといった体制面だろうと常々感じていた。2004年に125ccクラス参戦2年目のKTMのファクトリーライダーになってはいるが、それ以外はずっとサテライト(ファクトリーマシンではあったが)。スペインの新星として、HONDAから全面的にバックアップを受けているペドロサを見て、ずいぶん悔しい思いをしているだろうな、と思っていた。

今シーズン、『サテライトでチャンピオンを穫ったライダーはいない』と皆が欲しがるHONDAのシートを捨ててドゥカティに移籍したのも、そういった過去が影響しているのは間違いない。しかし、それまで勝ち星こそ挙げてはいるが、安定した成績を残していないドゥカティとブリヂストンを選ぶのは、ストーナーにとっても大きな賭けだったはずだ。実際、開幕前のテストではドゥカティに少し手こずっていたこともあり、ストーナーをチャンピオン候補に挙げる声は皆無だった。もちろん、私もストーナーがここまで快進撃を続けるとは思いもしなかった。MotoGP関係者やファンの鼻を見事に明かし、大きな賭けに勝ったストーナー。奥さんのアドリアーナちゃんもカワイイし、来年もがんばってほしいね。ストーナーが勝つと彼女も国際映像に映る回数が増えるからさ(^_^;。

ALPINESTARS Web Site

2864099013 ケーシー・ストーナーとアドリアーナ

来年、YAMAHAは今度こそロッシのチャンピオン奪回に向けて、万全の体制で挑んでくるだろう。今年不調だったHONDAもMotoGPの盟主の意地にかけて、RC212Vを勝てるマシンに仕上げてくる。ここ数シーズン上向き好調なSUZUKI、Kawasakiも侮れない。王者ロッシに対する強力な対抗馬の登場とメーカーの群雄割拠。来年以降、ロッシが引退するまでのシーズンが、ファンにとって非常に興味深いものになることは間違いない。気の早い話ではあるが、今から楽しみである。

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2007/09/05

沼田憲保選手のご冥福をお祈りいたします

二輪レーサー:沼田憲保さんが練習走行中に事故死 岡山

 4日午前10時50分ごろ、岡山県美作市滝宮の岡山国際サーキットで、オートバイの練習走行をしていた千葉県流山市松ケ丘4、二輪レーサー、沼田憲保さん(41)が、ヘアピンカーブを曲がりきれずコース脇のタイヤを積み上げたクッションに衝突し、胸などを強く打って死亡した。

 沼田さんは95、96年の全日本選手権GP250のチャンピオン。97、98年には世界選手権GP250に参戦するなど、日本を代表するレーサーとして知られた。【石戸諭】

毎日新聞 2007年9月4日 20時35分

この記事を見たとき、正直我が眼を疑った。

記事にもあるように、沼田選手は二年連続の元全日本250クラスチャンピオンであり、世界GP参戦も経験している実力派ベテランライダーなのだ。そんな人が、レースではなく練習走行中に亡くなるなんて。もちろん練習中であってもレーシングスピードで走る以上、危険と隣り合わせであることには変わりはない。それでもにわかには信じられなかった。

沼田選手といえば思い出すのは、ライスポか何かに掲載されていたインタビュー記事だ。沼田選手はマシンを理解する能力に優れていると評判だったが、それは、いつもサーキット走行を行った後、セッティングデータや気象データと一緒に、その時の走行状況、マシンの挙動がどうだったかなどを文章にして克明にノートに記していたからだという。もともとはメカニックに正確に自分のマシンの状態を伝えるための言語化訓練だったらしい。「あそこの出口でアクセルをガバっとあけたらリアがザーッと滑って」みたいな擬音で説明してもダメで「出口から何mの辺りで、ギアと回転数がいくつのときにアクセルをこれだけあけたらリアがこれだけ滑った」という具合に、起こった事象を具体的かつ正確に述べるように心がけていたそうだ。

それだけに、セッティングに関する言葉については鋭い感覚を持っていたようで、世界GPに参戦した時、普段日本のサーキットで普通に使っていたとあるカタカナ用語を英語だろうと使ってみたら、ヨーロッパのメカニックには全然理解してもらえず、後で『その症状は○○というんだ』と教えてもらった、というようなことを述べていた。いかにも沼田選手らしいエピソードだと思った。

95、96年当時の全日本250クラスは、HONDA、YAMAHA、SUZUKIのワークスが参戦し、ライダー層も厚い激戦区だった。その中で、決して戦闘力が高いとはいえないSUZUKI RGV-Γが二年連続のチャンピオンマシンに輝いたのは、そんな努力に支えられた沼田選手の功績によるところが大きい。また、スポット参戦した96年の日本GPでは二位表彰台を獲得している。

しかし、念願叶って参戦した世界GPでは、当初こそSUZUKIの世界GP250クラス復帰を歓迎する各国マスコミやファンに注目されたが、マシンの性能差は全日本の比ではなく(余談だが、そのころ全日本のスズキワークスでV-Γを走らせていた亀谷選手は、あるレースで道を譲ってくれた周回遅れの市販RSをメインストレートで抜こうとして抜けなかったそうで、市販車のストレート加速に勝てないワークスマシンにショックを受けたそうだ。)、頼みのスズキからもこれと言ったサポートは受けられず、慣れない海外のサーキットという事もあってか、目立った成績を残せないまま撤退した。年齢的にも脂ののった時期だったので、さぞかし無念だったろう。

ここ最近、チェコでの関口選手や、 SUGOでの奥野選手と、大きめの事故が続いている。サーキットで限界まで攻めて走るプロフェッショナルライダーの場合、事故は避けられない物ではあるが、今後可能な限りこのような悲劇を起こさないですむように、関係各所には今回の沼田選手の事故を徹底的に調査してもらいたい。

沼田憲保選手のご冥福をお祈りいたします。

<2008年2月22日追記>
こちら→の欄の、『Nais Buks〜おすすめの本』にある、『RIDING SPORT (ライディングスポーツ) 2007年 11月号 [雑誌]』に、沼田選手の追悼記事が掲載されています。未読の方はぜひご覧になってください。

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2007/08/01

坂田レプリカ買いました

先日、新しいヘルメットを購入した。
94年と98年の世界グランプリ125ccクラスチャンピオン、坂田和人選手のレプリカモデルである。

初めは、SDRの色とも合わせて、これまで使っていたラパイドMと同じメタリック調の赤のヘルメットにしようと思っていたのだが、なぜか今年の初めの時点ではアライもショウエイも、MFJ公認でSNELL規格を通ったヘルメットにこの色のラインナップがなかった。

そこで、グラフィックモデルでレプリカにしようと決めたのだが、ここからがまた困った。かぶりたいレプリカが見当たらないのだ。

SDR乗りとして、当然YAMAHAライダーのヘルメットにしようと思ったのだが、ノリックやコーリンは特にファンでもないからパス。ロッシレプリカはAGVから出ているが、完全なレプリカでもないし、上記規格も通ってない。なによりロッシがスゴすぎて、かぶるのは気恥ずかしいからパス。芳賀レプリカはデザインは好きなのだが、WSBあまり見てないのでこちらもパス。同じ41で宇井選手のレプリカはないかと思ったが販売されていない。

中野レプリカもそのデザインに惹かれた。手裏剣デザインはかっこいいし、なによりYAMAHAと関係の深い忠男レーシング目玉ヘルメットだ。でもカワサキ時代の物はアゴのライムグリーンが男Kawasakiを強く主張しているし、今年のコニカミノルタは大嫌いなHONDAだ。っつーことで、こちらもパス。

往年のライダーのレプリカで探してみたが、YAMAHAライダーだと平選手とレイニーか。しかし、平選手が活躍していた頃はバイクレースに興味なかったからよく知らないし、レイニーよりはシュワンツの方が好きな私。

