カテゴリー「パプア・ニューギニア」の12件の記事

2011/12/31

パプア・ニューギニアのお土産といえば

先月、同僚がパプア・ニューギニア(PNG)に出張してきました。で、お土産としてこのコーヒーをいただきました。

P1000811

Awute Coffeeというオーガニックコーヒーです。東ハイランド州の州都GorokaのGamuga villageで栽培され、Gorokaから8マイル離れたNotofonaの工場でパッケージされたと書いてあります。Gorokaは協力隊時代の任地ですが、このブランドは初めて見ますので、2000年以降に新しく出来た会社なのでしょう。

他にもブレンドがあるのかは知りませんが、この豆は"Nokondi Blend"だそうです。Nokondiとは確か、身体の片側が白色で片側が黒色の、片足がないGorokaの精霊だったかな。昔、このNokondiを題材にしたお芝居の照明をやる、やらないで、現地のスタッフと大モメになったことを思い出しました。コーヒーの味同様に苦い思い出です。若かったなぁ。

P1000895

豆自体は結構そろっているのですが、少々煎りムラがあります。でも味はバランスがとれていて美味しかったです。喉の奥、舌の根に残る苦みの味わいがよかった。パッケージの裏書きには、

"The taste you get from Awute Coffee is sensational giving you the milky chocolate flavor."

とありますが、残念ながらこれは感じなかったねcoldsweats01

さらにちょうど同じ頃、協力隊の同期がPNGに里帰りしたそうで、こちらもお土産にコーヒーをいただきました。こちらは定番のこのコーヒー。

P1000899

Arabicas Blue Mountain Coffeeです。1920年代にジャマイカからBlue Mountainの種を輸入し栽培されたコーヒーとのことで、隊員時代に毎日飲んでいました。こちらもGorokaに会社があります。隊員時代にこのコーヒー会社のオフィスに勤めていた女の子と仲良くなったのですが、その彼女から、先日Facebook経由で連絡が来ました。10年以上音沙汰がなかったのでビックリしましたが、覚えていて貰えたのは嬉しいものですね。しかし、PNGにも着実にネット社会は浸透しているんだなぁ。

P1000897

うーん、こちらは煎りはまだキレイなんだけれど、クズ豆のピックアップがイマイチかなぁ。でもこちらも味はバランスが良く、美味しいです。Awuteよりもすっきりした感じがします。

最近、エアニューギニの直行便は、オーストラリアへのバックパッカー客に人気があると聞きました。PNGの首都、ポートモレスビーのジャクソン国際空港でトランジットすると飛行機代が安くなるとか。上記のコーヒー豆は空港の免税店で購入できますから、お立ち寄りの際は是非ご購入ください。Arabicas Blue Mountainはパッケージも青ラメでキレイですからオススメですよ。

<2012.3.21追記>
上記のArabicas Blue Mountain Coffeeをくれた同期がまたPNGに行ってきたとかで、こんどはこんなコーヒーをお土産にくれました。

Arabika_espresso

アラビカコーヒーのエスプレッソだそうです。初めて見ました。でも煎り具合は…。

Esumame

うーん、エスプレッソ、ではないなぁ。いいとこシナモンローストくらいか? やはりクズ豆のピックアップがイマイチです。でもおいしかったです。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2010/02/28

一人前になれました

パプア・ニューギニアにいた20代後半の頃の話。

現地で知り合った人たちや同僚から、「結婚しているのか? 子供は何人いる?」と良く質問されました。当時まだ独身貴族だった私はその通り答えると、決まって「なに時間を無駄遣いしているんだ!? お前はまだまだ半人前だな!」と言われたものです。

あれから10年。一昨日、娘が生まれました。ようやく一人前の仲間入りです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

2008/10/18

頼りになるヤツ

SDRのフロントフォークは33φと細い上に、ノーマル状態ではかなり柔らかい設定になっている。そこで、いろいろパーツを換えたり付けたりしてイジって調整してあるのだが、フォークオイルの流動を制御してストロークの速度を調整してくれるフロントフォークインナーロッドというパーツが、少し前にダメになってしまっていた。

Break_innerrod

一つは宙づり用上部ストッパーのネジが取れてロッドがフォークの中に落ちてしまい、奥で引っかかって曲がってしまった。もう一つは使っている内に先端のバルブが中のフォークスプリングにでもひっかかったのか、バルブ部分でロッドが曲がってバルブが機能しなくなっていた。またロッドも全体的に曲がっている。さらに両方とも上部のアルミ製ストッパーが負荷に耐えきれず変形していた。

