カテゴリー「ニュース」の69件の記事

2009/05/16

天網恢々粗にして漏らさず

危険運転致死傷罪を適用、懲役20年判決 福岡3児死亡

2009年5月15日12時1分

 福岡市東区で06年、飲酒運転で3児を死亡させたとして危険運転致死傷罪などに問われた元同市職員、今林大(ふとし)被告(24)の控訴審判決が15日、福岡高裁であった。陶山博生裁判長は、業務上過失致死傷罪の適用にとどめて懲役7年6カ月(求刑懲役25年)を言い渡した一審・福岡地裁判決を破棄。「酒の影響で正常な運転が困難な状態で事故を起こしたと認められる」として危険運転致死傷罪と道交法違反(ひき逃げ)の罪を適用し、懲役20年を言い渡した。弁護側は判決を不服として、上告する方針。

 01年の刑法改正で施行された危険運転致死傷罪の適用の可否については、一、二審で裁判所の判断が分かれるケースが相次いでいる。

 判決は、危険運転の要件となる「正常な運転が困難な状態」とは、「現実に道路・交通状況に応じた運転操作を行うことが困難な心身の状態にあることだ」として、一審と同じ判断の枠組みを維持した。しかし、事故原因は脇見運転だったとする一審の事実認定を否定して、正反対の結論を導いた。

 判決はまず、一審判決が事故原因を脇見運転とした点について検討。現場の道路が左側が下がっていることから、直進するためには絶えずハンドルを右側に微調整する必要があり長い脇見は不可能だと指摘。事故原因を11.4〜12.7秒にわたる脇見とした一審判決の認定は誤っているとした。

 そのうえで「被告は先行車の存在を間近に迫るまで認識できない状態にあり、道路と交通の状況などに応じた運転操作を行えなかった」と指摘。アルコールの影響で正常な運転が困難な状態で事故を起こしたとして、危険運転致死傷罪の成立を認めた。量刑の理由で陶山裁判長は「相当量の飲酒をしたうえ、一般道を時速約100キロで走行した行為は危険。結果は誠に重大で、厳しい被害感情ももっとも」などと述べた。

 弁護側は、事故は被告、被害者ともに「不意打ち」だったと主張。被告の脇見運転だけでなく、被害者の居眠り運転や急ブレーキなどの過失が重なって被害が拡大したと訴え、無罪か大幅な減刑を求めていた。しかし判決は、道路の状況などから「(被害者側が)居眠り運転をしていたとは考えられない」と退けた。

 一審の福岡地裁は、危険運転致死傷罪のほかに業務上過失致死傷罪を起訴罪名に追加するよう検察側に命令。08年1月、業務上過失致死傷と道交法違反(ひき逃げ、酒気帯び運転)の組み合わせでは最高刑に当たる懲役7年6カ月を言い渡していた。

asahi.com

以前より記事にしてきたこの事件。弁護側は判決を不服としているそうだが、私も不服だ。懲役20年なんて、甘すぎるよ。こんな手前勝手な奴は懲役30年でも構わない。しかし、『天網恢々粗にして漏らさず』とは良く言ったものだ。まさにこの高裁判断の事だよ。この判決が、なにかと問題があると言われる危険運転致死傷罪の適用の一定の指針となることを願う。

この6月には飲酒運転に関する道路交通法施行例の一部改正があり、厳罰化されるそうだが、まだまだ甘いね。やっぱり飲酒運転=危険運転にするべきだよね。

西日本新聞5月15日号外
200905150017_000

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2009/04/09

値上がったそうです

この四月からYAMAHAの純正部品が値上がったdollarupそうです。なんでも原材料費の高騰とかなんとか。リーマンショックやらで景気が低迷しているのに、原材料費は下がんないんですかね。

ともかく、先月末にこの情報を聞き、少しまとめてお買い物をしてしまいました。その一つがオイルポンプです。私のSDRのオイルポンプは、以前にも一度交換しているのですが、どうも走行距離15,000kmから20,000km程度で中のパッキンの寿命が尽きるようで、気がつくとアジャストプーリーの辺りからオイルが噴き出すようになっています。最近、なんかエンジンの右側にオイルの汚れが目立つなぁ、というそこのSDRオーナーのあなた!一度オイルポンプカバーを外して中の様子を見てみる事をお勧めしますよ。

で、このパッキン、RZなんかでは品番が細かく設定されていてパーツとして取り寄せができるのに、SDRの場合はポンプ丸ごとのアッセンブリでしか品番設定がされておらず、バラではパーツが出てきません。以前、どなたかがホームページでSDRのオイルポンプのOHを紹介されていて、流用できるパッキン品番なども載っていたのですが、さすがにトラブるとエンジン焼き付きに直結するパーツを、自己流でメンテナンスするほど技量も自信もないので、おとなしくアッセンブリ交換する事にしました。

dangerオイルポンプアセンブリ 2TV-13101-00 20,265円也sad
dangerガスケツト,ポンプケ-ス Y0-13116-00 89円也

シーマインターナショナルさんで10%OFFにて購入。

オイルポンプの交換自体はサービスマニュアル通りにやればすぐに終わります。サービスマニュアルに書かれていない注意事項としては、エンジンを始動する前に、オイルポンプからマニホールドの間にあるデリバリパイプにオイルを送り込むのを忘れないようにする、と言う事。私の場合はプラグを外してキックペダルを300回くらい蹴り、オイルポンプを無理矢理動かす事でオイルを送りました。この方法だとかなり辺りがガソリン臭くなるので、火の元には十分注意してください。普通は濃いめの混合比の混合ガソリンを少量用意して、それを小さいガソリンタンクに入れてキャブにつないだ上で(当然キャブのなかのガソリンは事前に抜いておきましょう)しばらくエンジンをアイドリングさせておくのだとか。その方が確かに楽ですよね。

300回キックの私のSDRの場合、KingCobraの関係でかなり混合比が低いとはいえ、もともと混合ガソリンでもあるので、そのままエンジンを始動してみます。近所迷惑としかいいようのないモウモウたる白煙紫煙が立ちこめ、しばらくそのままだったので、もう十分にオイルがデリバリされていると判断して作業終了。その後、高速道路走行もしましたが、特に問題ありませんでした。

しかしYAMAHAにも困ったもんだなぁ。次にオイルポンプ交換が必要になるころまでに、値下げしといてくれないかなぁ。

他に購入したパーツ類諸々についてはまた今度。

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2008/07/04

まさに剣が峰

国分寺市議を書類送検 ビラ投函で住居侵入

2008.7.3 11:52

 東京都国分寺市の共産党市議団発行のビラ「市議会報告」をマンションの集合ポストに投函するために敷地内に立ち入ったとして、警視庁小金井署が住居侵入の疑いで、同党の幸野統(おさむ)市議(27)を書類送検していたことが3日、分かった。
 調べでは、幸野市議は5月18日午後5時ごろ、同市本多のマンション1階の集合ポストに市議会報告を配布するため、敷地に侵入した疑い。マンションには関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙があり、男性住民が投函中の幸野市議を見つけて「許可を受けているのか」と聞いたところ、市議は「無許可です」と答えたという。
 マンション管理組合が被害届を提出し、同署が6月9日に書類送検した。幸野市議は「集合ポストはオートロックのドアの外側にあり、誰でも出入りできた。市議会の報告は議員の義務で、書類送検されるのはおかしい」と話している。
 ビラ配布をめぐっては今年4月、自衛隊のイラク派遣反対のビラを配るために東京都立川市の自衛隊官舎に無断で入ったとして、住居侵入罪に問われた市民団体メンバーの有罪が最高裁で確定している。

産経ニュース

恐れていた事件再び。しかもさらに悪い方向にグレードアップしている。NNNのニュース映像で、問題のマンションの入り口を見たが、『関係者以外立ち入り禁止』の張り紙はオートロックの扉に張ってあった。これ見たら普通、扉の中に入ることを禁止していると思うはずだし、きっとそういう意図だったんだろう。その外側についている集合ポストへのビラ配りで、被害届出す方がおかしいし、書類送検されてしまうのもどう考えてもおかしい。

暴力団やオウム、中核派や革マルといった非合法な集団の違法なチラシに、こういった姿勢で臨むのは問題ない。しかし国会でも活動している政党の、民主的に選ばれた市議による、(おそらく共産党よりに偏った内容ではあったとしても)公的な内容のチラシ配布に対し、この対応は明らかに間違っているし、民主主義にとっても非常に恐ろしいことだ。

立川市の自衛隊官舎の事件が起きた時にも書いたが、今はまだ、ただの共産党タタキ、という面が強いと思う。共産党というだけで拒否反応を示す人が多いのも事実で、たぶん、許可云々を言い出した男性もこの口なんだろう。でもこの手の感覚はどんどん麻痺して拡大していくものだから、やがて共産党以外のものにだって波及していく可能性が高い。あの人はどこそこ出身だから、ナントカガッカイだから、同性愛者だから、在日○●人だから、etc…。それこそが本当の恐怖であって、今この時点がまさに剣が峰で、これ以上この感覚が拡大するのは全力で阻止しなければならない。

もちろん、共産党だったら無視していい、こういう対応をしてもいい、と言っている訳ではない。私自身は共産党員でも支持者でもないが、先述の通り、共産党はれっきとした政党だと思っている。それに何度もここで書いているように、他人に自分と違う意見の表明を認め、それに耳を傾ける姿勢は民主主義の基本だと信じている。嫌いだから、そりが合わないからと、話を聞く以前に別件ででも公権力で封じ込める、というやり方は、民主主義にとって百害しかない。

昔から世の中が不景気で世知辛くなってくると、こういうことが起きてくるが、なにも自分から下がって土俵際に追い込まれなくてもよかろうに、と思うのだ。ここから押し戻せるか、寄り切られるか、つま先立ちをしているのは他でもない、我々の民主主義なのだ。

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2008/06/13

みんながみんなそうだとは思わないが

「気に入らないなら職変えて」大阪府の橋下知事が朝礼で激怒

2008.6.12 12:42

 「知事を人として尊敬できない」「民間では考えられない物言い。上司として注意する」。12日午前、大阪府庁新別館で開かれた朝礼で、職員と橋下徹知事との間でこんなやりとりがあった。知事の改革への姿勢を批判した男性職員に対し、橋下知事は厳しい言葉で応酬。「私のやり方が気に入らないなら、職を変えてくれ」とやり返した。

 朝礼は46歳以上の課長補佐級職員が対象で、この日は約140人が出席。男性職員は非公開で行われた意見交換の場で「職場の士気が下がっている。知事を人として尊敬できない。公務員は兼業を禁止されているが、知事はテレビに出演している」と発言した。

 職員はさらに、士気低下の要因として人件費の削減や庁舎の全面禁煙など5点を挙げ、「大阪ミュージアム構想や水都は思いつき」「『選挙で負託を受けた』と言って自らを正当化している」などと橋下知事を批判した。

 これに対し、橋下知事は「一般職員と特別職員は責任の重さが違う」とした上で、公務以外の番組出演は断っていることや、今月中にも受け取った出演料の額を公表する予定があることを説明。職員の発言については「民間では考えられない物言い。ここは団体交渉の場ではない。上司として、その言い方に注意をする。私のやり方が気に入らないなら、職を変えてくれ」と厳しい言葉を投げつけた。

 朝礼は改革の姿勢を職員と共有するため、橋下知事の意向で3月からスタート。1回目の朝礼でも、女性職員が「どれだけサービス残業をしているか知っているのか」と発言し、物議をかもした。

MSN産経ニュース

大阪府職員と橋本知事とのごたごた話。大阪には何のエンもユカリもないので、これまではテキトーにニュースを流していたのだけれど。

『人として尊敬できない』ってcoldsweats01。だったらどうだっつーんだ。知事に改心しろってか? それとも、尊敬できない上司の下では働きませんというサボタージュ宣言か?

この記事読んでから気になって、いくつか過去に遡ってこれまでの記事を読んでみた。給料減らされて憤慨する気持ちは判るけれど、それでもニュースに取り上げられている府職員の発言と対応はヒドいね。

サービス残業についてテレビの前で糾弾しておきながら、自分では一切サービス残業していないという女性職員。30代で手取りで月34万円ももらっているのに少ないという中学校の職員。わずか5%の退職金カットに『私なりに前向きに仕事をしてきた。最後のしっぺ返しがこれかと。後出しじゃんけんが悪いことは子どもでもわかりますよ。』と批判する男性職員。

これらの府職員の方々は、大阪府が打ち出の小槌を持っていると思ってるようだ。自分たちのこれまでの不作為は棚に上げて、既得権益を守る事に汲々とするばかりで、今後自分たちなりにどうやって経費削減に努めるかとか、どうやって質を低下させずに府民へのサービスを維持していくか、といった前向きな発言がちっとも聞こえてこない。読んでいて気分が悪くなる。

もちろん、こんな府職員ばかりではなく、一生懸命公僕としての仕事に励んでいる職員の皆さんの方が大勢だとは思いますが、それでもこんな職員養う為に税金払っている大阪府民にちょっと同情します。

折しもウチの市から市民税・県民税の納税通知が届いた。でも、こんな記事読んだ後だと払う気萎えるなぁsad

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2008/05/04

そもそも食うもんだったっけ?

「天然」…食べたらポリエチレン 小学校給食かしわもちの葉

◆三重の業者ミス、20人のみ込む

 三重県菰野町の菰野小学校で2日、給食で出されたかしわもちにポリエチレン製の人工葉が使われていたのに、包装に「天然葉を使用」と書いてあったため、児童20人が誤って葉を食べた。包装や搬入時に業者の確認ミスが重なったのが原因。これまで体調不良を訴えた児童はいない。
 同町教委などによると、もちは食品メーカー「吉村穀粉」(名古屋市)が製造し、食品商社「山吉」(同県四日市市)が同日、同校に約1000食分を搬入した。
 すべてのもちが人工葉だったが、包装には「天然葉を使用し、食べても人体に影響はない」と記載。多くの児童が記載を読んで葉をかじるなどし、うち4-6年生の20人がのみ込んだ。
 人工葉は食べても消化されず、そのまま体外に排出されるという。
 吉村穀粉は同県鈴鹿市からの注文で製造したもちに初めて人工葉を使ったが、包装の「天然葉使用」の記載を直さず、同市には文書で連絡した。しかし山吉が出荷段階で確認を怠り、鈴鹿市に送るもちの一部を、誤って菰野町に送った。
 人工葉のもちは2日までに、町内のほかの2小学校、3幼稚園の給食でも出されたが、誤飲した児童や園児はいなかった。
 同町教委は「食の安全には保護者や地域の関心も深く、今回の事態は遺憾」としている。

中日新聞 2008年5月3日 朝刊

これまた不思議なニュース。ま確かに、給食で出された食べ物の包装紙に『食べられます』と書いてあったら、まず疑う人の方が少ない訳で、こんな包装紙を使った食品メーカーと確認を怠ったと言う商社が非難されて然るべき話ではあるのだが…。

でもねぇ。ポリエチレン食ってて気がつかなかったのかね? そんなに現代っ子の味覚はおかしいのか、はたまた頭でっかちになっていて、自分の五感を信じて情報を疑うという事ができないのか。それとも、それだけこの人工葉の出来が良かったのかねぇ? う〜む。

つーか、かしわもちの葉っぱって、フツー食べないよね?

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2008/04/16

三十六計逃げるに如かず

女子高生アイドルが痴漢撃退、巨漢を得意の○○で…
通学途中のJR山手線内

 現役女子高生アイドルの倉持結香(16)が14日朝、通学途中のJR山手線内で痴漢を捕まえていたことが分かった。毎朝のように電車内で被害に遭っていた倉持は、「極真黒帯」のマネジャーから必殺技を伝授され、この日に備えていたという。逃走を試みる体重100キロ前後の巨漢を、「正拳突きからの下段回し蹴り」で渋谷駅のホームに沈めた。倉持は「本気で練習してきてよかった」と、夕刊フジの取材に安堵の胸の内を語った。

ZAKZAK 2008/04/15

語った安堵の胸の内は、リンク先をみてください。

勇ましい話ではあるが、練習をしていたとはいえ、体格差のある男を相手に格闘するのは少々軽率とも言える。空手を教えたというマネージャーも何を考えていたのやら。もし相手が刃物などの武器を持っていたり、逆上して体格差を生かして襲ってきたりしていたら、付け焼き刃の空手なんか役に立たない。間違いなく返り討ちにあっていただろう。今回は、運がよかった。

空手punchなどの打撃系の技で人を倒すには、正直かなりの修練が必要となる。全身の力と体重を打撃点に集約し、正確にピンポイントで相手の急所を打たなければならないからだ。相手が興奮していたりすればなおさらで、下手な突きではいくら叩いても意外と耐えられたりする。

※注)実は私、大学時代に空手部に所属していた事がありまして、そこでの経験を元に述べています。決して若い頃にケンカに明け暮れていたとか、イヂメで誰かをボコっていたとか言うわけではありません。誤解されませんようにcoldsweats01

それに、当たり前だが、攻撃する際には間合いを詰めて相手と接触しなければならず、この時に相手が刃物を持っていれば逆に刺されてしまう。まれに柔道の心得のある人が泥棒を捕まえようとして刺殺される事件を聞くが、これは柔道が相手と組まないと技がかけられないからだ。

そういう観点から見た場合、護身術として一番堅実な武道は、実は剣道や薙刀なんだそうだ。竹刀や薙刀があれば遠くから相手を攻撃できるし、なければハナから戦わないで、広い間合いを生かして逃げることができる。身を守るには結局の所『逃げるが勝ち』runということか。昔の人は良く言ったもんだ。

もちろん、痴漢にあっても何もしないで逃げろ、と言ってる訳ではありません。痴漢は立派な犯罪です。恥ずかしかったり、怖かったりするかもしれませんが、一人で痴漢を捕まえようとはしないで、回りの人に助けや協力を求めましょう。世知辛い世の中とは言え、そんな時に一肌脱ぐ位の男気がある人は、きっとまだ沢山いる、はず、と思う、んだよね。どうだろう?coldsweats01

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2008/04/15

左腕に銃を持つ男の30周年

「コブラ」30周年 新作TVアニメとOVA「COBRA THE ANIMATION」

COBRA THE ANIMATION

年甲斐もなく、久しぶりにアニメでワクワクするニュース。コブラかぁ、すっごい好きなマンガだったのに、最後に読んだのはいつだろう。

今回のアニメ化では、以前のテレビ放送や映画では使われなかったエピソードを映像化するという事なので、ちょっと残念だけど『不死身の男と刺青の女編』や『ラグボール』といった話は外されるのだろう。だけど、クリスタル・ボーイは出てくるよね? 原作者の寺沢武一もお気に入りのキャラだったハズだし、なんといっても最新の映像技術を使えば、あの特殊偏光ガラスの身体を、驚くような表現で描くことができるハズだ。アニメ制作会社には是非とも度肝を抜くようなクリスタル・ボーイを用意してもらいたい。でも『不死身の男と刺青の女編』の話が無いと、コブラとの確執がぼやけそうだな。

他にも"ウサギ"を追いかけて異世界を巡る『異次元レース編』や、電気(エレキ)使いのミスティーthunderが登場する『6人の勇士編』、金で機関車作ってダイヤモンド燃やして逃げる話など、原作は豊かで突拍子も無い想像力に満ち溢れている。昔からのファンを失望させないレベルの映像に起すのは難しいだろうが、期待しちゃおうhappy02