いっそのことシュワンツにするかぁ。でもやっぱ、彼はSUZUKIのライダーなんだよなぁ。

と思っていたら坂田レプリカを見つけた。

坂田選手は90年代の日本人ライダーを代表する選手の一人だ。まだ年齢制限のない当時のWGP125ccクラスで、99年まで、常にトップライダーとして中心的な活躍をしてきた。テレビ大阪の企画イベントなどでは負けん気の強いやんちゃな姿をよく見せていたが、一度レースが始まると、常に冷静に周りを見て展開を組み立てる、大人の走りを見せてくれる選手だった。

思い返せば94年、たまたまつけたテレビで坂田選手の走りを見て、GPを観戦するようになったのだ。当時、まだ熟成されていないアプリリアと、えこひいきされる『アプリリアの秘蔵ッ子』ステファノ・ペルジーニに手を焼いている姿にずいぶんヤキモキした事を覚えている。(そういや、ペルジーニはその後、秘蔵されたままで終わったね(^_^;。)
苦労人ライダーの坂田選手が、チャンピオンを穫ったアルゼンチンでのレース直後、ピットで、まさに感無量といった感じで「こんなにうれしいとは思わなかった。」とつぶやいたのが印象的だった。

坂田選手もHONDAに乗っていたけれど、俺的にはアプリリアのイメージが強いし、なによりずっと軽量級で戦っていた彼は、SDRのイメージにぴったりではないか。ちとデザインがケバケバしくて、小憎っぽいけれど、実際坂田選手は俺より年上だし。ファンだからいいや。

っつーことで購入決定。

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こうして改めてみてみると、やっぱりケバケバしいなぁ(^_^;。爆弾小憎もいるし。でもいいや、ファンだからね。

現在、不本意な形で現役ライダーから離れている坂田選手だが、ノーマルのRS125で筑波のレコードをたたき出すなど、その才能と経験、ライダーとしての実力は未だに一級品だ。
また坂田選手が世界で走る姿を、是非見てみたいものである。

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2007/05/25

復活なるか!? SDR 〜経過報告その2〜

今日、サオテクニカルサービスさんより、ボーリングの済んだシリンダーと、面加工されたシリンダーヘッドが帰って来た。いやはや、予想以上のできばえで、正直とても嬉しい(^^)。

シリンダー吸気側に刻まれていた二本の縦傷は綺麗さっぱりなくなっている。残ると言われていた排気側の傷も、確かに残ってはいるが、これならなんとかなりそうだ。シリンダーヘッドの面加工も、そこだけはまるで新品同様である。

間抜けな話で恐縮だが、サオテックさんに送る前には入らなかった0.5mmUPピストンが、今ではすんなりシリンダーの中にすぽんっ、と入る様は、まさに感動的(^_^;。それに合わせて掘ってもらっているから、当たり前のことなんだけれどね。これだけやって送料税込み15,600円なら安いもんである。
ありがとう!サオテック!! 次はSDR用1mmUPのピストンを期待しているよ!!(オイオイ(^_^;)

さて、これで後は、いつもお世話になっているバイク屋に連絡して、バイクを引き上げてもらう手はずを整えるだけとなった。うまく行けば梅雨の間に修理してもらって、夏前には復活できそうだ。予想以上に早いテンポで復活に向かっている気がする。よしよし。

Photo_11真上から見たシリンダー。綺麗に掘られている。

Photo_12傷跡がすっかりなくなった吸気側。

Photo_13傷が残ると言われた排気側。でも問題なさそう。

Photo_14当たり前だが、すっぽり入った0.5mmUPのピストン。

Photo_15まるで新品のような輝き(^^)。

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2007/04/26

ROCKY BALBOA 『ロッキー・ザ・ファイナル』

今日、『ロッキー・ザ・ファイナル』(原題"ROCKY BALBOA")を見て来た。
予告編を見た時に、これは意外と面白い映画になっているんじゃないかと想像していたが、それ以上に面白かった。あっちゃこっちゃで書かれているが、一作目のオマージュのようなシーンがあちこちにちりばめられていて、ロッキーシリーズの一作目と二作目が好きな人には特にお勧めの映画だし、ロッキーなんか見た事もない、という若い人たちにも(なんか自分がオッサンっぽくて嫌な言い方だが(^_^;)、純粋に一本の映画として楽しめると思う。

気がつけば、ロッキーを映画館で見るのはこれが初めてだが、高校生時代の私はロッキーシリーズの大ファンだった。一作目と二作目は純粋に映画として、三作目はスポーツモノとして優れていると今でも思っている。しかし、その後の四作目ではアメリカ万歳の冷戦思想にかなりゲンナリした上に、三作目でアポロから直伝された軽いフットワークのボクシングが見られずにがっかりした。五作目はテレビで片手間にしか見ていない(五作目については、ひどい話だがスタローン自身『失敗作だった』と認めている)。

今回の映画については、なんでいまさらロッキーなんだ、という意見もあるかと思うが、スタローン自身にこれだけの時間が必要だったんだ、と納得させる内容になっている。

再申請したライセンスを却下されかけた時に、

『挑戦しようとする人間を止める権利が誰にあるんだ!
 自分に残された少ないものを奪わないでくれ!』

と抗議の声を荒げるロッキー。

また、チャンピオンとの試合をやめるよう説得に来た息子に対し、人生について語り、

『他人を指さして自分の弱さをそいつのせいにするな。
 それは卑怯者のすることだ。』

と諭すロッキー。

いずれも今のロッキーの口から語られるからこそ重みがある。
もちろん、みんながロッキーみたいになれる訳ではない。それでも、自分の内に秘めたものがあるのなら、諦めずにそれに賭けてみたい、と思わせる内容の映画だった。
まずはロッキーの息子のように、俺も会社を辞めるかな(^_^;。

肝心の試合のシーンは、全体的にちょっとチャンピオンが押され気味過ぎだった気もするし、それまでの映画と違ってカット割りと効果と編集が多用されていたので、個人的には今ひとつ見応えの点で少し不満が残ったが、現実問題として60歳を過ぎたスタローンがあれだけの体を作るだけでも大変なのだから、その点はまぁよしとしよう。

試合が終わった後のロッキーの顔が、それまでのどのシリーズとも違う表情をしていて、改めて、あぁ、このシリーズももう終わりなんだぁ、と実感した。正直、とてもいい形で幕引きができたのではないかと思う。

平日だからか、映画館はガラガラだった。でもかつて、イタリアの種馬のファイトを見て感動した事のある人は、ぜひあの懐かしの、会場を包みこむ『ロッキーコール』を聞きに行ってみてください。
きっと自分の口も、声を出さずにロッキーコールしてますよ(^^)。

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2006/11/14

ヒザ擦った!

今日、ちと早いが愛機SDRでの今年のサーキット走り納めとして、トミンサーキットに行ってきた。

寒いのが大の苦手の私は、すでに最近の朝方の寒さですら閉口しており、今朝も起きたのは早かったが、バイクにまたがって出発する踏ん切りをつけるまでが長かった。おかげでトミンまでの道中、すり抜け中に幅寄せしてきた前の車に追突しそうになるほどに急いだものの(我ながらみごとなジャックナイフフルブレーキングで、なんとか回避した(^_^;)、15分くらい走行開始時間から遅れて到着した。

そこからテーピングしたり、ミラーを外したり、ちょっと休憩したりと、走り出すまでに、また10分ほど無駄にしてから走行開始。あ〜ぁ、せっかく早起きしたのに、もったいないことしたなぁ、と思ったものの、これが意外な好結果を生み出した。

今日のトミンは平日にも関わらず、なかなか盛況で、走っていたのは12、3台は居ただろうか。到着時に感じた感想は、なんかコース混んでんなぁ、というものだったが、なぜか私が走行を開始すると、コースが空いてくる。最初に30分ほど遅刻した分、他のみんなと休憩のタイミングがうまくズレたようだ。時には、たった一人でコースを走っている時間帯もあった。で、私が疲れて休憩に入ると、その他大勢が一斉に走り出す、と行った感じ。おかげでじっくり自分の走りを考えながら走行することができた。