バルブの部分は問題ないので、ロッドとストッパーだけパーツで手に入るといいのだが、リンク先をみてもらえるとお判り頂けるように、こちらのパーツは職人さんによるハンドメイドパーツでメーカー品ではない。再販の予定も無いようだし、さてどうするか、と思った時に、友人のMangi Kapopo、Yを思い出した。

Yは協力隊の同期で、同じパプア・ニューギニア隊の自動車板金の隊員だった。今は義肢装具を作る仕事をしている。当然手先は器用だし、加工作業の環境も整っているはずなので、現物渡して曲がってしまったロッドとストッパーを作ってくれるようにお願いした。で、待つ事約三ヶ月。出来上がってきたのがこちら。

New_rod

ロッドは一見ただのステンレス棒にネジ山を切ってあるだけにも見えるが、実は途中で太さを変えられていたりして結構手が込んでいる。その上ロッド自体がもともと曲がりやすい物なので、ネジ山を切っている時にすぐに曲がってしまったりと、なかなか大変だったそうだ。また加工機械の性能の関係でオリジナル程の加工精度は出せない、とのことだったが、どうしてどうして、なかなかの出来映えではないですか。確認してみたがこれなら全く問題はない。しかもアルミ製だったストッパーを真鍮製に変えて強度を上げてあり、さらに予備も考慮して2セット用意してくれた。さすがは元Mt.Hagenの暴走族教師、Good Job!ですgood(*^ー゚)bグッジョブ!!。ホント頼りになるなぁ。またなんかあったらよろしくね。

余談ながら、協力隊やってよかったと思う事はこういうトコだね(^-^;。なんせ普通に生活していたらなかなか知り合えない程バラエティに富んだ職種の人達と知り合えたからね。お互い、何かの時には助かります。

話戻って、早速取り付け、と行きたい所だが、指の怪我が長引いていて、かつ予定も詰まっているので、作業は良いとこ11月半ば以降になりそうだ。先に購入したパーツ類もまだ作業できていないしね┐(´д`)┌ヤレヤレ。

ちなみにこのインナーロッドはノーマルのフォークにそのまま取り付ける事を推奨されているが、そうすると油面が上がってエアバネが強く効くようになり、特にストローク後半でフォークが突っ張ったような感触になってしまう。あくまでもそれぞれの乗り方や好みの問題ではあるのだが、私はフロントフォークは底付き寸前まできっちりストロークしてくれる方が好きなので、インナーロッド装着時はいつも油面を下げている(この辺についてはこちらのサイトが非常に勉強になります)。今は大体115mm辺りで調整しているのだが、うーん、これの為にまたフォークばらすのか。上からスポイトで吸い取るかなぁ。ちとめんどくせー。

あ、そうだ、Y、ちょっと千葉まで出てくる用事は…bombannoycoldsweats01

thunderMy SDRフロントフォークデータdanger
 フォークオイル:YAMAHA純正サスペンションオイルG15
 その他パーツ:OXレーシング製
  フロントフォークテクニカルアジャスター
  フロントフォークスタビライザー
 を装着しています。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2008/05/02

ひまつぶしに大量上げ(太平洋芸術祭)

ゴールデンウィークのひまつぶしに(かなしーcrying)、前から続きをやろうと思っていた、YouTubeへの太平洋芸術祭のビデオ映像アップを一気にやった。これで前回2004年第9回パラオ大会の手持ちの映像はほとんど上げました。やれやれ。

興味のある方はこちらをご覧下さい。mangiapo92の動画

YouTube使い始めてまだ8ヶ月ほどだが、正直このサイトはよくわからない事が多くて使いづらいと思う。機能もそうなのだが、なによりサイト自体の説明文等のローカライズが下手なんだよね。あと著作権がらみで10分を越える映像を投稿できないのも厳しい。せめて20分は上げられると助かるんだけれどなぁ。

まぁそうは言っても、やはりわーるどわいどな動画共有サイトだけあって、こんなマイナーな映像でも海外を中心にそこそこ反応がある(ニコニコ動画にもいくつか上げてみたのだが、客層が違い過ぎたようでサッパリ反応がないcoldsweats01)。まれに『これ、自分の村のメンバーの映像だよ、ありがとう!』なんてコメントがつくこともあり、嬉しくなりますね。