コブラの声優は、以前のテレビ版でも声を勤めた野沢那智が担当するとの事。私は野沢コブラも映画版の松崎しげるコブラも結構好きなのだが、原作者の寺沢は、松崎はもとより野沢のコブラもイメージではなかったそうだ。寺沢自身のコブラの声のイメージは、吹き替えでクリント・イーストウッドを演じている時の故山田康雄で、後に山田コブラはゲームで実現している。You Tubeにいくつか映像があったので見てみたが、確かに軽妙でキザな台詞回しはぴったりハマってるね。まぁ、慣れるまでは、ちらちらルパンが見え隠れしちゃうけれどsmile

あー、なんか無性にコブラを読みたくなってきた。マンガ喫茶にでも行ってくるか。それとも大人買いしちゃうsign02

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2008/04/13

いざとなったら…

最近の気になったニュースについて、つらつらと。

まず例の、東京都立川市の防衛庁宿舎ビラ配りの裁判。やはり有罪確定。

最高裁の言う通り、官舎は一般人が自由に出入りできる場所ではない(この判断もどうかと思うが)としても、相手に直接注意や要請をする前に、一足飛びに警察沙汰にして75日も勾留するのは、やはりちょっとやりすぎたと思うんだが。どうしても一部の思想、主張に対する意図的なモノを感じざるを得ない。

次にその上映についてゴタゴタしている映画『靖国』。

「靖国」刀匠 議員「本人が削除希望」監督「なぜ変心」
2008年04月11日01時40分

 上映中止が問題となった映画「靖国」の中心的な登場人物で高知県内に住む刀匠の出演をめぐり、有村治子参院議員(自民)が国会で「刀匠本人が出演場面を外してほしいと希望している」と取り上げた。これに対し、制作した李纓(リ・イン)監督は10日、「刀匠は納得してくれていた。変心した理由がわからない」と語った。

 刀匠は映画の冒頭から登場し、作業場で刀を制作する様子などが描かれている。

 有村議員は3月27日、参院内閣委員会で「刀匠は作品から(自分の)映像を一切外して欲しいと希望している」と取り上げた。有村議員はその前々日に刀匠本人に確認を取ったという。

 10日、朝日新聞の取材に応じた刀匠(90)とその妻(83)によると、05年に李監督側から出演依頼の手紙が届いた。戦後、伝承されなくなった靖国刀の最後の刀匠として取り上げたいとの内容だった。刀匠は承諾し、李監督は靖国刀を制作している場面などを撮影した。

 その後、李監督らが自宅に来て映像を見せたが、靖国神社に参拝する小泉首相(当時)とそれに反対する人たちに交じって刀を作る映像が流れていたため、「撮影を受けた趣旨と違う」と出演場面と名前の削除を頼んだという。

 3月末と今月9日に、有村議員から「国会で映画を審議しているからどう考えているのか意見を聞きたい」という内容の電話を受けた。刀匠は「出演は本意ではない。名前と映像を省いてほしいし、完成品を見たいと思っている」と伝えたという。

 刀匠は「靖国刀の伝統技術や価値を後世に伝えてくれるものと思っていた。『靖国問題』と結びつけるとは思っていなかった。違う趣旨で映画が作られ、『靖国問題』に巻き込まれた」と話した。

 有村議員は9日、自身のサイトに「刀匠ご夫妻を変心させる意図も働きかけも一切ない」とする文書を載せた。

 李監督は10日、東京都内で記者会見し、刀匠との交渉経緯を説明。昨春、ビデオを刀匠夫婦に見せ、作品の意義、監督が考える靖国問題の意義などを伝えた。今年2月に刀匠を訪ねた際、夫婦は上映に不安を感じている様子だったが、じっくり話し合った。最後は、刀匠がチラシに自身の写真と登場人物に名前があるのを見て、「上映頑張ってください」と言ったという。

 3月上旬にも公開パンフレット用に刀匠からメッセージとして誠心誠意という言葉をもらったと言い、「刀匠の場面がないとこの映画は成立しない。国会議員がどんな話を(刀匠に)したのか。出演者を変心させていいのか」と話した。

asahi.com

実際、刀匠が変心したのかどうかは判らない。ただ、もともと出演が本意ではなかったとしても、一宗教施設に関する一映画の一出演者個人の要望を、国会で云々するのは果たして国会議員の仕事なのかとまず問いたい。

さらに、この事に絡んで有村議員は「刀匠ご夫妻を変心させる意図も働きかけも一切ない」と言っているが、これはあまりにも配慮と想像力に欠けた対応だと思う。自分が関わった映画がいろいろ問題になって騒がれている所に、参院議員から「国会で審議しているから意見を聞かせろ」なんて電話がかかってきたら、それだけで十分圧力になるだろう。高齢の老夫妻が、これ以上面倒な事に関わりたくないと思ったとしても不思議ではない。刀匠本人が実際に本心からそう希望していたとしても、問題のあるアプローチだったと思う。

こういった事ごとは、民主主義の根幹に関わる大事なことなので、ちゃんと自分の中で言語化しないといけないのだけれど、最近いろいろあって頭が良く回らないから困ったもんだ。でもイヤァ〜な雰囲気だけはヒシヒシと感じている今日この頃。いろんな意味でしっかりしないといけないんだがな。ホントにこの国の社会の将来はどうなる事やら。

いざとなったら、PNGに逃げるかなぁdash。そんなこと言ってちゃいけないんだけれどね。

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2008/04/12

数値化される愛なんて

子どもの道徳心を偏差値化 各地の小中学校でテスト
2008年04月10日14時19分

 子どもの道徳心を検査し、偏差値や5段階評価を示す業者テストが全国の小中学校で実施されている。テスト結果を受けて教師に渡される各児童・生徒の個人診断票には「重点指導項目」として「愛国心」「郷土愛」などが記される。今年3月に文部科学省が公表した改訂学習指導要領には道徳教育の目標に「我が国と郷土を愛し」という文言が加わったが、道徳の数値評価は「行わない」とされている。それだけに、保護者からは「先生がテスト結果をうのみにして生徒を色眼鏡で見るようになってしまうのではないか」などと不安視する声も上がっている。

 「偏差値30」

 今年に入って、福岡県内に住む小学生の息子(10)の母親は、本来教師が持っている道徳テストの個人診断票を偶然知り、驚いた。道徳心の5段階評価は「1」だった。

 テスト結果の評価コメントには、重点的な指導が必要な項目として、順に「愛国心」「勤勉努力」「自立節度」「郷土愛」などが挙げられていたという。母親は「子どもの心を数字で表すことはできないはず」と不信感をあらわにした。

 このテストの発行元は図書文化社(東京都)。同社によると、テストは「道徳教科の理解度をみる」のが目的で、90年度から販売している。偏差値などの数値評価は「子どもの到達水準を知りたいという現場教師の要望で付属資料として出している」が、いつからなのかは「答えられない」という。

 同社のテストは、小学生用や中学生用などがあり、約30〜50問を選択式で回答する。例えば、中学生用では「寺の壁の落書きを見て、どんな気持ちになるか」などの設問がある。ただし、個別の設問と、「愛国心」や「郷土愛」などの指導項目がどう対応しているかは明らかにしていない。日の丸・君が代に関する設問は含まれていない。

 昨年度は全国47都道府県の小学校約1200校、中学校約1100校の児童・生徒約38万人が同社のテストを受けた。各都道府県ごとの児童・生徒数は「企業秘密に属する」として公表していない。

 福岡県内では、小学校46校、中学校5校で実施された。検査価格は1人430円で、自治体が予算を組んで購入することもあるという。このうち、文科省から道徳教育研究授業を委嘱されている大木町では、町立小中学校の全児童生徒約1300人を対象にテストを実施。経費約57万円は町が支出した。「子どもの力がどれだけ伸びたのか、研究授業の成果を判断するデータを取るため」(同町教委)だ。

 同社によると、道徳テストはほかにも複数の業者が作成し、全国で実施されているという。

 文科省教育課程課はこうした状況について「道徳テストが実施されていることは確認しているが、数値評価が行われていることは知らなかった」とコメント。ただし、「道徳は改訂学習指導要領でも『数値などによる評価は行わないものとする』としており、偏差値や5段階評価はなじまない」と指摘した。

 同社は「改訂学習指導要領に基づき、新版をつくる予定」で、「結果(数値評価)の示し方についても検討する」と話している。(白石昌幸)

asahi.com

こんなことまで偏差値に表さないと、最近の先生方は本当に子供達を指導できないのか? こんな、愛する事を競わせるようなやり方で、本当に子供達に愛国心やら郷土愛やらが育まれると本気で思っているのだろうか? いくらなんでもそんな馬鹿げた事は無いと信じたい。

道徳のテストはまさに『愛の数値化』だ。以前『愛も金で買える』と豪語して、さんざん叩かれた某IT企業の社長がいたが、これはその考え方となんら変わりはない。そんな『金の切れ目が縁の切れ目』的な愛国心、郷土愛でいいのなら、なんと安っぽいことか。

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2008/03/21

いいのか? 本当にこれでいいのか?

立川のビラ配り訴訟、有罪確定へ 最高裁が判決日指定
2008年03月21日15時10分

 東京都立川市の防衛庁(現防衛省)宿舎で04年、自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配って3被告が住居侵入罪に問われた事件で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は21日までに、上告審判決を4月11日に言い渡すことを決めた。最高裁が結論を見直す際に必要な弁論を開いていないため、3被告を罰金20〜10万円の有罪とした二審・東京高裁判決が維持される見通し。

 一審・東京地裁八王子支部は無罪としたが、東京高裁が逆転有罪としていた。上告審判決では憲法21条が保障する「表現の自由」と、住民の平穏を守る権利との兼ね合いについて、最高裁がどう述べるかが注目される。

 市民団体のメンバーの3被告は、自衛隊のイラク派遣の是非が問題となっていた04年1月と2月の2回にわたり、「自衛隊イラク派兵反対!」などと書いたビラを官舎の各戸の新聞受けに入れたとして起訴された。2月の逮捕から5月の初公判後まで、75日間も勾留(こうりゅう)された。

asahi.com

前にも何度か取り上げだ話題だが、どうも有罪確定になりそうだ。もちろん『住民の平穏を守る権利』は大切だ。でも、被告らは住民に対して、自分たちの主義主張を声高に叫んだわけでも、支持をしろと強制したわけでも、ビラを手渡しした訳でもないだろう。新聞受けにいれて廻るだけのビラ配りが、本当に平穏を脅かすのだろうか? 防衛庁宿舎の住人達は、宅配ピザのチラシに対しても同じように対応するのか?

主義主張、思想の内容如何に関わらず、まずはお互いの意見に耳を傾ける事が民主主義の基本だ。賛成であれ反対であれ、それを自ら表明しなければ始まらない。暴力的に他者に同意を強いるようなやり方は排除されてしかるべきだが、この事例にはそれは当てはまらないように思えて仕方ない。特に今回は、自衛隊のイラク派遣という、国家にとっても市民にとっても重大な問題についての意見表明だ。これで『表現の自由』が認められないとなると、これから先の日本での生活に、とても不安な物を感じてしまう。

最高裁はせめて弁論くらいは開くべきじゃないか? このまますんなり有罪で、ホントにいいのか?

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2008/03/14

通らないのはどっちだっつーの

経営危機の新銀行東京…A級戦犯は石原知事の豪遊仲間 (夕刊フジ)

 東京都の石原慎太郎知事(75)の肝いりで設立され、開業2年半で900億円超の累積赤字を抱えた「新銀行東京」。経営危機を招いたA級戦犯としてトヨタ自動車出身の仁司泰正元代表執行役(67)がやり玉に挙がっている。この仁司氏、昨年注目された石原氏の交際費問題で、高級料亭での“豪遊相手”として名前が挙がった人物だった。
 「心外極まりない。(仁司氏は)独断専行があったり反対意見を入れなかったりした。何度か私のところに来たけど、その報告が後になってみると実態と違っていた」

 新銀行東京の内部調査書が公表される直前の10日午後、石原氏は記者団に仁司氏批判をブチ上げ、足早に都庁を後にした。

 公表された報告書はわずか10ページの概要版。開業当時の旧経営陣、特に仁司氏について「責任は極めて重い」として法的責任追及に乗り出す姿勢だが、調査したのが都港湾局長だった津島隆一代表執行役(59)らのためか、新銀行の発案者で設立を主導した石原氏らの責任には一切触れられていなかった。

 都が提案した400億円の追加出資をめぐり、11日以降の都議会・予算特別委員会の審議は紛糾必至だ。こうした中、石原氏と仁司氏らの豪華宴席が再び注目されている。

 問題の宴席があったのは、新銀行が開業した直後の2005年4月18日夜。350年の歴史を受け継ぐ加賀料理が自慢の高級料亭「赤坂浅田」(東京都港区)だった。

 ここに石原氏は仁司氏ら9人で来店。1人2万2000円の懐石料理のほか、1本2万8000円もする人気焼酎「伊佐美」や、1本1万8000円のフランス産高級ワイン「シャトー・ラトゥール」を2本、日本酒12本、ビール8本を飲み干し、たった1晩で、知事交際費から37万2540円(振込手数料込み)も支出させたのだ。

 1999年に都知事に初当選した石原氏。都に記録が残っている00年4月からの7年間で、知事交際費からの飲食代の支出は155回、総額約1615万円に上っている。

 昨年4月の都知事選前にこうした問題が浮上したが、石原氏は同2月2日の定例会見で「新たな政策の立案のため情報収集は必要。こうした会合がのちのち実を結び、都政に生かされたと考える」と開き直った。

 しかし、10日公表された新銀行の内部報告書を読む限り、石原氏と仁司氏らとの豪華宴席は何の実も結ばず、結果的に都民の税金を浪費しただけだったようだ。

 都民からの「知事が私財を提供してでも責任を取るべきだ」という声に対し、石原氏は「心情的には分かるが、世の中にそう通る話じゃない」と拒否しているが、果たして、それで済むのか。

[ 2008年3月11日16時43分 ]

たった一晩で37万円かい。サラリーマンの一月分の給料だね。最近だと多いほうかな。大酒食らってどんな情報を収集したというのやら。いったいどっちが世の中に通らない話なのかね。

新銀行東京についても、さんざんてめぇでぶち上げといて、結局は責任逃れのトカゲの尻尾切りで逃げる気か。やれやれ。

安倍ナントカが首相を辞任した時にも書いたけれど、普段ことさらに勇ましい事言うヤツ程、いざって時はこんなもんだ。いい加減、世間も目を覚まそう。芥川賞作家だかなんだか知らないが、いつまでもこんな勘違いのトンチンカンをありがたがってちゃいけないよ。

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2008/02/22

30年分がこれかい?

道路調査報告書:3部で9千万円、内容もずさん 公益法人

 国土交通省所管の公益法人「国際建設技術協会」が07年、道路特定財源約9200万円で作成した海外の道路事情の調査報告書が、わずか3部しか作られず、インターネット上の百科事典「ウィキペディア」の表を丸写しするなどずさんな内容だったことが、21日の衆院予算委員会で分かった。冬柴鉄三国土交通相は「よく調査し法人の存続も含め検討したい」と苦い顔で答弁した。

 報告書は約1100ページ。06年末に国交省が随意契約で同協会に発注した。報告書は米国各州の郡の数や、法定速度に関する表などをウィキペディアから引用。その他の参考資料も大半がインターネットからの引用だったという。

 ウィキペディアは誰でも書き込めて誤りがある場合もあり、通常の論文では引用されない。予算委でこの問題を取り上げた細野豪志氏(民主)は「学生のレポートでも教授が受け付けない。税金でできた約1億円の報告書が、ウィキペディアの引用でしゃあしゃあとできている」と皮肉った。【田中成之】

毎日新聞 2008年2月21日 21時53分

もうね、この現実に、怒りとか、あきれるとか、はるかに通り越して悲しくなってくるよ。久しぶりに心底胸くそが悪くなるニュースだ。

『平均年収300万円』と言われて久しい昨今、やれ原油高だ中国製品がアブナイだで、一般大衆は家計のやりくりに四苦八苦してるというのに。9000万円といったらその年収の30年分なんだよ!? それが、これかい? ふざけるのもいい加減にしろよ。

ずさんとかなんとか言う以前に、これは明らかなペテンだし非常に悪質な詐欺行為だ。こんな耳クソほどにも公益にならない公益法人なんぞ、とっとと潰すべきだし、上から下まで関係者には厳重なる処罰を下し、9000万を取り返してもらいたい。

確定申告の時期だけれど、ほんと、こんなに無駄に使われるのなら、税金払いたくなくなるよ。

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2008/02/21

栄枯盛衰〜さよならNetscape

Netscape、最後のアップグレード
3月1日でサポートを終了するNetscapeが、最後のアップグレードをリリースした。
2008年02月21日 08時45分 更新

 米AOL傘下のNetscapeは2月20日、最後のアップデート「Netscape 9.0.0.6」をリリースした。Netscapeブラウザは開発終了となり、3月1日でサポートも終了することが既に発表されている。

 Netscapeの公式ブログによると、最新アップデート版を起動すると、サポート終了の日付とともに、FlockまたはFirefoxブラウザへ乗り換えるよう促すメッセージボックスが表示される。

 ボックスの右下にある「Remind me later」をクリックし、「Stay with Netscape」ボタンをクリックすると、サポート終了後もNetscape 9の使用を継続できる。またNetscape 9.0.0.6には、Firefox 2.0.0.12に含まれるセキュリティパッチが含まれている。

 FlockまたはFirefoxへ切り替える場合は、ダウンロードリンクをクリックするだけで新しいブラウザがダウンロードされ、Navigatorの設定を新ブラウザにそのまま移行できる。Flockブラウザを選択した場合、Navigatorによく似たデザインを選択可能なオプションがあるという。

ITmedia News

このニュースを読んで、NetscapeについてWikipediaで調べてみた。驚いたことに、96年には70%ものシェアを誇っていたのに、10年後の2006年時点では利用率がなんと1%を切っていたという。また、以前はWeb Siteの閲覧推奨環境として、IEと並んでその名が掲載されることが当たり前だったが、最近では完全に無視された上、Firefoxにその座を奪われているとの事。まるでお手本(?)のような栄枯盛衰ぶりだ。最後に最新バージョンを発表し、乗り換え先まで提示して消えて行こうという後始末の良さは、在りし日の覇王としてのプライドなのだろうか。

かつてはインターネットと言えばNetscapeだった。ページを読み込む時の、Nの字のまわりに流星が降り注ぐあのアニメが懐かしい。私もNetscape NavigatorをVer.2の頃から使っていて、Mac版のIEがリリースされた後もしばらくはVer4を使い続けていた。しかしNavigatorの後釜のNetscape Communicatorは私にとって用の無い機能がゴテゴテと盛り込まれていて使う気になれず、やがてiCabというMac専用のWebブラウザを見つけて乗り換えてしまった。

その後OS Xに移行した当初など、IEだけは意地でも使いたくなかったので(^_^;、NetscapeのVer.6や7を使ってみた事がある。だが余計な機能ゴチャゴチャ感は相変わらずで動作も重く、そのうちにSafariFirefoxが出てきたのでそれっきりになっていた。私個人でもこんな感じで、ずいぶんとNetscapeにご無沙汰していたのだから、今更その凋落ぶりに驚く事でも無いのかもしれない。ちょっと寂しいけれど、一つの時代の終焉だね。

せっかくなのでNetscapeのWeb Siteから最新にして最終のVer.9をダウンロードして、しばし使ってみた。予想していたより起動時間は短いし動作も軽快だ。ページの読み込みも、今使っているSafari Ver.3より速い。見た目もSafariやFirefoxよりすっきりスマートで、私の好みのデザインだ。