今回の走行は、ジャッカルチャンバーをつけての初めての走行でもある。エンジンの高回転域での伸びがノーマルチャンバーにくらべて良くなっているので、それまでとは多少シフトのタイミングや、ギヤの選択が違ってくるかもしれない。そう考えて、はじめのうちは慎重に走る事にする。また、今回こそは、きっちりハングオフスタイルを体得したい、と思っていたので、ブレーキングからコーナリング立ち上がりまでの、一連の動作、体勢を考えながら走る事を心掛けた。

少しづつ、ペースをあげて行く、やはり、ジャッカルチャンバーの効果は大きい。前回まではメインストレートで、場合によっては4速まで上げていたが、今回は3速で十分引っ張って行ける。また、トミン唯一の左コーナーは、いつも1速でまわっているのだが、これまではコーナーの最後の部分でエンジンが頭打ちになってしまい、シフトアップするのにもバンク中の微妙なタイミングで困っていたが、今回はストレスなく1速で回る事ができた。全体的にふけ上がりがいいので、加速もいい。以前は、特に排気量の大きい4st車に、コーナーで追い付いてもストレート加速で追い付けず、追い抜きができない、ということがよくあったが、今回はコーナーで追い付ければ次のストレートで前車を追い抜く事も可能になった。

ジャッカルチャンバーの軽快さを楽しみながら、自分のライディング動作を一つづつ確認して行く。ブレーキングの体勢、そこから倒し込みに行く時の動作の流れを素早く、確実に。そして視線は常にコーナーの先の先へ。頭の中で、今後ろからみたら自分の背骨はどんなラインを描いているか、頭や腰の位置はどうなっているのか、イメージしながら走ってみた。はじめのうちは、おそらく後ろから見たらかなり不格好なハングオフだったろう(^_^;。私も一生懸命腰をずらしたり、足の位置をステップの上で移動させたり、色々やってみたが、いつものようにブーツのつま先のプロテクターや、バンクセンサーを外したステップは地面に擦るのだが、なかなかヒザのスライダーは地面に着かない。

しかし三回目くらいの走行の時に、ついにその時がやってきた。

最終コーナーに入った時、ほんの一瞬、右ヒザから「ザッ!」と言う音が、感触とともに伝わってきた。焦って早めに車体を起こしたのでラインを外してしまったが、間違いなく、ヒザを擦ったのだ。バイクに乗って苦節十ン…年。WGPを見るようになって12年、ようやくレーサーの入り口のとば口の最初の一歩を踏めたのだなぁ、と、ちょっとだけ、感慨に耽った。おかげで、次の周回はコースアウトしそうになるくらいリズムガタガタ、危なくって仕方なかったけれどね。

まだ自分の意志で確実にヒザをバンクセンサーとするところまでは行けなかったが、その後も周回を重ねる毎に、右コーナーではヒザから下を擦る回数が増えてきた。確かにこの方が、これまでの完全ニーグリップ講習会スタイルよりもコーナーを安心して速く回れる。多少は差があるかもしれないとは思っていたが、こんなにも効果的なものだとは思わなかった。またサーキットを走る楽しみを見つけられたようだ。

惜しむらくは、トミンサーキットは左コーナーが一つだけなので、右と比べて練習回数が圧倒的に少ないせいもあって、左ヒザは擦ることができなかったことと、興奮を抑えつつ確認してみた右足の二ースライダーが、予想に反して、ちょこっとだけしか削れてなかったことかな。

ま、初めてなんだし、こんなもんかな(^_^;。良しとしときましょ。

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2006/07/20

耄碌したか

欽ちゃん球団が解散へ・タレント事情聴取が要因

 野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」で監督を務める人気コメディアンの萩本欽一さんが19日、羽田空港で「大好きな野球だけどやめることにしました」と話し、チームを解散させることを明らかにした。今後の日程が決まっている試合もあり、解散時期は明言しなかった。

 チームのメンバーだった吉本興業所属のお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一さんが、少女に暴行したとして北海道警察に事情聴取されたことが18日判明し、吉本興業が同日に契約を解除。萩本さんは「山本だけが責められる問題ではない」と語り、これが解散の要因であることを示唆した。

 「欽ちゃん球団」は、昨年3月に日本野球連盟に加盟承認され、女性選手や元プロ野球選手の入団で話題を呼んだ。昨年9月に全日本クラブ選手権でベスト8に入り、今年も出場を決めるなど実力も備えた。〔共同〕 (21:10)

もうだいぶ長いこと、芸能界では過去の遺物扱いされてきた欽ちゃんだが、まさかここまで耄碌していたとは思わなかった。

もちろん、今回の事件を起こしたのが自分のチームのメンバーである以上、監督としての管理責任はどうしても問われるだろう。だが、チームが連帯責任を求められる問題では断じてない。「山本だけが責められる問題ではない」と言うが、この事件はどう考えても山本一人が責を問われる問題だ。

この欽ちゃんの解散発言のシーンをテレビでもみたが、妙に山本を気遣い、かばっているようにも感じられた。しかし、欽ちゃんが監督として本当に気遣うべきは、被害者の少女と、これまでチームを支え、応援してくれたファンや地元の人たちであり、かばうべきは何の落ち度もないチームの他のメンバーであるはずだ。特に、プロになりたい、という見果てぬ夢を追うために社会人野球を選び、それこそ人生をかけて、毎日厳しい環境にもめげずに、欽ちゃんを信じて練習に励んできた他のメンバー達を、芸能活動の合間の片手間に野球をやっていた山本一人の為に、そんなに簡単に放り出していいはずがない。

「大好きな野球に失礼しちゃった」とも言っていたが、こんなふうに投げ出す方が失礼だ。それとも、野球に対する情熱はそもそもこの程度だったのか。いずれにせよ、欽ちゃんには監督として、今一度責任の取り方を考え直してもらいたい。

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2006/06/17

セバスチャン・ポルトの引退

結構唐突な感のあるニュースだった。

セバスチャン・ポルトがシーズン途中で引退を表明

セバスチャン・ポルトはアルゼンチン出身のオートバイレース世界グランプリ、WGPのレーサーで、ここ数年の250ccクラスでは常に中心的な役割を果たしてきた有力選手だ。今年はホンダのワークスチーム、レプソルホンダのエースライダーとして、活躍が期待されていた。

シーズンの途中で現役引退を表明したライダーというと、95年に引退した500ccクラスの93年チャンピオン、ケビン・シュワンツが挙げられる。まだ勝てる実力がありながら、長年のフィジカルダメージの蓄積、そしてなにより、彼のライバルだったウェイン・レイニーの悲劇的な事故による引退からくる彼自身のモチベーションの低下に、引退を決意した。彼の引退記者会見では、涙を浮かべる彼の事情を十分に察している記者達から、暖かい拍手がよせられていた。

今回、ポルトの引退の理由も、『レースにかける新鮮な意気込みを失った』ということで、シュワンツと同じくモチベーションの低下によるものなのだろう。しかし、どうしてそんなにやる気がなくなってしまったのか、そこがよく分からない。確かに、昨年から今年にかけて、以前のような成績は残せなくなってはいたが、もともと実力がある選手なのだから、一時的なスランプかと思っていた。第一、まだ27歳なのだ。ライダーとして、これから脂が乗ってくるところではないか。しかも所属しているのは、GPライダーなら誰もが望み羨むホンダワークスだ。せめてこのシーズンが終わるまでは頑張る、という気持にもなれないくらい気力が萎縮した原因はいったいなんなのだろう。本人は否定しているが、ビアッジのように何かホンダと確執でもあったのだろうか。

もともと南アメリカ出身のライダーというと、あとは有名なのはバロスくらいで、アルゼンチン出身のポルトも今ひとつ情報がはいってこなかったので詳細はわからないが、本人が望んで引退を決意したというのならば、それを尊重して、暖かく送り出してやりたいと思う。