実は近年、途上国において、自国文化の著作権等を主張する動きが目立ってきている。サイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んで行く』への中南米からのクレームなどは有名な話だろう。太平洋芸術祭でも、最近のデジタルビデオカメラ&インターネットの普及などから、祭りの風景の撮影には非常に神経質になっていて、前回のパラオ大会では、現地の大会関係者の勘違いからあやうく警察沙汰になりかけて、とても不愉快な思いもした。なので、YouTubeに上げるのもどうかと思ったのだが、画像編集ソフトのiMovieの仕様の都合で画質はお世辞にも良くないし、なによりも太平洋の豊かな文化を広く知ってもらえるきっかけになれば、と強行してみた。ご覧になってみてお気に召しましたら、ぜひ周りの方にも勧めていただければ幸いです。

と言う事で。何度もここで告知していますが、7月から8月にかけて、アメリカン・サモアで第10回太平洋芸術祭が開催されます。今からだともう飛行機のチケットも、宿の確保も難しいかと思いますが、もしこの時期にアメリカン・サモアに行かれると言う方はぜひ芸術祭を覗いてみてください。映像のようなパフォーマンスが盛り沢山のとても楽しめるお得なイベントだと思います。見るだけなら無料のはずです。

かく言う私は、前回パラオ大会、前々回ニューカレドニア大会と、2大会連続で太平洋芸術祭に足を運んできたけれど、今回は残念ながら行けそうにない。くっそー、スゴい悔しい。まぁ、身から出た錆なんで、自業自得なんですけれどね。あーあsad

しゃーない。今度は第8会ニューカレドニア大会の映像でも上げてるかなsmile

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2008/01/04

『太平洋芸術祭』今年の夏はアメリカンサモアを目指せ!

今年2008年は、第10回太平洋芸術祭アメリカンサモア大会の開催年である。

太平洋芸術祭(Festival of Pacific Arts)とは、4年に一度、太平洋全域の国と地域の人たちが、ホスト国に集結して繰り広げる芸術と文化の祭典だ。祭りを主催するホスト国は大洋州の国と地域で持ち回りで担当する事になっており、今回はアメリカンサモアがその役を担う。開催期間は7月20日から8月2日までの二週間で、会期中毎日、それぞれの国や地域の伝統的な歌や踊り、文化などがすべて無料で公開される。

このお祭りのすごい所は、やはり大洋州全域の文化と芸術を一度にまとめて見る事ができるという点につきる。参加団体数は大体25前後、太平洋の西はグアム、パラオから、東はイースター島まで、南北で見てもハワイからオーストラリア、ニュージーランドまでと、とても広範囲を網羅していて、キリバス、ツバル、ウォリス&フツナ、ニウエ、トケラウと言った、普段あまりなじみのない国々、地域の文化も見る事ができる。仮にこれだけの地域を個人で廻ろうと思ったら、どエライ旅費と手間がかかってしまうだろう。メイン会場のステージで、毎日毎時間、入れ替わり立ち替わり演じられる伝統的な踊りや歌などは、本当に盛り沢山で見ていて飽きる事が無い。

私がこのお祭りを初めて知ったのは、協力隊でパプア・ニューギニアに行っていた時だ。前任者が第7回の西サモア(現サモア独立国)大会に、配属先の文化省のスタッフとして同行したと聞かされ、その記録ビデオを見せてもらった。そしてその後、2000年の第8回ニューカレドニア大会と、2004年の第9回パラオ大会をそれぞれ個人で観に行った。その時の模様をYouTubeに上げてあるので、興味のある方はぜひご覧になってください。

このお祭り、個人的には非常にお得で面白いお祭りだと思うのだが、どうも居合わせた日本人観光客や現地の日本人向け旅行会社の人たちにはあまり評判がよろしくない。まぁ、運営する側が何事ものんびりのんきな太平洋の人たちであり、途上国である事も多いので、いろんな点でツメが甘い事は事実だ。例えば前回パラオ大会では、二週間前になっても、日本のパラオ政府観光局になんの情報も無かった上、進行が掲載された大会パンフレットは開会して二日目くらいに出来上がっていた。また、各国からお祭りに参加するために、ホスト国に入る人たちだけでも2000人は超える筈で、もともとキャパシティの小さいホスト国への交通の便や宿泊施設が軒並み押さえられてしまい、普通の観光客への割当が無くなってしまうという問題もある。