ちょうどここ最近、Safariに少し不満を感じていた所だった。Ver.3になってからなぜか落ちる回数が増えたのだ。Firefoxは確かに安定しているがSafariと比べて少し動作が遅い。他に軽快で安定しているブラウザはないものかと思っていたので、これはちょうどいいかも、と思い始めた時、履歴の日本語が文字化けしているのに気がついた。2001年に日本法人が撤退して以来、Netscapeは日本語にローカライズされていない。今回のVer.9も、基本的にUIは英語版のみだと言う。もちろん、開いたページは英語以外の言語をきちんと表示してくれるのだが、どうも細かい所で英語以外の言語の扱いが苦手なようだ。ということで、とても残念だけれどゴミ箱行き。

おそらくこれで、もういじる事はないだろうな。
さよなら、Netscape。

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2008/02/16

味なんか判らんだろうに

コープ東北の缶コーヒー、「ブラジル産豆」入ってなかった

 コープ東北サンネット事業連合(仙台市)は15日、コープブランドの缶コーヒーに「ブラジル産の豆を配合」と表示しながらすべてインドネシア産を使って、約14年間販売していたと発表した。中国製冷凍ギョーザの中毒事件後、客からの問い合わせを受けて調査し、判明した。同事業連合は同日から缶コーヒーの回収と代金の払い戻しを始めた。
 問題の缶コーヒーは、「COOPオリジナルブレンド」(60円)。1993年から東北6県の7生協で販売している。本来はブラジル産のコーヒー豆を4%使用するはずだったが、実際は全量インドネシア産だった。(01:15)

NIKKEI NET

冷凍ギョーザのせいで大事を取ったのだろうが、それでも過剰反応じゃないかなぁ。どうしても納得いかないという客に払い戻しはあってもいいけど、毒が入っていたとか、牛100%ひき肉と言っておいて実は豚肉がはいっていたとか、賞味期限が過ぎていたとかではないのだから、回収するほどの事かねぇ。

確かに表示通りでなかったのは問題だが、比内地鶏や高級和牛偽装なんかと違って、ブラジル産豆使用と言う事で価格をつり上げた訳ではないし(一本わずか60円だしね)、消費者の購買意欲に影響を与えた訳でもなかろう。それに、インドネシア産のコーヒー豆がブラジル産に比べて著しく格が劣るということもない。『客からの問い合わせ』とあるが、まさか『お宅の缶コーヒー飲んだけれど、ブラジル豆の味しないじゃないか!』とクレームがあったわけではあるまい。そもそもブラジルだマンデリンだトラジャだジャワだ、アラビカだロブスタだとこだわる人間は、はじめから缶コーヒーなんて飲みゃあしない。

しょせん缶コーヒー。どーせ味の違いなんか、わからないんだしね。

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2008/02/07

次元大介に賛成

CIA:アルカイダ幹部3人への「水責め」認める

 【ワシントン和田浩明】米中央情報局(CIA)のヘイデン長官は5日、米上院の情報特別委員会で証言し、国際テロ組織アルカイダ幹部3人に対する尋問で、拷問と見なされる「水責め」を行ったことを確認した。米政府高官が水責めの対象や人数を明示したのは初めて。

 ヘイデン長官によると、3人は01年9月の米同時多発テロを計画立案したとされるハリド・シェイク・モハメド容疑者ら。CIAの尋問担当者が水責めを最後に使ったのは5年前で、「大規模なテロ攻撃の再来を懸念していたため」(同長官)だという。

 水責めは対象者に水死の恐怖を与えて情報を引き出す手法で、人権擁護団体などは「拷問にあたる」との見方を示している。米陸軍は水責めを禁止している。

 ヘイデン長官はモハメド容疑者らへの尋問はアルカイダに関する有益な情報の入手に役立ったとして有効性を強調した。

 CIAはアルカイダ幹部2人の尋問を撮影したビデオを破棄したことが、昨年12月に発覚している。

毎日新聞 2008年2月6日 18時22分

『有益な情報の入手に役立ったとして有効性を強調した』って。そんな理由がまかり通ったら何やったって許されちまうぢゃねぇか。

アメリカに、次元大介の名台詞を送ろう。

『それがあんたらの民主主義ってヤツかい。』

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2008/01/09

二つの事故、その後

以前取り上げた二つの飲酒運転事故のその後のニュース。

まず07/12/13の
『不可解な不起訴』
で取り上げた、3度も不起訴不当決議を受けた岡山の短大生死亡事故。

短大生死亡事故:地検が飲酒女性を4度目の不起訴 岡山

 岡山市で02年、短大生の中桐裕子さん(当時19歳)が飲酒運転の軽乗用車にはねられ死亡した事故で、岡山検察審査会の3度目の不起訴不当議決を受けて再捜査していた岡山地検は20日、業務上過失致死容疑で書類送検された同市の女性(23)を4度目の不起訴処分とした。事件は22日、公訴時効を迎える。

 村瀬正明次席検事は「適正に捜査したが、起訴に足る証拠が得られなかった」とコメント。中桐さんの父裕訓さん(56)は「信頼していた検察から納得できる説明が受けられなかった」と話した。

 裕子さんは02年12月21日に事故に遭い、翌日に死亡。女性は道交法違反(酒気帯び運転)罪で罰金刑が確定したが、業務上過失致死容疑では03年8月、不起訴処分となった。【石戸諭】

毎日jp

また、07/12/20『飲酒運転の定義を変えよう』の、福岡の三児死亡事故。

3児死亡事故、被告に懲役7年6カ月 危険運転適用せず
2008年01月08日11時09分

 福岡市東区で06年8月、幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死傷罪と道路交通法違反(ひき逃げ)の罪に問われ、懲役25年を求刑されていた元同市職員・今林大(ふとし)被告(23)の判決公判が8日、福岡地裁であった。川口宰護(しょうご)裁判長は危険運転致死傷罪の成立を否定したうえで、予備的訴因として追加された業務上過失致死傷罪などを適用。業務上過失致死傷と道交法違反の組み合わせでは最高刑に当たる懲役7年6カ月を言い渡した。

 川口裁判長は危険運転致死傷罪の要件である「酒の影響で正常な運転が困難な状態」について「正常な運転ができない可能性がある状態では足りず、現実に道路・交通状況に応じた運転操作が困難な心身状態にあることが必要」と判示した。

 そのうえで本件を検討。被告の飲酒量については検察側の主張通り、自宅や居酒屋、スナックで缶ビール1本と焼酎のロック8〜9杯、ブランデーの水割り数杯を飲んだと認定した。が、事故後の飲酒検知は呼気1リットルあたり0.25ミリグラムで酒気帯び程度だったことなどから「泥酔状態」との検察側主張を退けた。

 そして「被告はスナックから現場まで約8分間、普通に右左折やカーブ走行を繰り返し、蛇行運転などの事実は認められない。事故直前も衝突回避措置を講じており、正常な運転が困難な状態にはなかったと強く推認される」と述べ、故意犯である危険運転致死傷罪の成立を否定。事故原因を脇見運転と認定したうえで、「過失程度の大きさ、結果の重大性、酒気帯び運転とひき逃げの悪質性から、刑の上限に当たる7年6カ月が相当」と量刑理由を述べた。

 川口裁判長は「一生かけて罪を償ってほしい」と説諭。今林被告は即日収監された。

 公判では、被告が「正常な運転が困難な状態」にあると認識しながらあえて運転したかどうかや、事故当時の酔いの程度が争われてきた。

 検察側は(1)居酒屋の店員に「酔うとります」と言った(2)現場直前の交差点を大きくふくらみながら左折(3)見通しのよい直線道路なのに約12メートル手前まで被害車両に気付かなかった、などを挙げ、「被告は正常な運転が困難な状態にあり、かつ、その認識があったのは明らか」と訴えていた。弁護側は、飲酒検知結果などに基づき危険運転致死傷罪を否認。脇見運転が原因と主張し、量刑の軽い業務上過失致死傷罪の適用と執行猶予を求めていた。

 地裁は結審後の昨年12月、予備的訴因として業務上過失致死傷罪と道交法違反(酒気帯び運転)の追加を福岡地検に命じた。地検は追加に応じたが、危険運転致死傷罪を適用すべきとの立場は変えておらず、控訴を検討するとみられる。

 同地検の吉浦正明次席検事は「判決を子細に検討したうえで上級庁とも協議して適切に対応したい」、弁護側は「判決を厳粛に受け止める。主張が受け入れられていない点も多々あり、残念」とのコメントを出した。

 判決によると、今林被告は06年8月25日午後10時50分ごろ、福岡市東区の「海の中道大橋」で、乗用車を時速100キロで飲酒運転。大上哲央(あきお)さん(34)のRVに追突して海に転落させ、長男紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4)、次男倫彬(ともあき)ちゃん(同3)、長女紗彬(さあや)ちゃん(同1)を水死させ、哲央さんと妻かおりさん(31)にも軽傷を負わせて現場から逃げた。

asahi.com

いずれも被害者側からすれば残念な結果になってしまったが、法の解釈・適用を厳密に行った結果であると言えなくもない。加害者にも人権はあるわけで、これはこれで法治国家としては真っ当なことだ。

しかし、やはり釈然としない。どうしても、飲酒運転して事故起して人を死なせておいて、この程度の罰で済んでしまっていいのか?と思ってしまう。そんなに飲酒運転は軽く見られるものなのか? 福岡の事故で地裁は『正常な運転が困難な状態にはなかったと強く推認される』と言うが、飲酒したら正常な運転が困難な状態になると強く推認されるからこそ、飲酒運転は禁止されているのではないのか? まるで『酒を飲んでいても正常な運転はできる』という酔っぱらいの戯言に、裁判所がお墨付きを与えているかのようだ。

岡山の事故は飲酒運転だったという点ですでに起訴に十分すぎるように思うし(なぜ不起訴なのか、岡山地検はもっと詳しく説明するべきだ)、福岡の事故は四時間もあれだけの酒を飲んでいて、正常だったと言える方がおかしい。飲酒がそれぞれの事故にどの程度の影響を与えていたのか、今から正確に特定する事は非常に困難だが、全く影響が無かったと考えるのは明らかに不自然であり、現状では法律の不備というか限界が露呈していると言えるのではなかろうか?

やっぱり飲酒運転=危険運転でイイよ。もともと禁止されてる事なんだしね。

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2008/01/08

殴っちゃいけません、…が。

口論の会社員殴り重傷負わす、プロボクサーを逮捕(読売新聞)

 東京都台東区のJR上野駅で先月21日、北区の男性会社員(41)が若い男に顔を殴られ重傷を負った事件で、警視庁捜査1課は7日、豊島区南長崎、プロボクサー坂本大輔容疑者(26)を傷害の疑いで逮捕したと発表した。

 調べによると、坂本容疑者は先月21日午後11時10分ごろ、上野駅不忍口の改札付近で会社員とぶつかって口論となり、胸ぐらをつかまれて引きずり回されたことに腹を立て、会社員の顔を1回殴って転倒させ、後頭部骨折の重傷を負わせた疑い。

 駅の防犯ビデオの映像から、同駅周辺でアルバイトをしていた坂本容疑者が浮上し、今月5日に逮捕した。調べに対し、「交際相手からもらったジャンパーを破られ、頭にきてやった」と供述しているという。

[読売新聞社:2008年01月07日 12時36分]

まぁねぇ、プロボクサーが人殴っちゃいけないよね、と見出しを見たときは思ったんだけれど、この記事読んでみると、ぶつかったくらいでこのボクサーのジャンパー破くまで胸ぐらつかんで引きずり回したっていう被害者の会社員、41歳にもなって大人げなさすぎだよ。そんなに派手にぶつかったのか?

なーんか最近、このテのツマンナイ事で揉めてる話をよく聞くよなぁ。みんなギスギスしすぎだよ。もっとリラーックス。世の中は、持ちつ持たれつ。お互い様なんだから。

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2007/12/20

『飲酒運転』の定義を変えよう

3児死亡で危険運転罪見送り 福岡地裁、業過致死適用か
2007年12月18日13時32分

 福岡市東区で06年8月、幼児3人が死亡した飲酒運転事故で、危険運転致死傷などの罪に問われた元同市職員今林大(ふとし)被告(23)について、福岡地裁は18日、予備的訴因として業務上過失致死傷罪と道路交通法違反(酒気帯び運転)を追加するよう検察側に命じた。検察側は危険運転致死傷罪と道交法違反(ひき逃げ)の併合罪で最高刑の懲役25年を求刑していたが、地裁は危険運転致死傷罪の適用は困難と判断したとみられる。

 危険運転致死傷罪(最高刑懲役20年)とひき逃げとの併合罪は最高刑が懲役25年。これに対し、業務上過失致死傷(同5年)と酒気帯び運転、ひき逃げの併合罪は同7年6カ月(今年6月の法改正で15年に引き上げ)。適用できる最高刑に3倍以上の開きがある。

 変更命令について、検察側は「適切に対応したい」としているが、応じない場合、地裁は危険運転致死傷罪については無罪を言い渡すとみられる。検察側は予備的訴因の追加に応じるか、それとも危険運転致死傷罪について補充して立証できるかを検討する。

 事故直後の飲酒検知で今林被告から検出されたアルコールの濃度は、酒気帯び運転の水準にとどまる呼気1リットル当たり0.25ミリグラムだった。

 このため、公判では今林被告が事故当時、危険運転致死傷罪の適用要件である「アルコールなどの影響で正常な運転が困難な状態」だったかどうかが争点になった。

 検察側は、今林被告は事故前に多量の酒を飲んで泥酔状態だったと指摘。事故直前まで急ブレーキなど衝突を避ける措置もとっておらず、「飲酒の影響で正常な運転ができない状態だったことは明らかだ」と主張していた。

 被告、弁護側は事故前に酒を飲んだことは認めながら、「正常な運転ができないほどではなかった」と反論していた。

 起訴状によると、今林被告は06年8月25日夜、酒を飲んで乗用車を運転し、福岡市東区の海の中道大橋で、大上哲央さん(34)のRVに追突。海に転落させて逃走し、大上さんの長男紘彬(ひろあき)ちゃん(当時4)、次男倫彬(ともあき)ちゃん(同3)、長女紗彬(さあや)ちゃん(同1)を水死させ、大上さん夫妻に軽傷を負わせたとされる。

    ◇

 訴因変更 検察官が公判の途中で、起訴状に記載した事実の範囲内で該当する罪名を変更したり追加したりすること。裁判所は訴因に対してしか判断できないが、刑事訴訟法は、審理の経過をみて適当と認めたときには検察官に訴因変更を命じられると定めている。例えば、ほかの訴因に変更すれば明らかに有罪なのに、検察官の主張する訴因のままだと無罪になると判断した場合などに変更を命じるケースなどが想定されている。ただし、検察官は命令に従わなくても構わないとされる。

asahi.com

また飲酒に関わる交通事故の裁判。事故当時の加害者の心身の状態が争点になっているわけだが、

被告、弁護側は事故前に酒を飲んだことは認めながら、「正常な運転ができないほどではなかった」と反論していた。

ってのは、ロジックとしてどうなんだろうと思う。

確かに、この事故の加害者は事故直後、被害者救助を放棄して現場から逃げ出しただけでなく、自分が飲酒運転である事から知人に携帯電話で身代わりを頼んだり、水を持ってきてもらってアルコール検査の前にそれを飲み、証拠隠滅を計ったりした事が報じられている。あえて皮肉を言わせてもらえば、それだけ色々と自己保身を画策できたのだから、弁護側が言うように「正常な運転ができないほど」酔っぱらってはいなかったのかもしれない。

しかし基本的に、お酒を飲んだら人間の身体は何らかの影響を受ける。その状態では正常な運転をすることができないからこそ、飲酒運転というのは罰せられるのではないか?

危険運転致死傷罪の適用に必要な要件の「アルコールなどの影響で正常な運転が困難な状態」とは、道路交通法でいうところの酒酔い運転にあたる。道路交通法において飲酒運転は『酒酔い運転』と『酒気帯び運転』の2段階に分類され、酒気帯び運転はさらに呼気中アルコール濃度が『呼気1リットル当たり0.25ミリグラム』以上か以下かで違反点数が変わる。どういう理由でこのようなランク分けがあるのかは知らないが、今回のような裁判の報道を見ると、やはり飲酒運転の定義そのものを変えるべきではないかと思う。

飲酒運転は程度の差があっても酒酔い運転で、これすなわち危険運転である。

これくらい単純、厳格にやっていいんじゃないか?

上記記事では事故直後に警察がアルコール検査を行ったことになっているが、事故発生から30分以上経ってからという報道もある(追記:08/01/09の朝日新聞朝刊社説によると『事故から1時間近くたってから』との事)。事故後の加害者の行動を考えると、後者の方が信憑性が高く、当然アルコール濃度も事故時はもっと高かった事が予想できる。飲酒運転事故が厳罰化されてから、アルコール濃度を下げる時間稼ぎの為のひき逃げが増えたそうだが、やはりそういった意味からも、飲酒運転の定義は単純化するべきではないだろうか。このままだとこれからも、今回のような被害者遺族にとって辛い裁判が起きるに違いない。

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2007/12/14

もったいない人材

昨日の朝日新聞の夕刊に、『ワンクリック詐欺、巧妙化』という記事が載っていた。オレオレ詐欺、架空請求、ワンクリック詐欺と、この手の犯罪報道を見る度に、不謹慎かもしれないがいつも思う事がある。それは、

なんでこれらの犯罪者たちは、その発想力、行動力、大胆さ、勤勉さを、真っ当な事業を興すことに向けられないのかなぁ。

という事だ。別に犯罪に手を染めなくても十分にやっていけると思うのだが。そうすれば日陰の身として逮捕におびえる事もなく、お天道様の下、大手を振って歩ける訳だし、場合に寄っては世間から賞賛されるような事もやってのけるかもしれない。その方が絶対に人生有意義だろうに。そう考えると、社会的に見ていろんな意味で大きな損失だといえなくもない。悪の組織の皆さん、その才能の使い方、考え直しては如何でしょうか? 