私がポルトに注目したのは、おそらく多くの人がそうであるように、2002年、ヤマハのワークスマシンYZRを走らせていた頃からだ。チームスポンサーの関係で、松戸直樹選手を押し出す形でワークス待遇を受けたポルトに、初めはあまりいい印象はなかった(これはポルトのせいではない)。しかし、ワークスマシンとは言え2年型落ちのマシンで、シーズン前半こそパッとしなかったものの、第9戦 ドイツGPで初めて三位表彰台を獲得。その後二位、三位と立て続けに表彰台に登り、第12戦 リオGPで初優勝。その後も第15戦 オーストラリアGPで三位と大活躍し、最終的にシーズンをランキング5位で終えている。第8戦で優勝目前にマシントラブルに見舞われたりと、いくつかの不運がなければ、確実にもう一つ上の順位で終わっていただろう。ヤマハファンとしては、溜飲を下げたシーズンだった。

その後のポルトはその実力を広く認められ、押しも押されるトップライダーとしての地位を確立する。03年はホンダ、04年と05年はアプリリア、そして今年はまたホンダと、ワークスチームを渡り歩いた。2004年はランキング2位を獲得している。マシンを乗り換えてもキチンとトップ争いに絡んでくる所にその実力が伺える、玄人好みのライダーだった。

これでまた、GPの世代交代が進むのかな。レプソルホンダの後釜は果たして誰になるのやら。

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2006/03/17

お門違いだろ

「負けたのに楽しみましたとは…」JOC強化本部長、怒る

2006年03月16日19時45分

 「マナーが悪い選手がいる」「負けているのに楽しみましたとはどういうことだ」――日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部会で16日、トリノ冬季五輪での不振について、福田富昭選手強化本部長が各競技の強化担当者に怒りをぶちまけた。

 竹田恒和JOC会長とともにこの日朝、自民党の文部科学部会と文教制度調査会の合同会議に呼ばれ、厳しい意見が相次いだことが火に油を注いだようだ。「スポーツへの関心が高くなっている中、しっかりやらないと支援してもらえない」と訴えた。

 ただ、本部会後は「JOCとしては競技力向上への関心が高まるのはありがたいこと」といたって冷静。自民党には強化費用の支援を要請したという。

asahi.com

マナーが悪い選手について怒るのは結構だが、「負けているのに云々」については完全なお門違いだろう。本来スポーツとは個人に属するもので、みんなまず第一に自分の満足の為にやっている。もちろん、競い合っているのだから、勝つに越したことはないが、みんなが勝てるわけではないのだから、負けても仕方あるまい。そもそも『参加することに意義がある』のがオリンピックではなかったか。

「オリンピック参加には税金が使われ、国の代表として参加するのだからその責任を感じろ」という事なのだろうが、これも筋違い。代表選手はみな、メジャーなスポーツでもなく国内の練習場の確保さえ大変な冬期種目で、各自の事情や環境にもめげず、日々地道な努力を積み重ねてトップアスリートになった人たちばかりなのだ。むしろ国が彼らに対して、日本の代表となってオリンピックに参加して欲しい、と頼んでいるのが本当だろう。そういう人たちに対して税金が使われるのは当たり前の事だ。

「スポーツへの関心が高くなっている中、しっかりやらないと支援してもらえない」こういう考え方がいけない。これでは、『オリンピックで頑張りましたからご褒美のお金をください。』と言っているのと変わりない。もっと国に対して大きな態度で出るべきだ。

『普段からロクな支援もしないくせに、オリンピックの時だけメダルメダルとうるさい! 選手たちは、本来国や行政が負担しなければいけない部分をカバーして、毎日手弁当で頑張っているのだ。オリンピック選手強化を通じて競技人口の底上げを図り、その結果、国民の健康的な生活の向上、健全な精神の育成につなげることが国の責務だろう! 悔しかったらザウスの買い取りでもやってみろってんだ!』

これくらい言ってやればいい。
どう考えても怒りの矛先が間違っている。

余談だが、先日フジテレビのジャンクスポーツで某女性柔道選手が、「柔道なんて4年に一度、オリンピックの時しか注目されない」とぽろっと言っていた。
そうだよねぇ、それでいてメダルとれなきゃ「お家芸がなんたることだ!!」とか非難されるんだから、やっぱりどこか、おかしいよね。

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2005/12/18

アートとしてのフィギュア

この三日間、フィギュアスケート・グランプリファイナルを見ていて強く思ったことがある。
選手の演技中、テレビの実況と解説はしゃべり過ぎだ。ハッキリ言ってうるさい。

確かに、スポーツであり、その技術の優劣を競っているのだから、その実況というのは必要なのだろうし、解説者に技術的なことなどは補足してもらわないと、どこかどうスゴイのか、素人には分かりづらい。

しかし一方で、この手のスポーツはその芸術性も競っている。芸術を競えるのか、といった議論はここでは置いておくとして、見る側としては、スポーツ競技という見方だけではなく、アートパフォーマンスの一つとしても観ているのだ。やる側もそう言った観点を考慮しているからこそ、あのようなコスチュームを身に付けたり、競技中にBGMをかけたりしている。この場合、技術的に難しいとか、高度だとか、ポイントが高いとか、そんなことはむしろどうでもいいことでもある。ダンスパフォーマンスやミュージカルを放送する時には、いちいちその踊りに解説は付けないだろう。それと同じだ。

とはいえ、前述の通りスポーツでもあるので、解説だけならば、まぁ仕方ないが、今回はどうでもいい無駄話が多かった。BGMは会場に流れている生音を拾っているので、解説と実況が無駄話をはじめると、BGMが聞こえなくなってしまって、氷上のパフォーマンスを集中して観ることができなかった。この思いが特に強かったのは、今日放送されたエキシビジョン。ほんとに、解説と実況三人がしゃべるとBGMが聞こえない。勝ち負けはもう関係ないんだから、静かにじっくり観させてくれ、と何度思ったことか。曲調がかわったとか、左の靴だけ新しいとか、この二人は結婚して何年とか、そんなことはどうでもいいことなんだから。

せめて、副音声にしたら会場の生音だけになるとか、ラインでとったBGMが流れるとか、テレビ局側も考えて欲しいものである。今後のデジタル放送なんかでそう言った選択肢が増えることを願いたい。

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2005/11/14

千葉ロッテマリーンズ、初代アジア王者に

千葉ロッテマリーンズが別格の強さを見せつけて、アジアシリーズ2005を制した。
日本シリーズからの勝負強さを維持してきたマリーンズナインの姿を見ていて、なんだかしてやったり、と言った気分になった。

プレーオフから日本シリーズ優勝に至るまで、マリーンズの快進撃には、いつもちょっと嫌なコメントが付きまとっていた。曰く、『試合まで日の開いた相手チームは、試合勘が取り戻せなかった』と。このような発言は、勝ったチームに失礼であると同時に、負けたチームを貶める行為だと思うがどうだろうか。日本シリーズで優勝し、選手がマウンドになだれ込んでいるその時でさえ、テレビの実況アナはこの話を蒸し返していて、何言ってやがるんだ、と一人憤慨していたのだ。

確かに、試合まで日が開く事で、緊張感が薄れたり、逆に、プレッシャーにさらされ続ける事で、精神的に参ったりもするかもしれない。でも、そこをなんとか維持して行くのがプロのプロたる所以ではないか。試合勘がなくなるというのなら、なくならないように練習で紅白戦でもやればよかったのだ。「日が開いたから試合勘がなくなった」というコメントは、相手チームにプロとしての自己管理能力が足らなかった、と言っているに等しい。

マリーンズは確かに試合を続ける事で、いい緊張感は保てたかもしれない。でもあれだけほぼ連日、負けられない試合をこなす方が、精神的にも肉体的にもしんどいはずだ。特に肉体的な疲労は大きなハンデだったろう。言ってみれば条件は五分五分のイーブン。それについて、誰も言及していないことも、すごく不満だった。

今回も、テレビを見ていたら、実況のアナウンサーが、ゲストで来ていた阪神の赤星選手に「日にちが開いて云々」と言い出した。まだそんなバカな事を言うのか、だいたい目の前のロッテの面々は、日本シリーズからこっち、開いた日にちをモノともせずに戦っているじゃないか、そう思った時、赤星選手は潔くこう答えてくれた。

「結局は自分達の力が足りなかったんです。」

やはり、スポーツマンはこうでなければいけないね。

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2005/10/18

ロッテ、パ・リーグ制覇!