なにより、日本人観光客は少ない日程をやりくりして海外に出てきている訳で、もともとのバカンスの予定に入っていないお祭りに関わっている時間をそもそも持ち合わせていないようだ。それでなくてもあまり日本では宣伝もされず、知名度も低いお祭りなので、現地に来て初めてお祭りの事を知る旅行者も多い。私はもともとお祭り目当の上に、その時の勤務先が理解があったり求職中だったりということもあって、それぞれ一ヶ月、二週間と比較的長い期間の滞在ができたが、まぁ一般的な日本の会社では、土日含めて一週間の休みが取れれば良い方だろう。せっかく休みが取れたのに、大会日程に重なったせいで飛行機が取れなかったり宿がとれなかったり、現地に入っても何かと不便を強いられたりと、顔をしかめたくなる気持ちもよくわかる。しかし、この大会に立ち会えた事は実はすごくラッキーで、滅多にできる経験ではないのだから、もう少し楽しんで行けば良いのに、と大会会場からそそくさと立ち去る日本人観光客を見る度によく思ったものだ。

アメリカンサモアはもともとあまり観光地としてメジャーな所ではない上に、日本からかなり遠く、行くのも宿を確保するのも大変だろうとは思うが、今年の夏休みにどこか変わった所に行ってみたい、と考えている方がいらっしゃったら、ぜひ候補にしていただきたい。地理的に今大会では、ポリネシア勢の活躍が期待できる。スパリゾートハワイアンズなどのショーでも見られる、いわゆるココナッツブラの腰フリダンス系ですね。ポリネシアは美男美女が多いので、それだけでも目の保養になりますよ。私もぜひ行きたい所だけれど、今回はどうかなぁ。色々厳しいけれど、前向きに検討したい!

余談だが、ヨーロッパでは企業に対し、従業員に年間三週間前後のリフレッシュ休暇を取らせないといけない、と法律で定めている国が多いそうだ。これのスゴい所は、あくまでリフレッシュの為の休暇なので、仮に休暇中に病気になって寝込んだ場合、それは療養であってリフレッシュではないからと、別に改めて休暇を取らせないといけないと言う。翻って普段の休暇どころか正月ですらカツカツの我が日本。人生を楽しむとは、如何なることなんだろうね。

2000年ニューカレドニア大会での写真。
こちらはアメリカンサモアの踊り。踊っているのは酋長の娘。
American_samoa

これぞポリネシアン。クック諸島の踊り。
Cookislands

大洋州では珍しいスペイン語を使用するイースター島(Rapa Nui)。ラテンとポリネシアの混血で、美男美女が多い。
Rapanui

地球温暖化で沈むと言われるツバルの人たち。
Tuvalu

YouTubeに上げてある2000年と2004年大会の動画はこちらから

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2007/01/11

~フラガール~ 太陽にキスを

ちょっと前の話で恐縮だが、ここ数年、クリスマスの少し前に休みを取って、相方と旅行に行くことにしている。で、昨年はスパリゾートハワイアンズ、かつての常磐ハワイアンセンターに行ってきた。なんでかっつーと、理由はいくつかあるのだが、一番はとてもお手軽価格だったからだ。

東京から無料で送迎バスが出ていて、一泊二食付き、スパリゾートの二日間入場券込みで、たったの10500円。

これで経営が成り立っているのか?と余計な心配をしたくなるくらいの料金である。

ここに行くことを決めた時、初めて『フラガール』の映画を知った。
まぁ、行く前にハワイアンズの予習にでもなれば、と軽い気持ちで観に行ったのだが、これがとてもいい映画だった。すごく乱暴にまとめてしまえば、『プリティ・リーグ』に『リトル・ダンサー』と『遠い空の向こうに』をまぜて、上質のエキスだけを汲み取ったような感じだ。映画についてのマスコミなどの紹介では、東京からダンスを教えにくる平山まどか役の松雪泰子と、これが映画デビューになる南海キャンディーズのしずちゃんのことがやたらと取り上げられている気がするが、全体を通して誰か一人が突出するという話でもなく、中弛む事もなく、最後まで楽しめた。劇中のダンスも、さすがに本場のタヒチやクックの連中には及ばないが、南太平洋文化オタクの私が十分に楽しめる内容だった。ついでに、はじめて豊川悦治がいい役者だと思えた(^_^;。まだ映画館で見ることができる方にはぜひ観てもらいたい。