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2007/12/13

不可解な不起訴

娘の無念晴らしたい 岡山女性死亡事故 検審3度申し立て
父親懸命の訴え 21日公訴時効

 岡山市で2002年、同市横井上、短大生中桐裕子さん=当時(19)=が飲酒運転の車にはねられ、死亡した事故で、運転者に対する3回の不起訴処分に対し、中桐さんの両親が岡山検察審査会へ異例の3度目の申し立てをしている。業務上過失致死罪の公訴時効(5年)が21日に迫る中、「娘の無念が晴らせるよう、最後までやれるだけのことをしたい」と、懸命の訴えを続けている。

 「どうか公平公正な審査をお願いします」。両親からの申し立てを受け5日、岡山市で開かれた同審査会。父親の裕訓さん(56)は切実な思いを述べた。

 事故が起きたのは2002年12月21日午後10時45分。岡山市横井上の市道で、裕子さんはアルバイト先から自転車で帰宅中、後方から来た軽乗用車にはねられた。運転者は当時18歳の女子高生。飲酒運転だった上、制限速度40キロを70キロ近い速度で走っていたとされる。

 女子高生は道交法違反罪(酒気帯び運転)で、罰金20万円の略式命令を受けたが、岡山地検は「被害者が斜めに飛び出したのが原因」などとして業務上過失致死罪については不起訴(嫌疑不十分)に。納得できない裕訓さんは、自転車の鑑定を民間調査会社に依頼。衝突実験を繰り返し、後ろから衝突されたとの鑑定結果をもらった。

 鑑定結果を根拠に検察審査会に審査を申し立て、異例ともいえる2度の不起訴不当の議決を得た。だが、地検の見解は変わらないままだ。

 公訴時効まで残り2週間余り。「厳しいかもしれないが、やれるだけのことはやったよって、裕子には報告したいんです」。最後まで裕訓さんは戦い続けるつもりだ。

【詳しくは山陽新聞紙面をご覧ください。】
(2007年12月6日掲載)

これまた不可解なニュースだ。

加害者の女性は当時高校生だったそうだから、おそらく免許取ったばかりの若葉マーク初心者だろう。未成年で飲酒した上に飲酒運転を行い、30km/h近い速度超過で後方から人をはね死亡させた。仮に被害者が飛び出したのだとしても、自転車の方が交通弱者だし、通常は加害者の前方不注意になるだろう。なにより未成年で酒気帯び運転とは極めて悪質だ。死亡という重大な結果を招いている以上、執行猶予刑ならまだしも、不起訴ってのはあり得るのか? 嫌疑不十分とのことだが、どう見ても十分すぎると思うのだが。

この事故が起きたほぼ一年前に危険運転致死傷罪が施行されている。この事故にはこの罪の適用は難しいかもしれないが、それでも飲酒運転に対する社会の目が厳しくなっていく最中にこのような事がおきていたとは正直驚きだ。ご遺族が納得できない気持ちはよくわかる。この件について、ご遺族の想いが通じたのか、2度の不起訴不当議決を経ても見解を変えない地検に対して、3度目の不起訴不当決議が議決された。

3度目「不起訴不当」 岡山・短大生死亡事故、時効間近
2007年12月13日06時24分

 5年前、岡山市内の女子短大生(当時19)が車にはねられて死亡した。岡山地検は「被害者が急に進路変更した」などとして、飲酒運転の女性を業務上過失致死の罪では不起訴処分にした。再捜査を求める遺族の訴えを受けた岡山検察審査会がこれまで2度も不起訴不当と議決したが、検察は判断を変えなかった。同審査会は12日、異例の3度目となる不起訴不当を議決した。公訴時効が今月下旬、成立する。

 亡くなったのは、当時短大生だった中桐裕子さん。02年12月21日夜、アルバイト先から自転車で帰宅途中に、当時高校生だった女性(23)が運転する軽乗用車に後方からはねられ死亡した。女性の呼気からはアルコールが検出された。地検は03年8月に女性を道交法違反(酒気帯び運転)で家裁送致、業務上過失致死罪は「過失を示す十分な証拠がない」として不起訴処分にした。

 遺族は民間の鑑定機関に事故鑑定を依頼して、中桐さんが真後ろから追突されたことを裏付け、同審査会に審査を申し立てた。同審査会はこれを受け、05年4月と07年4月の2度、不起訴不当を議決。再捜査した地検はいずれも不起訴処分としていた。

 今回は、11月19日に申し立てがあり、同審査会は公訴時効が近いとして優先的に審査してきた。今回の議決理由を「女性は飲酒で注意力が散漫となり、状況判断能力などが減退していた。飲酒運転していなければ、衝突を回避できたのではないかと考えられる」としている。

 岡山地検の村瀬正明次席検事は「議決内容を至急検討し、必要な対応を迅速にとり、結論を出したいと思います」とコメントを出した。

asahi.com

もちろん、日本は『疑わしきは罰せず』の法治国家なのだから、本当に嫌疑不十分なら三度目の不起訴も当然あり得るだろう。だがそうなった場合でも、ちゃんと遺族と世間が納得できるような捜査と説明をしてもらいたいものだ。

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2007/12/12

残念だけれど、今年は食べません

前回に引き続いて、問題噴出の食の問題。

昨日になってはじめて『ケンタッキーとゴキブリ』問題を知って、いろいろネット検索をしてみた。事件の詳細はここでは述べないので、興味がある方は検索してみてください。

結局の所、はじめにmixiに書き込みをしたバイトの高校生が、保護者と学校の関係者を伴ってKFC本社に謝罪に行き、責任を取って(?)学校を自主退学、KFC側は当人が未成年で反省していることと、書き込みがウケ狙いの嘘だったということで、将来を考えた対応を行う、としている。

この事件はこれにて一件落着、と言えそうなのだが、ここで一つ、KFCの対応に引っかかる事がある。それは、KFCが書き込んだ高校生の『嘘でした』という発言だけでもって、事件そのものが事実無根である、と決めつけている事だ。独自に調査をしたとか、念のため当該店の設備をすべて消毒したとか、そういった対応をしたという情報がないのだ。

KFC側の思惑もわからないではない。おそらく一年でもっともフライドチキンが売れるクリスマス前の掻き込み時に、降ってわいたようなこの迷惑な騒動、KFCとしてはこれで早々に鎮静化してもらいたい所なのだろう。現時点では事実であろうと嘘であろうと、どちらも証明することは困難で、調査で問題の幕引きが長引けば売上げに響くだろうし、念のためでも消毒などしたら、本当に事実無根であったとしてもやはり事実であったかと勘ぐられる。客として考えれば、いくら消毒したと言われても、ゴキブリを調理したかもしれない器材で作られた食べ物なんて、気持ち悪くて私だって購入したくない。ここは高校生の『嘘でした』の一言で押し切りたいということか。

しかし、問題の書き込みを見てみると、内容が結構具体的で、全部が創作であるとは残念ながら信じがたいのだ。加えてこの高校生、どうやら模範的青少年とは言えないようで、そんな彼の証言も当然ながら信じがたい。

本当にこの高校生の作り話ならいいのだが、違った場合、被害を被るのは消費者だ。まぁ、おそらく、すぐに健康被害につながるような事はないだろうけれど、食品の衛生に関する事なのだから、目先の利益に捕われず腰を据えた対応をしてもらいたい。その結果生じた損害は当の高校生相手に民事裁判でもやるべきもので、毎年クリスマスにフライドチキンを楽しみにしている事件に関係のない消費者に向けるものではない。

もちろんこんなアホな事がKFC全店で起きている筈も無く、問題の舞台になった当該店の他の従業員や他のKFC店の従業員の皆さんは、お客様の笑顔の為に日夜頑張っている事だろうとは思う。今回の事に関してはホント、KFCに激しく同情する。だけれど、食を取り巻く問題が頻発しているこのご時世に、このような対応しかできない会社の商品を信用しろ、と言われても正直難しい。少なくとも今年のクリスマスはケンタッキーはやめておこう。白鳥麗子で有名になる前の宮沢りえが、とてもうまそうにフライドチキンをほおばるクリスマスバーレルのCMを見て以来、毎年必ず食べていたのでとても残念ではあるが(^_^;。

1986年のKFCのクリスマスCM。
この時宮沢りえ13歳。どえりゃぁカワイイ。

余談ながら、今回のことでこのバイト君は本名から住所から通っている学校名から、友人、彼女、また自分と彼らの問題素行に至るまで、ネット上に曝される羽目になってしまったそうだ。内輪性の高いmixiとはいえ、自分でプロフィールを公開しているネット上に迂闊な発言を行った当人の粗忽さも問題ではあるが(ツーかその前に、日常の素行が問題なんだろうが)、こうまでも短期間に個人情報が流出してしまう人権無視状態の現実も問題だし恐ろしい。

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2007/12/11

まぁ、たぶん、縁はないだろうけれど

最近、あっちでもこっちでもそっちでも続々噴出の食の問題。

賞味期限の改ざんやら産地偽装やら、後から後から問題発覚の大阪の船場吉兆が、事件発覚から一月以上経った12月10日、ようやく自らの責任を認め謝罪会見を行った。

正直な事を言えば、こんな高級老舗料亭なんてのは、これまでもこれからも、おそらく私の人生にはトンと縁の無いモノだろうから、まぁ、乱暴な言い方をすればどーでもいいのだが、それでもここを許す事ができないのは、問題発覚からこれまで、老舗の威光を嵩に取引先業者や従業員などを悪者にして、さんざん責任逃れに汲々としてきたこと。特に非常に立場の弱いパート従業員に責任をなすり付けようとした行為は卑劣卑怯極まりない。性根が腐っているとしか言いようがない。

湯木佐知子取締役(70)は会見で「(創業者で文化功労者の)父に、ホンマに申し訳ない。父から『何てことをしてくれたんや』としかられる」と涙ぐんだそうだが、まず真っ先に謝らないといけないのはパートのおばちゃん達に対してではなかろうか。この期に及んでも老舗のプライド意識が抜けないようなら、再起してもどうせロクな店にはならんだろう。

ま、なんにせよ、たぶん縁はないだろうから、いーんだけれどね。

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2007/12/06

クラスター爆弾の禁止を目指して

クラスター爆弾の禁止を目指す国際会議がウィーンで開幕
2007年12月06日 13:14 発信地:ウィーン/オーストリア

【12月6日 AFP】不発弾による民間人への被害が問題視されているクラスター(収束)爆弾の製造・使用禁止を目指す国際会議が5日、オーストリアのウィーン(Vienna)で3日間の日程で開幕した。

 会議には130か国以上が参加。オーストリアのウルスラ・プラスニク(Ursula Plassnik)外相は会議冒頭で、「世界の3分の2以上の国の出席を得たのは非常に心強く、問題意識の高揚に大きく寄与するものだ」と述べた。

 この会議は、NGOのクラスター爆弾連合(Cluster Munition Coalition、CMC)によって2月に始動した「オスロ・プロセス」の一環として行われている。2月の「オスロ・プロセス」では2008年末までにクラスター爆弾禁止条約を制定することで合意し、これまでに83か国が支持を表明している。しかし、クラスター爆弾大国である中、露、米の3か国は全面的な禁止条約に反対の姿勢を崩していない。

 プラスニク外相は、禁止条約案について「明白なで疑いようのないメッセージだ」と語り、あらためてクラスター爆弾の禁止を訴えた。

 クラスター爆弾は多数の小型爆弾を拡散させるタイプの爆弾で、不発弾が多く、世界各地で民間人の被害が問題視されている。(c)AFP

このニュース、今朝の朝日新聞で知ったのだが、何故かasahi.comには該当する記事がアップされていない。

その朝日新聞の記事によると、日本は『「大国抜きでは効果に疑問」だとオブザーバー的な立場』を取っているそうだ。アメリカが反対している事に加えて、日本自身がクラスター爆弾の製造国であり、自衛隊もこれを多数保有しているからなのだろうが、なんともぬらりひょんな中途半端な態度だ。どちらに転んでも良いように、着かず離れずと言った所か。個人的にはこんな時こそ、平和国家として率先してイニシアチブを取り、クラスター爆弾の廃棄廃絶を米、露、中に働きかけて欲しいのだが。その方が、インド洋での給油活動なんかよりも何倍も国際貢献度は高いし、世界中から感謝されるだろうに。

クラスター爆弾は戦争中も戦争後も、民間人への被害が多いという事だけでなく(一説には被害者の98%が民間人)、ばらまかれた不発弾が戦後の復興を妨げるという点でも地雷と同じ性質を持つ。その処理が危険かつ消耗する作業であることも同じだ。世界にはまだ一億を超えるとも言われる多くの未処理弾が残っていて、その処理に今後何年かかるのか判らない。対人地雷がオタワ条約で禁止されたように、今回も、世界の良識と良心で、大国のエゴがくじかれる日が、そう遠くないうちに来てほしい。そしてその日、条約締結の足を引っ張った国として、日本が蚊帳の外に置かれていないといいんだけれどねぇ。

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2007/10/31

優しさの無い社会

「全席が優先席」8年半で挫折 阪急電鉄など
2007年10月30日06時50分

 「全席が優先座席」をうたい文句にしてきた阪急電鉄と能勢電鉄、神戸電鉄の関西私鉄3社が、29日から8年半ぶりに車内に優先座席を設けた。乗客の譲り合い精神が活発になることを期待したが、苦情も多かった。

 阪急電鉄には高齢者を中心にここ数年「なかなか席を譲ってもらえない」といった苦情が年間十数件届き、賛同は年数件だった。同社は「理念を捨てたわけではないが、定着しなかった」と残念がる。一方、阪急の4年後に撤廃した横浜市営地下鉄では乗客の8割が支持。今後も続けられる見通しだ。

asahi.com

このニュース、残念な想いと同時に、もの悲しさと空恐ろしさを感じる。

『全席が優先座席』これは当たり前の事だ。私も以前から、優先席なんてのがある必要があるのか、と思っていたのだが…。悲しいかな、今時はこんなことまで他人から指示してもらえないと理解できないのだろうか。

理解できねぇんだろうなぁ。

優先席って書いてあっても、我が物顔で占拠して、携帯を使いまくる高校生。混雑した電車で一人で二人分の座席を占領して平気な顔のおじさん、自分が飲んだジュースの空き缶や、お菓子の包装紙をそのまま電車に放置して降りて行く若者。自分だけがつらいと思っているのか、すし詰めの電車でちょっと体重がかかっただけで文句を言う女性。文句言うだけでなく、身動きとれないこちらの背中に陰湿な仕返しをしてくる人…。

お年寄りや、障害を持った方のことなんか考える余裕もないのかね。なんだろね、この『優しさ』のない社会は。

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2007/10/30

一枚の枯葉よりも

「友人の友人はアルカイダ」 鳩山法相、外国人記者らに
2007年10月29日20時21分

 鳩山法相は29日午後、東京都内での講演でインドネシア・バリ島の爆破テロ事件に言及し、「私の友人の友人がアルカイダ(国際テロ組織)だ。バリ島中心部の爆破事件に絡んでおり、私は中心部は爆破するから近づかないようにとアドバイスを受けていた」と発言した。200人以上が犠牲になった02年10月の事件を事前に知っていたとも取れる内容だったが、講演後に「友人に聞いた話で、私が発生前に爆破計画を知っていたということではない」などと発言内容を訂正した。

 講演は日本外国特派員協会の主催で、約100人の外国人記者らが参加。日本政府が16歳以上の外国人から日本入国の際に指紋を採る制度を11月20日に導入することに関し、記者側からその必要性を問われた際、制度の意義を強調する例として事件に触れた。

 発言後、法相は文書でのコメントと記者会見で(1)自分も参加しているチョウ研究の国際的な愛好家グループの友人から「グループの中にアルカイダと思われる者がいて日本にも入ってきていた。爆破事件にも関与していた」という趣旨の話を聞いたことがあり、その友人の話を紹介した(2)アルカイダとされる人物はグループの1人で、グループの少なくとも1人に対して「爆破事件があるかもしれない」との事前の連絡をしたと自分は聞いている、と説明した。

 そのうえで、自分はその人物と友人でもなければ面識もない▽友人の話の真偽は確認していない▽この話を聞いたのは事件の3、4カ月後のこと——などと弁明した。

 釈明会見では「舌足らずで誤解を生む部分があったので明確に訂正したい」と述べた。人物が所属する組織についても「アルカイダと聞いているが、過激派グループに協力をしている人という意味かもしれない。断定的に言える状況にはなかった」と修正した。

asahi.com

あまりにも軽卒、お粗末な発言。自分が何を言っているのか、理解できなかったのか?
『舌足らず』なんて言い訳は、言葉を使ってなんぼの(ハズの)政治家なら、恥かしくて絶対に使えない類いの物だ。

今に始まった事ではないが、日本の政治家の発言の、その中身のなんと軽い事よ。

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2007/10/08

ノリック 阿部典史選手のご冥福をお祈りいたします

今朝、目が覚めると友人から携帯にMailが入っていた。寝ぼけマナコで開いてみると『ノリックが死んだ』の文字が。

一瞬で眠気は吹っ飛び、飛び起きた。

死んだってなんで? 昨日レースあったか? またテストでの事故か? ついこのあいだ沼田選手の事があったばかりだってのに…。混乱しながら何かの間違いであることを祈りつつ新聞を開くと、そこには無情にもそれが事実であることを示す記事が載っていた。

「伝説のライダー」阿部典史さんが事故死 川崎
2007年10月08日00時07分

 7日午後6時20分ごろ、川崎市川崎区大島1丁目の市道で、川崎市幸区、レーシングライダー阿部典史(のりふみ)さん(32)のオートバイと、横浜市鶴見区東寺尾1丁目、運送会社員千野智彦さん(51)のトラックが衝突した。阿部さんは午後8時50分過ぎに死亡した。阿部さんは世界GPで過去3度優勝して「伝説のライダー」と呼ばれ、国内のオートバイファンの間で人気があった。

 川崎署の調べでは、現場は片側2車線の直線道路。千野さんがUターンしようとした際に、右後方から近づいた阿部さんのオートバイ(500cc)と衝突した。千野さんは「道を間違えたので戻ろうとした」と話しているという。現場はUターン禁止だった。

  ◇

 〈阿部典史さん〉本人の公式ホームページなどによると、阿部さんは東京都出身で、オートレーサーの父・光雄氏の影響で5歳からバイクに乗り始め、中学卒業後の91年、15歳で渡米して技術を磨いた。帰国後の93年に全日本選手権500ccクラスを制覇した。その後、世界選手権に参戦。96年の世界選手権日本グランプリ(GP)で、オートバイレースの最高峰500ccで日本人としては14年ぶり3人目の優勝を飾るなど、計3度のGP優勝を果たし、「ノリック」の愛称で親しまれていた。ファッションリーダーとしても人気があった。

asahi.com

そんな馬鹿な。

レースでもテストでもない、一般公道での事故死だなんて。

もちろん、レースやテストでの事故なら納得できるという訳ではないが、まさかこんな事故だったとは。事故については、これ以上の詳細がわからないのでここではあえて言及しない。でもやっぱり、公道でのバイク走行って危ないのかな、なんてぼんやり考えてしまった。

<追記>
いろいろ情報をたどっていくと、事故を起こしたトラックは2車線の歩道側からいきなりUターンをしようとしたらしい。こんな馬鹿な事があるか。こんな運転されたらいくらバイクが安全運転してたってどうしようもない。そもそもUターン禁止の道路なのだから、この運転手には法にのっとって厳罰を処してもらいたい。気分的には危険運転致死傷罪を適用してもらいたいくらいだ(法的に無理だけれど)。
<追記ここまで>

ノリックについては以前、このBlogで少しキツい物言いを書いた事がある。それでも、かつてドゥーハンやシュワンツの前を、長髪をなびかせて走った姿を記憶している者として、いつかまた、あの『意識のほうがマシンより先行する選ばれしGPライダー 世界チャンピオンの告白 富樫ヨーコ)』走りを、世界の頂点を極める舞台で見られると信じていた。こんな形で終わりだなんて、ファンは元より、なにより本人が無念でしかたないだろう。

ノリック、魅了してくれた走りの数々をありがとう。ご冥福をお祈りいたします。

ホントにこんな悲しいニュースは、これっきりにしてくれ。

ノリックWGPデビューレース、94年の鈴鹿。

Homage to Norick Abe
Motogp.comによる阿部典史追悼ビデオ

個人的に、この時のカラーリングが一番好きだ
Norick3

<追記>
ノリックのOfficial Web Siteを見て、9月26日に奥野正雄選手が永眠されたことを知りました。ご冥福をお祈りいたします。

<2008年2月22日追記>
こちら→の欄の、『Nais Buks〜おすすめの本』にある、『RIDING SPORT (ライディングスポーツ) 2007年 12月号 [雑誌]』に、阿部選手の追悼記事が掲載されています。未読の方はぜひご覧になってください。

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2007/10/05

アホかっ!!!!!

安倍カムバック…町村派「最高顧問で派閥復帰要請」 (夕刊フジ)

 自民党町村派幹部は5日までに、安倍晋三前首相に対して最高顧問として派閥に復帰するよう要請したことを明らかにした。同幹部は先週、安倍氏と面会し「年内いっぱいは静養し、年明けにも最高顧問として帰ってこないか」と打診、安倍氏は「分かりました」と応じたという。
 ただし、同幹部は「本人が最終的にどうするかは分からない」とも語った。

[ 2007年10月5日16時30分 ]

これは本当の話か? 本気なのか? 
あんな醜態演じた人物を、政治家として無能である事を露呈した人物を、最高顧問だぁ?
とっとと政界を引退するよう、引導を渡したの間違いじゃないのか?