仕事帰りの京成電車で、はしゃぐロッテファンを見た。
ああ、ロッテが勝ったんだ、とホッとした。
前にも書いたが、私は野球にはほとんど興味がない。
それでも今年のロッテをみていると、ああ、チームプレイのスポーツっていいなぁ、と思ってしまう。
初芝選手がインタビューで「うちはファミリーですから」と答えていた。
これぞ野球だよ。
金で有力選手をかき集めて、結局下位で終わった某セ・リーグのチームには爪の垢でも飲ませたいね。

ロッテマリーンズ、パ・リーグ制覇おめでとうございます。
王監督には、少し気の毒な気もするけれどね。

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2005/09/26

MotoGP、ロッシのタイトル獲得に思う

昨日9/25、マレーシアで行われた世界二輪ロードレースMotoGP第13戦で、ゴロワーズヤマハのイタリアンライダー、バレンティーノ・ロッシが2位でチェッカーを受け、最高峰クラス5連覇、自身通算7度目の世界タイトルを獲得した。今シーズンは現時点までで優勝9回、2位2回、3位1回、リタイアによるノーポイント1回と言う、ほぼ満点に近い成績を納めており、文句なしのタイトル獲得だ。

ロッシというライダーの天才ぶりは、いまさら改めて言うまでもない。ホンダRC211Vに乗っていた頃は、マシンの性能があってのこと、と言う穿った見方もできたが、現在のヤマハYZR-M1でこれだけの活躍をしているのは、ヤマハからマシンを供給されている4選手の中でロッシだけで、明らかにライダーの才能が突出している。これは予選の順位が悪く、スターティンググリッドが後ろの列になってしまった時の、ロッシのレース中の追い上げを見ても実感できる。他のライダーは、前を抜くどころか、ついていくのにも苦労しているのに、ロッシだけは、いつも軽々と(実際はかなりプッシュしているのだろうけれど)、前車を抜き去り、早い周回数でトップ争いに絡んでくる。明らかに、モータースポーツに対する才能の桁が違うのだ。

こう言うスポーツ選手を見ると、その優れた才能に驚くとともに、その選手が、その才能をちゃんと生かせる場に巡り会えた偶然を思わずに入られない。ロッシは間違いなく、世界で一番、MotoGPマシンを操る才能に恵まれている。再来年あたりはF1転向を噂されているが、きっとF1でもそこそこいい成績を収めるだろう。でも、もし彼が、モータースポーツではなく、サッカーに夢中な少年だったら、きっとここまでの成功は望めなかったに違いない。

同じようなことを、大リーグのイチロー選手を見ていてもよく思う。私は野球はあまり詳しくないのだが、そんな私でさえ、イチロー選手が野球に関してずば抜けた才能の持ち主であることはよく分かる。しかし彼が野球ではなく、他のスポーツに目覚めていたらどうなっていただろうか。もちろん、イチロー選手は才能だけでなく、努力の人でも有るだろうし、彼ほどの身体能力と運動神経があれば、他のスポーツでもいいところまで行くだろう。モノによっては一流どころまでたどり着くかもしれない。でも今のような『超』一流プレーヤーにはなれなかったのではなかろうか。

こう言う話は、なにもスポーツの世界に限ったことではないと思う。きっと全ての人は、何がしかに特化できる才能を持っている。しかし、それに気がつける機会、それを有効に生かせる場がみつからないだけで、そうやって埋もれ朽ちて行く才能は世界中にあるのだろう。だからこそ、その才能を見た時に人は驚愕し、感動するんだなぁ、などと、マレーシアの表彰台を見ながら考えた。

ついでに自分にも、そうやって発揮できずに埋もれた才能があったのかと、考えてみた。悲しいことに、とりあえず何も思い付かなかったが、あったとしても、きっといいとこペタンクの才能だったりするんだろうね。

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2005/08/09

8/9 ナガサキの日に思う

毎日新聞社がおわび掲載へ 高野連幹部の発言めぐり

2005年08月09日00時02分

 第87回全国高校野球選手権大会の6日の開会式前に、高陽東(広島)が全代表校に黙祷(もくとう)を呼びかけようとした際、日本高校野球連盟幹部が「原爆は広島だけのこと。この場でみんなを巻き込むのは良くない」と制した、と毎日新聞が報道したことについて、毎日新聞社は8日、「そのような趣旨の発言をしていないことが分かった」として、発言個所と「原爆は広島だけ」(大阪本社の夕刊)との見出しを削除する「おわび」を、この発言を掲載した地域の9日付朝刊に載せることを明らかにした。

 毎日新聞大阪本社の出口正作代表が8日、阪神甲子園球場を訪れ、日本高野連の脇村春夫会長に「取材の不備でご迷惑をかけた」と口頭で謝罪した。連盟側は謝罪を受け入れ、幹部の名誉回復への配慮などを求めた。

今朝の朝日新聞の記事である。
問題の発言が無かったとしても、朝日新聞内部での連絡がうまくいかなかった事が混乱の原因だとしても、高校生から提案された全代表校黙祷を高野連が却下した事は事実で、その事についての合理的かつ納得できる説明はなんらなされていない。

(終戦記念日の)15日正午に公式行事として黙とうしている。長崎市からは以前から(原爆投下日の)9日も黙とうしてほしいと要請されているが、理解してもらっている。
2005年8月6日(土) 23時1分 時事通信

意味が分からない。
6日と9日に黙祷したっていいじゃないか。
時間にしたって、かかっても5分位の事だ。
なにより高校野球が教育の一環であるというのなら、高校生が自主的に申し出た事を喜び、積極的に後押しするべきだろう。なにか特別な思想的背景があるのか? ただ単に運営がメンドクサかっただけなのか? いずれにせよ、後味の悪い話だ。

この騒動の中で、一部のblogなどでは、広島、長崎だけを特別扱いするべきではない、という意見も見受けられた。昭和20年だけでも、東京大空襲や沖縄戦など、他にも大勢人が死んでいるから、という理由だ。また、広島長崎の反核運動が、一部の思想団体の運動である、という批判もあった。

アメリカでは、真珠湾攻撃と広島、長崎を同列に論じて、原爆投下を正当化する意見が圧倒的に多い。確かに人が死ぬという事では、機銃掃射で死のうと、焼夷弾で死のうと、原爆で死のうと、死という結果は同じだろう。もともと戦争それ自体が非人道的なのだから、それぞれの兵器の残虐さを比較することはナンセンスなのかもしれない。

しかし、核兵器が他の兵器と決定的に違うのは、その破壊力もさることながら、放射能による持続的な被害を生存者に与え続けることにある。当時の被爆者になんらかの戦争責任があったとしても、戦後60年たった今日まで、放射能障害と言う形で、彼等だけにその責任を個人的に問うべきなのだろうか。戦争を全く知らない彼等の子供や孫、さらにその先の世代まで、放射能による遺伝的な障害に怯える人生を送らせるべきなのだろうか。

広島長崎が特別なのは、核兵器が特別だからだ。
広島長崎の惨劇の記憶は、核兵器と生きなければならない人類が共有しなければならない歴史なのだ。
あの日、核兵器が人間に対して使われて、何が起きたのか。
この認識なしで核廃絶はあり得ない。

60年目のナガサキに、黙祷。

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2005/08/05

MotoGP Rd.10 ドイツ・ザクセンリンクの赤旗

MotoGP 第10戦、ドイツGPを観た。
レース自体の内容もさることながら、その運営の仕方に感心させられた。具体的には、赤旗の扱いについてだ。

もともとヨーロッパではモータースポーツが盛んで、特にスペイン、イタリアでは二輪レースは非常に人気がある。ドイツも例外ではなく、最近はあまりパッとしないが、かつてはラウディスやワルドマンといった一流のドイツ人ライダーがGPに参戦していた。そういった素地があるからなのかもしれないが、運営側がモータースポーツの安全性を確保する事を何よりも最優先させている姿勢が伺えた。