ある事の責任を取る形で、東京に去ろうとしている松雪演じる平山先生を、ダンサーたちが引き止めに行く駅のシーン。ダンサーたちは、フラならではの方法で、自分達の思いを先生に伝える。とても素敵で感動的なシーンだ。これが実話だと言うから恐れ入る。あんなことされたら、そりゃ誰だって居残るわな。

あと個人的に、松雪や蒼井優らとは違って、映画の情宣でもマスコミでもあまり取り上げられないが、早苗役の徳永えりが非常に気になっている。中学を卒業後、家庭の事情で高校には行かず、選炭婦として爪を真っ黒にして働く18歳の早苗。なんとかそこから抜け出したいと切実に願う気持ち、練習なんてまだまったくしていないのに、初対面の平山に練習の成果を見せろと言われ、体操のようにぎこちないフラダンスを踊ってみせる時の精いっぱいの笑顔、そしてタヒチアンダンスの衣装を身に付けて、幼い弟妹に『姉ちゃん、めんこいか?』と嬉しそうに訊ねる姿。その後の展開を考えると、あまりにも不憫で仕方がない。フラダンサーの夢を、幼い弟妹のために諦め、父親の都合で夕張の炭坑に引っ越して行った彼女のその後はどうなったのか、それが気になって気になって(^_^;。早苗には、せめてその後に、そこそこでも幸せな人生が待っていたことになっていてほしいし、そこまで想像させる演技をした徳永も、もう少し評価されていいのではないだろうか?

さて、このblogの表題についている『太陽にキスを』は、フラガールのサントラの最後の曲、『フラガール 〜虹を〜』の一節。このサントラもいいんですよ。映画を観たらぜひこちらも買って聴いてみてください。照屋実穂という新人のシンガーソングライターが歌っている歌だが、
 
 大地に光を
 果てしない夢を
 太陽にキスを
 変わらぬ瞳を

というサビは、歌詞と曲調に、照屋の声質がマッチしていて聞いていて清々しい気分になる。自然と南太平洋の、海辺にたたずんでいる記憶が湧いてきます。

話もどって、スパリゾートハワイアンズだが、これが結構楽しかった。

最初の日は、なぜか室温が低く、水着でいると震えてしまって風邪をひきかけたが、帰りの日はウォータースライダーで滑ってはポケットの中の小銭を失くしまくるくらい散財してきた。そして、本物のフラのショーも、映画の影響か盛況で、内容も、国内版太平洋芸術祭、と行った感じで十分満足させてくれるものだった。まぁ、マオリの、特に男の方の踊りはもう少し努力(というか、迫力?)が必要かな。しかし、ハワイアンなはずなのに、フラにタヒチにマオリにサモアとくるならば、パプア・ニューギニアのシンシンもいれてくれないかな。マッドマンの踊りだったら、俺がやってもいいですよ、ハワイアンズさん(^_^;。フリ族のシンシンでもいいや。どうですかね?

Mud_man_1マッドマン

Furi_1フリ族

| | コメント (2) | トラックバック (5)

2006/10/05

Ndimakukonda 〜ディマクコンダ〜

山田耕平さんという元マラウイ派遣の青年海外協力隊員の方が歌う『Ndimakukonda(ディマクコンダ)』というCDを購入した。

山田さん自身のマラウイでの活動や、この曲の経緯などは、既に何度かマスコミでも取り上げられているし、ネット上にもいろいろあるので、詳細を知りたい方は以下のリンクを御覧下さい。

山田耕平オフィシャルWeb Site

アフリカで日本人の歌うラブソングが大ヒット! 人気歌手「Kohei」って誰?

2006年02月07日
マラウイで青年海外協力隊員が歌うエイズ予防啓発ソングが大人気
HIV/エイズ予防啓発を現地語の歌でキャンペーン !