自民党、やっぱアホばっか!!!!

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2007/09/13

安倍首相の辞任について

いきなりの辞任表明から一夜。

当たり前だが、安倍首相の無責任さ、いい加減さを非難する論調が圧倒的である。
まぁ、バンソーコーの赤城ナントカもそうだが、世間知らず、苦労知らずの二世三世ボンボン政治家なんて、こんなもんだ。
ついでに、普段勇ましい事を言っているくせに、いざとなるとさっさと逃げるタカ派の典型だね。

こんな三流政治家でも、森ナントカがそうであるように、必ずあとあと『前総理』とか『元総理』とかいう肩書きで、偉そうなことをしたり顔でいうようになる。そうならないように、今回の前代未聞のみっともない辞任劇をしっかりと記憶して、こんな政治家が二度と国政の表舞台に立たぬように注意しよう。我々有権者の意識の高さも問われている。

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2007/09/11

光って踊るって…

光って踊る卵 ソニーが「体感型」音楽プレーヤー

2007年09月11日08時04分

 ソニーは10日、音楽に合わせ踊るように動く卵形音楽プレーヤー「Rolly(ローリー)」を29日に発売すると発表した。バッテリーを含め300グラムの手のひらサイズで、両端にスピーカーを内蔵。スピーカーのふたが羽のようにパタパタと開閉しながら、本体が光ったり、回転したりして音楽を再生する。

 オーディオ技術にロボット技術を組み合わせた。両端のスピーカーから、音を机や床に反射させることで、本体上部に立体的な音を作り出す。「高音質な音楽をみんなで『体感』できる音楽の新しい楽しみ方を提案する」という。

 操作ボタンは電源スイッチとプレーボタンのみ。曲送りや音量調節などは本体を上下に振ったり、前後に転がしたり、本体のホイールを回したりして行う。

 踊る機能は、付属のソフトで自由に動きを設定可能。音楽はCDや専用の配信サイトからパソコンで取り込み、1ギガバイトのフラッシュメモリーに転送して保存できる。電源は充電式のリチウムイオン電池で、音楽だけなら約5時間、踊り付きなら約4時間連続再生可能。店頭想定価格は4万円前後。

asahi.com

私の感覚がもう最近の流行についていけてないだけなのかもしれないが、それでも、これ、一体誰が買うのだろう? 4万も出してこれ買って、楽しむ図というのが今イチ想像できないのだが…(^_^;。操作方法なんか、ずいぶんiPodを意識しているようだけれど、これだったらiPod touch買うなぁ。

iPodに圧倒されてつづけているSONY、一発逆転となればいいんだけれど、返り討ちにあいそうだよね。

<追記>

さっきRolly Official Siteで動画をみてみたが、やはりどうなの?って感じ。最初は面白いかもしれないが、音楽かけるたびにあれが机の上で動き回っていたら、うっとうしいと思うのは私だけ?

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2007/09/10

安倍さんはとっとと海を渡れ

給油、継続できなければ退陣 安倍首相「職を賭す」

首相は「これは対外的な公約だ。私の責任は重たい」と、活動継続が国際公約になったとの認識を表明。

2007年09月10日11時28分 asahi.com

自分で勝手に約束しておいて、国内に対しては「もう言っちゃったんだから」なんて、まるで後だしジャンケンみたいなセコいやり方だ。ついでに、国際公約って言っても、アメリカとオーストラリアに対してだけだろ。

所信表明演説では、『灼熱のインド洋で黙々と勤務に従事する自衛隊員こそ、世界から期待される日本の国際貢献の姿です。』って、世界ぢゃなくて、アメリカのブッシュの期待だろうが。

最初の記事の末尾に、

『参院選の自民党の歴史的大敗という民意を受けても辞めないのに、ブッシュ大統領から要請されれば、なぜ「職を賭す」のか。』

とあるが、ホントにその通り。そんなにブッシュが好きなら、どうぞアメリカに移住してください。お友達のブッシュがきっとすぐに永住権を出してくれるよ。

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2007/09/09

盗人猛々しいとはこの事だ

宮路議員、二重計上は「微々たるミス」

 宮路和明・自民党衆院議員の選挙運動費用収支報告書と、本人が代表を務める党選挙区支部の政治資金収支報告書に二重計上が発覚した問題で、宮路議員は8日、鹿児島県日置市内で取材に応じ、「社会保険庁や役所、NHK、一流企業ですら、経理ミス、補助金ミスはしょっちゅうある。そういうものから比べれば、全く全く微々たるもの」と述べた。

(2007年9月9日3時23分 読売新聞)

ハァ? なんじゃそりゃ?

よそがミスしてれば自分とこも構わないってか。呆れるのを遥かに通り越すロジックだ。まさにこういうのを『盗人猛々しい』というんだろう。

この宮路議員は、選挙運動費用の収支報告書に、法律で義務付けられている約580万円分の経費の領収書を添付しなかった上に、そのうちの約540万円分を、自分が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書にも経費として記載し二重計上していたそうだ。事務所は「二重計上については失念していた。領収書を添付しなかったのは勘違いで、事務的ミスだった」と認めたそうだが、普通の会社で500万もの金の領収書を、勘違いで添付しなかったなんてあり得ない。その上二重計上なんてしたら懲戒免職、最悪刑事告発モンでしょ。

ここ最近の自民党のセンセイ方からは、懲りもせずに後から後から、まさに雨後のタケノコのようにこの手の金の不祥事がわいて出てくる。おまけにどいつもこいつもそろって百万単位の金の話なのに、記載ミス、事務処理ミスで済ませてしゃあしゃあとしている。どれだけ自分たちが世間一般常識とズレているのか、ぜんぜん理解できていない。だいたい、『微々たるもの』って、500万円だよ!? おそらく今の一般的なサラリーマンの平均的な年収よりも多いくらいだろう。こんな奴らに政治を任せておいても我々の生活は絶対に良くなんかなりはしない。宮路議員他問題の自民党のセンセイ方。期待がしないが、まだ政治家としてのプライドが心に一欠片でも残っているのなら、今すぐ辞表を提出してください。

ま、期待はしてないけれどねぇ。どうせあんたらの『プライド』こそ、微々たるもんだろうからねぇ。

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2007/09/05

沼田憲保選手のご冥福をお祈りいたします

二輪レーサー:沼田憲保さんが練習走行中に事故死 岡山

 4日午前10時50分ごろ、岡山県美作市滝宮の岡山国際サーキットで、オートバイの練習走行をしていた千葉県流山市松ケ丘4、二輪レーサー、沼田憲保さん(41)が、ヘアピンカーブを曲がりきれずコース脇のタイヤを積み上げたクッションに衝突し、胸などを強く打って死亡した。

 沼田さんは95、96年の全日本選手権GP250のチャンピオン。97、98年には世界選手権GP250に参戦するなど、日本を代表するレーサーとして知られた。【石戸諭】

毎日新聞 2007年9月4日 20時35分

この記事を見たとき、正直我が眼を疑った。

記事にもあるように、沼田選手は二年連続の元全日本250クラスチャンピオンであり、世界GP参戦も経験している実力派ベテランライダーなのだ。そんな人が、レースではなく練習走行中に亡くなるなんて。もちろん練習中であってもレーシングスピードで走る以上、危険と隣り合わせであることには変わりはない。それでもにわかには信じられなかった。

沼田選手といえば思い出すのは、ライスポか何かに掲載されていたインタビュー記事だ。沼田選手はマシンを理解する能力に優れていると評判だったが、それは、いつもサーキット走行を行った後、セッティングデータや気象データと一緒に、その時の走行状況、マシンの挙動がどうだったかなどを文章にして克明にノートに記していたからだという。もともとはメカニックに正確に自分のマシンの状態を伝えるための言語化訓練だったらしい。「あそこの出口でアクセルをガバっとあけたらリアがザーッと滑って」みたいな擬音で説明してもダメで「出口から何mの辺りで、ギアと回転数がいくつのときにアクセルをこれだけあけたらリアがこれだけ滑った」という具合に、起こった事象を具体的かつ正確に述べるように心がけていたそうだ。

それだけに、セッティングに関する言葉については鋭い感覚を持っていたようで、世界GPに参戦した時、普段日本のサーキットで普通に使っていたとあるカタカナ用語を英語だろうと使ってみたら、ヨーロッパのメカニックには全然理解してもらえず、後で『その症状は○○というんだ』と教えてもらった、というようなことを述べていた。いかにも沼田選手らしいエピソードだと思った。

95、96年当時の全日本250クラスは、HONDA、YAMAHA、SUZUKIのワークスが参戦し、ライダー層も厚い激戦区だった。その中で、決して戦闘力が高いとはいえないSUZUKI RGV-Γが二年連続のチャンピオンマシンに輝いたのは、そんな努力に支えられた沼田選手の功績によるところが大きい。また、スポット参戦した96年の日本GPでは二位表彰台を獲得している。

しかし、念願叶って参戦した世界GPでは、当初こそSUZUKIの世界GP250クラス復帰を歓迎する各国マスコミやファンに注目されたが、マシンの性能差は全日本の比ではなく(余談だが、そのころ全日本のスズキワークスでV-Γを走らせていた亀谷選手は、あるレースで道を譲ってくれた周回遅れの市販RSをメインストレートで抜こうとして抜けなかったそうで、市販車のストレート加速に勝てないワークスマシンにショックを受けたそうだ。)、頼みのスズキからもこれと言ったサポートは受けられず、慣れない海外のサーキットという事もあってか、目立った成績を残せないまま撤退した。年齢的にも脂ののった時期だったので、さぞかし無念だったろう。

ここ最近、チェコでの関口選手や、 SUGOでの奥野選手と、大きめの事故が続いている。サーキットで限界まで攻めて走るプロフェッショナルライダーの場合、事故は避けられない物ではあるが、今後可能な限りこのような悲劇を起こさないですむように、関係各所には今回の沼田選手の事故を徹底的に調査してもらいたい。

沼田憲保選手のご冥福をお祈りいたします。

<2008年2月22日追記>
こちら→の欄の、『Nais Buks〜おすすめの本』にある、『RIDING SPORT (ライディングスポーツ) 2007年 11月号 [雑誌]』に、沼田選手の追悼記事が掲載されています。未読の方はぜひご覧になってください。

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2007/09/02

キリバス、悲しき決断

「我が国は海に沈む」キリバス大統領が全10万人移住計画

 【タラワ(キリバス)=仲川高志】地球温暖化に伴う海面上昇により、国土が水没の危機にひんしている太平洋の島国キリバスのアノテ・トン大統領(55)は本紙と会見し、「我が国は早晩、海に沈むだろう」と明言。

 国家水没を前提とした上で、国民の脱出を職業訓練などの形で側面支援するよう、日本など先進各国に要請した。

 首都タラワの大統領官邸で、30日、インタビューに応じたトン大統領は、キリバスの水没は不可避との見方を強調、「小さな我が国には海面上昇を防ぐ手だてなどなく、どうしようもない」と述べた。国際社会の取り組みについても、「温暖化は進んでおり、国際社会が(2013年以降のポスト京都議定書の枠組みなどで)今後、どんな決定をしても、もはや手遅れだ」と明確に悲観論を展開した。

 また大統領は、温暖化に伴う海面上昇について「国民の平穏な生活を奪う『環境テロ』」と強く非難。京都議定書に参加しない米国、オーストラリアを名指しで挙げ、「我が国は存亡の危機にひんしているのに、高い経済水準を保とうとしており、極めて利己的だ」と批判した。

 大統領は、10万人近くに上る国民すべての移住政策を、政府がすでに本格的に検討していることも明らかにした。大統領は、「たとえ受け入れ国で人気のない職業でも構わない。『環境難民』ではなく『熟練労働者』として移住させたい」と希望を表明。そのためには、まず、キリバス国内で職業訓練や語学習得を行う必要があるとして、日本や米国、オーストラリアなどに支援を訴えた。

 側近によると、トン大統領は、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の第4次評価報告書を重視。今世紀末に世界の平均海面水位が最大59センチ上昇するなどとした同報告書を「根拠」に、見通しを立てているという。

 ◆キリバス

 太平洋の赤道直下、東西約3900キロ・メートルにわたって点在する33の環礁から成る。ほとんどが海抜3.5メートル以下。人口は約9万9000人(2005年推計)。

(2007年9月1日9時57分 読売新聞)

自分たちの落ち度でもなければ、自分たちに何らかの恩恵がある訳でもないのに、故郷が海に沈み行く事を受け入れなければならないとは、なんと悲しい話だろう。トン大統領の言う通り、アメリカとオーストラリアはその利己主義を恥るべきだ。

また、私を含め、日本に暮らすわれわれも、この事については罪を負うべきだろう。便利な生活に慣れきっているわれわれは、便利さを追求するあまり日頃どれだけ無駄にエネルギーを使っているか、意外とわかっていない。例えば、日本全国どこにでも置いてある自動販売機全部が使う電気をあわせると原発一つ分になるという。

かと言って、一度手に入れた利便性、快適さは、なかなか手放せないものだ。今年の夏は温暖化を心底実感できる暑さであったが、だからクーラーを使わないで温暖化を防止しよう、という人よりも、温暖化は二の次、とにかく今はクーラーの設定温度を下げてしまえ、という人の方が多かったと思う。クールビズだチームー6%だとやってはいるが、エネルギーの浪費を抑えようという機運が高まっているとは言いがたい。

以前にも似たような事を書いているが、やはりこういった事を解決しようとする際には豊かな想像力が必要となる。温暖化が自分たちの生活や将来にどう影響するのか、といったことを考えるのは当然だが、なによりキリバスの人たちの立場で考えてみる必要があると思うのだ。よその国の連中がのうのうと暮らすツケで、自分の故郷が海に沈む。なんとも受け入れがたい話ではなかろうか?

しかし想像してみろと言われても、キリバスなんて国、聞いた事すらないのに感情移入なんかできるか!という方も多いだろう。私自身、キリバスに行った事はない。だがキリバスの人たちに直接接した事はある。2000年のニューカレドニアと2004年のパラオで行われたFestival of Pacific Arts、太平洋芸術祭の会場でだ。彼らが見せてくれたパフォーマンスは私のお気に入りの一つである。マスゲームのようなユニークな振り付け、女性の滑らかで可愛らしい腰の動き、そして美しいハーモニーを聞かせるその歌声。あまり画質のいい映像ではないが、YouTubeに2004年パラオ大会でのキリバスのパフォーマンスをUpしました。ぜひご覧になってください。10分きっちりあります。

こういった文化や芸術といったものは、多分にその生活環境に影響をうけている。それでなくても人口が多いわけではないキリバスが、その祖国を失い、移住先で人々が散り散りになってしまえば、あっという間に廃れてしまうだろう。それだけでも大変もったいない事だし、人類全体としても大きな損失だと思う。この映像をみて、素晴らしいと思ったあなた。明日から空調の温度設定には気をつけてみてください。

地球温暖化の影響による海面上昇のせいで国土が沈む国としては、同じく太平洋の環礁からなる国、ツバルも有名だ。こんな写真集も出ているのでこちらも機会があったらご覧になってください。こんな倹しい生活の彼らが、なぜ土地を追われないといけないのか? やはり深く考えるべきではないだろうか?

また、かれらのパフォーマンスもとても素晴らしい。集団でのタライドラミングと美しいハーモニー。そして、女性達のくったくのない明るい表情と愛らしい仕草。こちらも2000年ニューカレドニア大会でのパフォーマンスをYouTubeにアップしたので、ぜひご覧になってください。

こちらが2004年、パラオでのキリバスのパフォーマンス。

こちらが2000年、ニューカレドニアでのツバルのパフォーマンス。

※The 10 th Festival of Pacific Arts、
 第10回太平洋芸術祭は、
 来年2008年7月から8月にかけて、
 アメリカンサモアで開催されます。
 詳細はこちらのリンク先をご覧ください。

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2007/07/06

そんな考えだから

原爆投下の正当性、米核不拡散担当特使が強調

 【ワシントン=大塚隆一】米国のロバート・ジョゼフ核不拡散担当特使(前国務次官)は3日、国務省で行った記者会見で、広島、長崎への原爆投下について、「さらに何百万人もの日本人が命を落としたであろう戦争を終わらせたという点に大半の歴史家は同意すると思う」と述べ、改めて正当性を強調した。

 原子力平和利用分野における米露協力に関する記者会見で、「原爆投下は技術の非常に無責任な利用だったと思う」と指摘されたのに反論した。
(2007年7月4日13時33分 読売新聞)

胸焼けがするほどの詭弁っぷりである。さらに何百万人もの日本人の命を助けたるために、広島長崎の何十万を殺さなくてもいい方法が絶対にあった筈だ。だいたい、人の命をそんな数字の損得勘定でしか考えられないから、アメリカの『正義』ってヤツは世界中で嫌われるのだ。

広島長崎の原爆に対して、アメリカがこの程度の認識しかできないと言うのなら、核廃絶はとてつもなく、絶望的に遠い道のりだと言えるだろう。被爆地出身のクセに、同じような認識しかできない愚かな政治家がいるが、アメリカの多くの良識ある人たちは、あんな愚か者でない事を祈る。

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2007/05/16

トラの赤ちゃん、フレンチブルドッグが親代わり

トラの赤ちゃん、フレンチブルドッグが親代わり(ロイター)

写真 5月12日、香川県にある動物園でフレンチブルドッグがベンガルトラの赤ちゃんの親代わりに。写真は11日撮影(2007年 ロイター/Yuriko Nakao)

 [香川 12日 ロイター] 香川県にある白鳥どうぶつ園のベンガルトラの赤ちゃんが、フレンチブルドッグに育てられている。

 先月に同園で誕生したこのトラの赤ちゃんは、親が授乳しなかったため、最初は飼育員が面倒を見ていた。しかし、その後まもなく、同園の2歳になるフレンチブルドッグ「ナナ」が母乳を与えて母親代わりを務め始めたという。

 同園関係者は、最近に死産を経験したナナとトラの赤ちゃんは、互いに本当の親子と思っているようだと話している。

 ただトラの赤ちゃんは成長が早いため、向こう数カ月以内に2匹は別々にされるという。

Dogbabytiger

こうゆーニュース、母虎の育児放棄は問題かもしれんが、やはり微笑ましくていい。以前、何かの本で、やはり母虎が育児放棄したために、犬に育てられた三頭の子虎の話を読んだ事があるが、子虎達は大人になっても、久しぶりに面会した母代わりの犬を覚えていたらしい。

人間の世界では、赤ちゃんポストなど、賛否両論かまびすしいが、やはり最後は、母性本能に勝るものはないのかねぇ。

と、昨夜ここまで書いておいといたら、今日、本当に赤ちゃんポストが使われた事がニュースになっていた。想定外の三歳児だったそうだが。この事について、自民党のお偉方は揃って『あってはならないこと』と言っていたが、そのあってはならない事が起きるような社会を作って来たのはどこのどなたですかね。安倍さんは、『その前に児童相談所などを利用して云々』と言っていたが、それよりももっと子育てしやすい、みんなが安心して子供を産めるような社会を作る事を優先すべきじゃなかろか。

国民投票法よりもね。

さらについでに。こんなニュースもあった。

涙の秘話、子犬が救った子猫の命—山東省青島市(Record China)