今回、125のレースとMotoGPのレースで赤旗中断があった。125のレースでは、22周目に11番手走行をしていたジレラのポッジャーリ選手が転倒。ポッジャーリは大きな怪我も無く、コース外に逃れたが、ジレラのマシンが直線コースの真ん中に取り残された。しかし、走行ラインからは外れた位置なので、黄旗を呈示した上で、バイクの流れが途切れた所を見計らって、マーシャルがバイクをどかしに行くかと思っていたら、即座に赤旗が振られていた。

MotoGPの方は、6周目にスズキのホプキンス選手が派手にハイサイドで転倒。ホプキンスは転倒時の衝撃で、コースの端で動けなくなっていた。この時も、即座に赤旗が呈示されていた。

どちらのケースも、なんのためらいも無く赤旗が振られたことに少々驚いた。125のレースなどは、赤旗を振った時点で規定周回数をクリアしていたので、あと5周程残っていたレースが、その場で終了になってしまったのだ。走っていたライダー達も、なにやらすっきりしない顔のままピットに帰って来ていた。

また、今回のレースでは、ドイツ国営放送がレース中継を行い、その放送時間に合わせる為に、MotoGPのレーススケジュールが変更されていた。レースの中断はそんなTV放送にとって、迷惑以外のナニモノでもないだろう。MotoGPの運営側にしても、プロスポーツである以上、TVの放送スケジュールを優先させたい思いが、少しはあったと思う。しかし今回、裏でそういった事が考えられているような時間を感じさせる事も無く、サーキットの運営側が赤旗を出した事は非常に評価できると思う。

今回の赤旗をみて、加藤大治朗選手の鈴鹿での事故を思い出していた。
あの時、何人かのライダーが、すぐに赤旗が呈示されなかった事に疑問を投げかけていた(そして実際、赤旗は呈示されず、レースは続行された)。その後の事故調査の報告で、旗の呈示や救護の手順、運営について、落ち度は無かったとされているので、ここではその是非は置いておく。でもあの悲劇から得られた教訓が、今回の赤旗呈示に少しでも反影されているのだとしたら、すばらしい進歩だと思う。

モータースポーツを健全かつ安全なものにしようとする努力が、より一層、世界中のサーキットで深まる事を期待したい。

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2005/07/08

ハツトミン

昨日の午後、トミンモーターランドへ、バイクのスポーツ走行に行って来た。SDRでの初サーキット走行である。
多少陽光が差していたが、ここ数日同様、薄曇りの天気で気温はそこそこ。革ツナギを着ていてもしのぎ易い。サーキットまで自走するにはもってこいだった。

平日だった事もあり、参加者は私を含めて6人。新旧のGSX-Rが三台と、TZR(1KT)、ペプシV-γが各一台。GSX-Rの内、旧型の二人は草レースをやっているとのことで、走行前にエアコンプレッサーを持ち出してタイヤ交換をしたりと本格的だ。

走行時間になり、一番に走り出す。三周程、軽く流して様子をみた。最終コーナーの立ち上がりの内側に多少泥が溜まっている。それ以外は問題はなさそうだ。少しづつペースを上げて行く。サーキットとはいっても、一周550mのミニサーキットなので、SDRでもストレートエンドで3速にちょっと入る程度。感覚的には講習会のコーススラロームを大きくしたような感じだ。

ホームストレートエンドでブレーキとともに3速から2速に落とす。そのまま1コーナーからS字と抜け、トミンコーナー手前で1速へ。立ち上がりで一旦2速にいれ、すぐまたヘアピン進入で1速。ヘアピンを1速で抜けて、ショートストレートで3速まで上げ、最終コーナー手前で1速まで落とし、最終コーナーを旋回、立ち上がってホームストレートを3速まであげて加速していく。大排気量車だと2速ホールドでも走れるそうだが、SDRだと、かくも慌ただしい(^^;。それでもトミンコーナー辺りはギアが合わずにもたついている。なかなか奥が深い。

しばらくすると他の方々も走り出して来た。人数がすくないので 適当にばらけて走り易い。草レースのGSX-Rの二人と、ペプシV-γが速く、何度かLAPされる。その度に後ろについて行こうとするのだが、みるみる離されて行く。GSX-Rの二人はそれぞれベストが27秒台と28秒台とのこと。私はP-LAPなど持っていないので、正確なタイムは判らないが、途中、ペプシV-γの方がストップウォッチで計測したら、32秒台だったそうだ。上記二人とは5秒程差がある。置いて行かれる訳だ。

とにかく今回は初めてでもあるので、慣れる為にも走り込もうと思っていたのだが、大体10周から20周走る毎に休憩をとった。実は、乗り手よりもSDRの方が音をあげていた。連続周回していると、ギア抜けを起こすようになるのだ。短時間でも、やはりサーキット走行は負荷が大きいようだ。さすがに発売から18年が経つ中年バイクだから、労ってやらないと。タイヤは前も後ろもゴムが溶けて、ダマダマが沢山ついている。特に右コーナーが多いため、右側が消耗が激しい。Rタイヤなどは、先日新しくしたばかりなのに、これでもう一回サーキット走行したらスリップマークが出てきそうである。お金かかるなぁ。

しかしやはりサーキット走行は楽しい。
対向車に怯えることも、歩行者に注意する必要も無く、公道では絶対に出さない速度とバンク角で旋回していく。もっと前からツナギ買っておけばよかった。病み付きになりそうである。トリップメーターをみると最終的に3時間で82kmくらい走っていた。単純計算すると150周くらいまわった事になる。我ながらよく走ったもんだ。さすがに疲れました。

こちらのWeb Siteに、私を含め、この日走った人の画像がある。New GSX-Rで来ていた方が撮影してくれた。ありがとうございます。こうして自分の走る姿をみるのは初めてだが、改めて、講習会スタイルが体に染み付いているなぁ、と感じる。完全ニーグリップスタイルだもんね。つま先は良く摩るけれど、膝は絶対に摩らないスタイルだな(^^;。
徐々にハングオンスタイルを勉強して行こう。
そうしないと、ちっともサーキット走っているように見えないからね。

Sdr


<2008年2月4日追記>
いつの間にか、上記のGSX-Rの方のSiteが無くなっていたので、とりあえず自分が写っていた画像を上げときます。

S
2コーナーからS字にかけて。

Hatutomin02
唯一の左コーナー。

Hatutomin01
最終コーナーの立ち上がり。

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2005/06/27

革ツナギ買いました

金欠だっつーのに衝動買いしてしまった。

某SDRサイトにて、しばらくサーキット走行の話題が続いており、そのコメントの中で、格安の革ツナギがネット販売されている、と情報が。リンク先を参照すると、確かに安い。期間限定で送料込み40,000円ちょいだ。デザインも白と赤のすっきりした私好みのモノだった。

実は以前に一度、65,000円のセパレートタイプのツナギを購入した事がある。その時はとあるサーキットで行われている体験走行会に向けて、近所のバイク用品メーカー店(○ミネ)で一番安かったヤツを購入した。しかしこのツナギ、安いせいか細部の処理が粗く、袖口の革の端が堅くて手首がすれて痛かったり、妙にデザインに凝っているためか、今一つ動きずらかったり、色も黒がメインなので、着ていて暑かったり、チャックが安っぽくて閉め辛かったり、初めてのツナギ購入だった事もあって、試着したにも関わらずモモがきつかったりと(これは私が悪いんだけれど(^^;)、あまり良い思い出がない。