ディマクコンダ(DVD付)

この曲一曲しか入っていないCDに、現地で撮影され、流されたVideo Clipが収録されたDVD一枚つくだけで、1350円はチト高くねぇかぃエピックレコード、と思いつつも、山田さん自身の印税と、収益の一部はマラウイのエイズ対策に使われるということなので、じゃあまぁ、寄付ということで、と思いを改める事にした(^_^;。

この人の事を初めて知ったのは、確かNews23かなんかだったと思う。はじめは、また変な意味での協力隊の宣伝かな、と思っていたが、協力隊だからという以前に、優れた作品だと思った。もちろん、協力隊でマラウイに行ったからこそできたことではあるが、山田さん自身が一人の人間として、しっかりとマラウイに関わった証なのだろう。歌われる歌詞は現地語なので、音だけだと全く意味は分からないが、その内容はとても分かりやすくて、マラウイの人たちが受け入れるだけの説得力のあるものだと思った。

こういう人をみると、パプア・ニューギニアでの隊員期間中、何にもなし得なかった我が身を振り返って恥じ入りたくなる。もちろん、協力隊員全部があんなに素敵な活動ができるわけではないのだが、もう少し、なんとか自分もできなかったのかなぁ、と曲を聴きながら考えてしまうのだ。
今さらどうしようもないことではあるけれど。

ちなみに、マラウイに限らず、途上国ではどこもエイズの問題は深刻だ(先進国でも、日本なんかは相変わらず意識低いみたいだけれどね)。PNGでも私がいた90年代末には、特に都市圏で結構高い感染率を記録していた。シンシンなどのイベントがあると、啓蒙活動の一環として、コンドームキャラクターの被り物(!)したボランティアが無料でコンドームが配ったりしていた。でもみんなで風船にして遊んでいたけれどね(^_^;。自分も含め、なかなかみんな身近な問題としては捉えにくいということなのだろうか。

この曲のVideo Clipでは、一応最後はある意味Happy Endだったが、実際には病気に対する正しい認識の欠如、罹患者への差別などで、ああは行かない事が多いだろう。地域社会の結び付きが強い場所であれば、村八分にされて、生活もままならなくなる事もあるかもしれない。啓蒙活動や治療体制の不確立、治療薬にかかる経費の問題など、解決しなければいけないことはたくさんある。こういった活動が一日でも早く、大きな成果をあげられるよう、自分でもできる事がないか、考えていかなかればいかんのだろうなぁ。

このBlogを読んで下さったみなさんも、そういう契機の一つとして、ぜひ一度この曲を聴くなり、CD買うなり、なさってみてください。Video Clipの彼女役のマラウイ人女性なんて、とても素敵できれいですよ(^^)。→の欄の下の方に、アマゾンへのリンクが貼ってあります。

にしても、こういった色んな事ごとを、立ち止まって考えられなくなっている最近の自分の仕事生活を、まずどうにかしたいもんだ。あ〜あ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2006/05/29

元気の源、赤いギニア!!

先日、JETROが主催している『太平洋諸島展』と言う展示会を見に行った。
大洋州各国の特産品の見本市なのだが、こじんまりとしている割には盛況で、なかなかおもしろかった。将来、こんなのを扱うお店でもやってみたいもんだと思いながら回っていたら、こんなの発見。

『元気飲むある原住民パワー レッドギニア』

60粒入り¥19,800。怪しい。怪しすぎる。

ここで取り上げられている『ブアメラ』とはパンダナスの実で、現地の言葉では『マリタ』と言う。確かにパプア・ニューギニアの山岳地方では人気のある食材だった。私も何度かマーケットで売っているのを見かけたし、ビレッジステイをしている時に一度食べてみたこともある。赤い部分を砕いてバナナの葉に包み、蒸し焼きにすると、赤い部分が溶けてソース状になる。それをスプーンですくってなめ、種を吐き出すのだ。味は、ちょっと脂っぽい、薄味のケチャップみたいな物だったように思う。塩味と脂分に飢えているハイランド人はみなこれが大好きだった。

もらったチラシによると、非常に栄養成分が高いらしい。確かに、普段イモしか食わないくせに、とんでもない山道を荷物を担いで平気で十何時間も歩き回る彼らの持久力には驚かされたが、まさかこんな所にその答えがあったとは。でも、胡散臭いなぁ。このレッドギニア、実際飲んでいる人がいたら、効果のほどを是非コメントしてください。

初めてこのブアメラをマウントハーゲンのマーケットで見た時、まだ現地語のピジン語がうまく話せなかった私は、売っていたおばちゃんに英語でその味を尋ねてみた。するとおばちゃんは『スウィートだ』と答えたので、実際に食べるまで甘い物だと思っていた。後で知った事だが、ピジン語の『スウィート』には、甘い、と言う意味ももちろんあるが、むしろ広い意味で『美味しい』という使われ方をすることが多い。甘いモノと勘違いしたまま、大嫌いなケチャップ味の実を無駄に買わずに済んだことにホッとしながら、他の言語を取得するおもしろさを実感したもんである。