2007年5月14日、山東省青島(チンタオ)市内の市場で、幼犬と子猫が繰り広げる感動のドラマが涙を誘った。話は数日前にさかのぼる。市場で果物を販売している趙(ジャオ)さんは、いつも愛犬の雪雪(シュエシュエ)を連れて仕事に来ていた。お利巧でいつも趙さんのそばを離れない雪ちゃんなのに、時々どこかへ行ってしまう日が続いていた。気になって後をつけた趙さんは意外な光景をそこに見た。

ダンボール箱に捨てられたと思しき子猫が4 匹、なんとわが雪ちゃんからオッパイをもらっているのだ!雪ちゃんはまだ1歳にならない子犬で、もちろん出産経験もない。なのにどういうわけかオッパイが出るらしく、子猫たちが無心に吸い付いている。こんなところで母親役をやっていたのかと、趙さんは胸を熱くしたという。

ところがその後、 2匹の子猫が死んでいることがわかった。どうにかしないとみんな死んでしまうと思った趙さんは、知人に世話を頼み、1匹はもらわれていった。が、残る1匹は誰が連れて行ったのか突然いなくなってしまった。母として懸命に世話をしてきた雪ちゃんは大ショック、その日から食べ物を口にする元気さえなくなってしまった。市場に来てもただ力なく、ぐったりしているだけの雪ちゃん。

愛犬のあまりの憔悴ぶりを見るに見かねて、趙さんは知人に子猫を返してもらうことにした。子猫が市場に来た途端、雪ちゃんは元気に「お帰り!」といわんばかりにワン!とひと吠え、子猫も返事をするようにニャーと鳴き、感動の再会を果たした。いとおしそうに子猫をずっとずっと舐め続ける姿に周囲の人々は思わず涙したそうだ。(翻訳編集・WF)

Chinadogkitty

愛だねぇ。

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2006/12/31

フセインが死刑なら

イラクのフセイン元大統領が30日にバクダッドで、82年に中部ドゥジャイル村のシーア派住民148人を虐殺したことについて「人道に対する罪」に問われて死刑に処された。

「人道に対する罪」なら、アメリカのブッシュ大統領なんか、もっと上を行くと思うんだけれどな。
禁錮500年の上に3回くらい死刑執行しても飽き足りないくらいね。

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2006/07/20

耄碌したか

欽ちゃん球団が解散へ・タレント事情聴取が要因

 野球のクラブチーム「茨城ゴールデンゴールズ」で監督を務める人気コメディアンの萩本欽一さんが19日、羽田空港で「大好きな野球だけどやめることにしました」と話し、チームを解散させることを明らかにした。今後の日程が決まっている試合もあり、解散時期は明言しなかった。

 チームのメンバーだった吉本興業所属のお笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭一さんが、少女に暴行したとして北海道警察に事情聴取されたことが18日判明し、吉本興業が同日に契約を解除。萩本さんは「山本だけが責められる問題ではない」と語り、これが解散の要因であることを示唆した。

 「欽ちゃん球団」は、昨年3月に日本野球連盟に加盟承認され、女性選手や元プロ野球選手の入団で話題を呼んだ。昨年9月に全日本クラブ選手権でベスト8に入り、今年も出場を決めるなど実力も備えた。〔共同〕 (21:10)

もうだいぶ長いこと、芸能界では過去の遺物扱いされてきた欽ちゃんだが、まさかここまで耄碌していたとは思わなかった。

もちろん、今回の事件を起こしたのが自分のチームのメンバーである以上、監督としての管理責任はどうしても問われるだろう。だが、チームが連帯責任を求められる問題では断じてない。「山本だけが責められる問題ではない」と言うが、この事件はどう考えても山本一人が責を問われる問題だ。

この欽ちゃんの解散発言のシーンをテレビでもみたが、妙に山本を気遣い、かばっているようにも感じられた。しかし、欽ちゃんが監督として本当に気遣うべきは、被害者の少女と、これまでチームを支え、応援してくれたファンや地元の人たちであり、かばうべきは何の落ち度もないチームの他のメンバーであるはずだ。特に、プロになりたい、という見果てぬ夢を追うために社会人野球を選び、それこそ人生をかけて、毎日厳しい環境にもめげずに、欽ちゃんを信じて練習に励んできた他のメンバー達を、芸能活動の合間の片手間に野球をやっていた山本一人の為に、そんなに簡単に放り出していいはずがない。

「大好きな野球に失礼しちゃった」とも言っていたが、こんなふうに投げ出す方が失礼だ。それとも、野球に対する情熱はそもそもこの程度だったのか。いずれにせよ、欽ちゃんには監督として、今一度責任の取り方を考え直してもらいたい。

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2006/03/17

お門違いだろ

「負けたのに楽しみましたとは…」JOC強化本部長、怒る

2006年03月16日19時45分

 「マナーが悪い選手がいる」「負けているのに楽しみましたとはどういうことだ」――日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部会で16日、トリノ冬季五輪での不振について、福田富昭選手強化本部長が各競技の強化担当者に怒りをぶちまけた。

 竹田恒和JOC会長とともにこの日朝、自民党の文部科学部会と文教制度調査会の合同会議に呼ばれ、厳しい意見が相次いだことが火に油を注いだようだ。「スポーツへの関心が高くなっている中、しっかりやらないと支援してもらえない」と訴えた。

 ただ、本部会後は「JOCとしては競技力向上への関心が高まるのはありがたいこと」といたって冷静。自民党には強化費用の支援を要請したという。

asahi.com

マナーが悪い選手について怒るのは結構だが、「負けているのに云々」については完全なお門違いだろう。本来スポーツとは個人に属するもので、みんなまず第一に自分の満足の為にやっている。もちろん、競い合っているのだから、勝つに越したことはないが、みんなが勝てるわけではないのだから、負けても仕方あるまい。そもそも『参加することに意義がある』のがオリンピックではなかったか。

「オリンピック参加には税金が使われ、国の代表として参加するのだからその責任を感じろ」という事なのだろうが、これも筋違い。代表選手はみな、メジャーなスポーツでもなく国内の練習場の確保さえ大変な冬期種目で、各自の事情や環境にもめげず、日々地道な努力を積み重ねてトップアスリートになった人たちばかりなのだ。むしろ国が彼らに対して、日本の代表となってオリンピックに参加して欲しい、と頼んでいるのが本当だろう。そういう人たちに対して税金が使われるのは当たり前の事だ。

「スポーツへの関心が高くなっている中、しっかりやらないと支援してもらえない」こういう考え方がいけない。これでは、『オリンピックで頑張りましたからご褒美のお金をください。』と言っているのと変わりない。もっと国に対して大きな態度で出るべきだ。

『普段からロクな支援もしないくせに、オリンピックの時だけメダルメダルとうるさい! 選手たちは、本来国や行政が負担しなければいけない部分をカバーして、毎日手弁当で頑張っているのだ。オリンピック選手強化を通じて競技人口の底上げを図り、その結果、国民の健康的な生活の向上、健全な精神の育成につなげることが国の責務だろう! 悔しかったらザウスの買い取りでもやってみろってんだ!』

これくらい言ってやればいい。
どう考えても怒りの矛先が間違っている。

余談だが、先日フジテレビのジャンクスポーツで某女性柔道選手が、「柔道なんて4年に一度、オリンピックの時しか注目されない」とぽろっと言っていた。
そうだよねぇ、それでいてメダルとれなきゃ「お家芸がなんたることだ!!」とか非難されるんだから、やっぱりどこか、おかしいよね。

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2006/03/16

二つの『拒否』

『拒否』行動のニュースが二つ、立て続けに報じられた。
一つは岩国市の、米軍機移駐の賛否を問う住民投票。
もう一つは、99年に山口県光市で起きた母子暴行殺害事件の、最高裁での口頭弁論だ。

岩国市の住民投票では、基地移転賛成派による住民投票拒否を呼びかける運動が展開された。岩国市議会の議長は、

「今回、反対、棄権は民主主義に反すると言われているが、敢えて投票に行かないのも民主主義の行使です」

と、投票へ行かないように呼びかけたそうだが、こんなのは詭弁でしかない。自身も民主主義で選ばれた身であることを、真摯に振り返るべきだ。

また、最高裁の口頭弁論については、準備不足等を理由に弁護士が出廷を拒否、弁論を開くことができなかった。欠席した弁護士は死刑制度廃止論者であるという。死刑制度の是非についてはここではおいておく(ちなみに、私はどちらかというと廃止論者だ)。今回、死刑判決が確実視される中で、その阻止の為にこのような戦術をとった、とは明言していないが、この裁判の担当判事は今年の5月で退職するそうだし、弁護士の信条の為に、横車を押していると取れ無くもない。いずれにせよ、少なくとも自身の信念の元に行動しているのであれば、『現在の法律では死刑が認められているのだ』と言う遺族の叫びにはきちんと応えるべきだろう。

どちらもその背景には、いろいろな利害関係や思惑やら、一言ではかたずけられない複雑な問題がある。しかしだからといって、ハナから勝負にならないようにと、投票に行かないように呼びかけたり、欠席したりと言うのは、戦術としては認められるとしても、やはりズルイと思う。法律的に不正では無くても、正しい行動だとは言えまい。

こんな感じの『目的の為に手段を選ばず』という態度を過度に正当化するような最近の風潮に、何とも言えないやりきれなさを感じる今日この頃だ。

気がついたら、このブログを開設してから一年が経っていました。時が経つのは早いモノですなぁ。

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2006/01/21

食べるワケがない

農務長官「安全性の問題ではなく米国側の失敗」米産牛肉輸入停止<1/21 10:45>

 日本がアメリカ産牛肉の輸入を当面、停止すると発表したことに対し、アメリカ政府と食肉業界には衝撃が走っている。

 マイク・ジョハンズ農務長官は20日、記者会見を開き、「これは食品の安全性の問題ではなくアメリカ側の受け入れがたい失敗」「非常に不愉快だ。検査官が発見すべきことだった」と述べ、事態を深刻に受け止め、日本政府に遺憾の意を伝えたという。また、問題の業者を日本向けの輸出業者リストから外したほか、検査官を増やしてすべての輸出関連施設を検査する方針を明らかにした。

 一方、米国食肉協会のパトリック・ボイル会長も20日、会見をひらいた。「関与しているのは一つの施設、一つの積み荷。政府の措置はそこに集中すべきで我々もその特定の施設に焦点を当てている。日本もその施設に焦点を当てるべきだ」と述べるとともに、日本側の輸入全面禁止措置には賛成できないとの考えを示した。

 実際に問題の牛肉を輸出した業者は、「危険な部位は除去しなくてはならない」という基本的な点について、日米間の合意との「認識の違いがあった」とコメントした。

日テレニュース24

『輸入全面禁止措置には賛成できない』って。米国食肉協会の会員達はもう既に、脳にプリオンが回りきっているようだ。

問題の牛肉は、税関職員が目視で違反を確認できたと言う。こんな肉を、すったもんだの挙げ句にやっと輸入再開して一月も経たないうちに送りつけられたら、禁止しない方がおかしいだろう。立場が逆なら、これを口実に絶対に何らかの制裁措置を受けている。

アメリカ食肉業者が、本当は日本になんか牛肉を出荷したくないからワザと問題を起こした、というのでなければ、とてつもなく日本の消費者をバカにして、その健康を如何に軽視していたか、という証拠だと思う。相手が狂牛病に神経質になっていることを知っていたにも関わらず、こう言う事態が起きたと言う事は、「肉にしちゃえば分かるまい。日本人が病気になったって知った事か。」とでも思っていたとしか思えない。あまりにもお粗末だ。

このニュースを聞いて、真っ先に思ったのは、アメリカと言う国は本当に自分本位で、自分さえ良ければ他の国の人の健康なんか、全く気にかけない人たちなんだなぁ、と言う事だ。彼等はアメリカ(自分達)の利益を守る事だけに執着しすぎて、自分達以外の60億の人間も同じ人間なんだ、と言う事を実感できないのだろう。こう言うアメリカの姿勢は、特に戦争の時に強く発揮されているように思う。だから平気で原爆も枯れ葉剤も使える。空爆もするし、劣化ウラン弾なんか使う。

今回のことも、はじめから全頭検査を受け入れていれば、多少は手間と経費がかかったかもしれないが、大手を降って牛肉を輸出できて、最終的には利益は上がったはずだ。手間と経費を嫌った理由は、日本人相手にそこまでする気になれなかった、というだけではないのか? いくら日本の消費者が愚かだとしても、ここまでバカにされたら、禁止措置が解けたとしても、そうそう簡単にはアメリカ産牛肉を口にはしないだろう。

でもきっと、これでアメリカ産牛肉の消費が減ったら、『間違った事実に基づいた、不公正な競争が行われている』とかなんとか、イチャモンつけてくるんだよね。きっと。そんな愚かな対応をしてくるのではなく、今回の事をもっと真摯に受け止めて、日本の消費者が喜んでアメリカ産牛肉を食べよう、と思いたくなるような対応を、米国食肉協会にはしてもらいたいものだ。

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2005/12/14

宮崎駿もヤキが回ったか

スタジオジブリの新作長編アニメが発表された。
アメリカのファンタジー、『ゲド戦記』を長編アニメ化し、来年の夏に公開するらしい。

ここまではいい。

だが、その監督に、宮崎駿の長男が起用されるという。
この長男、吾朗氏は、監督どころか、アニメ製作に関わること自体が初めてだという。大丈夫なのだろうか。

親がある分野で優れた才能を発揮しているからといって、その子供にもその才能が引き継がれているとは限らない。実際、親が偉大な業績を残していればいるほど、子供はパッとしないことが多い。漫画界では、例えば手塚真や小野寺丈なんか、いい例だろう。まじめな話、小野寺丈の芝居なんか、見れたもんじゃない。これ以外にも、スポーツでも、芸能界でも、政界でも、鳴り物入りの二世三世が、偉大な初代をこえた活躍をしたところを見たことがない。

ホンダの創設者、本田宗一郎は、社長を世襲制にすることの弊害に早くから気が付いていて、自分の息子をホンダに入社させることすらしなかった。少なくとも、宮崎駿は、そういうことを誰よりも強く認識していると思っていたので、このニュースはかなり意外だった。ヤキがまわったのか、それともジブリですら人材が払底しているということなのか。いずれにしても、世界に誇る日本のアニメ業界も、雲行きが怪しくなってきたと言えるのではないだろうか。

ここ数年のジブリのリリースをみていると、宮崎駿以外の監督作品で不発して、その後、宮崎作品でヒットする、というパターンがある。今回もこれ狙いだったりしてね。

まぁ、ともかく、優れた作品ができて、こんな余計なお世話の心配が払拭されることを期待する。

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2005/12/07

どこに向いているのか?

アメリカ産牛肉の輸入が今月12日から再開されることが決定した。クリスマス前後には店頭に並ぶことになりそうだ。

結局、安全性についての議論も何もなしくずしに、アメリカに押し切られた形になってしまった。この国の政府はほんとに、その顔をどこに向けているのやら。国民の健康に関わることなのに、こうも簡単に折れてしまうとは。中国や韓国の靖国批判にはあそこまでかたくなな態度を取るくせに、ことアメリカに対しては、嫌らしいまでの従属姿勢。これじゃ、まるでアメリカの属国だよ。準州扱いもされてない。右翼の諸君は、もっと政府に対してクレームを付けてくれないと(^^)。

コイズミ君をはじめとする輸入再開派の議員どもは、10年後、20年後に、日本中にヤコブ病患者が増えたとしても、現在のアメリカ畜産業を儲けさせることが重要ということだ。自分達は国産霜降り牛しか食わないから関係ない、ってなことなんだろうね。

ま、まず最初に、国会の中の議員食堂では、アメリカ産牛肉以外は使わないようにしてもらおうか。

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2005/12/05

猫のエミリーの大冒険

大西洋越え、ネコ大冒険 車や船乗り継ぎ米から仏へ

2005年12月04日15時14分

米北部ウィスコンシン州ミルウォーキー近くの家から9月末に行方不明になった生後約1年の雌ネコがフランス北部で見つかり、1日、飼い主のもとに戻された。貨物に紛れ込んで船で大西洋を渡ったらしく、米仏両国で話題が沸騰。帰りの航空機は、航空会社の支援でビジネスクラスの窓際席だった。

ネコの名は「エミリー」。フランス北東部ナンシーの薄板工場で10月24日に見つかった時には、やせて衰弱していた。

AP通信などによると、家の近くにあった紙の倉庫でコンテナの中に紛れ込み、トラックでシカゴへ、船で大西洋を横断してベルギーへ、さらにフランスへとたどり着いたらしい。

識別票をつけていたため、工場の関係者が米国の獣医師に連絡して身元と旅の全容が明らかに。「密航ネコ」「ネコのエミリー」と大西洋をはさんで有名になった。

帰りは薄板工場が検疫代を、コンチネンタル航空が移送を担った。ビジネスクラス席に係員と乗り、パリ北部の空港を出発。ニュージャージー州経由で、ミルウォーキーの空港に到着、飼い主のマケリニー一家と再会を果たした。

同通信によると、同家の息子ニック・ハーンドン君(9)はエミリーを抱いて「前より大きく、重くなった」。記者会見の間、エミリーは鳴いて、インタビューマイクをひっかこうとしたという。

無事に帰国できて良かったが、
エミリーにしてみたら、とんだ大冒険だったことだろう。
しかし、衰弱した猫を保護するだけでなく、
わざわざアメリカまで電話してくれた人がいたなんて、
世の中捨てたもんじゃないね。
おまけにビジネスクラスとは。
さすがヨーロッパ。
やる事が粋だね。

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2005/12/01

悲しいキス

カナダ・ケベック州 ピーナツアレルギーの少女がキスして死亡
<12/1 2:19>

カナダ・ケベック州で、15歳の少女が交際相手の少年とキスした後、死亡していたことがわかった。

少女は極度のピーナツアレルギーだったが、相手の少年は約9時間前にピーナツバターを塗ったトーストを食べていた。

少女はショック症状を起こしたものとみられ、キスした直後に呼吸困難に陥り、4日後の23日に死亡した。

<日テレニュース24より>

死んでしまった少女も気の毒だが、
キスした少年も可哀想なニュースだ。
こういう話が一番いたたまれない。

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2005/11/29

ブルース・リーとボスニア

ボスニアで26日、「民族和解の象徴に」と、香港が生んだ世界のアクションスター、ブルース・リーの像が建てられた。金色に輝くその像は、残念なことに一日も経たずに一部を壊されたそうだ。

Photo金色のブルース・リー像

初めこの話を聞いたときは、失礼ながら笑ってしまった。だって、なんでボスニアで、しかも今さらブルース・リーなのか。脈絡がなさ過ぎる。一日で壊されてしまう辺りにも、その脈絡のなさが見て取れる気がした。

でも、改めて考えてみると、それだけ民族の和解が切実な願いなのだろう。ブルース・リーは現地のモスレム人、クロアチア系住民の双方に絶大な人気があるという。自分達とは全く関係のないもので、共通項となるものを必死に探している姿が見て取れる。残念ながら、いきなりつまづいてしまったが、その願いが報われる日が来ることを祈った。ブルース・リーも、草葉の影で見守っている事だろう。

余談だが、ここ数年、衛星放送などで、たまにブルース・リー特集をやることがあった。彼の出演作を連続放送してくれていたのだが、唯一、『ドラゴン怒りの鉄拳』だけは、ほとんど放送されていない。この作品は、第二次大戦中の日本の支配下にあった中国が舞台で、ブルース・リーの武術の恩師が日本人に殺され、理不尽な仕打ちでその恩師の武術道場が乗っ取られそうになる話で、さんざん日本人が悪人として描かれている。そういった面もあって、放送が控えられているのかと思うが、もともとブルース・リーは日本の映画や映画技術に心酔していて、彼の後期の映画には日本人の照明家が関わって非常に信頼を受けていたり、勝新太郎の『座頭市』を映画作りの参考にしていたりした話は有名である。そういった親日派が、それでも作った反日映画なのだから、見る価値は十分あると思うし、それを抜きにしても、やはり臭い物に蓋的な対応はいただけない。なにより、ファンの気持ちを無視していると思う。なにかとキナ臭い話が多い日中関係も、ボスニアに負けず劣らず、和解の象徴が必要なのかもしれない。