その上、当時の私はまだ全然ライディングテクニックが低すぎて、上記のサーキット走行はケチョンチョンで、高い参加料を払ったのに全然楽しめず、むしろ自信喪失してしまい、そのままバイクに乗るのを辞めようかと思った程だ。
そのツナギは屈辱の思い出としてしばらく部屋に吊るされていたが、もうこんなもの使うような走行はしない、とオークションで30,000円で売ってしまった。今思えば、よっぽど悔しかったんだろうけれど、あんなツナギでも売らなきゃよかったとちょっと後悔していた所だった(正直、私は見切りを着けるのが早すぎて後悔することと、うだうだ悩んで決定する事が遅すぎて後悔すること、両方良くあります。こんな性格、なんとかしたいものです(^^;)。

その屈辱の(^^;サーキット走行以降、ライディングテクニックの向上に向けて、二輪安全運転講習会などに積極的に参加したり、暇を見ては峠を走りに行くようになった結果、現在ではそこそこのレベルならばサーキット走行も楽しめるだろう、という自信がついてきた。またトミンサーキット茂原ツインサーキットといった、初心者向けのサーキットも意外と近くにある事を知った。
そんなこんなで、新しくツナギを買いたいなぁ、と考えていた矢先だったのだ。

ネットで購入すると言う事は、当然試着できないことになる。サイト上のサイズ表をよく見てから、近所のライコランドに向かう。そこで、似たようなサイズのツナギをいくつか着てまわって、サイズの確認をした。家に帰ってから、試着したツナギのサイズ表とネット上のサイズ表を再確認。メーカーが違うのでサイズの寸法が多少ちがうのは当たり前だが、ネットのツナギは、同じLLでもどうも他所のメーカーよりも一回りづつ大きい。また、ネットのツナギのサイズ表は、どうでも良い情報が細かく乗っている割に、身長とか、体重とか、他と比べる目安になる情報がない。
しばらくパソコンの前で悶々と悩んだが、どうせ吊るしだし、安いし、期間限定だし、多少ぶかぶかでも大きめのサイズでいいや、と発注。対応は無茶苦茶早くて、翌日にはもう商品が届いていた。

さっそく試着してみる。
思っていた以上にウエスト周りがキツかったが、問題になるほどではない。立っているとモモの辺りが少しぶかぶかだが、バイクにまたがるとちょうど良い感じだ。安い割には作りも良く、革もしなやかで着ていて楽である。65,000円のあの○ミネのツナギの質の悪さはなんだったのだろう? デザインも、前のツナギみたいにケバケバしいものではなく、すっきりしている。一つ文句があるとすれば、現物の商品タグにはちゃんと他所のメーカーと同じようなサイズ表が載っていたことだ。しかもその数字はネット上の数字と全然違うもので、大体他所と変わらない物だった。なぜこちらの数字がネット上に公開されていないのか? 初めからこの数字が判っていれば悩まずにすんだのに。理解に苦しむ。

ともかく、これでサーキット走行の環境は整ったことになる。あとは、いつサーキット再デビューするかと言う事だが、梅雨明け前だってのに、もう夏の暑さが。そんなに遠くないとは行っても、サーキットまでこれ着て自走するとなると、体力的にかなりキツイなぁ。かといって、SDRじゃ積んで行くと言う訳にもいかないし。トランポでもあれば一番良いんだけれど、無いものねだりしても仕方ないし。

衝動買いした割には、ツナギが活躍するのは少し先の事になりそうである(^^;。

Photo_2

私が購入したツナギ。“B BREAK”という文字が入っているが、パットの位置や形からみて、おそらくSpeed of Soundと同じ商品と思われます。

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2005/06/13

ジャッカルチャンバーが割れた!

前のBlogでちゃんと整備した、と言った端からなんだが、今日、我がSDRに装着してあったSP忠男のジャッカルチャンバーが割れた(T^T)。

思い起こせば、実は先の書き込みの走りに行った時から、微妙にアクセルの開けはじめにタルイ感触を感じてはいたのだ。きっとあの時点で既にクラックが入っていて、排気漏れが起きていたんだろう。高回転域ではきっちりパワーが出ていたので、完全に割れるまで気がつかなかった。

梅雨の合間の晴れ間となった今日、暇だった事もあっていそいそとに走りに行った。房総半島の鹿野山と、千葉県道34、88、89号がここしばらくの定番コースだ。館山自動車道を君津ICまで軽快に飛ばし、県道92号線より鹿野山を登って行く。

この辺りからどうも走りのリズムに乗れなかった。

コーナー進入時の倒し込みのタイミングが微妙に遅れる。その為突っ込み過ぎになってしまって、何度かコースアウトしそうになった。タイヤのサイズが変わったせいなのかとしばらく試行錯誤していて、どうもエンジンのフィーリングがいつもより悪いかな、そのせいか、と思ったその時。

『ブべべべベベベ〜ェ』

聞いた事の無い排気音がエンジンの前から聞こえてくる。バイクを止め覗き込んでみると、チャンバーのエキパイ部分、わざわざ補強が入れてある辺りに、かなりしっかりとクラックが。その時点でエキパイ部半周は割れていた。
これには参った。このままこの位置でクラックがのびれば、チャンバーが脱落して走行できなくなる。残念だが走り込みを中止して、そのまま帰路についた。なんとか帰宅するまで、くっついていてくれたが、最後の方は、なんか山道を上がるダンプカーみたいな音出していた。『デベデベデベデベ』ってね。帰ってからチャンバーを外して良く見てみたら、クラックはほぼ一周していた(^^;。危うい所だったのだ。

SP忠男さん、ジャッカルチャンバー、性能は文句無しです。ですが、もう少し耐久性を上げて下さい。お願いします。

とりあえずノーマルチャンバーを取り付け直した。
なんか、ここ二年程、バックステップつけたりステダンつけたり、いろいろイジって来たけれど、結局ここに来てまたほぼノーマルに戻ってしまった。久しぶりのノーマルチャンバー、確かに高回転の伸びは足りないが低速域ではさすがに扱い易い。やはりメーカーが決めたノーマル設定って偉大だわ。

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2005/06/10

梅雨入り前にもう一度…

ここ数日、バイクに乗るのが楽しい。
理由は単純で、ちゃんと整備をしたからだ。
こう書くと普段はずいぶんほったらかしているようだが、ちと違う。普段から結構こまめにメンテナンスはしているが、今回は二点程、大掛かりなメンテを行った。一つはリアサスの交換。一つはリアタイヤの交換である。

私の愛機はヤマハのSDRという、200ccのオンロードバイクである。80年代末にヤマハが作った傑作機の一つだ。売れなかったけれどね。もともとヤマハはデザインの優れたバイクが多いが、中でもこのバイクの割り切ったデザインは際立っている。そして、走りもなかなかだ。小さく軽い車体、必要にして十分なPowerの2stエンジン。NSRなどの本格レーサーレプリカにはさすがにかなわないが、"ワインディングスペシャル"のコピーがついていただけあって、峠道ではキビキビと小気味良く走ってくれる。

今年の春先、暖かくなって来たので久しぶりに通勤に使ってみた時のこと。信号待ちから直線路を加速していた時、妙に路面のギャップにハンドルを取られた。それまでそんなこと起きなかった場所なので、怪訝に思っていたが、よく考えてみたらリアサスがへたっていたのが原因だった。加速時にサスがリアに移動する荷重を支えきれずに沈み込み、その結果フロント側が荷重不足になっていた。それまでもへたって来ているなぁ、とは思っていたが、その時期に急激に来たらしい。

しかし、SDR純正のリアサスはもう廃盤になっていて、社外品はバカ高いのが一つあるだけ。そこで2XT(88年式TZR250)のリアサスに交換した。これならポン付けできるのだ。初めは車重が20kg以上違う車体のリアサスつけて、バランスが崩れないかと心配したが、ライダーの体重である程度、車重の差はリカバーしているし(^^;、ノーマルサスはそんなにシビアなセッティングではないだろう。なによりサスがへたっている時点でもう車体のバランスは崩れている。同じ崩れているのなら新品サスの方がまだマシだ、と判断した。

で、交換してみての感想は、車体のバランス云々は、まったくの杞憂だった。それよりもさすが新品、走りが格段に改善した。コーナリング時の粘りがはるかに良い。リアの挙動がつかみ易く、安心してアクセルを開けられる。こんなことならさっさと交換すればよかった。SDRのリアサスに悩んでいる人には、そんなにお金もかからないのでお勧めである。