さらに余談。
このブアメラを食べた後、トイレ行くと、大変なことになってます(^^;。以下、自主規制。

Marita1_1Marita2_1

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005/09/03

被災者に貴賤無し

今回のハリケーンカトリーナによるアメリカ南西部の被害に対し、トヨタ、日産、ホンダの各社は、それぞれ独自に結構な額の義援金や救援用車両を提供することを表明した。

もちろん人道的には結構なことなのだが、その対応の素早さ、規模の大きさに、ちょっと素直に受け止められない自分がいた。

カリブ海沿岸のハリケーン被害は、アメリカだけの事ではない。中米の国々も、よくハリケーンの被害に遭っている。私が協力隊でパプア・ニューギニアに行っていた98年にも、ハリケーンミッチがニカラグアやホンジュラスを襲い、かなり壊滅的な被害を与えていた。当時、同期のホンジュラス隊員からE-mailで伝えられた被害の大きさは、現在のニューオーリンズのそれにひけをとらない。しかも、ニカラグアもホンジュラスも発展途上国である。被災直後の救助活動や医療、物資の調達、その後の復興にいたるまで、当時の被災者の苦労は計り知れないものだったろう。

もちろん当時も、国際的な支援は寄せられていた。現地の協力隊員たちも、日本社会にむけて義援金活動を行っていた。しかし、今回のような日本企業の大口援助があった、とは聞かなかった。

民間企業の目的は、利益を出す事である。カトリーナのせいで、アメリカ現地の生産ラインが止まった日系企業も多いらしい。アメリカ市場は日本企業にとっても重要な市場で、早急に復旧してもらわないと困るだろうし、日頃なにかと評判の良くない日系企業イメージを回復する絶好の機会でもあるだろう。今回の自動車各社の援助の裏に、こういった計算が働いていたとしても不思議ではないし、実際に被災者の役に立つのなら、とやかく言うのも大人げない事かもしれない。

でもしかし、やはり少々露骨すぎるようにも感じる。ついこの間のスマトラ島沖地震の時も、こんな対応は聞かなかったように思う。やはり98年、パプア・ニューギニアの北部、アイタペ地方を津波が襲い、三つの村が壊滅し、三千人が命を落とした時、私達パプア・ニューギニア協力隊も日本に向けて義援金を募ったが、企業からの大口寄付は一件も無かったように記憶している。

やらないよりは、やった方が良いんだろし、実際被害に遭われた方々にしたら、どんな裏があれ、援助は助かる事なのだろうが、もう少し商売抜きに、広く人道的見地に立ってやってもらえたらな、とも思う。
天災の被害に遭った時は、アメリカ人もパプア・ニューギニア人もホンジュラス人もニカラグア人もインドネシア人も、黒人も白人も有色人種もキリスト教徒もイスラム教徒も金持ちも貧乏人も先進国も途上国も、関係なく助けて欲しいはずなのだから。

| | コメント (3) | トラックバック (3)

2005/06/28

デザイン変更

暇があったので、このブログのデザインを変えてみた。
今までは、ココログ標準の『専用』と言う名前のテンプレートを使用していた。←のプロフィールのデザインは、その『専用』のままなので、どんな感じかはそちらを見てみて下さい。
まぁ、ようは『シャア専用』と言う事で、使われている色は赤と黒と黄色。別にガンダムオタクだからこれを選んだ訳ではない。赤、黒、黄色は私の協力隊赴任国、Papua New Guineaのナショナルカラーなのだ。

以前にもこの色をベースにしたWeb Siteを作った事があるが、正直、この色の組み合わせで、見易いデザインを作るのは難しい。どうしてもケバケバしくなってしまう。この『専用』テンプレートも、シャアのカッコヨサから遥かに離れたケバケバしさだった。それがPNGっぽい、っちゃその通りで、そんなに嫌いでもないし、ブログに慣れるまではこれでいいや、と使っていたのだが、ブラウザの種類によっては読みづらかったし、なによりページ全体のレイアウトが今一つ気に入らなかった。
ま、タダで使ってんだから、文句は言えないが(^^)。

今回、ずいぶん読み易くなったと思う。
使用したのは『アポロ』というリッチテンプレート。
どこが『アポロ』なのかはよく分からないが(^^;、
My Favorite Band、"PINK"にちなんで選んでみました。

<追記>
その後、またデザインを変更しました。
現在は『アポロ』テンプレートではありません。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