最近の若い人はブルース・リーの映画を見た事がないらしい。イッペン見てごらん。見終わったら絶対に、「アチョー」とか言いながら、タオルをヌンチャクに見立てて振り回したくなるから。

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2005/11/13

大丈夫か? 探査機はやぶさ

12日に、宇宙航空研究開発機構の探査機「はやぶさ」が、観測を続けている小惑星イトカワへ小型探査ロボット「ミネルバ」を投下したが、イトカワ表面には到達できず行方不明になったとの事。

どうしてまぁ、こうも日本の宇宙開発は失敗続きなのだろうか? ハリウッド映画をみていると、ほんとにこの映画を作った国の国民が、40年近くも前に月まで人を送ったのか、とその科学常識の無さに呆れることがある。中国ですら有人宇宙飛行をやってのけているのに、日本は未だにロケット一つ、満足に飛ばせられない。
技術立国、ハイテク国家、カイゼンの国ではないのか? つくづく疑問で仕方ない。

プロジェクトマネジャーの川口淳一郎教授は「不幸にして、ミネルバの投下はうまく行かなかった。姿勢制御装置の故障で、はやぶさがぎくしゃくした動きになっているが、修正して19日の着陸に臨みたい」と話した。
asahi.com 2005年11月12日21時45分

『不幸にして』はないんじゃない?
そんな運頼りみたいなこと言ってるからダメなんだよ。きっと。

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2005/09/29

ほら見たことか

9/28の民主党、前原代表による代表質問で、
総選挙の結果についての小泉首相の答弁。

「『郵政民営化を進めよ』という審判を下したと同時に、私が就任以来進めた広範囲な構造改革の方針と成果に、広く国民の支持をいただいたもの」(朝日新聞 2005年9月29日朝刊より)

ほら見ろ、郵政民営化以外は白紙委任されたことになってるよ。あーあ。

September 13, 2005 『シラきるんじゃないよ』

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2005/09/22

このノリがいい

サッカー観戦間に合わず、航空機が燃料切れと「ウソ」

2005.09.22
Web posted at: 20:48 JST
- CNN/AP

ペルー・リマ——南米ペルーの民間航空行政当局者は21日、同国で開催中のサッカーの17歳以下世界選手権で、アフリカ西部ガンビアのサポーター289人を乗せたチャーター旅客機が、試合開始前に到着するよう、「燃料が切れかかっている」と管制塔にウソを言い、開催都市へ直接飛行していた、との事実を明らかにした。AP通信が伝えた。

サポーターは21日夜の試合観戦に間に合い、ガンビアが3─1で中東カタールを下していた。

当局は、「全くのインチキ」とカンカン。罰金などの処分を検討している。緊急事態に備え、ペルーは救難機も発進させていた。また、試合開催地のペルー北部ピウラへの直接の飛行許可も与えていなかったという。

チャーター機は、ザンビアのジャメ大統領が手配していた。

チャーター機は当初、ペルーの首都リマに到着予定だったが、その後、ピウラへ再度飛び立てば、試合に遅れると判断、緊急着陸の「いいわけ」を思い付いたらしい。

サポーターや機体は、当局の対応を待ち、ピウラにとどまっている。ガンビアの地元紙によると、一行の出発は1週間遅れていたという。

サッカーごときでここまでやるところが途上国テイスト溢れてていい。

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2005/09/20

それは脅迫と言います

イラク・バスラ イギリス軍と住民が衝突 住民2人死亡

<9/20 11:04>

 イラク南部バスラで19日、駐留するイギリス軍と住民が激しく衝突し、住民2人が死亡した。

 この衝突はイラク人に変装して、内偵捜査にあたっていたイギリス軍の兵士2人がイラク警察に身柄を拘束されたことに端を発した。

 イギリス軍は2人の解放を求めて、戦車を出動させるなどして、刑務所を取り囲んだため、住民は火炎瓶などで応戦し、激しい衝突となった。AP通信によると、この衝突で少なくとも住民2人が死亡した。

 イラク内務省によると、イギリス軍はこの後、刑務所に突入し、兵士2人を奪い返したということだが、イギリス側は「2人は交渉によって解放された」としている。

WWW.NNN24.COM

戦車で取り囲んでおいて「交渉」もねえだろう。そういうのは『脅迫』と言うんだ。

その後、テレ朝のJチャンネルの報道によると、

 1. スパイ容疑の英軍兵はイラク警察と銃撃戦の末、
   イラク人の死者を出して捕まる。
 2. 英軍が戦車で刑務所に突入。英兵二人を奪還。
 3. その際に、他の受刑者150人が脱走

いやはや。アメリカ顔負けのやりたい放題だ。
いつからイラクはイギリスの属国になったのやら。

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2005/09/16

中学校の校則かよ

『棚ボタ当選』を自認する自民党最年少当選衆議院議員、杉村太蔵氏のインタビューを見た。

武部幹事長から、

『嘘をつくな、悪いことをするな、ナンパするな、間違ったことをするな、女には気をつけろ。』

と言われたらしい。

これが国会議員に言うことですか?
まぁ確かに、自民党のセンセイ方には、この程度の事が守れないヒトが多いけれど。

挙げ句の果てに、党本部にクレームが殺到している、とマスコミからの取材を禁止されていた。
これから政治家としての新人教育があるらしい。

公募候補で、いくら当選するとは思わなかったと言ってもさぁ、公認しといて、今さらこの対応って、どんなもんよ?

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2005/09/14

エゲツナイなぁ

赤旗配布で逮捕の厚労省課長補佐、釈放に 勾留請求却下

2005年09月14日11時29分

厚生労働省の課長補佐(57)が総選挙の投開票前日の10日、共産党の機関紙「しんぶん赤旗」の号外を配るために警視庁職員官舎に立ち入ったとして、住居侵入容疑の現行犯で逮捕された事件で、東京地裁は13日、東京地検の勾留(こうりゅう)請求を却下した。地検は準抗告したが、これも棄却した。課長補佐は同日夜、釈放された。

司法統計によると、04年に勾留請求が認められたのは計15万1204件で、却下されたのは749件。

課長補佐は10日正午すぎ、東京都世田谷区池尻2丁目の官舎で、郵便受けに号外を入れているところを通報され、住居侵入容疑で現行犯逮捕・送検された。

その後、同省社会統計課の課長補佐であることが判明。警視庁は12日、国家公務員法違反(政治的行為の制限)の疑いで追送検し、地検が13日に住居侵入と同法違反の二つの容疑で勾留請求していた。

ビラなどの配布をめぐっては、東京都立川市の自衛隊宿舎で反戦ビラをまいたとして3人が住居侵入罪で起訴されたが、東京地裁八王子支部が昨年12月、「被告のビラ投函(とう・かん)は政治的表現のひとつ。民主主義の根幹を成すものとして商業ビラ投函より優越的な地位が認められ、刑事責任を問うことは疑問」と述べて無罪を言い渡した。

03年11月の総選挙前にも、やはり「しんぶん赤旗」の号外を配ったとして社会保険庁職員の男性(51)が国家公務員法違反(同)の罪で起訴され、東京地裁で公判中。男性に対しては長期間、尾行、監視、ビデオカメラによる撮影が続けられ、公判で弁護側は「違法捜査のうえでなされた起訴だ」と公訴棄却を求めている。

東京地裁ではほかに、葛飾区のマンションで共産党のビラをまき、住居侵入罪で起訴された男性の公判も継続中で男性は無罪を主張している。

asahi.com

この記事を読むとこの事件、改めておかしな話が二つある。

一つは、

「官舎で、郵便受けに号外を入れているところを通報され、住居侵入容疑で現行犯逮捕・送検された。」

これだけ読むと、やっぱりこんなんで逮捕される方がおかしい

もう一つは、今回逮捕された人も、国家公務員法違反(政治的行為の制限)の疑いで追送検されていることだ。つまりその前の『社会保険庁職員の男性』の事件と同様に、今回の方も、事前に目を付けられていたのではないか? 住居侵入容疑と難クセつけた別件逮捕なのではないのだろうか?

どうもやり方がエゲツナイなぁ。戦前の特高みたいだよ。

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2005/09/13

シラきるんじゃないよ

当の自民党ですらビックリの圧勝となった今回の選挙。
新聞やテレビなどでインタビューを受けている有権者のコメントを見ていると、ほんとにみんな考えて投票したのか? フィーリングで選んでんじゃない? と呆れてくる。

「郵政民営化の一点で判断した」なんて人がいたが、大雑把すぎないか? 民営化でほんとに世の中が良くなるのかなんて、小泉さんの演説だけでは全然わからない。確かに民営化すれば、国の税収は増えるだろうけれど、それ以外の利点は浮かばない。重要なのは国の無駄遣いを止めることだ。その辺は全然触れていない。

「小泉さんの改革に期待した」と言う人も多かった。これまで四年間、何もできなかった人間が、あと一年で辞めると言っている人間が、いったい何ができると言うのか? 残り三年はどうするのか? 小泉さんは今朝のテレビのインタビューで、自身の任期延長はキッパリと否定した上で、来年以降については「考えていない」、後継者については、「改革を推進してくれる人を期待する」と答えていた。「考えていない」というのも無責任な話だし、「期待する」だから、改革を逆戻りさせる人が総理総裁になっても不思議ではない。

今朝の朝日新聞、『総選挙を総括 座談会』の中で、

片山「郵政民営化に賛成した国民も、残りの部分まで白紙委任したわけではないのだから、憲法改正、外交、地方分権、年金などの問題について、国民が今後、監視していかなければならない。」

なんて言ってるけれど、自民党のタヌキ共が、「郵政以外は委任されていない」なんて、そんな中国の歴史上の聖人君子みたいなこと言い出すわけないじゃない。こんな好機を逃すな、とばかりに、小泉退陣以降は消費税率を上げたり、教育基本法改悪したり憲法改悪したりしようとするに決まっているんだから。同じ朝日の朝刊に、やくみつるさんの一コマ漫画があった。白紙委任状をもった小泉さんが笑顔で走っている。まさにこれだよ。

さらに同じく朝日新聞、昨日の朝刊のいしいひさいちさんの漫画「総選挙番外ののちゃんPNN」で、小泉首相が『官から民へ!』『眠から棺へ!』と叫んでいた。
今回、自民党に投票した人たちは、四年後、まさにこうなっていた時に、『私は自民党にいれたんじゃない、小泉さんにいれたんだ。』なんて、シラきるんじゃないよ。

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2005/09/11

日本にも無かったみたい

警視庁官舎に侵入容疑で逮捕 「赤旗」号外を配布

2005年09月10日23時46分

警視庁の官舎に無断で立ち入り、共産党の機関紙の号外を配ったとして、同庁は10日、住居侵入の疑いで男を現行犯逮捕した。男は50代とみられるが、住人の通報で駆けつけた警察官に対し、氏名などを答えなかったことなどから逮捕したという。

世田谷署の調べでは、男は10日午後0時20分ごろ、「しんぶん赤旗」の号外を配る目的で、東京都世田谷区池尻2丁目にある同庁職員官舎の敷地内に侵入した疑い。官舎の入り口には「ビラ配りなど許可のない方の立ち入りを禁止します」というプレートが掲示してあった。

共産党広報部は「住居に機関紙の号外を配るのは正当な政治活動であり、極めて不当」とコメントしている。

asahi.com

先のBlogでアメリカを揶揄しておいてなんだが、こういった事件があると、日本にも言論の自由はちゃんとあるのかと疑いたくなる。

別に共産党支持者ではないが、それでもこの逮捕はやり過ぎだろう。言うまでもないことだが、多様な意見を尊重することは民主国家の基本だ。この逮捕は言論の自由に対する暴挙で、許されるものではない。

しかし、なぜ警察は同じような逮捕を続けるのだろうか?
今はまだ、共産党への嫌がらせ的な側面が大きいように見えるが、どうもその裏に言論の自由を抑制しようとする意図を感じる。共産党を毛嫌いしている人は多いから、「まぁ、共産党じゃ、逮捕されても仕方ないねぇ。」なんて具合に世間を慣らしていくつもりなのではなかろうか?

本当に恐いのは、この手の事件に国民もマスコミも鈍感になって行ってしまうことだ。気がついたら共産党でなくても、ちょっと政府に反対する言動を行っただけで、両手にワッカがつくような世の中になっているかもしれない。それは実際に過去にこの国にあった世の中なのだ。気を抜いてはいけない。

しかし、警察に通報する方もする方だが、共産党も警視庁官舎なんか行かなきゃいいのに。
どう考えたって、赤旗なんか、だれも読んでくれないよ。

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2005/09/05

『自由の国』の不自由

米ハリケーン支援コンサート 出演者がブッシュ大統領を批判
<9/4 19:44>

アメリカ南部を直撃したハリケーン「カトリーナ」の被災地では、救援活動が本格化しているが、市街地の被害は激しく、復興には程遠い状態となっている。

こうした中、被災者を支援するためのコンサートが行われ、出演者がブッシュ大統領を激しく非難した。

アメリカ・NBCテレビが2日夜に生中継した「ハリケーン救済コンサート」で、グラミー賞の受賞経験もある人気ラッパー・カニエ・ウェストさんが突然、台本にはなかった大統領批判を始めた。

ウェストさんは「米国は黒人や弱者をなるだけゆっくり助ける気だ。ブッシュは黒人のことは気にしていない」と述べ、カメラが慌てて、映像をほかの出演者に切り替える一幕があった。

その後、番組は予定通り進められたが、番組の終わりには、司会者がおわびの言葉を述べたという。

WWW.NNN24.COMより引用

『自由の国』アメリカには、現政権を批判できる『言論の自由』は無いらしい。

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2005/09/03

被災者に貴賤無し

今回のハリケーンカトリーナによるアメリカ南西部の被害に対し、トヨタ、日産、ホンダの各社は、それぞれ独自に結構な額の義援金や救援用車両を提供することを表明した。

もちろん人道的には結構なことなのだが、その対応の素早さ、規模の大きさに、ちょっと素直に受け止められない自分がいた。

カリブ海沿岸のハリケーン被害は、アメリカだけの事ではない。中米の国々も、よくハリケーンの被害に遭っている。私が協力隊でパプア・ニューギニアに行っていた98年にも、ハリケーンミッチがニカラグアやホンジュラスを襲い、かなり壊滅的な被害を与えていた。当時、同期のホンジュラス隊員からE-mailで伝えられた被害の大きさは、現在のニューオーリンズのそれにひけをとらない。しかも、ニカラグアもホンジュラスも発展途上国である。被災直後の救助活動や医療、物資の調達、その後の復興にいたるまで、当時の被災者の苦労は計り知れないものだったろう。

もちろん当時も、国際的な支援は寄せられていた。現地の協力隊員たちも、日本社会にむけて義援金活動を行っていた。しかし、今回のような日本企業の大口援助があった、とは聞かなかった。

民間企業の目的は、利益を出す事である。カトリーナのせいで、アメリカ現地の生産ラインが止まった日系企業も多いらしい。アメリカ市場は日本企業にとっても重要な市場で、早急に復旧してもらわないと困るだろうし、日頃なにかと評判の良くない日系企業イメージを回復する絶好の機会でもあるだろう。今回の自動車各社の援助の裏に、こういった計算が働いていたとしても不思議ではないし、実際に被災者の役に立つのなら、とやかく言うのも大人げない事かもしれない。

でもしかし、やはり少々露骨すぎるようにも感じる。ついこの間のスマトラ島沖地震の時も、こんな対応は聞かなかったように思う。やはり98年、パプア・ニューギニアの北部、アイタペ地方を津波が襲い、三つの村が壊滅し、三千人が命を落とした時、私達パプア・ニューギニア協力隊も日本に向けて義援金を募ったが、企業からの大口寄付は一件も無かったように記憶している。

やらないよりは、やった方が良いんだろし、実際被害に遭われた方々にしたら、どんな裏があれ、援助は助かる事なのだろうが、もう少し商売抜きに、広く人道的見地に立ってやってもらえたらな、とも思う。
天災の被害に遭った時は、アメリカ人もパプア・ニューギニア人もホンジュラス人もニカラグア人もインドネシア人も、黒人も白人も有色人種もキリスト教徒もイスラム教徒も金持ちも貧乏人も先進国も途上国も、関係なく助けて欲しいはずなのだから。

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2005/09/02

ハリケーンとアメリカ

アメリカ南西部を襲ったハリケーンカトリーナ。
既に5日が経ったが、依然厳しい状況で、救援活動もままならないようだ。被災した方々には同情する。ずいぶん治安も悪化しているようにも報じられているが、途上国でのことならいざ知らず、世界一のアメリカでこのような状態が続いていることに驚きだ。

AP通信の取材に答えた47歳の男性が、「アメリカは多くの軍隊を外国に送り込んでいる。でも、足下のここには来てもらえないんだ。」と皮肉った、と朝日新聞の夕刊に掲載されていたが、ホント、自慢の軍隊はナニをやっているんだ?

ブッシュ大統領はガソリンの買いだめの自制や略奪の禁止を国民に要請。「復旧には膨大なお金が必要だ」と語り、ブッシュ元大統領とクリントン前大統領を義援金集めの責任者に任命した。

なんか、もっと他にやる事があるんじゃないの? ブッシュさん。

ニュース映像が全てではないだろうが、見ていて思う事は、被災者には貧しい黒人層が多いのではないか、ということだ。それが理由で救助が後手に回っている、とは思いたくはないが、どうもブッシュさんには必死さが見えないように感じる。ともかく、一日も早く被災地の日常生活が復旧しますように。

NHKのニュースで、『ブッシュ大頭領が通常一ヶ月とる夏休みを切り上げたのは異例の事だ』と報じていたが、異例だろうとなんだろうと、この状況で切り上げない方がおかしいだろう。
NHKがただ単にボケているのか、それとも強烈な皮肉なのか?

<追記>
一番被害の大きかったニューオーリンズは、住民の6割がアフリカ系黒人で、被災地に残っていた被災者達は、貧困から移動の手段を確保できない人達だった、と言う事だ。
さらにブッシュ大統領が休暇を切り上げたのは、被災2日後の事で、その対応の遅さを非難する声が上がっている。

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2005/08/24

変節する程の理念ありや?