<08.07.18追記>
この時交換したリアサスの品番は『2XV-22210-00』になっていて、2XTと2TV(SDR)を統一したもののようです。もともとの2XT純正サスはスプリングの巻き数がSDRより少ないんですが、この統一サスは見た目SDR純正と変わりません。でもスプリングの線径がSDRノーマルの物より少し太いようです。
<追記ここまで>

リアタイヤはBT-39SSの120/80-17を装着した。SDRのリアタイヤの純正サイズは110だが、このサイズはかなり特殊で、純正タイヤを含めてツーリングモデルで三種類しかない。ハイグリップを履かせようと思うと、100か120かになってしまう。

SDR乗りでは切り返しが素早くできるという理由で100を選ぶ人が多いようだ。私も交換まではショップにそれしか無かった、と言う理由(^^;で100を履かせていたが、個人的には120のサイズの方が好みである。理由は、その方がハンドリングが素直になるからだ。もともとSDRのハンドリングはオーバーステア気味だと思っているのだが、100だとかなりアンダーステアになる。切り返しの素早さは確かに気持ち良いのだが、どうもこのアンダーステアが気に入らないのだ。乗り方も関係しているかと思うが、私の場合、多少切り返しが重くても(そんなに気にならないし)120の方がすんなりラインに乗せられる。
おまけに見た目も太いリアタイヤの方がカッコイイしね(^^;。

さらにBT-39SSは当然ながら凄くグリップが良い。ドライのSPレースを想定しているせいか、全天候型のTT900GPよりも少しだけグリップが高い気がする。高速道路走っただけで、タイヤの真ん中に削りカスが着いているのにはビックリした。減るのが早い訳だ。

そんなこんなで、こんなに車体に良い条件が揃ったのは久しぶりである。これで乗ってて楽しくない訳が無い。一週間の内2回も走りに行っちゃった(走行距離600km超)。梅雨入り前の爽やかな季節の内に、もう一度走りに行きたい所なんだけれど、どうやらもう梅雨入りしそうだなぁ。残念。

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2005/05/31

そのアダ名はどうかと思う

J SPORTSでWSB Rd.3 バレンシア戦を見た。
レース1のノリックは残念だった。
あのまま終われば、表彰台は確実だったのに。
でもあんな風にフロントから行ってしまっては仕方ない。
ずいぶん乗れて来ているようだったし、次の機会に期待しよう。

で、放送を見ていて気になったのだが、J SPORTSのアナウンサー、SUZUKIの加賀山選手を、

『ユッキー』

と呼ぶのをやめろぉ!!

そりゃユキオさんだし、ご本人はとても愛嬌のある笑顔の持ち主だが、「ユッキー」は可愛い過ぎるだろ。緊迫するレース展開の中、このアダ名が呼ばれる度に脱力してしまう。

しかし、実況中、紹介する度に「カガヤマセンシュ」なんて呼んでいると、確かにアナウンサーも舌をかみそうだ。
そこ加賀山選手の新しいアダ名を考えてみました。

『カガヤマン』

みなさまのご意見をお待ちいたしております(^^;。

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2005/04/01

復活なるか

WSBの第一戦カタールのレースを観た。
結果はすでにRIDING SPORT誌やCYCLE SOUNDS誌で知っていて、第二ヒートでデビューウィンしたSuzukiの加賀山選手の走りを観たかったのだ。
しかし、私にとっては、実際のレース映像では加賀山選手よりも目立つ選手がいた。MotoGPからWSBに今年からコンバートした阿部ノリック選手だ。
実は、事前に聞いていた結果から、あまり阿部選手には期待していなかったのだ。
第一ヒートが10位、第二ヒートが7位。
オイオイ、MotoGPから来たってことで、期待されてたんじゃなかったのかよ。まぁ、もう阿部選手はライダーとしての旬が過ぎてしまったんだなぁ、やっぱ4stじゃダメなんだねぇ。なーんて失礼にも思っていたのだ。

失礼ついでに言わせてもらうと、私はここ数年、中でも最高峰クラスがMotoGPになってからの阿部選手には落胆していた。特に2004年冒頭に、一年間実戦を離れ、テストライダーとして過ごしていた03年を振り返ったインタビュー記事を読んだ時、この人はもうダメだろうと心底思った。そこにはこんなコメントがあったのだ。

「モチベーションを保つ為に、自分の出ていないMotoGPのレースは観なかった。」

そんな理由かよ!プロだったらレース観ててもモチベーションくらい保てよ!それでなくても技術進歩の著しいMotoGPなのだ。一年もレースの情報を入れなかったら、その後復帰できても困るだろう位のことは素人でも判る。

かつて500クラスで93年にチャンピオンをとったケビン・シュワンツは『125のレースからでも学ぶ事がある』と語っていた。実際、彼はある年の鈴鹿のレースで、それまで500では絶対に通らなかったラインで前車をパスした125ライダーをみて、その後の自分のレースでそれを試して勝った事があるそうだ。
またWGP125クラスで95、96年と二年連続チャンピオンをとった青木治親選手も、125での快進撃の影に、予選落ちしたレースを観戦した事を上げている。

阿部選手はまたこうも言っていた。

「テストライダーなのに、GPライダーとして遠慮して扱われて、あまりテスト走行はしなかった。」

03年、テストライダーとして実戦を離れる、と聞いた時、きっとこれがラストチャンスだ、と思った。
もともと阿部選手はマシンのセッティングはうまくないようだ。彼のライスポのコラムをみると、いつも「あまりセットアップはうまくいかなかったけれど、でも***だから気合いをいれた」みたいなコメントばかりだった。M・ドゥーハンの『阿部は自分が何故速いのか、理解していない』というコメントも有名だ。
そんな彼が、じっくりたっぷりとマシンと向き合う機会を得られたのだ。プロトンで散々苦労したおかげで、スズキに乗ってすぐにチャンピオンをとったケ二ーJr選手や、ブリジストンで散々タイヤテストをやったおかげで、三気筒プロトンをフロントローに持って行った青木宣篤選手みたいになれるだろう、と思っていた。
それなのに、なぜそんな貴重な機会を生かさなかったのだろう。無理矢理にでも自分からテストの申し入れをすれば良かったのに。

まぁ、素人の外野がとやかくいうのは簡単で、実際にはいろいろ問題もあったのだろうが、私のイヤな予想通り、MotoGPに復帰した2004年は当人にとっても散々な結果だったようだ。

WSBに参戦と聞いた時も、きっと大して活躍できないのではないかと思っていた。
だって、ずっと純レーサーでレースをしていた人なのだ。8耐に出た訳でもない、全日本SBもちょっとしか出ていない(しかも遥か昔)。そんなのが急にプロダクションレースにでても、成績不振をマシンのせいにして終わっちゃうんじゃないの? と思っていたのだった。

と、ここまで阿部ノリックファンから猛烈な抗議が来そうな事をダラダラ書いてきたが、実際にレースで走っている阿部選手を観てみると、予想以上に乗れているようにみえた。確かに結果は残念だったが、マシントラブルもあったし、今回は仕方なかったと思う。たぶん、本人も、久しぶりにまともなレースが出来たようにかんじているのではないだろうか?
こうなると、ちょっとまた希望が見えて来た。
かつて、やはりWGPからSBに活動の場を移した伊藤選手が、
「SBではマシンのセッティングの幅が狭い分、自分が乗り方を工夫しないといけない。GPを戦っていた時より今の方がバイクに対する理解度は高いし、だからこそGPにもどりたい。」
みたいな事を言っていたように記憶している。

阿部選手も、もともと才能はあるんだから、WSBを戦って行く中で、伊藤選手のような感覚をつかんで、今度はちゃんとセッティングも判るライダーになってまた来年、MotoGPにもどれたら良いなぁ、なんてレースを観ながら思っていた。

もちろん2005年WSBチャンピオンとしてね(^^)。

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