国民新党に所属していた長谷川憲正参院議員が、新党日本に入党した。テレビのニュースで長谷川氏本人は、「私が変節したと考えないでほしい」と言っていた。

そうでしょうとも。 ええ。もちろん、そんな風にはこれっぽっちも考えやしませんよ。だって、変節するもなにも、もともと信念も理念もありゃしないんでしょ、あんたは。

二つの政党にしたって同じ事。
なんやかやとカッコイイこと言っても要はただの数字合わせなんだから、ぐたぐた言わずにさっさと一つの党にしちゃえばいい。そうすりゃ余計な腹を探られずに済んだろうに。どうせ、どこが違うのかなんてサッパリ判らんし、どこも違わんのだろうし。当選すれば、最終的には自民党に吸収されちまうんだろうからさ。

どうも今回の選挙、日々政治に対して脱力させてくれるニュースに事欠かない。しかし選挙には必ず行きましょう。もちろん、こういったエセ政治家共を落とす為にね。そうしなきゃ、ホント、世の中良くならないって。

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2005/08/09

8/9 ナガサキの日に思う

毎日新聞社がおわび掲載へ 高野連幹部の発言めぐり

2005年08月09日00時02分

 第87回全国高校野球選手権大会の6日の開会式前に、高陽東(広島)が全代表校に黙祷(もくとう)を呼びかけようとした際、日本高校野球連盟幹部が「原爆は広島だけのこと。この場でみんなを巻き込むのは良くない」と制した、と毎日新聞が報道したことについて、毎日新聞社は8日、「そのような趣旨の発言をしていないことが分かった」として、発言個所と「原爆は広島だけ」(大阪本社の夕刊)との見出しを削除する「おわび」を、この発言を掲載した地域の9日付朝刊に載せることを明らかにした。

 毎日新聞大阪本社の出口正作代表が8日、阪神甲子園球場を訪れ、日本高野連の脇村春夫会長に「取材の不備でご迷惑をかけた」と口頭で謝罪した。連盟側は謝罪を受け入れ、幹部の名誉回復への配慮などを求めた。

今朝の朝日新聞の記事である。
問題の発言が無かったとしても、朝日新聞内部での連絡がうまくいかなかった事が混乱の原因だとしても、高校生から提案された全代表校黙祷を高野連が却下した事は事実で、その事についての合理的かつ納得できる説明はなんらなされていない。

(終戦記念日の)15日正午に公式行事として黙とうしている。長崎市からは以前から(原爆投下日の)9日も黙とうしてほしいと要請されているが、理解してもらっている。
2005年8月6日(土) 23時1分 時事通信

意味が分からない。
6日と9日に黙祷したっていいじゃないか。
時間にしたって、かかっても5分位の事だ。
なにより高校野球が教育の一環であるというのなら、高校生が自主的に申し出た事を喜び、積極的に後押しするべきだろう。なにか特別な思想的背景があるのか? ただ単に運営がメンドクサかっただけなのか? いずれにせよ、後味の悪い話だ。

この騒動の中で、一部のblogなどでは、広島、長崎だけを特別扱いするべきではない、という意見も見受けられた。昭和20年だけでも、東京大空襲や沖縄戦など、他にも大勢人が死んでいるから、という理由だ。また、広島長崎の反核運動が、一部の思想団体の運動である、という批判もあった。

アメリカでは、真珠湾攻撃と広島、長崎を同列に論じて、原爆投下を正当化する意見が圧倒的に多い。確かに人が死ぬという事では、機銃掃射で死のうと、焼夷弾で死のうと、原爆で死のうと、死という結果は同じだろう。もともと戦争それ自体が非人道的なのだから、それぞれの兵器の残虐さを比較することはナンセンスなのかもしれない。

しかし、核兵器が他の兵器と決定的に違うのは、その破壊力もさることながら、放射能による持続的な被害を生存者に与え続けることにある。当時の被爆者になんらかの戦争責任があったとしても、戦後60年たった今日まで、放射能障害と言う形で、彼等だけにその責任を個人的に問うべきなのだろうか。戦争を全く知らない彼等の子供や孫、さらにその先の世代まで、放射能による遺伝的な障害に怯える人生を送らせるべきなのだろうか。

広島長崎が特別なのは、核兵器が特別だからだ。
広島長崎の惨劇の記憶は、核兵器と生きなければならない人類が共有しなければならない歴史なのだ。
あの日、核兵器が人間に対して使われて、何が起きたのか。
この認識なしで核廃絶はあり得ない。

60年目のナガサキに、黙祷。

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2005/06/01

定着してほしい! COOL BIZ

今日から中央官庁でノーネクタイOKの『COOL BIZ』が始まった。地球温暖化を防ぐ為と言う事だが、誠に結構な取り組みだと思う。

確かに世界的に見た場合、スーツにネクタイはフォーマルには欠かせないアイテムだが、そもそもこれはイギリスの寒い気候で生まれた服飾文化で、湿気の多い日本にはあまり合わない、とはよく聞かれる話だ。
文明開化直後の富国強兵、欧米列強にバカにされるな!の時代ならともかく、スローライフが言われる今日、服装についても、もう少しそれぞれの地域の事情を考慮しても良いように思う。

『トロピカル・フォーマル』
というスタイルがある。
パプア・ニューギニアなど、太平洋の国々で広く認められているフォーマルスタイルだ。
もともとほとんど裸で過ごして来た人達、あの暑い中、ネクタイなんて締めていられない。そんな南の国の人達が決めた(のかな?)だけあって、実にあっけらかんとした定義のスタイルになっている。

襟の付いたシャツ、ジーパン以外の長ズボン、革靴、

以上の三点が揃えばOKなのである。ここで面白いのは、必要なのは本当にこの三点だけ、ということだ。シャツの胸の所に食べこぼしがついていても、ズボンのポケットが破れていても、靴の先から指先が顔を出していても、トロピカルフォーマルの三点を押さえていれば、大統領府にだって入れる。逆にどんなに卸たてでも、どんなに綺麗に洗濯してあっても、襟が付いていないシャツを着ていたらDiscoにだって入れない。

以前より、日本でもこういった習慣が根付かないものかと願っていた。近年、それでなくても都市部の夏の気温は上がる傾向にある。ネクタイしめて、汗みどろになっている姿より、ノーネクタイ開襟シャツで爽やかにしている方が、なんぼか好印象だと思うのだ。

なーんて言って、実際の所は、ネクタイ締めるのが苦手なだけなんだけれどね。

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2005/05/24

飲酒運転は危険運転だ

飲酒運転、厳罰化後も事故多発 遺族「残念で仕方ない」

22日早朝に宮城県多賀城市で痛まし交通事故がおきた。
亡くなった高校生三人には本当に気の毒としか言いようがない。

このニュース報道を見ていて気になったのが、当初、警察は「業務上過失致死傷罪」で運転手を逮捕し、現在は『危険運転致死傷罪』での立件を『視野にいれて』いるという点だ。

はっきりいって私は法のドシロウトだが、運転手は飲酒と居眠りを認めている。この時点で『危険運転』と見てしまって良いのではないだろうか? 法律上、酒を飲んでの運転は、その程度に関わらず認められていない。免許を持っているいない以前に、常識であるはずだ。それを破って運転し事故を起こした以上、『過失』という捉え方はおかしいのではないか?

気になって調べてみたら、結構疑問があった。
例えば、この危険運転致死傷罪は基本的に『四輪以上』の事故、つまり二輪には適用されないらしい。しかし、バイクだってモノによっては300kgにもなる鉄の固まりなのだ。しかも、車よりも繊細な運転技術が要求される。ほろ酔い気分で乗っていて、ブレーキ操作を誤ることなどあり得る話で、そんなのが突っ込んで来たら、人間はひとたまりも無い。
(この件については、『2007年5月17日成立の法改正(刑法の一部を改正する法律、平成19年5月23日法律第54号)により「四輪以上の」の文言が削除された結果、オートバイ等を運転して人を死傷させた場合も危険運転致死傷罪が適用されることになった(2007年6月12日施行) Wikipediaより』そうです。)

他にも、四輪の事故であっても、「その成立要件が厳格で、検察官の立証にハードルをかけるものが多い。」との事。

こうなっているのには、色々と理由があるのだろうが、もっとシンプルに、飲酒運転は危険運転と考えてもいいのじゃなかろうか? 飲酒運転が原因の事故で人を死なせたとして、危険運転致死傷罪で有罪になり、交通刑務所に入れられたとしても、加害者である運転者は最長で20年で社会に戻れる(併合加重の場合は最高30年)。確かに人生設計は大きく狂うが、それは自業自得。なんの落ち度も無いのに、命を奪われた被害者は、何年経っても社会には戻れない。
この差はとてつもなく大きい。

酒酔い運転と酒気帯び運転で、罰則が違うのも問題だと思うんだよね。最近になって、飲酒運転の罰金もずいぶん上がったけれど、もっと厳格にやっても良いように思う。飲酒運転は程度に関わらず即免停、とかね。
それくらいやらないと、ほろ酔いドライバー&ライダーの目は覚めないよ。

危険運転致死傷罪
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

危険運転致死傷罪とは?
危険運転致死罪の刑13年は重いのか?
特定非営利活動法人ASK(アスク)アルコール薬物問題全国市民協会 飲酒運転防止のぺ−ジ

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2005/05/16

小泉よ、恥を知れ!

首相、靖国神社参拝「問題なし」と強調 衆院予算委

『「罪を憎んで人を憎まず」は中国の孔子の言葉』、だぁ?
そういうのは罪を犯された方が温情から言う言葉であって、
罪を犯した方がしゃあしゃあと言う言葉ではない。
厚顔無恥とはこの事だ。
こんなに依怙地で視野の狭い男が首相なんて、絶対に間違っている!

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2005/05/11

死刑求刑の被告に無罪判決 佐賀地裁

死刑求刑の被告に無罪判決 3女性殺人事件で佐賀地裁
時効直前、汚名返上の焦りも 松江さん逮捕時の佐賀県警

「ありがたい判決で胸がいっぱい」 無罪判決の松江さん

この報道を聞いて、以前見たTBSの特集番組を思い出していた。それは佐賀県警の再生をテーマにした番組で、詳細はこちら。

報道特集 2003年1月12日放送
番組検証結果 報道特集(TBS)(2003年1月放送分)

『2つの難事件を相次いで時効直前に立件』としか書かれていないが、時期的にみて、その内の一つがこの事件だろう。

結局、再生できなかったんだね。"さばけんけい"

このことについて、報道特集がどんな反応を示すかも興味があるが、それはさておき。

とりあえず現時点での報道から得られる情報だけで感想を述べると、やはり佐賀県警と検察の、メンツにこだわった勇み足という印象は拭えない。自分達の仕事が持つ責任と影響力について、どう認識しているのやら。あなた達の仕事は真犯人を捕まえる事で、無実の人間を犯人に仕立て上げる事ではない。

今回、無罪となった元運転手は、それでもこれで人生を台無しにされてしまった。もし、実は本当は犯人だった、というのなら、それも酬いだろうが、全く関係ない正真無実だとしたら、こんな割に合わないとばっちりは無い。
それもこれも警察と検察の『メンツ』を立てる為だったとしたら?

さらに被害者の遺族や、被害者本人達にとっても、こんなに無念な事は無いだろう。犯人と思っていた人物が無実であるとすれば、当然真犯人がどこかにいる。そしてもう、そいつを捕まえる事も、罰を与える事もできない。他人を捕まえる捜査と、その後の無理矢理な裁判で時間を使い果たし、時効は既に成立している。
それもこれも警察と検察の『メンツ』を立てる為だったとしたら?

こう言う事が起きる度に言われる事だが、警察の取り調べをきちんとビデオなどで記録に残すべきだ。こんな風に人権意識が低いから、取り返しのつかない事になってしまう。犯人とされた人、被害者、遺族、皆多大な代償を払わされ、無駄な捜査と裁判に国民の血税が浪費される。
警察と検察が失う物は?
『メンツ』だけだ。あ、あと市民からの信頼か。

報道の中で、被害者の一人の遺族が「判決に驚いている。検察には控訴してもらいたい。」というようなコメントを出していた。気持ちは分かる。逮捕されてからついさっきまで、にっくき身内の仇だった人なのだ。急に無実だと言われても、気持ちの整理はすぐには着かないだろう。しかし、その人が無実なら、犯人は他にいるのだ。やり場の無い怒り、無念さは、無駄に月日を費やした警察や検察にも向けられるべきではなかろうか。

検察側は控訴する方針らしい。本当に元運転手が犯人であると立証できる確信があるのならいい。だが『メンツ』だけで進むようなことはしないでほしい。そんなモン、その代償に見合うようなものじゃない。

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JR西乗務員へ嫌がらせ120件

JR宝塚線(福知山線)の脱線事故後、JR西日本の乗務員を狙った悪質な嫌がらせ行為が相次いでいるそうだ。
8日の時点でその数120件。内、暴行・傷害2件、職務妨害18件。

なんと不毛で、なんと下劣な行為だろう。

確かに、日々マスコミによって暴露されている、事故後のJR職員の無神経な行動は目に余る物がある。だがこんな形で糾弾しても仕方が無い。大体、JR職員のみんながみんな、あんな不届者ではないだろう。真面目に一生懸命やっている職員だっているはずだ。

こういう行動に出る人間の心根は『福知山線電車事故に関して2点』に書いたエセマスコミと同じだ。立場上、反論できない人を虐めて自分が偉くなったかのように感じ、悦に入っている。まるでオナニー。いや、人に迷惑をかけない分、オナニーの方がずっとマシだ。堂々と批判しない陰湿ぶりが余計にその人間の卑小さを際立たせている。すごく不愉快極まりないニュースだ。

その人間個人を見るのではなく、その所属する団体で悪と決めつけ、有無を言わさずに迫害するような行為は社会にとって一番の悪である。

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2005/05/10

アメリカで警官が銃弾120発

夕方のどこかのテレビ(たぶんテレ朝)のニュースで見たのだが(なんともあやふやな情報源ですいません(^^;)、アメリカで「暴力団の抗争がある」との通報で駆け付けた警官隊が、目の前で挑発的な運転を繰り返した(だけの)自動車に対して、なんと120発もの銃弾を浴びせたとの事。

映像ではSUVらしき車を取り囲んだ警官隊が、撃つ、撃つ、撃ちまくる。一体どっちが暴力団なんだか。

運転していた男に当たったのが4発(重傷だそうだ)、周りの住宅への流れ弾が5発。無駄弾多過ぎだよ(^_^;。

運転していた男が問題の暴力団関係者だったかどうかは報道されなかった。

なんか、アメリカと言う国の『正義』を象徴している事件だと思った。

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2005/04/26

福知山線電車事故に関してもう1点

事故報道をみていると、直後から運転手の速度違反が事故原因であるかのような報道が目立つ。
松本サリン事件の教訓は全然生きていないのか。
事故調査中である現時点では、いたずらに憶測をあおるような報道は控えるべきではないのか。
もし事故の原因が、伊丹駅のオーバーランなどとは全く無関係な外的要因だった場合(ちなみに、電車のオーバーランなんて、どこでも良くありませんか?)、マスコミは運転手の名誉を回復してくれるのか?
運転手のご家族の今現在の心境を思うと、いたたまれない。

調査の結果、事故の主たる要因が23歳の運転手にあったとしても、現時点での決めつけたかのような報道は決して許されるべきではない。

こちらBlogのご意見に共感です。
『元気じゃぁ~.でもたまに愚痴るぞぉ~♪』

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福知山線電車事故に関して2点

とんでもない惨事だ。大惨事である。
4月25日に兵庫県尼崎市で起きた電車の脱線事故だ。
一夜明けた現在で、死者72名、負傷者443名。救出活動はまだ続いている。被害に遭われた方々は本当にお気の毒だし、亡くなられた方々のご冥福を祈りたい。

事故については昨日からマスコミが総出で報じているので、詳細等はここでは置くとして、事件の本筋とハズれるかもしれないが、報道を見ていて気になった事を2点。

一つは、多くの人も同じ感想、というか疑問を持ったと思うのだが、事故車両があまりにもメチャメチャだと言う事だ。あんなにひしゃげられては、乗っている人間は堪らない。安全に配慮しなければならない電車が、あそこまでモロくていいのだろうか?
以前にも、同じ事を考えたことがある。00年3月8日の地下鉄日比谷線車両脱線事故の時だ。あの時も、皮を剥がされたかのような事故車両をみて、唖然としたものだ。
今回のような車両への外力のかかり方は想定外なのかもしれない。でも例えば、踏切で横からダンプカーが突っ込んでくる、なんていうのはありそうな話だ。最近の乗用車のように、転覆時などに客室空間を守るような対策は施せないものだろうか。
もちろん車と違って、格段に大きく、また縦に細長いという制約もあるだろう。構造的にも補強し辛そうではあるが、でもそこをなんとかするのが技術力。
こういった事故はおそらく今後も起こりうる。起きてしまえば、今回のように被害は大きくなる。電車を利用しない訳にはいかないのだから、なんとかしてもらいたい。

もう一点は事故とは基本的には関係ない。事故報道しているマスコミの態度だ。
事故直後から、JR西日本は何度か記者会見を開いている。事故後まだ数時間ほどしか経っていない頃の会見の中継での出来事。事故原因について、JR西日本側が「まだわからない、調査中である」とコメントした直後。マスコミ側から、ぞんざいな大阪弁で、『わからないことないだろう。人が死んでいるんだぞ!』と怒声が飛んだ。

聞いた瞬間、とてつもなくイヤな気分になった。

もちろん事故原因を明らかにする事は大切な事だ。でも事故直後で、まだ救出活動すらままならない状況なのだ。それまでの報道の経緯で、明確に事故に繋がる要因が見当たらないことも判っているし、実際、本格的な事故調査が始まったのは一夜明けた今朝からだ。なにより、人が死んだことと、事故原因がわからないことに、直接的な関係はない。

私が感じたイヤな気分は、この発言をした、テレビにも映らないマスコミ関係者が、『自分は社会正義の為に、糾弾してやっているんだ』といった勘違いに気付かず(意図的かもしれないが)、結果的に嵩にかかった恫喝をしていることだ。
事故現場で気分が高揚していることもあるのだろう。
ひょっとしたら、知人が事故に巻き込まれたのかもしれない。
それでもマスコミとしてこの発言はいただけない。言うならせめてテレビに映れ。とかくマスコミはこういう事件があると報道合戦で加熱して、批判を受けているが、実際の所、あまり反省はしていないんだろうな、と感じてしまった。

同じご意見のBlogがありました。
『うずら眼 - uzuraman's eye』

「そんな取材は無駄かつ邪魔」おっしゃる通りです。
『猫手企画@新聞屋』

似たような話がこちらにあります。ご一読ください。
『絵日記でも描いてみようかNew』

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2005/04/25

どうしてこうなるのか

自民党の山崎拓氏が復活した。

どうしてこうなってしまうのだろう。
福岡2区の人達は、本当にこの人が代表で恥ずかしくないのだろうか? それだけ他の候補者が頼りなかったのか?

■山崎拓・自民党副総裁、女性問題敗訴で政治家失格
江川紹子ジャーナル〜雑記帳〜東京・苦あれば楽あり日記2002年5月16日
女性問題は存在しない」 山崎首相補佐官
山拓の運命握る“統一教会喜び組み女の戦い”−福岡補選
ちょっと懐疑派 過去BLOG : 山崎拓・武部勤

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2005/03/10

知らずに食ってた

フィリピンでキャッサバの揚げ菓子を食べた子供達30人が死亡し、100人以上が病院に運ばれた。

キャッサバの皮には毒があり、生で食べたり調理方法によっては中毒になるとの事。さらに食用と工業用の二種類があって、工業用(って何に使うのやら)はかなり毒性が高いそうである。

Papua New Guineaでさんざん食って来たけれど、全然知らなかった。運が良かった、ってことなのか。

ついでに、この揚げ菓子を販売した店の女性が、安全性を証明しようと同じ物を食べ、中毒症状を起こして病院に運ばれたそうだ。踏んだり蹴ったりでかわいそうだけれど、笑える。

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客引きでも

自民党の中西衆院議員が強制猥褻罪で現行犯逮捕。

本人は取り調べで、「客引きの女だと思った。」と供述しているとの事。
たとえ被害者がそうだったとしても、当たり前だがダメだろ。
人権意識低すぎ。政治家としての意識も低すぎ。

この供述について、もっと突っ込んだ報道があってもイイと思うんだけれど、今の所、テレ朝のニュースで女性キャスターが一言苦言を言うのを聞いただけ。

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